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2004.05.21

2004年5月の日記

5月の思い出:「GWが終わってから梅雨までのこの時期が、実は軽はずみなことをするには好適な時期である。五月病になるのは梅雨に入ってからでも遅くはない」
5月の印象:「やれる範囲でやりたいことをやった1ヶ月のような気もする。ただ眠くてしかたがない」

5/1(土)
執筆に着手するが仕上がらず、昼に中野へ。フォルクローレ関係の方の別荘に中軽井沢へ。到着後演奏、周辺散歩など。中軽井沢は落ちついた別荘地帯で、私が持っていた軽井沢への悪印象がいくらかほぐれる。
クレソンの天麩羅と鮎が非常に美味。30年以上もののテキーラを演奏中水のように飲んで酔う。
「コンドルは飛んで行く」「ケーナが泣いている」「灰色の瞳」「君の影になりたい」「TRISTEZA」など。

5/2(日)
朝また散歩する。午前中に北軽井沢・ミルク村そばにイラ・イ・アルカのメンバーが開いたレストラン「パンカーラ」(0279-84-3843、通年営業の予定)に陣中見舞い。「アンデスのこだま」のチケットを置いてくる(なので万が一お店に行かれた方はご購入をご検討下さい)。
昼別荘に戻り、15:30ごろの新幹線で東京へ戻る。「峠の釜めし」が新幹線ホーム以外では売りきれていた。軽井沢駅の駅そばは意外とうまい。
荷物を東京駅構内へ預けた後、有楽町へ向かい「秋園美緒食事会」に出席。フレンドリーな会でほっとする。最後に唄った「涙そうそう」が水準高い。

5/3(月)
昼は日本青年館へ宝塚月組「イトシキヒトヨ」を観劇。齋藤吉正のボケナス世界観に付き合うのは苦痛だったが出演者はおおむね良く、出演者の力量を殺さないだけマシかと思う。演出家の言うことを聞いていないだけという考えもあるが…。
近くの「ホープ軒」でラーメンライス。
終了後はひたすら執筆。

5/4(火)
13:00出勤。いまいち力が入らない。

5/5(水)
9:00出勤。眠い。

5/6(木)
9:00出勤。編集業務が結構タイト。

5/7(金)
休み。執筆でドロドロした後「TAKUYA&YOSHIO」の「アンデスのこだま」練習のため静岡へ行く。「データイムグリーン券」で普通列車にて移動。途中沼津で下車し、「魚がし鮨 駅前店」(055-951-3750)でセット2200円。まあまあだがランチのお値打ち感には及ばないので14:00までに入店すべし。その後仲見世商店街の「マルサン書店」(055-963-0350)で業務上の学習参考書を購入。ここは本が揃っているし、文化拠点な感じがして好印象。さらに雑居ビルの2階のカフェ「CAFE TORRENT」(055-962-1539)へ。ここは露骨に女性向けで店員も女だが、プディング系の菓子が美味。男独りは珍しかったらしく話しかけられる。開放系でまた来たい、と思わせるカフェであった。

静岡到着後「ホテルドルフ静岡」へ。エコノミーシングル6980円。北欧風の内装を持つ小さいホテルで、以前会議で使っていた。全般に落ちつきがあってよい。ビデオも無料で流しっぱなしなのだが同一のものがぐるぐる回るので何回も見ると頭がおかしくなる。
相方のTAKUYAが待ち合わせに遅れるとのことなので、隣のコンビニでいなり寿司、さらに菓子屋のスイートポテトを購入して待つ。合流後20:00から東静岡の楽器屋で練習。店員が頭悪く切れそうになる。
スタジオはミニライブができる空間で、ステージとフロアに分かれているので早速遊んでいたところデモ録音が進まず、24:00までフルパワーで練習するハメになる。面白いスタジオであったが疲労しまくり、最後中腰でバンドの写真撮影をタイマー撮影でしていたときにAV男優のようなうめき声を出す仕儀となる。
終了後は25:40まで「デニーズ」でステーキを食いながら雑談。このあたりからダイエットを放棄し始める。ホテルに戻ったのは26:00ごろ。

