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2008.05.23

【告知】5/24宝塚本サイン会実施!

久々に「宝塚プラス」方面で動きがございましたので、告知いたします。

宝塚ファンの人の間ではつとに有名な、現在・過去・周辺含めた幅広い宝塚を満喫できる宝塚グッズ専門店、宝塚アン

その「宝塚アン」が発行しているメルマガのコラムでおなじみの、またテレビ出演などで、日本一(おそらく世界一)の宝塚グッズコレクターとして有名である「オスカル草葉」こと作家の草葉達也さんと、宝塚歌劇などの評論家として著名な作家・川崎賢子先生によるサイン会が東京宝塚劇場すぐ横の「宝塚アン・東京有楽町店」で行われます。
当店で当日お二人が執筆されている「宝塚プラス」(小学館クリエィティブ)1、2をお買い上げの方にサインします。(各巻先着50名様)
宝塚関係のカリスマ作家による緊急サイン会をお見逃しなく!
ぜひお越し下さい!

日時: 2008年5月24日(土)
一回目14時~15時
二回目17時~18時

(宝塚関係でお知り合いの方、宝塚関係の検索でたどりつかれた方)日比谷に行かれるかたもそうでない方も、ぜひご来場ください。特に草葉さんの存在は知っているけど観たことがないという方、絶好のチャンスを逃す手はございません。
(フォルクローレ関係のお知り合いの方、フォルクローレの検索でたどりつかれた方)非常に恐縮ですが「チャランゴの集い」の感想は後で書きます。まずは宝塚のマニアワールドを1度ぜひ体感しましょう!(TAKUYA&YOSHIOのサイン会の予定は、おそらく永遠にございませんが万が一ご希望の方はお声かけください)
(その他の方)よくわからない点もおありかと思いますが、まずは一度宝塚的空間を味わいに来ませんか?

以上恐れ入りますが宜しくお願い申し上げます。

5/23 YOSHIO 拝

※おかげさまで無事実施されました。誠に有難うございました。次このようなイベントがございましたら、私も手伝いなどするようにいたしますのでお待ち申し上げております。

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2008.05.12

5/10-11の日記+仙台の皆様へ御礼

●5/10(土)
前日遅かったためギリギリに目覚めて東京駅へ。車中でチキン弁当。
12:30過ぎに仙台駅に到着、演奏家仲間に拾っていただき牛タン(気軽な店だったがさすがに本場、それなりの水準で満足)食べてから、喋るだけでなく演奏して遊び、さらに新ネタの仕込みというか指導などもいただく。
ちょっと面白いコラボがいつの日かできるかもしれません。という感じ。

練習の合間に飲んだマテ茶が非常に美味であった。

18:00からは「インパクト」(022-222-0939)というお店でフォルクローレ仲間の飲み会、かなりディープかつ活発な飲み会となる。当然演奏もびしびしとして5時間ほど滞在する。
私がやったことを記憶の範囲内でメモすると、
・ア・ドンデ・バモスを日本語で
・君の影になりたいを日本語で(「12年前にリトルワールドでこれを聴いて衝撃でした」という方がいらっしゃっていて、悪いことはできないものだと痛感)
・ボリビアケーナでは日本でもトップレベルのケーナ奏者である高橋易宏さんと「エンクエントロス」や「コンドルは飛んで行く」をかけあいで、またグルーポ・アイマラマニアの先達である高橋さんとともに「サリリ」演奏、さらに昨年のコスキン審査会優勝チームであるガラクタ★BOXギターの方と「サンフランシスコへの道」も
(高橋易宏さんのブログはこちら
・ケーナ奏者4人で「MOLIENDO CAFE」リレー演奏
・久しぶりに「コージャ族のクエッカ」を演奏
とかなり滅茶苦茶であった。

その他にも津軽三味線とケーナのコラボ(「どんぱん節」なども)や、ソレダーを思い起こさせるような女性歌手の熱唱、まう氏のいぶし銀のカランペアード、筑波大出身のケーナ奏者の方の折り目正しい演奏などさまざまなスタイルを一度に味わい、通常の1月分の練習量に相当する出稽古をこなしたかのごとき達成感に浸る。非常に刺激に富んだ一夜であった。

