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2010.04.26

El Solitario vol.5御礼+4/24-25の日記

皆様いつもアクセスいただき有難うございます。
おかげさまで、4/24に実施した標記コンサートでは、6人のご来場を得ることができました。
そして、IPHONE使用によるUstreamでは、最大6人の視聴を得ることができたもようです。
バーチャルを加えると夢の2桁到達を実現いたしました。

ご来場いただいた皆様、視聴いただいた皆様、残念ながらいらっしゃってはいただけないもののお気にかけていただいている皆様、本当に有難うございます。
この向こう見ずライブの実現ができているのは、ひとえに皆様のおかげです。今後とも宜しくお願い申し上げます。

一方このライブはリピーターの方に多く来て頂いているライブですが、馴れ合いにならないよう、今後も「本当にやるのか?やれんのか?」という緊張感を欠かさないライブにしていきたいと思いますので、リピーターの方には回ごとの緊張感を楽しんでいただければ、そして初めての方もどうかお気軽にお越しいただき、事件の目撃者になっていただければと念じております。
(今回初めて聴いていただきました方も複数いらっしゃいます。その中で、MIXIなどで共演の鈴木龍氏への絶賛&Yoshioには音へのコメントなく太りすぎの体躯のみに言及くださっているような方もいますが、そのような方にも来ていただいてとにかく何か思っていただく、そして縁があれば記憶に留めていただくことを今後の目標にしたいと思っています)

また今回共演してくださった鈴木龍様、本当に有難うございました。完全ソロ演奏という点では、実はYoshioの先達でいらっしゃるのですが、キャリアと独創性に溢れたチャランゴソロをご披露いただき有難うございました。今後ともまたセッションなども含めピリピリと関わらせていただけますと幸甚でございます。

またUstreamおよび動画撮影を実施いただきましたkawa様にも篤く御礼申し上げます。このような行先不明の活動をしているケーナ奏者へのご協力をいただけていることへの恩返しは、「ここではないどこか」の境地を実現することだと肝に銘じております。今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

近日中に今回の演奏のうち数曲をYOUTUBEにアップいたしますので、ご案内申し上げます折にはぜひごらんいただけますと幸甚でございます。
→現在こちらにUPされています。本当に有難うございます!

曲目は以下のとおりです。
【鈴木龍】(☆はYOUTUBEアップ)
1、夜のさえずり [鈴木龍]☆
2、solo he salido [trad. Peru]☆
3、pareidolia [鈴木龍]☆
【Yoshio(溝口祥夫)】
1、Lulu(Fox Trot) [Francisco J.Molina]
2、Boqueron Abandonado(Kaluyo) [Antonio M.Calderon]☆
3、El Arriero [Mauro Nun~ez]☆
4、Quena Suburbia Ⅰ[Yoshio]☆
5、小曲集「風景との不連続旋律」①~コザの旧正 [Yoshio]
【両名によるインプロビゼーション】
1、Cinco Minutos Ⅰ[鈴木龍+Yoshioによる即興]

…YOSHIOの感想としては、以下のとおりです。あまり責任感のない内容となっています。
【鈴木龍】…人気としては312だった。3は練りこんだ展開に民族音楽的多様性があり流石。個人的には1の和音で旋律を構成していくのが、もう少しダイナミズムもあれば大化けしそうな佳曲に思われた。全体に安定感を出しつつ妙な展開を唐突に見せるあたりにホスピタリティーを感じた。
【Yoshio】…1~3は、「南米音楽をやるんだ」という気負いから真っ正直に行き過ぎた感あり。2はドラムを入れた後のスベリ感を満喫してください。3は自分としては精一杯の演奏だが、仙台ほどの衝撃が出せなかったのは修練の対象。4はサバービア感が出たかというと?だが、「前半はともかく後半の盛り上がりがよかった」「速いパッセージでのドライブ感がよい」などで推定一番の完成度。作曲当初はもっとアンビエントないしカフェミュージック、はたまたDJDUB風にしようとしたが自分のケーナに正直にいった結果ここが着地点、であった。5は「お祭りの囃子みたい」で「前半はアジア的混沌さが出来ていた」ものの「サビが『ハイサイおじさん』状態」と言われる感じ。和音に引っ張られて沖縄的な展開に最後飲み込まれた感じ。あとこの手の速い旋回的リズムによる民族っぽい展開はこれまでのプロケーナ奏者なども結構されているので、自分らしさをどう保つかがテーマ。
【フリーセッション】難しい、に決まっているのだが、今回は「同じ音や和音を出す手わざに頼るのはまずい展開」と指摘を受ける。確かにひたすら音を出さないでい続けたアマゾニコでの飛び入りのときと比べてみると、ずっと不正解で悩み続けるような時間帯よりも「どう合う音を出そう」というスケベ心が出てしまった時間帯が長かったかもしれない。相手を感じつつ相手を見ない境地を目指して精進します。TKをやっていただいたS氏にも感謝申し上げたい。

