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2010.12.23

●12/15-22の日記(含む宝塚星組公演、モーニング娘。公演評)

●12/15(水)
昼宝塚、夜ハロという師走に何をやっているんだ的な修業の1日。

まず昼宝塚星組。日舞のショー(名前を書くのもあれだが『宝塚花の踊り絵巻』 -秋の踊り-)はここ数年で最も落胆の激しいショー。扇の持ち方がまったくなっておらず、特に夢咲ねねがちりとりの角度で持っている様子に失笑。凰稀かなめの気抜けっぷりもちょっと凄い水準。さらに比較的日舞で太刀打ちできるかと思われた涼紫央でも松本悠里を相手にする踊りでは秒殺されるぐらいのレベル差。
群舞でもせっかくの酒井澄夫のセンスが際立つ波の詩(おけさ幻想)も、銀の扇が揃っておらず残念な仕上がり。ここは舞台としての美しさ(雪と銀扇のあしらい)が際立つ場面だが、おけさの踊りの腰と腕の振りも地元の小学生以下の残念な訓練度。

ここまでだと宝塚に絶望して2010年終わるところだったが、ミュージカルの「愛と青春の旅立ち」が思ったよりはるかにまともで拾い物。

ここでの貢献度が高かったのはまず凰稀。フォーリー軍曹の役は最近では別格系、ないし専科に行きがちな役だが2番手としてここまで舞台を支えきり男の表現を貫くとは、歌唱力がどうのとかの批判を許さぬ水準。文句なし。石田昌也の舞台は役者のMAXが出るケースがあるが、凰稀のMAXを越えた水準。
夢咲のヒロイン役ポーラも、製紙工場で働いていそうな様子と、プアホワイトの精一杯のプライド表現がうまくはまっていて、夢咲嫌いの自分でも感動する仕上がり。フィナーレはダメだったが、それを見逃せるレベル。
もちろんトップの柚希礼音もトップとして目立つよりも舞台の役割に忠実な芝居で貢献。人を受け入れない悪い感じの芝居も悪役経験が生きてOK,なにより群舞でダブルピルエットをびしっと決めるのが「舞台を見ている」感じを観客に与える。

他の役者で目立つのはショートな出番だがきっちり場面をさらった水輝涼(指揮者の肉声を初めて聞きました)、微妙な色気を残していて説得力のあった万里柚美、ふてぶてしさの側面を表現していておとぎ話感の減衰に貢献した白華れみ、髪の毛の色はどうしたことかと思うが年配感を出していた涼紫央など。

冷静に考えると、軍隊内部の生活モノ(人殺しなどからまない範囲で)は、音楽学校のシステムなどから見て出演者の多くが理解しやすかったのかもしれない。ともあれあたり公演であったことは間違いない。久々にサバキをみかけず、むしろ財布を持って立っている人の数が多かった。(平日なのに)

夜はモーニング娘。の横浜アリーナ公演。この日で亀井絵里、ジュンジュン、リンリンが卒業とのこと。
この日ばかりは高橋愛がしっとりとOL風に歌うバラード系(ただし指先の表現などに、彼女の宝塚的素養が垣間見えてぐっと来るものがある)よりも暴力的な音圧のアップテンポな音がはまる。(いつもよりも歌唱者のテンションが高く、音圧の高さに説得力がある。ラストの「涙ッチ」はアッパー系アイドル歌唱の暴力的説得力の例として語り継がれるであろう水準)

卒業の方について、貢献度と送別うんぬんのコメントはファンから見たら噴飯ものでしょうから控えます。ただ普段はヤンキー風味を出しながら客をあおる田中れいながジュンジュンと抱き合って号泣している姿や、ハロプロきってのトーク力でバラエティにも進出している道重さゆみが、まとまりのない話をしていて亀井にやんわり指摘される様子などが、宝塚ではだいぶシステム化・制度化された卒業風景の前のバイタルな姿に感じられて、一般人にも感動を誘う水準であったことは報告しておきます。(ラストの挨拶で「明日になったら(卒業者が)いなくなっちゃうんですよ、すごくないですか」と観客に話しかけ観客が応対に困った光井愛佳のダークなトークも面白かったが)