終了後ホテルに戻って寝る。

●5/11(日)
朝出勤要請が来るかと思って冷や冷やするが特に連絡なく、普通に朝食。バイキングで食べ過ぎるが、特に突出したものではない。
また拾ってもらってから、「びーわん」で盛岡じゃじゃ麺セット並盛。ジャージャー麺ではなく、うどん風の麺にゴマ味噌風のものなどが乗っていて、混ぜて食べるもの。ジャンクだが想定外に旨い。さらに卵を混ぜてチータンタンなるスープも飲む。これにセットのライスを入れるのも乙であった。
店構えも沖縄の定食屋(「みなと食堂」など)を連想させるゆるさ(そういえばなぜか三線があった)。サンドウィッチマンの写真が飾ってあった。

そこから仙台駅内の「華々美人」で茶。タピオカやマンゴーを楽しむのが本筋の店だろうが、タピオカホットティー(オレンジペコー)を頼んだところ黒糖の味が強く干しプラム味のお茶タピオカ入りという味になっていて、駅ナカとは思えないチャレンジングな仕上がりを満喫する。店も駅ナカにしては落ち着ける雰囲気であるが、刺激を求める方に意外にお勧め。

お土産は菓匠三全のずんだ餅。新幹線改札そばで適当に買った割には、これまでのずんだ餅よりもはるかに枝豆の味が強く満足できる水準。

帰宅後ずんだ餅を食べてからさわらや太刀魚の塩焼き、小松菜のおひたし、もやしのサラダなど。

※今回仙台では、演奏家の皆様に大変よくしていただき、感謝しきりでございます。本当に有難うございました。また遊んでください。とくに2日にわたってご迷惑をおかけしたU様、まう様、篤く御礼申し上げます。

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2008.05.09

5/6-5/9の日記+仙台に行きます

●5/6(火)
祝日だが出勤。GWの残り香をかぎながらも仕事がたまっていてストレス。
昼ははまちのつけ焼き、夜は「ティーヌン」でセンヤイトムヤムラーメン+角煮ハーフ。
「こぺんぎん食堂」のメニューのルーツに思われることは事実だが、こちらはコクよりも酸味で勝負。パクチー増量がはまる。

●5/7(水)
昼はCENTO ANNIで肉料理が終了していたのでスパゲティ、これがオリーブ油がきっちり硬めの細麺にはまる。以前よりも大幅にうまい。

●5/8(木)
昼はアユンテラス、夜は明太子パスタと冷奴にメンマを乗せたものなど。

●5/9(金)
昼はCENTO ANNI,肩ロースのワイン煮だがかなり上品な味。新機軸なうまさ。
夜はとりあえず富士そばの冷し特撰そば。富士そばはあまり高く評価できないがこれは高い(490円)なりに上等。

※明日仙台に行きます。フォルクローレ関係の皆様と交流する予定で楽しみにしております。リアル知り合いの方で仙台周辺の方、気が向かれたらご連絡ください。

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2008.05.05

5/2―5/5の日記

●5/2(金)
休日出勤の事前振休だが、取引先や会社から4,5本電話が来る状況。
昼は「東魁楼」で揚州風の冷やし麺。そこそこうまい。

夜は野菜の煮付けなどを作ってシンプルに。

●5/3(土)
昼の記憶なし。
夕方家を出て中野ブロードウェイ「さかこし珈琲店」(TEL 03-3388-3449)でコーヒーを飲んでからモーニング娘。のコンサートを観る。2階ファミリー席。
離れてみると衣装の露出度の高さも気にならず、それなりにきびきびとした舞台姿を安心して見ていられる。というか2時間ほぼノンストップ公演を1日2回、出演者9人で行うだけで率直に言って凄いとは思うし、前半のシンセびしびしの曲調にひきながらもなんとか最後まで楽しめる公演であった(ハロの音楽アレンジはギターなどにQUEEN系ロックテイストが忍び込んでいて好きなのだが、ヒット曲でない曲に顕著なシンセの凡庸な音圧が辛い)。

特に前半の高橋愛と田中れいなへの歌の負荷のかかり方にひやひやする。振り付けも、脚を伸ばしたまま半回転して飛び降り両足揃えて着地、など無茶なものが多く怪我を心配したくなるような代物が一定数あり、もう少し芸術性などの逃げ道を作ったほうがよいように思うが、これがつんく♂流なのだろうか。

高橋愛の宝塚風ナンバーでのキザり方が背の低さをものともしない宝塚調(舞台のそれぞれの側での異なるキザり方など)で、宝塚愛を感じてヅカヲタとして感慨に浸る。だからといって客席後ろから「とってもカッコよかったよ」と掛け声をかけるのはどうかと思うが。(この人は最後に「みんなカッコよかったよ」と言っていた。まあそれは嘘ではないけども)