あと、条件はよくないですが、「ソロで変わったことをかましてみたい」という南米音楽関係の方、ぜひ今後EL SOLITARIOライブで無伴奏ソロ奏者として出ませんか?ご連絡はこちらへ。僭越ですがYOSHIOの趣味でお声かけさせていただきますが、上下も左右もない緊張感のあるステージで、自我を発揮されたい方とエッジの利いた空間を作れればと念じております。

●4/24(土)
14時からスタジオで練習、15時まで。
15時過ぎからプログラムをコピーした後ドトールで鈴木氏と打ち合わせ。
16時にスタジオ入り、16:35からライブ開始。終了は17:30過ぎ。
その後セッションにならず、話をして終了。申し訳ございません。

18:15ごろから定番の「南風堂珈琲店」で、カトマンズ出身の店員にサービスされながら5時間ほど打ち上げ&反省会&ビジネスモデル研究会&全国情勢分析会議。@2500程度と変わらず激安、奥まった席なので周りの客に気を遣わず激トークできる場所。

●4/25(日)
朝は富士宮やきそば。肉抜き。
昼は神保町「咸亨飯店」でランチ+茶をお代わりしながら知人とトーク。
東京堂(別館のほうには地方出版物豊富)から三省堂と流して『神々の捨てた裸体』文庫を購入して帰宅。
夜はアジフライとホタテの貝柱フライ、めかぶなど。

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2010.04.24

4/24(土)本日El Solitario vol.5開催、乞来場or視聴!

皆様おはようございます。
標記の件でございますが、本日4/24(土)16:30~(開場16:10)で、西船橋スタジオSUN・Aスタジオで実施いたしますのでぜひお越しください。
スタジオですが基本座って聴けます。入場料は200円です。

4回まではケーナ無伴奏ソロコンサートとして業界の顰蹙と蛮勇への憫笑を買ってまいりましたが、今回はパワーアップして、チャランゴとシークを中心に南米音楽を起点としてさまざまなジャンルへの浸出を果たしている鈴木龍氏のソロとの2本立てとなります。基本的には共演は(インプロ以外では)ありえません。

各15~20分を2本というライブ時間ですので、チャレンジ的なライブを味わいたい、でも耐え切れるか不安という方でも十分対応いただけます。
もちろん「ここでしか聞けない演奏」は、あきれるほど大量にご提供申し上げます。

また終了後、西船橋~門前仲町乗換えで、セノビアさんが実施しているFIESTA BAILABLEにも間に合います!
フォルクローレ業界まみれの週末を過ごすには、振れ幅的にも最高だと思いますがいかがでしょう!?
(ちなみにTAKUYA&YOSHIOはFIESTA BAILABLEへの出演歴あります)

また今回、初の試み(ひょっとして日本フォルクローレ業界初?)といたしまして、Ustreamによるダダ漏れ放送を実施していただくことになりました。
遠方などでご参加いただけない方は、こちらに16:30~アクセスいただけますと幸甚でございます。
試験放送ですのでトラブルがあった際はごめんなさい。また感想などぜひお待ち申し上げております。
(この件を担当くださっているkawa様のブログはこちら

今日は船橋地方は雨もやみ、まあまあなお出かけ日和です。少々寒いですが、たいてい会場はやばいぐらい暑くて湿気がありますです。
皆様、ぜひのお越しをお待ち申し上げておりますです。

