1029-11/1の日記
●10/29(木)
昼はアユンテラス。牛肉のスパイス煮込みパダン風、サテ、野菜炒め、オムレツ。バリコーヒー付。
夜は「ホルモン青木」で。サムギョプサル、ツラミ、エンガワ、シマチョウ、トロセンマイなど。トロセンマイとコンナムルがCP激しくよい。全般に良店。
●10/30(金)
昼はCOWBELLで日替わり。ビフカツ。連れが「水谷八重子さんに良く似た人がいた」という。詳細不明。
夜は「栄華光」で餃子、炒飯、ヤキソバなど。シンプルな中華で案外な美味。炒飯の油少な目なテイストが買い。
●10/31(土)
昼起床してちまちま作業した後久しぶりの「コチャバンバ」へ。11/7のチラシを置かせてもらう。有難うございます。
CDを2枚購入。1枚はホセ・ホセロ・マルセロ1977年の復刻版、もう1枚はYARA2005年。この間に何があったのかも含めて考察予定。
17時ごろからフォルクローレなさし飲み。かなりガッツリ天狗で食べる。「仕事などで追い込まれた人間にとって、フォルクローレ的微細なコントロールと初期衝動はどう結び付けようがあるのか、ロックなアプローチが排除される理由はないのではないか」という資本主義社会の一兵卒的観点からの話も少々。
帰宅後だらだらと作業して寝る。日本ハムは負けたようだ。
●11/1(日)
買い置きの寿司を食べてから下北沢へ。
テピートを目指すがかなりわかりずらい。1、2回分岐点をミスしてようやく到着。
関西の新鋭ラ・スエルティータと、若年層では安定した実力を誇るパチャママックスの合同ライブ。前者とは昨年のコスキン審査会でともに戦った間柄でありぜひ一度ライブを見たかったのと、最近ご無沙汰だった後者のライブを楽しみたく思い参戦する。客席はおそらく学生系フォルク関係者で満席、タコスを食べるのにちょっと難渋する感じ。(参加者の一部にチラシを配布させていただきました。篤く御礼申し上げます)
スエルティータは、管楽器の音圧やリズムの活性などの問題はあるが、オリジナル中心で10曲やりきるガッツと、手数は少ないもののほどよくほんわかしつつ礼儀もわきまえたMCが好印象。(後者は多くの関東フォルクローレ関係者は範とすべき)
全般に、フィギュアの鈴木明子選手のように、「ここで演奏できる喜び」の繊細な表現がある点は、美質であると思う。
曲としては、フォルクローレに縛られないリズムの自由感が出ていた「薔薇を抱いて踊る彼女は」と、コスキン審査会でも演奏していたチャカレラの曲が自分にとってのベストであった。
このチームは、フォルクローレの野蛮性とかをもう少し取り込んでいく(アンコールのカポラルに、実は秋田系テイストありの雰囲気とバーバリズムが出てよかった)と、より素晴らしいことになるのではないかと期待。野蛮性の象徴であるTAKUYA&YOSHIOとも、一度関西でライブやりましょう。名古屋からの日帰り可能なスケジュールなら相方もOKです!
パチャママックスは、チャランゴ新進奏者としてますますアクティブな桑原健一氏、最近の関東フォルクローレグループの品質保証に貢献著しい渡辺・成川両氏を擁するグループなので、実力はいうまでもない水準であり安定した力は楽しめたが、アルパカブームの洗礼を受けた身としては「Minibus,minibus,minibus」というキラーチューンを擁しておきながら客席との距離を保つ姿勢が見えるのはどうかな、とか、メドレータッチの曲で「それぞれのメンバーが選んだ」というなら曲名もいうのが親切では、とか思ったりして、若干のイキきれない感を味わう。今後パチャママックスが活動を積み重ねて、独自のグルーブを出してくる様子を見たいな、と思う。
これは自戒も含めてだが、完全アコースティックライブでお客さんが20人を超えてくると、妙に音を吸われるためにケーナが力んでしまって高音域がすっぽ抜け耳に障るため、注意が必要だなと感じた。(444Hzにして修正可能な領域でもないし、そもそもそんな舞台裏を有料ライブで客に示すのもどうかとは思う)
あと有料ライブでもあるので「ここまでテンション高い曲だったので、次の曲は耳に集中して聞いていただければ」と客を指導する姿勢を見せるのは、個人的にはやや納得できないものを感じた。桑原氏の突っ込みが入る時間帯では、うまく風通しがよくなっていたのだが。
だが基本的に、若手(という言い方が妥当かどうかはともかく)グループがこのようなライブを行って一定の動員ができているという現実は、喜ばしいことであると同時に喝を入れられる感じでもある。彼らにとって我々はうさんくさいおっさんでしかないと思われるが、勝手にライバル視して研鑽を積み重ねていきたいと思う、という前向きの気分になることができた。
終了後船橋まで道草せずに戻り、中央公民館で11/7ライブの打ち合わせ。30分ほどで終了。かつて葛飾公民館で担当くださった方の推挙であり、また気合が入る。
終了後日本シリーズを眺めながら休む。そしてカレー。23時から1時間練習。
Comments