あと横浜アリーナの開始寸前のサイリウムの輝きはまじ100万ドルの価値ありです。夜景好きの人はここだけを観に行く価値があるぐらいの美しさだと思われる。

今回は先導者の付き添いで、タイトルマッチ前の記者会見が行えそうな終演後の挨拶風景を眺める。3時間半以上歌って踊った後、なお40分以上立って応対する出演者のスタミナに芸能界の厳しさを見る。(節目であるためか来客がかなりの数に上っていた)
終了後まっすぐ帰るが総武快速の終電であった。先導者様有難うございました。そして卒業の皆様、お疲れ様でございました。「人生は美しい」というボリビアのシンガーソングライター、ニロ・ソルコの歌を皆様に捧げます。

●12/16(木)
昼は「アユンテラス」にて。
夜は久々にDAIJITO,ISHINO氏と「カフェ・デ・アリ」で密談しながら飲む。ワインのボトルを飲んだので少々高くついたが、日本らしからぬ店のたたずまいなどにスペイン的空間を夢想する。DAIJITOにはスペイン料理について教わったりしつつ、業界的濃厚トークから前向きトークまで行う。お二方どうもありがとうございました。

●12/17(金)
昼は渋谷「Mira Flores」で。どうみてもインド系の方だが、食べ物は割り切って食べれば以前よりも安いのでCP的にOK。ただし奥の席に座ったところ季節はずれのショウジョウバエに悩まされる。手前のほうがいいらしい(という問題だろうか)

●12/18(土)
昼は大久保で家族でパークゴルフ。大久保駅前の餅屋の海苔巻きやおにぎりはすごく美味い。この日はわさび巻き売り切れで残念。
5ラウンド回ったら風邪を引いてしまう。スコアは最良で+12だが、係員にからまれるとOB連発。イーグルを出した後3連続OBとメンタルだめすぎである。

帰宅途中アッサムでカレー。帰宅したら風邪で動けずFIESTA BAILABLEを断念。関係者の皆様、TODA LA VIDAの皆様ごめんなさい。

●12/19(日)
携帯を買い換える。スマートフォンは見送る。その後練習などをするが体調いまひとつ。

●12/20(月)
あさは「しぶそば」で刻みそばセット(油揚げまみれ)、昼は「増田屋」で野菜天そば、夜飲み会の前に「富士そば」でカツ丼セット。飲み会はエレベーターの壁がボロボロのビルの上で無駄に個室風仕切りをしてあってろくに食い物が出ないのにデザートは出るという、いかにも往時の渋谷を連想させるダメな店で疲弊して帰宅。

●12/21(火)
昼はうな肝丼。夜は「ラーメン一丁」で味噌ラーメンチャーシューねぎ+餃子。

●12/22(水)
昼は「アユンテラス」。夜は味噌で仕立てた鮭と豚のなべ。残留食料消費キャンペーンの一環だが美味い。

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Comments

平日にもかかわらず横浜アリーナを満席にしたモーニング娘。これを機に反転攻勢して他の三流アイドルどもを蹴散らしてほしいな。アトピー性皮膚炎の治療を理由に今回卒業した亀井絵里が「損得なんかはきっとどうでもいいのが人生」(女と男のララバイゲーム)と歌うシーンが泣けた。みぞおちに3発ぐらい蹴りをぶち込まれた印象だ。もっとも亀井には「幸せになりたい幸せになりたいってずっと思ってると幸せになりたいってだけで終わっちゃうんです。幸せだなぁって思ってるとずっと幸せのまま過ぎていくんです」という珠玉の名言がある。決して出しゃばらず素朴で……ハロプロの中では数少ない癒し系キャラだった亀井。「青空がいつまでも続くような未来」が訪れることを願うばかりだ。

Posted by: 先導者 | 2010.12.23 at 04:21 PM

”モー娘。”、愛してるんですね。
凄く伝わってきます。
好きなモノがあるというのは素晴らしいことです。
仕事もやる気がおきますよね。

Posted by: Caneton | 2010.12.24 at 11:26 PM

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