2010/4/24 YOSHIO 拝

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2010.04.20

10/4/19の日記+告知

●4/19(月)
昼はCENTO ANNI。味付けが温順というか若干手ぬるい。この日はローストポーク。
夜はカレーなど。

桜の話をすればアクセス数が増えるかも、と思ったがこのへんの盛りをすでに過ぎている。
来年への課題。
しかし以前桜テーマで作詞したときも「無職の桜は歩いてかわす」「桜が咲いたから普段そこに座っていた自分はいずらくなって席を立った」とかばっかりでまったくヒットの匂いがかけらもない詞しか書けなかった。これも来年への課題。

【手をかえ品をかえの告知】
El Solitario vol.5、今週土曜日16:30からですので、ぜひ西船橋スタジオSUN・Aスタジオへお越しください。
チャランゴ/シーク奏者の鈴木龍氏との2本立て無伴奏単独演奏+即興演奏という、世界的にもおそらくまれな当該分野の音楽ライブ形式となっています。
遅くとも18時にはスタジオを退去しますので、その後FIESTA BAILABLEへ参加することも可能です。
FIESTA BAILABLEは今回築地キューバンカフェ、門前仲町乗換えでぜんぜん間に合います。

春の週末を南米まみれにされたいちょっと刺激がほしい皆様の参加をお待ち申し上げております。

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2010.04.19

4/10,11,17,18の日記

●4/10(月)
7:30ごろ家を出て10:00過ぎに仙台着。パルコのスタバで道を聞いたところ親切。「地方都市のシアトル系は大都市よりも接客温性高し」の仮説が成立した気分。
地下鉄で勾当台公園に行き「第4回春のチャランゴフェスティバル(春チャラ)」会場へ。会場で演奏が始まる緊張感をごまかすべく控え室でトークするが、どうしても自分は特濃トークしかできず。世間話能力低し。

リハさんざんなのでホセ犬伏氏に時間をいただき練習。申し訳なし。

昼はうっかり開場時間近かったので近くの「山頭火」へ。仙台で行く必然性なし。
会場は三越の上にあり、地下に札幌で有名な「宮越屋珈琲店」があったが結局行くタイミングを逸する。

演奏第1部は仙台の方中心。おおむねレベルアップ著しく、特に植松純子氏のストロークのキレと土手暁氏のリズムによる盛り上げ能力に瞠目。土手氏は三重県にいらっしゃるのでリトルワールドでまた会えるかも。

第2部は主催のkanita氏や関東組など中心。自分の演奏は「ケーナ奏者がチャランゴイベントに参加するという無茶の理由として、『どこにもない風景』をチャランゴという切り口から構築する」というご大層な目的に基づくものであったが…、
・牛追い El Arriero(無伴奏)…前半設定した音進行を失念するが、勢いは出せたか。チャランゴ演奏者の方には意図をご理解いただけたのが嬉しかったが、一般のお客様にどう伝えるかは今後の課題。
・チャラグア Charagua(ホセ氏の伴奏)…ホセ氏のアドバイスのおかげで、自分が表現したかった「ホセ・ホセロ・マルセロのロックっぽさ」をド♯の音とともに表現できた可能性があるかもしれないと妄想。人前でやるのは初めてでかなり手を焼いたが演奏できてよかった曲。
以上のような感じとなった。お客様、イベント参加者運営者の皆様への感謝を申し上げます。

終了後いったんホテル「ホテルコムズ仙台アネックス」にチェックインしてシャワーを浴びてネットを見てから2次会へ。インパクトでの2次会ではDAIJITOの演奏や、桑原健一氏に仕掛けられた(?)「牛追い」対決演奏を楽しむ。

3次会がバラけるが、自分は「公園飲み派」の頭目を僭称し8人程度で勾当台公園まで移動。途中でS氏にゴチになった劇ウマシューマイをじゃんけんで取り合ったり、缶チューハイやハイボールを飲みながらフォルクローレやケーナ、チャランゴなどについてガチで語り合う展開。@350円。
愚行ではあろうがここも歴史に残る展開。誰かが未来の予言者になったわけではないかとは思うが、『銀河英雄伝説』のヤンとビュコックが公園で話をするシーン的な意味を後年持つのか、と勝手な皮膚感覚に基づく妄想。

