1/28-の日記
●1/28(日)
昼は納豆、ひじきなど。
夜は18:00-20:00で「スタジオサン」Aスタで練習。
夜は吉野家で久々に豚丼(西船橋の吉野家は食欲を刺激する店)を食べた後、家でマーボー春雨。
●1/29(月)
昼は「ロゴスキー」。今回は接客もまあまあ、老舗で安定感ある味で高評価。
夜は渋谷の駅の「二葉」であしたばせいろを食べてから、セロリのベーコン炒め。
●1/30(火)
昼は「アユンテラス」。
夜はNODA・MAPの「ロープ」を観劇。野田秀樹は久々(「桜」以来?)。
最初の台詞の言わせ方あたりや「あったことをなかったことにはできない」というアリス風の言葉による展開は「あー野田だ」という感じだが、想像よりわかりやすいつくり。
プロレスのロープが…というところが「ケーフェイ」の学習がしっかりしている感じで爆笑、そのあとのアングルにこだわりすぎて事態が展開していくなどの描写は爆笑とともに批評としてすごいとの印象。
ただソンミ村のエピソードを引っ張ることが現在への照射としてどうなのか、その前との接続の悪さとのバランスからみて微妙な思い。その後の廃墟の静謐さは背筋がぞくぞくとしたものの、ラストは救いがない印象。
(だって生命をもらった少女が結局リングの下に引きこもっている実況マニアという状況が救いには見えない。もっと藤原竜也の役が大きくなければ救済されない。宝塚でやったら多分ラストは救済になる。救いがないほうが現実への批評として優れているのだろうが)
出演者は藤原竜也はうまい、あとプロレスラーが実際に出ているのは説得力が違ってよい。
宮沢りえは、芸能人が舞台に真摯に取り組むとこうなります、という枠の中の演技。舞台で出していた不思議テイストはいつまでいけるのか。
渡辺えり子は流石にうまいが、うまいゆえに演出と実際のインパクトのバランスが崩れる要因にも。
無条件の傑作ではないと思うが、意識を揺らすという意味でインパクトのある作品であった。
終了後は「酒菜亭」(3780-1313)で。腹いっぱい食べる店ではなく、日本酒をほどよく美味に飲む店。名店系にありがちないやみもなく渋谷では貴重な店。
●1/31(水)
昼はナカムラヤのたら西京焼き弁当。夜は「オリビエ」でバジリコパスタ。
●2/1(木)
昼は「CENTO ANNI」でポークロースの赤ワイン煮。赤ワインがダイレクトに来る感じが、肉とジャガイモのボリュームにあっていてかなり好印象。
夜は「富士そば」で特撰富士そばを食べたあと、自宅でタラコパスタ。タラコパスタはS&Bのほうがうまい。
●2/2(金)
昼は久々に「台所屋」で回転すし11皿+味噌汁2杯。ここはなかなかネタが出てこない店だが、注文のあったネタを複数回転台に載せるという昔風のマナーができているのでコバンザメ戦術で食べる。
夜は記憶なし。
●2/3(土)
朝蘇我へ。途中で駅で角煮まん。
終了後「UCC」でコーヒー飲んでから「いい菜ゼスト」で豚レバーのフライなど。安い。
自宅でご飯などと食べた後昼寝。
起き出してブリジストン美術館で木下尊惇フォルクローレユニットによる「ボリビアの歴史と音楽」。
第1部のアウトクトナとバロック音楽は正直いただけない水準。演奏バラバラ。
「CACHUA SERRANITA」と「EL CHUTILLO」は素晴らしかった。
第2部のスライド上映は拾い物で面白かった。木下氏に陣内智則風の話術があったのが意外。
第3部は第1部より大幅によく、福田氏の「EL ARRIERO」あたりから活が入った感じで、MECAPAQUENAあたりまでがこの日のハイライト。
全体にバイオリンが表現上のボトルネックになっていた印象がぬぐえない。あと菱本氏、橋本氏といった日本きっての手だれが吹いていたのだが、管楽器の音が小さいミックスなのかパンチに欠ける印象。
企画自体は真面目なものとして大変よく、会場も雰囲気よいのだが、熱量に若干欠ける印象を持ったコンサートだった。2500円というチケット代(入館招待券つき)では文句をいいにくいぐらいには良いところのあった水準(4000円だったら×)だが、このメンバーならもっといろいろできるのではというやくたいもない希望をこめて厳しいことをいう。
終了後八重洲地下の「古奈屋」でカレーうどん+ボイル野菜。ボイル野菜のボリュームと、本店と極端な差はない水準に○。チェーンとしては上出来な店。
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