5/8(土)
6:40に起床し7:00にホテルを送迎車で出発。新幹線に乗り8:20ごろ東京着、そのまま出勤。鼻水が止まらない風邪を引いてしんどいが業務上のトラブル(ゲラが届かない)が発生しさらにテンパる。
夜は高田馬場で大学以来の友人と食事。

5/9(日)
朝9:00に出勤し、遅れた業務に着手したところで上司とPR活動のため外出。雨がそぼふり風邪にはきつい。当初は終日拘束だが容赦願い、あとはひたすら編集作業。
昼は立ち食い蕎麦、夜はらんぷ亭で牛丼セットとかなりバッドな食生活。帰宅後は執筆に勤しみ布団を敷かずに仮眠を2時間ほど。

5/10(月)
朝送信した後出勤。昼は満留賀でそばセット、夜は「えびやこなまる」でかき揚蕎麦冷やしで410円、美味。帰宅途中で寿しをスーパーで購入して食べる。

5/11(火)
9:00出勤。体調が悪いが翌日から休みが多いので堪える。

5/12(水)
休み。船橋での買い物→東船橋でのマッサージの後は延ばしに延ばした執筆に明け暮れる。布団を引かずにまた仮眠生活。

5/13(木)
明け方1/7がどうしても完成しないがとりあえず完成分を送り、2時間仮眠。その後早稲田に赴き、「メルシー」で野菜そばとチャーハン。かなり美味いが学生のような食事量。
ツテにより中曽根康弘の講演会を聴く。「小泉」と「橋本」を言い間違えていた。話の内容自体は予想の範囲内だったが、質問などに思ったより率直に答えていた。
終了後知人と演劇博物館、無料にしてはいい施設。早稲田もたまには銭ゲバでないこともするものである。その後よく考えるとグロッタ入った施設である大隈小講堂で占領期検閲資料データベースに関する研究の発表会を聴く。「GHQ憎し」系のオヤジが学術発表の席にしては感情入れた質問を浴びせていた。

終了後友人と表参道のマックで作戦会議。久々にビッグマックなどを食う。京葉線で帰宅。

5/14(金)
13:00出勤。夕方の休憩時間に満留賀で天ザル→こなやえびまるでかき揚蕎麦冷やし大盛りというそば連投に出る。微妙にやけっぱちである。帰宅後は仮眠もなく徹夜執筆。

●5/15(土)
朝4:10まで原稿執筆、その後納豆茶漬け(赤味噌を入れるのがポイント)を丼1杯食べ、4:45家を出る。5:10発の空港バスに乗り羽田へ、羽田でチェックイン後万世カツサンド+コーヒー、早朝の奇妙なハイテンションとカツサンドのまいうー感が微妙なマッチング。空港の保安チェックでZIPPOのライターを取り上げられている奴がいた。

6:35のJAL1501、久々のアッパーデッキに乗って伊丹7:35着。モノレールで蛍池、阪急のクロスシート普通列車に乗って梅田に8:25ごろ着。携帯電話使用のロッカーに荷物を預けたのち駅構内のKINKO'Sで26分執筆の仕上げ→納品。420円。終了後ジューススタンドでミックスL260円をがぶ飲みしていたところインド人団体にとっつかまり(目が合ったら「COIN LOCKER?」と訊いてきた)でかいロッカーを案内させられる。その後場外馬券の客でごった返す一角の「ESPRIT」なるカフェバーもどきの店で399円のモーニングを食っていたところ、隣のカップルが山崎パン(?)「超熟」に針が入っていただかでスーツ姿の男2人にクレームを入れている図にぶつかる。クレーム入れられているほうは灰皿に砂糖をまぶしていた。

