【訂正】オーラ!アミーゴス60号座談会に関して
皆様こんにちは。
先日報告した「オーラ!アミーゴス」60号用の座談会記事が掲載された同号を本日受領しました。
まず今回現地での経験や門地のないYOSHIO(溝口祥夫)を呼んでくださった関係各位に感謝申し上げます。
…しかし座談会記事を拝読したところ、自分の発言内容の誤り、自分が発言していないものが自分の発言となっているケースが散見されましたので、ここに訂正申し上げます。
同誌座談会は高場将美氏を司会としたものですが、座談会参加者のうち少なくとも自分には掲載号を受領するまでゲラチェックや内容確認がなされなかったため、小生では責任の取りようがないことも宣言申し上げます。
(半分冗談とはなりますが、今後同種の座談会が行われる折には、編集も業としております小生にテープ起こしなどご依頼いただければ幸甚でございます。)
【『オーラ!アミーゴス』60号P8~12座談会「燃えろ!フォルクローレ」記事に関する訂正】
●p10左段の溝口発言より
□第2段落1行目「今より肥っていてゼンソクもち」→「今より肥っていなくてゼンソクもち」
□第2段落6行目「3800円!」→「10000円!」
□第3段落4行目「東大と東経大」→「東大と造形大」
●P10右段の溝口発言より
□2行目…「大学サークルでは」→「大学サークルでの同期では」
●P12左段より
□冒頭の「ラパスのライブハウス…」うんぬんの発言は溝口ではありません。溝口はラパスのライブハウスに関して発言する立場でないことを多くの方はご存知でそうし、ここで改めて宣言させていただきます。
→福田大治氏の発言です。ご本人に確認させていただきました。
□2番目の発言は大幅に趣旨が変わっています。これは別のどなたかの発言でございます。溝口はワラに関しては「フォルクローレのミュージシャンがただドラムやシンセ、ベースを入れましたという類のバンドではなく、通常の編成でフォルクローレの名曲を演奏しているときでもロックのテイストが出せるロック/フォルクローレのミュージシャンであった。そのようなワラが70年代の世界の音楽潮流に反応する形でロック化したサウンドを作っているのがかっこよかったわけで、今回の公演にはそのような魅力が出てくることを期待している」という趣旨を述べました。
→これも福田大治氏の発言です。
●P12右段より
□最後の溝口発言は、このようなことを言った記憶もなにもありません。
●その他
□フォルクローレに電子楽器が入るのが必然かどうかという話がP11右段でなされていますが、ここで溝口は「ただ『スタジアムで演奏するから』『リズムセクションを拡充させてチームの演奏を安定させたいから』という趣旨でドラムやベースなどの電子楽器を入れても、少なくともそのような楽器がボリビアよりも浸透している日本の聴衆から金を貰う水準には達しないケースがある。昨年のカルカス公演にも正直それはあった。ワラのように内在的な音楽上の必然性がなければ電子楽器を入れることは成功に結びつかないのでは」という趣旨のことを述べましたが、このような発言がカットされるのは、スペース上の都合などもあり仕方がないでしょう。
…他にもおそらく間違いがあろうかと思います。申し訳ございませんが「オーラ!アミーゴス」読者の方は上の点を留意して記事を読んでいただきますようお願い申し上げます。
ご質問などは上をお読みの上、YOSHIO宛にいただければ可能な限り誠実に回答いたします。まことに勝手を申しますが、当該記事のご論評をされる前に一度このページをごらんいただきご質問いただければというのが、座談会参加者としての勝手な願いでございます。
Comments
何分ぐらいの座談会を、どの程度まで縮めて掲載するのでしょうか。
その過程で、いろいろと不整合が発生するものと推測されますね。
でも”言っていないこと”を”言ったこと”にされたり、編集で趣旨がまったく違う発言になってしまったり、というのはとても嫌な感じがしますね。
ジャーナリズムは、いかなることがあろうとも”言論を弄んでは”いけません。それが許されるのは、唯一、アートの世界のみです。
Posted by: Caneton | 2010.07.21 10:15 AM
私の家には現物まだ届いておりませんが、
とてもショックです!!
発言の趣旨が間違えられることも問題ですが、
僕が懸念していたのはテープおこしの際に
「誰の声(発言)なのかちゃんと判別して
いただくように」、
関係者の方と少し前にお話する機会があった際に
念を押させてもらったはずなのですが、
やはり心配どおりのことが起きたということですか。
とりあえず今日のWARA公演で現物を見てみます。
Posted by: daijito | 2010.07.21 11:12 AM
Caneton様、daijito様、コメント有難うございます。
>Caneton様
内幕を聞くと「時間不足」「スキルの問題」などなのですが、発言者としてはしんどいものがあります。
まあ世の中に大量に出回る種類の出版物ではないので、ブログによる修正ぐらいで対応済み、という感じにいたします。
>daijito様
やはり、という事態が発生しましたですね。
今度こういうことがあるようでしたら、多少なりとも手伝わないとダメかもしれないな、と思っております。
Posted by: YOSHIO | 2010.07.25 07:12 PM