終了後魚の旨い居酒屋で軽く飲み食いして帰宅。貝類とキンキの煮付けが劇美味。

●5/4(日)
昼から諸般の事情で社外イベントの補助に従事。夕食はマックでビッグマックとフィレオフィッシュ。
疲労して終了。

●5/5(月)
休み。パンを食べた後17:00~2時間スタジオサンAスタで練習。
終了後西船橋駅構内の「Imperial Treasure Express」で坦々麺ときゅうりのにんにく漬け。
駅の中、と割り切ればそれなりだがコクに欠ける味。

いつものように北辰寿司の半額モノをゲットして帰宅。船橋はなんとなくいつもより人が少ないような。

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アクセス数20000超えました

●こちらのブログ(というかほとんど単なる食事日記)も、開始しばらくたってから始めたカウンターで20000を超えました。おおよそ1年ちょっとで10000アクセスという計算になります。

アクセス数は、店の名前などの固有名詞を基本実記しているため一定数ありますが、コンスタントにチェックしている人はリアル知り合いの数ぐらいしかないと思われます。(現在は平均30弱/日)

今後ともテロテロ続けていきますので、お見捨てなきようお願い申し上げます。
TAKUYA&YOSHIOの音楽的展開なども早く発表できるように努力いたしますので、併せて前向きにご検討お願い申し上げます。

2008年5月3日 YOSHIO 拝

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沖縄旅行日記(080426-29その2)

●4/28(月)
5:30に起床、ホテル6:00までに出る。朝食キャンセルし徒歩移動、途中コンビニで油味噌おにぎりなどの飲食物確保。那覇バスターミナルでバス停に迷ってバス会社に電話し教えてもらい、6:22発~111番高速バス~名護市役所7:53ごろ。
名護市役所の建物を見学していると、職員がぱらぱらと出勤してくる。
名護市役所は独創性の高い建築物でありその周りの木々も含め見学に値するが、曇り空の朝に見ると宮崎アニメに出てくる廃墟を連想させる。これは沖縄の建物の多く、特に黒ずみのきついコンクリに草が覆いかぶさる類を見るたびに思うが。

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国道ではタクシーを捕まえられないので、市役所の反対側に行ってタクシーを捕まえる。8:08ごろ乗って本部港8:23ごろ着く。ルートマップでは14.4キロらしい。2600円程度。

本部港9:00発~フェリー~伊江9:30着。フェリーではおにぎり1個とソーセージと漬物のパック100円+カップ沖縄そば100円を食べる。後者案外まとも。地元の小学校団体が入ったりしてかなり席は埋まっているが、小学生団体が当たり前のように一番前のよい席を押さえている。
村職員(英語が話せる大卒っぽい職員がいた)が案内する直通バスでリリーフィールドに向かい、ゆりや海岸線を見物。ゆり祭りが実施されている。1時間ちょっともいれば十分であるが、ゆりはそれなりの迫力(ただし写真ほどの魅力はない)だし、案外と海岸線の植物群生が見ごたえアリ。さらに言えば、10本程度入った島ラッキョウの天ぷら400円が、揚げたてとはいえ飲み物などなくても食べきれるぐらいのありえない美味。沖縄で食べた食べ物のトップレベルに来る。地元のお母さん方がやっている出店のこれだけのために行く甲斐があるのでは。
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11:00にリリーフィールドを出るバスで港に戻る。伊江島は想像より大きく、歩いて回りにくいがかといって自転車に乗るのも面倒くさいので回れる範囲を回ることに。
アーニー・パイル記念碑(東京宝塚劇場の旧名にちなんで)へ行き、隣にある雑貨屋「ninufa」で30%セールの皿を1枚買う。皿を買おうと持っていったところハイビスカスティーをくれた。さらに歩いて子どもが遊ぶ設備の整った公園の脇を通って「芳魂之碑」へ行く。
向かいの伊江中学も立派な建物である。