2次会後2時間半程度公園にいて午前2時ごろ散会。自分はホテルに戻り、Qolqe T'hikasとかをネットでチェックしたりしながら4時ごろ寝る。このホテルはネット端末付なので、もし気が向いたら春チャラ4次会は関東組中心でフォルク事情学習合宿でもしましょう。

●4/11(日)
8時ごろ目が覚め、また事情学習などしながら11時ギリでチェックアウト。
商店街を歩いて駅を目指し、途中の蒲鉾やで土産用セット(好評)、弁当(いつもの伊達の焼きたてを購入する時間がなかったので駅弁を。温まるやつでないほうが美味)、ずんだどら焼きなど急いで購入して新幹線に乗り帰宅。
いったん荷物を置いてから今度は日比谷へ赴き宝塚雪組。
芝居「ソルフェリーノの夜明け」、一部で植田紳爾作品にしては好評だったが、自分にとっては中途半端な歴史劇風味を持たせてある分だけ5本の指に入るぐらい耐え難い作品。どこかで見たような演出(冒頭の『ベルばら』風味や、焼け跡芝居の『風共』風味とか、歌で矛盾をねじ伏せる『国境のない地図』風味)とかはまだいい。アヴェマリアの場面がどんなにえげつなくても力のある場面であることは認める。
しかし、平和・人命・戦争・国家とかの問題を真摯に舞台上で構築するのではなく、無駄に浮ついた劣悪な「人生劇場」風味の弁論で話を盛り上げようとするエセ書生な感覚は本当に勘弁してほしい。おかげで、行動でなんとか説得力を出そうとしている主人公のエピソードが死んでしまっていたりする。欧州舞台で「鰯の頭も信心から」とかいうせりふを突っ込んで客席の理解が得やすくなっていると信じ込んでいる、浅利慶太よりも100倍時代遅れなセンスにも悶絶。出演者の皆様お気の毒です。

ショーは、やや反復イメージな箇所もあるが、想像よりも幻想性が高く、また出演者のテンションも高く買い。今回公演はショーで救われた感じ。ダメ芝居とよいショーの組み合わせ、というのは一定あるパターン。

終了後ガード下の居酒屋の外部分で飲み。この週は外飲みに縁があった。

●4/17(土)
夕方まず移転のコチャバンバに挨拶、チラシ設置依頼、ついでに「ボリビア音楽の現状調査」の大義名分と「女性フォルク系パフォーマーチェックがライフワークのひとつ」という欲望でQolqe T'hikasのCD購入。ジャケはおそらくこの手のなかで最大露出度だが、演奏は音圧高めだがそれなりにリズムバリエーションがあって思ったよりマトモ。ただ音楽をしっかりやりたい方が購入すべきアルバムかどうかといわれると「SAVIA NUEVAなど買ったほうがよいでしょう」という結論ではあろうが。ここでWARA来日公演などの情報を聞く。

歩いて10分ぐらいの元「パサティエンポ」ビルで吉澤陽子さんの凱旋ライブ。石橋純氏も来ていて書籍販売をしていたので「中南米の音楽」購入。演奏を聴くが時間の都合で途中で退出。

牛丼を食べてから初台の近江楽堂へ。笹久保伸氏の自主公演ソロコンサート。
自分ではその真価が不明なほどの豪勢な演目、そのなかで自分にとっては「Textil」(楽譜をめくるごとの奏法の変化がわかりやすい)~「花籠」(ギターの打撃外れなし)の展開と、後半の高橋悠治氏の作品(音がまとまりそうで放り出した感じがスマート)~木下尊惇氏の作品(予想よりもストイックな曲調、品格あり)~「記憶を忘れた鳩」の展開、「時間とプロセス」がお勧め部分。
各人により好みの時間帯に差はあろうが、全般に非常に濃密かつスリリング(楽譜を勧進帳のように流し落とす手法も含め、予定調和少なし)で、この水準で独自性を連打してくる南米関連ミュージシャンは、そうはいないと思われる。またギター奏者としては、特に右手に非常に特徴と強みのある方だと勝手に思い込む。

いわゆる「フォルクローレ」系の演奏者の知り合いは、岩川光氏ほか数えるほどしかいなかったが、ぜひこの凄さを多くのミュージシャンと共有したいと思う(というベタ発言だが、本気でそう思う)。

