09/09の日記
●9/9(土)
昼目が覚めて、買ってあった「五島軒」のアップルパイ。
結構高いが正統派な味。
その後「吉光 南口店」で特上寿司1.5人前1350円(13カン程度+巻物)。
ここはネタによって味の上下が激しいが、セットに限ってはCPきわめてよい店。
マグロ系、貝がヒット。ただし並んで食っている大学生風なのに単品をえらそうに頼んで講釈を連れに垂れるバカ男と、立ち食いの店なのにとけそうな科を作っている女のカップルはきわめてよろしくない。
イトーヨーカドーで1000円の財布を購入。壊れかけた150円(ダイソー)のデニム財布からバージョンアップ。
船橋西武の上の本屋に行くが、コーヒーを飲みながら本を選べるなどの文化的な装飾がなされている割に店員のすさみ方がひどい(立ち読みもせずに本を物色している客の脇で本をドスンと置く小生意気リーマン風の店員は何事か)。とりあえず『歌舞伎町案内人』(角川文庫刊、李小牧)を立ち読み。歌舞伎町は遊びの町としては一見さんシフトが激しいということを考え合わせれば、この著者の面白おかしいもてっぷりとともに描かれる「歌舞伎町マンセー」記述にはついていけない要素があるが、「やくざに取り入るには挨拶が大事」とかいう臆面もないサバイバル技術の描写は、体を張ったリアリティがあるだけに大変面白い。この本とは関係ないがこの著者がいくという「中国菜館」は、さして安くない割りに妙にフレンドリーな接客をする店で存在理由が不明だが、歌舞伎町っぽさを味わうには好適な店。
晩飯はミネストローネと「やっこ野郎」(最近三和豆友の奴隷)は旨かったが、北辰水産で買ったハモが化学物質の味がするので廃棄。ここは見切り品でも十分おいしい魚屋だが、さすがに半額をはるかに下回る値段の商品は避けたほうが賢明か。
NHK「相馬野馬追」のドキュメンタリーを見る。先輩が和やかに飯を食っている若手のところに乱入して喝を入れるような雰囲気がきわめて嫌であるが(だから田舎から若者も減るしいわゆる伝統芸能も、主体的に選んでやるような人士にはやりずらく結果衰退を招いている)、野馬追への愚かしいまでの情熱とかには頭が下がる。自分にとってコスキンとかってこういうものなのであろうか、とらちもない自問。
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