ここまでで体力が尽きたので港へ歩いて戻り、港の売店(かなり大きい)で揚げたてのもずく天など(これはまあまあ)、伊江島のソーダ(塩とシークァーサーで味付けしたもの、かなりの高水準)を消費して13:00の船で本部へ戻る。その後港そばの「みなと食堂」(0980-47-5590)で昼食、民家みたいな水準の食堂で量のかなり多い味噌汁定食(500円)を食べる。通常のどんぶり1・5杯分だが完食。ただし具材は野菜炒め定食と一緒であった。
サービスの春菊が美味。食べていると食堂の人に「(外資系社員が妻にバラバラにされた事件に関して)バラバラにするぐらいなら離婚すればいいのに、わからん」と話しかけられ「そうですね」と応じる。
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本部港14:36発の65番バスで瀬底島(ペンションっぽい建物が多いがロータリーは田舎っぽくてよい)・本部町中心部を経由して今帰仁城址入口まで。15:05ごろ着。65番バスは他の路線よりもさらに一段バスが古い印象を受ける。写真は見にくいが、渡久地港あたりにかかっていた、こいのぼりの代わりの鰹のぼり。
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ここでバス停から、普通の道ではなく「ハンダ道」という古道を通る決断をする。この道は出だしは整っているが、途中は完璧な山道で2枚目の写真のように、根っこが屏風のようになる木をすり抜けて登ることとなる。上から測量の人が3人ほど降りてきて、「観光ですかー?」と言われる。
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今帰仁城には15:30ごろ着。登ったところには観光客がいっぱいいて「昔はハンダ道という道しかなく、『ハンダ』はガケで、崖のそばを行く険しい道しかなかったのです」というガイドの案内を聞いて「そこ登ったんですけど」といいたくなるシステム。ハブが出なくてよかった。
今帰仁城は以前よりだいぶ観光化が進んでいるが城址としての説得力は首里城よりもはるかに上であろう。
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帰りは車の通る道を、小雨を樹木で避けながら降りる。約20分程度。売店で買った沖縄バヤリーズのアフリカ原産の茶が、ジャワティーの喉越しに納豆の後味が残る代物で不味い。
今帰仁城址入口16:29発~65番バス~名護バスターミナル17:25ごろ着。腹具合を崩しターミナルのトイレに行くと紙がない。近くにあるコンビニのトイレを薦める。(糸満市場のトイレにも紙がなかった)
名護バスターミナル17:45~20番バスで風景を楽しもうとするが、雨勝ちのまま夜になり、万座ビーチ付近で渋滞につかまり県庁北口まで3時間かかる。アメを舐めてしのぐが、車中の中国人の女子グループがうるさい。

いったん宿に戻り、忘れ物の問い合わせをバス会社にした後、「ジャッキーステーキハウス」で夕食。ステーキは淡白な味なので自分で味付け、醤油と胡椒だとかなりいけるしニューヨークステーキLが1500円と安い。ただしスープはカップスープを不味く溶かしたような代物でいただけない。ランチ(夜でもあり)のカツやチキンはかなり水準が高いのでステーキが食べられない人でも訪問してよい店。なお客の1/4はかなり肉の常食キャリアがありそうな方であった。

雨の中モノレールで戻って就寝。


●4/29(火)
9:00ごろ朝食、9:30チェックアウト、荷物は預ける。
徒歩で県庁に比べて圧倒的に質素で好感が持てる那覇市役所を眺めながらバスターミナルへ行き、忘れ物を引き取る。
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旭橋~モノレール~首里10:30~徒歩~首里城、寺の前から行くルートだと観光客がいない。
首里城自体はかなりの客数、舞踊の見学中に中国人団体の話し声がうるさい。
首里城は正直有り難味に欠ける観光施設だが、中で300円で食べる琉球菓子と茶のコーナーは得。
写真は工芸大だかを首里城側から眺めたもの。この辺りには僅かに歴史的雰囲気がある。
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疲れたので首里城観光のみとして引き上げることとする。
13:00ごろ首里駅発~モノレール~安里で栄町市場を歩く。薬を買ったり、「むじ汁専門店」を眺めたり、1個30円の天ぷらやの店先でランニングの親父が天ぷらを咥えて呆然としてる姿を眺めてから、市場そばの「こぺんぎん食堂」で新味な沖縄そばや餃子。都会的なセンスだがそばも油っぽくなく素でおいしい。トムヤンクンそばは「ティーヌン」風だがあそこよりも上品な味わい、ジャージャー麺風のものももう少し肉が多くてもよいがそばがしつこくなく腰がありヘルシーでよい。餃子は企画が先に立っている感じでまずくはないがもう一息。ラー油(1人1個らしい)を買って帰る。沖縄外食の油に疲れた旅行者は行くべき店、であるが元から定員が少ない上に「沖縄での気の利いたレストラン・カフェ」業界の有名店らしいたたずまいが、男子にはちと辛いような気もする。そういえば客は全員他は女性であった。