特にだれとも飲まず帰宅。

●4/18(日)
昼に新大久保でグルーポ・カンタティのプリマベーラコンサート。
ケーナ奏者としてのE.河本氏が年齢行っても勝負することを宣言した「シコージャス」(息の量に比べた音のキメがさすが)、ヘタにアコーディオンで聞くよりもむしろチャマメ度が高かった「Kilometro 11」あたりがコクがあってよかった。河本氏は年齢に応じて仙人化するのではなく存在にエグみが増す面白い展開をしているので、今後さまざまな奏者を使っていろいろなことをやる、という若さを出してもう一花お願いします、と勝手に念じる。

WARAは7/20にティアラ江東でライブらしいです。なんでも上海万博にボリビア代表で出演する、とか。

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2010.04.17

おわび+本日および明日の予定(10/4/19)

皆様こんにちは。仙台での春チャラなどの話を書くべきなのですが書き込めておらず申し訳ございません。
PCの不調や「貧乏暇なし」の状況で、関係各位にお礼メールすら出せていないことお詫び申し上げます。
近日中になんとか。

本日は17時から神田・元気ビル3階での吉澤陽子さん凱旋ライブに顔を出した後、笹久保伸さんのソロコンサートに出向きます。その前に移転したコチャバンバに顔を出すかも。

明日はカンタティのプリマベーラ・コンサートに行きます。

こんなに動き回っている目的は、ゲスいところでは「自分のソロライブのチラシ配布」もあります。もし気が向いたらチラシだけでも受領いただけますと幸甚でございます。

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2010.04.10

100410仙台春チャラでの演奏報告(速報版)

皆様ご無沙汰しております。
今回19チームの出演者の中で、YOSHIOは
1、牛追い EL ARIIERO をケーナ無伴奏独奏、
2、チャラグア CHARAGUA をホセ犬伏氏の伴奏を得てロックフィーリングなインプロ部分も含めて演奏、

をいたしました。おかげさまで若干の好評を得たもようです。
個人的には2曲テンション高く演奏できたこと、仙台のケーナの名手T氏に「来たね。ここから一発一発厳しくなるだろうけどがんばってほしい」といわれたことなど、戦前の絶望感に満ちた状態からの成果をたとえ自己認識の錯誤であったとしても得られたように思われることが幸いでした。

今後とも竿頭からさらに上を目指して転落覚悟、という演奏をしたいと思います。

ではこれから打ち上げに行ってきます。

※現在自宅PCがクラッシュしてネット関係のお返事が遅くなっております。もう少々お待ちくださいますようお詫びとお願い申し上げます。

YOSHIO@仙台 拝

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2010.04.05

3/25-4/4の断片日記+仙台チャランゴフェスに関して

●3/25(木)
昼はアユンテラス、夜は神保町「はるだんじ」で友人と飲み会。

●3/26(金)
昼はミラフローレス、夜は渋谷O-nestにて行われるライブイベントへ、チャランゴ奏者のK氏を誘って参戦。
この日のラストバンド「湯浅湾」のドラムとベースはかつての「カリスマ・パンピー」で一緒に演奏していただいた人物、ギター(単音のフレージングが劇ウマ)の方は2回目のNYライブの際ご同行くださった方。それぞれ数年ぶりにお目にかかり、バンドシーンでのご活躍に頭が下がる思い。
湯浅湾は、かなりソリッドなロックフォームにガロ的なワードを乗せて親父が熱唱するというユニークなフォーマットだが、「みみず」などは素でかっこいいので一度ぜひ体感してみてください。かなり頻繁にライブをされています。
この日は全般にボーカルのキャラがユニークなバンドがブックされていたもよう。

アンプリファイしたケーナの可能性を、次々回のソロライブぐらいから再追求していきたいとも思う。リーダーが現在バッドコンディションなのだが、機会があったらもう一度カリパン的なフォームも目指したい、そのためにさらに研ぎ澄ます必要性を痛感。

食事は思ったよりコージーな会場で手作りのライスバーガー。渋谷の金曜夜ということでもっととがった雰囲気を連想していたが、ライブスペース・ロビースペースともある種和やか。
勤め人の皆様、臆せずライブハウスに行ってみましょう。

