【御礼】EL SOLITARIO vol.7+10/10/30-31の日記
皆様、YOSHIOは10/30(土)16:30~17:25にわたって、西船橋スタジオSUN・Aスタにて青木大輔氏を競演者に迎えて、完全無伴奏ライブ EL SOLITARIO vol.7を遂行しました。
観客数は、(自分はナルシスティックな粉飾を憎むものですので完全公開で行きますが)3人でした。台風による交通の不随意などの状況で3人もいらっしゃってくださったこと(うちお1人は初参加)、3人とも非常に熱くシビアな感想を終演後おっしゃってくださったことなど、感謝してもしたりないものであります。
もちろん、「首都圏の多くの方に青木大輔さんを売り込む」という、青木さんにとってのメリットが果たせなかったことは、主催者として大いに反省するところではあります。
当日の演目は以下のようなものでした。
【青木大輔】(順不同)
・SURAZO~SAN LUIS [E.Cavour,L.Cavour]+即興
・Kolo Kolito [Victor Flores]
・ROMANCE DE VIENTO Y QUENA [Jose Ramirez Torres]
【Yoshio(溝口祥夫)】
1、Triste Olvido(Bailecito)
2、Recuerdos de la Alhambra(小曲集「風景との不連続旋律」③として)[Francisco Tárrega]
3、Quena Adelante (Quena Suburbia Ⅲ)[Yoshio]
4、Baila Mambo
【両名によるインプロビゼーション】
1、Cinco Minutos Ⅲ[青木大輔+Yoshioによる即興]
青木氏の、空気音などを極めて巧みに駆使して繰り出す独自世界は本当に瞠目すべきものでした。氏の才能は、楽器にこだわった演奏者であれば必ず理解し賞賛するものでしょう。持ち替えなしのシーク1本・完全無伴奏で3曲で25分の演奏で退屈する暇を与えない音構成は、ぜひまた味わってみたいと思います。皆様もシーク奏者の青木大輔氏をぜひ今後ともチェックしてみてください。
自分の演奏に関しては、反応があったのは譜面を立てて演奏した2(「譜面を見て演奏しているのに間違いが多い」「いや譜面のせいでむしろ間違いが多くなるという表現では」「宮殿を見て音が変わるかどうか次回要確認」)や、3(空気音からのラップもどきで爆笑フレーズあり)という感じでした。3は、SAIGENJI氏のアプローチとTHE WHOの「MAGIC BUS」に影響を受け作ったものですが、フレーズの威力が勝る感じだったようです。
また即興では「ケーナの低音がうなるのにシークの音が乗るような構成がよかったのでは」「ケーナがひたすら盛り上げる感じでぐるぐる回っている要素が出ていた。シークはうまく駆け引きしていた」「出だしの盛り上がりがてっぺんだった」「5分は短いかも」などという感じでした。
演奏者として、青木氏とガチで即興できたのは非常に勉強になったし、よい体験でございました。
さらに主催者としては、「台風なのであえて来た」という方がいらっしゃったことに、深く深く感謝申し上げます。
今後とも、より激しく明るいイベントとしてより多くの方に来場いただけるように頑張りますので、どうか皆様も応援くださいますようお願い申し上げます。
次回は1/8(土)16:30~17:15を予定しています。音楽関係の新年会を兼ねて、ぜひ皆様西船橋にいかがですか? 特に格安の打ち上げは、ガチで毎回濃い内容となっております。
※出演者の方も募集しています。お気軽にこちらへお問い合わせください。
●10/30(土)
昼食べてから家を出て、西船橋。西船橋から葛飾公民館の文化祭へ向かう。雨なので京成バスに乗ったところ「カビー号」で日ハム選手のアナウンス付きでびっくり。
ケーナサークル・ビエントの演奏。6曲。公民館サークル全員での演奏としてはかなりレベルが高い。特にリズムがきっちりしている。曲としては「ウルバンバ」「リャキ・ルナ(後半)」がかなりいい感じ。
アンデス地方の音楽というのは、あんまり「表現できる喜び」とは遠いところで演奏をすると、どんなに技術があっても、表現力という点で初心者の人もいる公民館サークルの方の演奏にかなわないという恐怖を、自分はビエントさんと競演したときに痛感した。その恐怖に直面したくて、特に葛飾公民館でコンサートに呼ばれなくなってからは文化祭を見るようにしている。今年も見られてよかった。
終了後挨拶などしてから歩きで西船橋へ。モスバーガーで少々食べてから青木大輔氏と駅で待ち合わせ、スタジオへ。途中で買ったドトールのコーヒーを飲みながら打ち合わせ、音出し、会場設営。
台風で人が歩いていない状況に「0でもやる」と強く誓うが、3人の来場を得る。公民館で演奏した後来てくださった方もいた。感謝。
演奏終了までにTシャツ2枚を汗で着ていられない状況にする。
終了後4人ほどでいつもの「南風堂珈琲店」で打ち上げ。あまり食べなかったこともあるがまたも5時間弱いて@2000~2300程度という安価な展開。今回は「そろそろ周期的にはフォルクローレの流行が来るはずだが」などの前向きかつやくたいもないトークから、即興でジャズ要素を入れることの魅力と落とし穴などを話し合う。
23時前に解散するが、近所のY氏と語りながら「らーめん一丁」で味噌ラーメンと餃子。背脂なのにあっさりしていて美味いという高品質店。初めて満員で待った。0:45ごろ帰宅。
●10/31(日)
11:30に船橋を出て水道橋経由で神保町。
「咸亨飯店」でランチ。ここの漬物は超美味だが同行者が足を虫にかまれる。
時間が中途半端なので2日間限定で無料で走っているバスで神田~秋葉原~日比谷と乗りながら風景を楽しむ。日経ビルがゴージャスでレア感あり。風景を見ながら思い出話、などというアダルトな時間つぶしを行う。
同行者と別れた後出店の書籍を眺めるが購入せず、「小諸そば」で釜揚げそば(いまいち)を食べて帰宅。
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