安里~モノレール~県庁前~ホテル14:00ごろ、荷物をピックアップ~県庁前~モノレール~那覇空港14:45ごろ着。写真は途中の美栄橋駅から撮った車窓。
Miebashi080429


那覇空港でA&Wに行く。ルートビアは相変わらずサロンパスのにおいがするがなんとか飲みきる。ここのA&Wが客が出るたびに、テープルの脚まで拭いており、気合を感じる。
那覇空港15:55~JAL916~羽田18:15着/18:45発~京急・京成~京成船橋20:04着。夜は乾麺のうどんを煮て天ぷらとともに食べる。

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2008.05.04

沖縄旅行日記(080426-29)その1

●4/26(土)
9:41京成船橋発~京成快速~10:44羽田空港着、羽田空港でカレーを食べてから(高いが舐めていたよりは旨い)、11:45羽田発~JAL915便~那覇14:15着の予定が14:45ごろ。
那覇空港~モノレール~県庁前~ホテルへチェックインは結局15:30すぎ。
ホテルオーガストイン久茂地(くもじ)に宿泊、(電話:098-867-8000・モノレール県庁前駅徒歩2分)、見かけは都会のペンションみたいだが、清潔感および最低限の設備は整っているホテルなのでかなり評価は高い。

部屋に荷物を置き15:45ごろ出発~パレットくもじ内の書店で資料入手後土産の手配をすませ、国際通り、平和通りを散策する。公設市場を眺めたりしながら市場そばでグァバ茶購入、「花笠食堂」の脇を経て公園や桜坂(コンサートなどの前らしく妙に人がいた)を経由しながら「ちくてん」で4Cの琉笛を購入。店員の応対が沖縄水準から見て丁寧。
その後民芸品店を覗いたりするがいい加減喫茶店などで休憩したいと思ったがこれという店が見つからず、美栄橋駅そばまで行き「VITA SMOOTHIES」でベリー系のスムージーを。これは沖縄がどうのとかではなく劇美味、賞味を薦められる水準。
前島の住宅地を漫然と歩いて18:30ごろに「喜作」(098-861-5501)で食事。カウンターの隅に押し込まれるが、地元民およびマニア系旅行客で座敷もカウンターも満員。大東寿司はまあ美味、おまかせ寿司は「吉光寿司」にはるかに劣る、ナワキリの塩焼きは非常に旨いがCPに問題あり。しかしクーポンでサービスされたもずく天が劇美味。ここは座敷を予約して居酒屋風に飲み食いして最後に寿司をつまむ程度にすれば名店であろうかと推測。今度来るときはそのような活用方法を検討。

小1時間いて、19:45ごろに「ペーニャあまんかい」(前島1-5-7、098-862-6055)へ移動。毛の残った毛皮の被さった椅子に腰掛ける、天井の高い音響面で優れた店。とりあえず簡単に自己紹介してからオーダーしたカイピリーニャが劇美味。しかも安い。
さらにエンパナーダについているソースが滋味あり。

21:00ごろからシルビオ・モレーノ氏(アルゼンチン人で政治上の事情などもあり沖縄に移住)と奥様であるリンダさん(日本人)によるライブ。デュエットに悲しみと迫力が混在する「La Pobrecita」、シルビオの懐のあるヴォーカルが聞ける「Maria Va」などを満喫する。そこまで体もしんどそうに見えたシルビオ氏のギターさばきの見事さにプロの凄みを感じる。

終了後1曲やってみてと言われ、「エル・アンティガル」をケーナソロで吹く。それまで特に話しかけてこず、正直陰鬱な印象もあったシルビオ氏が最前列で聞いていて一緒に歌いだしてくださったのを見てますます力が入る。「もう1曲」とシルビオに言ってもらい「素焼きのかめ」を吹く。

終了後シルビオの話を少々伺うなどし、CDを購入して22:00過ぎに退去する。

シルビオ氏の人生の重みなどを感じるだけでも非常に勉強になるというか襟を正すような気分にさせられるのみならず、南米料理店としてもかなりアットホームで美味な水準をキープしていることにも頭が下がる。少しでもフォルクローレに関わっている方が沖縄に行かれた折には、訪問することを強く勧める。

なお「現地でまったく受けないだろ」などと審査会などの度に言われてきた当方としては、1人のアルゼンチンの本気の演奏者に若干なりとも認めていただいたことは、演奏活動の励みになったのも事実。

店のブログはこちら
店でBGMにもかかっているアルゼンチンフォルクローレのインターネットラジオはこちら
上のほかにYOSHIOがここ1年ほど家での業務中などに聴いているサンチャゴ・デル・エステロのインターネットラジオ局はこちら。

