08コスキン審査会へ向けての抱負
いつもご声援本当に有難うございます。
10/12に行われる今回の審査会では、参加8チーム、しかも有力チームがそれなりの対策をとって臨んでくるようなので、もちろん選ばれることを目指しますが、過去2年よりも「チャレンジ」の要素を強めたいと思います。どうかご理解いただけますと幸甚でございます。
「ここでしか観られない」という点は保障します。
1曲目は、非常にストリクトなアルゼンチンサンバですが、メルセデス・ソーサの歌の力にリスペクトを払いながら、われわれ流にご披露したいと思っています。
2曲目は、哀切かつ流麗なサビア・アンディーナの演奏が表現する悲しみの境地をそのままコピーしてもできるものではありません。そこで我々は、愛する者を失い死を考えつつも生きているという原詩の内容を、「愛する者を得た喜び~失って音も出ないような苦しみ~哀切な感情~再びのた打ち回りながら生きて悲しみを唄う」という、あまり流麗でも美しくもないようなアプローチで表現しようと考えております。
なお2曲目はアルゼンチンの曲ではなくボリビアの曲ですが、サビア・アンディーナの演奏は、サンチャゴ・デル・エステロやフフイのネットラジオなどでここ1年内に聞く機会も一定数あり、アルゼンチンフォルクローレの中に入ってなんら遜色あるものではないとの判断から今回演奏します。また審査員に「選曲が不満」といわれるのでしょうが、以上のような根拠があることだけはここで宣言しておきます。
…などという理屈はともかくとして、観て聞いて話の種になるレベルでは演奏をしようともくろんでおりますので、見世物感覚で会場にいらしていただけると幸甚です。
本年もご声援、ご感想などいただけますと幸いこれに過ぎるところはございません。また、同イベントに関与されるすべての方、および共演される方々にも御礼を申し上げます。
2008年10月 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝
追伸:演奏の記録など、下さる方がいらっしゃるようでしたらお声かけいただけますと幸甚でございます。
Comments
コスキン頑張ってください。
道頓堀からエールを送ります。
僕も、「ここでしか観られない」とか
「観て聞いて話の種になるレベル」になるよう
頑張りまーす!
Posted by: beckman | 2008.10.11 02:50 PM
beckman様、コメント有難うございます。
自分の場合は、本場のまねをしているつもりでもまねにならず「ここでしか観られない」という結果になっているだけですので、あまり威張れたものではありません。
作曲をコンスタントにされているbeckmanさんのほうが、音楽的構築はされていると思います。
自分たちは現在のところ持ち時間と演奏準備に必要な時間を勘案した結果、作曲方面の構築をほとんど放棄しています。
お目にかかる機会がございましたら(こちらはリトルワールドに行きます)、ぜひお相手いただけると幸甚です。
Posted by: yoshio | 2008.10.12 01:16 AM