昔からの知り合いに会いにJR芦屋へ。早く着いたので駅構内「DELI CAFE LIVING芦屋」(0797-32-5141)へ。思ったよりマシな接客・コーヒー(ただし薄い)。駅のコンビニ前で待っているとトヨタよりもBMVの数が多い。11:00過ぎに合流してから、オープンカフェ系の「BRASSERIE JOJO」(0797-31-1000)でランチ。子供連れだったが、店の応対・雰囲気はナチュラルで高評価に値する。ただし食事の量は少ない。以前忘れていった雨傘を受領する。

阪急芦屋川駅まで送ってもらい、新開地へ。新開地を初めて歩くが、みなとまつりの影響で商店街にブラバンが徘徊していたので裏道へ。1泊2000円のドヤの前などを歩いた後鰻やでうな重を食べる。いまいち。

新開地から思ったよりローカル色強い神戸電鉄にひたすら乗り有馬温泉へ。宝塚ツアー。合流後宿泊先の「有馬ビューホテル」(078-904-2295)へ向かう。到着後入浴、食事、飲酒兼会議と過ごし寝たのが26:00ごろ。途中から眠気が不定形になる。

●5/16(日)
6:10ごろ起床し朝風呂を浴びる。7:00から50分ほどかけてバイキングの食事を堪能、阪急系ホテルは朝飯が美味い。チェックアウト後9:30のバスで宝塚へ、雨が強くなり後ろに座ったおばさんに「靴の中を拭くティッシュをくれ」と言われる。

11:00の宙組「ファントム」を総見なのだが、劇場内が「すみれ売り」も徘徊する結果ごった返す異常事態。雨なので非常に動きづらい。

観劇終了後駅付近で定食を食べた後「ルピシエ」にて茶話会。終了後「のぞみ」で帰京する。

●5/17(月)
9:00出勤。昼は「満留賀」。

●5/18(火)
13:00出勤。朝に洗濯を強引に行う。昼は「こなやえび丸」でかき揚そば+かつ丼だがかつがちゃんと煮えておらず堅い。夜はコンビニのパスタサラダ。

●5/20(木)
9:00出勤。本社のランチミーティングなるものに呼び出され会社の2トップと新入社員10人(ほぼ全員中途)で食事をするはめになる。弁当を5分以内に食べ終えたら笑われた。

●5/21(金)
13:00出勤。昼は「こなやえび丸」でかき揚そばを食べるが天麩羅の数が減る。

●5/22(土)
昼は狛江「マンマパスタ」にて知人と。もう行くことはないかと思われる。夜は浜松町にて劇団四季「この生命はだれのもの?」。おおむね上手いのだが、一部いかにも劇団四季で受けた指導を忠実に履行している役者がいて失笑。あとベテランだからといって上手いわけでもないことを、抑えた演技のつもりで流れをぶち壊していた婦長役を見て痛感。

●5/23(日)
9:00出勤。

●5/27(木)
9:00出勤。職場で面接なるものを担当する。ツッコミとしての性格を抑えるのに苦労する。さらに夜は船橋市の解説も行う。

●5/28(金)
休み。新宿で所用を済ませた後、日比谷にて貴城けいの出にかち合ったあと「ザ・サイアム有楽町店」で知人と4時間ほど飲み食い。ソフトクラブの炒めなど思ったより美味、楽しく過ごす。ただし執筆は進まず、週明けでご容赦願う。

●5/29(土)
9:00出勤。終了後ボックスシートで巨人VS横浜戦を見る。巨人の楽勝ゲームだったが河原登板時だけ横浜ファンが盛り上がった。終了後「揚州商人」でラーメンを食べる。