終了後K氏と少々フレッシュネスバーガーで語ってから終電ギリギリで帰宅。隣のテーブルでは大川隆法の本を山積みにして語り合っている若者男子2名がいた。

●3/27(土)
所用で昼蘇我へ、終了後千葉駅構内のとんかつ屋で食事しようとしたら駅改装で閉店、経営している会社に電話すると「閉めましたがそれが何か」という応対。あのとんかつ屋は実力を正当に評価されぬままフェードアウトしたか、と無情感。

夕方また渋谷へ赴き今度は久々の友人と渋谷Duo Exchangeで矢野沙織のライブ。前日のライブハウスのはす向かい。
アルトサックスでビバップを女性が吹きこなすのは凄いが、終わりから3曲目までは若干グルーブレスな感じ、むだにセクシーだったりコスプレ(椎名林檎もどき)だったりするドレスもプロデューサーの趣味だろうが吹きにくそうで悪質。
ただビリー・ホリディーへのあこがれを語ってから吹き出した曲以降は音がバシバシ来てさすが、というものがあった。
バックバンドはNYでの日本人ジャズマンのボスっぽいドラムはやや細かすぎる演奏であまり当方には来ず、ギターもずっと聴いていると敏いとうとハッピー&ブルーのようなアナクロ的単調さでやや退屈。しかしハモンドオルガン奏者はかなり見せ場を作っていてよかった。

ジャズというかなり決まったフォーマット、観客動員が可能なジャンルにおいても、ライブというのは難しい、またライブで少しでも光るところがあるアーティストは凄い、という事実を再確認させられる経験であった。

終了後新橋まで出てうどんを食べて帰宅。この頃から体調悪化。

●3/28(日)
この日からのどが痛いが練習。
昼は焼きそば、夜は竹の子ご飯。

●3/29(月)
昼はアユンテラス。

●3/30(火)
病院に行ったところ無条件で耳鼻科へ、内視鏡を突っ込まれた挙句咽頭炎といわれる。

●4/1(木)
昼は南国酒家。

●4/2(金)
強風で市川や新小岩で立ち往生、車中で爆睡。渋谷で立ち読みなどしたあと「増田屋」で野菜天せいろ大。
夜神保町で知人の事務所開きに「ウエスト」の菓子持って出向く。

●4/3(土)
通院後BOOKOFFでCD大量購入。

●4/4(日)
スタジオSUNで練習、その前後で座業などに勤しむ。

※4/10の第4回春のチャランゴ・フェスティバルの曲目リストが出ました。チャランゴフェスで名曲「牛追い」に取り組むプレッシャーがいまさら襲ってきていますが、勝負しているしょっぱいケーナ奏者を冷ややかに眺めたい方は、ぜひ仙台中心部で行われる同イベントへお出でくださいませ。
…チャランゴ業界から所払いにならないように、いったん行ったアレンジをご破算にして、現在一から組み直しているところです。おーこわ。

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2010.04.03

ご無沙汰しております。非常につまらない報告

ブログ更新怠り申し訳ございません。この週末でなんとか、と愚考しております。

先ほど病院へ行った帰りにBOOKOFFに行きました。
どこの街でもそうなのでしょうが、CDショップとしてみると、ここが一番CDの歴史を受け止めたショップなんだろうなと愚考しております。

ついでに、一定売れても活動やテンションを継続できなくなったとたんに100~250円でアルバムを叩き売られてしまうミュージシャンの厳しさというものにも粛然とさせられました。

そんな状況でついつい大人買い。
何の統一性もない購入ですが本人なりに筋はあるつもり、と愚考しております。

●シンニード・オコーナー「青い囁き」(東芝EMI)
●TINGARA「天河原」(Oneness)
●琉球アンダーグラウンド「毛遊び」(Respect)
●PACO DE LUCIA「PACO DE LUCIA」(PHILIPS)※ライナーは竹村淳
●JUDY AND MARY「THE POWER SOURCE」(SME)
●ORANGE RANGE「ORANGE BALL」(SPICE)
●’89宝塚歌劇全主題曲集(TMP)

計2750円。アルバム1枚分程度、ダビングする手間などを考えるとリーズナブルではありますが。
感想は後ほど書かせていただきます。以上たんなる愚行の報告でした。

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