モノレールで県庁前へ戻り、コンビニでさんぴん茶などを買ってからホテルへ戻って就寝。


●4/27(日)
8:30ごろ朝食、和食は500円程度の割に魚や副菜などもしっかりあり合格水準。
9:15ごろ宿を出発、県庁前~モノレール~おもろまち、DFSへ行く客を眺めながら徒歩10分で沖縄県立博物館(おもろまち3-1-1、098-941-8200)。
想像以上に分かりやすく、しかし情報量を絞ってはいない展示(地学標本も引き出しに入っているものを多数眺められる、など)、新しい建物と沖縄歴史観光(含む現代)するならば真っ先に赴くべき施設。客は地元の団体やお出かけ客多し。
体験コーナーもあり三線を触れるので「安波節」を弾いていたところ通りすがりの民謡の師範に指導される。安冨祖流の工工四が置いてあった。
館内のコーヒーショップ「CAFE GRANREINA」(098-863-1598)も、原則砂糖ミルク出さない方式で本式のコーヒーを出してくるガチお勧めの店。

12:40ごろ出発、おもろまち~モノレール~赤嶺(日本最南端の駅)へたどり着く。基地の近くのニュータウンという風情。
Akamine0804272

89番バスを15分ほど待ち、約25分程度で糸満市場入口13:45ごろ着。この周辺で食事しようかと思うが開いている店が少なく、市場そばの味濃い家並みを眺めた後、「平和食堂」で半そばとジューシー。量は抑え目で店も正直片付いていないが、想像よりはるかにまともな食べ物を400円でいただく。安い。
Itoman0804272

店にいたタクシーの運転手が言う「民謡の美佐子先生」が大城美佐子のことだったり、外のスペースで食べていた客が「連れがブラジルの人なのでコーヒーを出してくれませんか」という、そんな雰囲気。
Itoman0804271

糸満市場入口14:22発の107番バスに乗り遅れたので、10分ほど待った後タクシーを止めて喜屋武(最南端の集落)に14:40ごろ着き、徒歩20分弱で具志川城(最南端の城)に到達。
喜屋武はロータリーを持つのどかな雰囲気で、デイゴなどが咲いていた。
Kyan0804271

Kyan0804272

具志川城はグスク指定から漏れた城址で、由来なども正確なところは不明だが抜群のロケーションと観光化がまったく進んでいない様子が歴史的ロマンを惹起する。
Gushikawa0804273

Gushikawa0804274

とは言ってもかなり暑く、交通弱者である当方は具志川城までタクシーを0120-03-4200に電話して呼んだ。10分ほどで来てびっくり。ここから「ひめゆり行きましたか」「ちょっと回って巨大シーサー観ますか」などの誘いをすべてカットして新原(みーばる)ビーチまで。3300円程度。
16:20ごろ着、ビーチをもしょもしょ歩いたりしてから海を眺めて喫茶でもしようかと当初「浜辺の茶屋」を考えるが、「山の茶屋 楽水」へ。
がけを生かした店内で涼風に吹かれながら海を見るのは素晴らしい時間で長居したが、若い女性店員にホスピタリティーゼロ。年配の店員はそうでもない。これはホテルでもそうであった。

新原ビーチを出て百名まで歩くことを覚悟したが、前原入口18:24発の39番(20分おき)バスに乗り込み約1時間後にバスターミナルへ。モノレールへ安里に移動し、20:00ごろから食事(琉球懐石料理「あしゃぎ」那覇市安里3-1-23 [TEL] 098-867-3116)へ。
客はおらず貸切。前菜ではアダンの和え物など目を引くものもあるが、いかにも量が少ない。しかもデザートのゴーヤとリンゴの摩り下ろしほども他のメニューに新味・滋味ともにないのでちょっとCP悪すぎる。さらに他のメニューはそれでもまずくはないが、〆のアバサー汁が生臭くて不味く印象ぶち壊し。豆腐ヨウのみ絶品。サービスもこちらの都合も泡盛の銘柄も聞かないという画一性。客が来ないのも仕方がない、というところであろう。3000円とかなら我慢できる水準ではあろうが。

若干やさぐれた気分で安里のスーパーで激安さんぴん茶を買い物したのち(ペットが69円、缶は29円)、国際通りを歩いて宿まで。途中ブルーシールで紅芋ソフトを食べる。国際通りは自分の記憶よりも人出が少ないような気がする。

翌日早いので早々に寝る。

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