●5/30(日)
朝日比谷に行くが空振り。「宝塚アン」で麻乃佳世写真集を入手。
午後から湯島へ。意外と上野から近いことを再発見。
「東京うどん天神」(03-5846-4040)、カフェっぽい店構えや運営方針、値段の高さはむかつくがうどん屋としては天麩羅がうまい。「谷中珈琲店湯島店」、個人経営っぽいチェーン展開の偽装がむかつくが豆自体はよい。キリマンを購入。
14:30~16:30で木下尊惇リズムワークショップ。ボリビアのリズムを愚直にやる木下さんは評価に値するが、運営は相変わらずまずい。
帰宅後は原稿の仕上げ。仮眠を少し取りながら執筆三昧。

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2004.05.04

【曲目紹介付】7/3コンサート御礼

7/3のコンサートは「コミックデュオは残念」などとアンケートに書かれつつもまあ無事に終わりました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。いらっしゃってくださった方には篤く御礼申し上げます。
…ただ、司会のねーちゃんがなんら挨拶もせずに「面白いですね」の一言でわれわれの演奏を処理したうらみは、どこで晴らそうか思案中です。

あと演奏が1曲分、「関東フォルクローレ連盟」のHPにUPされていますので興味のある方はどうぞ。

以下のパンフ原稿の案内は記録用に残しておきます。

TAKUYA&YOSHIOは、フォルクローレコンサートに出演します!
ぜひいらしてくださいませ。
このコンサートに出演するのは3回目になりますが、
今回も物議を醸すステージを目論んでおります。

第23回 アンデスのこだま(主催 関東フォルクローレ連盟)
日時:2004年7月3日(土) 17:00会場 17:30開演
会場:曳船文化センター(東京都墨田区)
入場料:前売り\1,300- 当日\1,600-
出演:ブランカ・ロサ
    マチャスカ
    TAKUYA&YOSHIO
    カンチャ・ニャン
    ケーナサークル鳥と風
    グルーポ・パルワイ
    グルーポ・ミスティ

チケットを預かっております。
ご入り用の方はメールにてお知らせ下さいませ。よろしくお願いいたします!!
詳細決定次第また発表いたします。お問い合わせもお気軽に。

※以下はパンフ用の原稿を転載しています。
●チーム紹介 TAKUYA&YOSHIO
1991年結成。以後船橋市葛飾公民館で13年連続コンサート開催、「アンこだま」は今回で3回目の出場と地道な活動もしてますが、業界での評価は高見盛かSHINJOか……。そんな我らの存在理由、いざ言問わん都人、今日も貴方とBailando。(136字)

●曲目紹介
1、リベルタンゴ Libertango (A.ピアソラ)
03年コスキン・エン・ハポンで初演。タンゴの革命児ピアソラの代表曲の一つを反ヨーヨー・マ的アプローチでストリートな仕上げにしました。ピースでポジティブな皆様のリスニングをお願い申し上げます。(109字)

2、平和に生きる権利 El Derecho de Vivir en Paz (V.ハラ)
02年アンデスのこだまで好評を得たナンバー。チリの「新しい歌」の旗手であったV.ハラがロックテイストのアレンジをまじえて民衆の平和の権利を歌い上げた内容を、飾りや気取りなくがっつり表現します。(109字)

3、パスカ・リンダ Pascua Linda (ボリビア伝承曲)
タリーハ地方の復活祭を唄った民謡で日本ではルス・デル・アンデの演奏などで有名。独自のアレンジにむかつきを覚える方も、どうか「大切なことは歌いたい欲求だ。そうするとそれが歌なのだ」(H.ミラー『北回帰線』)というスタンスに忠実な我々の意図を一掬いなりとも汲んで頂けると幸いです。今回初演。(162字)

4、山から来た男 (TAKUYA&YOSHIO)
98年作のオリジナルナンバー。リズムはカポラルをイメージしています。「フォルクローレじゃない」と罵倒されがちな我々のひそやかなリスペクトを感じていただけると幸いですが、まずはお楽しみくださいませ。(112字)

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