10/10/3の日記(℃-ute感想含む)
●10/3(日)
昼、所用で蘇我へ。
蘇我にて「パーラーばら」(TEL 043-265-7272)でパスタを食べる。店は昭和な感じだが、電源を用意するなどそれなりに時代への対応意欲はある。
パスタは、バジリコは匂いがキツすぎ(チーズ大量投与がよい)だがトマトソースはあっさりしていて、店構えよりはるかに美味。場所を考えると上出来、ただしパスタの価格はそれなり。
話のタネ、レベルや普段使いとしてはアリな水準。
いったん帰宅後スタジオSUNで練習というかアレンジの仕上げ。流石に追い込まれ感が出る。ポール・サイモンの「ONE TRICK PONNEY」という歌を思い出しながら仕上げをシンプル化することに光明を見出すが、一方で「ケーフェイ」「長州力は可能だろうか?(ここはメルセデス・ソーサのアルバムタイトルのノリで)」などという埒もない語が脳裏を飛び交い激しく精神的スタミナを削る。
削られた状態で、市川市文化会館の℃-uteコンサートに先導者に連れられていく。途中老舗の「市川一茶庵 (いちかわいっさあん)」(TEL 047-378-1614)で二色そば。細いほうが人気らしいが、案外太麺がそばがっつり感あってよい。店構えがあまりにも和風座敷できれいとはいいかねるが、千葉としてはかなりの高水準。
コンサートは数種類のダンスメドレーでつなぐ時間帯でアイドル枠の極限まで踊るなど、ハロプログループが持っている訓練度の高さが、若さを解放する表現につながり多幸感に結びつく稀有なライブ。5人の女性のパフォーマンスとしては完成形の一つだったのではないだろうか。勝負曲の「まっさらブルージーンズ」を後半立ち上げの繋ぎ技で使うあたりに、四天王プロレス同様の贅沢感あり。相変わらず露出はきつい服もあるが、アンコールでこれまでと一転して制服っぽい服で出てくるあたりが、アイドルの王道覇道を目指す心意気とも取れた。
今回のように出演者全員が能力を最大限発揮しているステージというのは分野がなんであれ非常に見てて気持ちよいが、個人的にはボーイッシュすぎるがヒップホップテイストを出す曲などで頑張っていた印象のあった岡井千聖が非常にアイドルな容姿に変身していたことに目を奪われた。岡井が前より明らかに目立っていたことがチーム全体の活性化に繋がっていたとも思われる。アンコール前、本編の最後に出演者がそれぞれ台詞を書いたはちまきをしていたが、岡井のものが確か「夢と現実」というもので、これにはまた襟を正す思いをさせられた。
時代がどうでも、周囲がどうでも頑張ることで何かを残さなければならない、ということを鍛えられたアイドルの奮闘により再確認し、底の浅い「ケーフェイ」を乗り越えたプロレス者としてのファイト(たとえば小川と対峙した三沢のようなアレ)を目指そうという活力をもらって会場を後にした。アイドルヲタにはどうにもなれない自分だが、アイドルコンサートの魅力というか社会的意義というものの一端には触れたような気はする。
終了後自宅で多少アレンジ作業。本番まであと1週間。
Comments
矢島舞美だけはガチ
Posted by: 先導者 | 2010.10.04 07:37 AM
先導者様、今回もお世話になりました。
今回のパフォーマンスは見られてよかったです。
矢島さんもいつものように大活躍、非常にヘルシーな魅力のある方でございます。
「ノアだけはガチ」の文脈に乗ったコメント有難うございます。
私はしがないインディーケーナ奏者ですが、今回の審査会はベアナックルな感じで臨もうと思っております。
Posted by: Yoshio | 2010.10.04 11:26 PM