【御礼】三木山フォルクローレ音楽祭出場+追悼
TAKUYA&YOSHIOは、14回目となる三木山フォルクローレ音楽祭(兵庫県三木市)に出演し、以下の曲を演奏してきました。
1、Pascua Linda
2、Maggot Brain
評としては、2のほうが若干お客様にとってインパクトがあったもようです。
前のグループがチャランゴの若き名手・安達満里子氏率いる同イベント看板チームのひとつ「グルーポゆい」で、アットホームな雰囲気と衣装などの華やかな現地っぽさと観客との共感に満ちた空間となっていたため、まったく違う芸風の我々にとって勝負所ではありました。
初参加ということもあり、他のチームとは仲良く話す舞台裏の係員が「君らは2人組みなの、ふーん。」と思いっきり値踏みしてくるのもいいスパイスとなりました。
アウェイであるため、いつものように「バットにボールが当たろうが当たるまいが、とにかく速いスイングスピードとフォロースルーの迫力を追求する」というバットスイングではなく、「ボールを呼び込んでハードヒットする」という、確実に打点を叩き出すスタイルのケーナの音だしであり演奏になりました。
「会場に合わせていますね」という評もありましたが、それなりにフットワークによる「異常性」も発揮できたように思います。
いつも我々の思い上がりを抑制してくださる辛口の先輩筋の方が「素直によい音」と言ってくださったのは重畳でした。
司会の方からは、MAGGOT BRAINの後で「吸い込まれるような演奏でした」というダイソンの掃除機のような評を頂戴できました。ある意味P-FUNK軍団にとって失礼でないカバーだったことの現われかもしれないと思い込んでおります。
冷静に見ても客席の雰囲気を変える、という程度の仕事はできたのかもしれません。素直に嬉しかったです。
12年ぶりの関西ガチ演奏だったため、関西シーンでの活躍で著名なM部氏やT永氏、岡山のビルヘネス・デ・ラ・ルナの皆様、大学時代の音楽仲間といった昔からの知り合いに会えたのも望外の喜びでした。またコスキン・エン・ハポンの審査会仲間であるYAMAの皆様やスエルティータの皆様にも演奏を聴いていただけたのも嬉しい出来事でした。皆様に歓迎いただけたことを謹んで御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
イベントとしてもゆるそうで整ったいいイベントだと思います。首都圏や中京圏からは往復などに工夫が必要です(新神戸よりも西明石起点のほうがよさそう)が、機会を見つけて参加できれば、また関西で演奏できればと思います。
事務局の皆様や会場運営の皆様に篤く御礼申し上げます。
【追悼】ラッシャー木村氏が亡くなりました。私は氏が全日本で馬場氏へのマイクアピールを初めて行った、日本人選手だけによる武道館興行(確か85年ごろ)での氏の発声と観客のどよめきを思い出しました。プロレスラーとしては実直なファイトスタイルであったと同時に、マイクアピールがヘタだったからこそ心を打つパフォーマンスとなった氏の冥福を祈念いたします。
Comments
お疲れさまでした。
uchiさんも出演するし、三木山音楽祭って、はずせないイベントなんですね。来年は、是非、見に行きたいです。
ラッシャー木村氏、マイクアピールが下手だったからこそ心を打つ、って私もそう思います。
同じくご冥福をお祈りいたします。
Posted by: Caneton | 2010.05.25 09:12 AM