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2011.01.03

2010-11年末年始旅行日記1

■チャンスがあったのとコスキン審査会落選記念で、また欧州へ行ってきました。今回はスペイン語を使ってみたいという大それた野望のため、スペインに行きました。
諸般の事情により音楽的成果はゼロですがご容赦ください。

●12/26(日)
4時間ほどの仮眠後不完全な準備をして8時ごろの特急で京成にて成田空港第2ターミナルへ。
チェックイン、保険手続き後セキュリティ(ミニシンバルをカバンに入れたままにしていて激しくチェック入る)通過後着替えなどをレストルームで。

BA0006便でロンドンへ。出発時、機内では特に何事もなし。アンケート調査をしているせいか、サービスは以前よりしっかりしている印象。(若い男子に水をぶっかけられたが)

機内でoasisの「time flies」とストーンズの「メインストリートのならず者」を完聴。後者ではいつもは聞き流していた「Torn&Frayed」や「Shine a Light」が沁みる。
映画は「食べて、祈って、恋をして」をうっかり見るが、あまりに頭の不自由な能天気さにあきあきしつつ細かく作り上げている画面のせいでうっかり最後まで見る。映画館で見たら金返せレベルだが。

あとBBC番組ではグラストンベリー音楽祭のダイジェストをやっていて、スティービー・ワンダーは当然だがMUSEがよかった。MUSEは後でみたマドリッドのテレビ番組でも「2010年のビッグライブ集」などで取り上げられていた。(スペイン公演をしたらしい)
シャキーラがPAのモニターの上で腰をふったりして頑張っていたが、エロいというより一生懸命空間を埋めている感じで逆によかった。

現地時間で14時過ぎに到着後またまた厳重な荷物チェックを経て第3ターミナルで2時間以上待つ。時間つぶしに食べたYO!SUSHIのカリフォルニアロールが案外美味い。5ポンド。

定時より1時間近く遅れてようやく出発、マドリッドまでのイベリア航空はビニールレザーシート、つめこみ座席、飲み物有料で完全格安航空会社。プライドをもてあました男性クルーの姿を見て、元国営航空会社の建て直しの困難さに思いを致す。

結局マドリッド着は21:30をゆうに回り、改札のような入国審査(書類が配られるが書く必要なしといわれる)を経て、空港近くのヒルトンに無料バスでたどり着いたのは22:50ごろ。部屋は奇妙に広く前衛風な感じ。前衛すぎてスイッチ機能を理解するのに2回の電話と1時間のトライアルを必要とする。

空港で食事も調達せず周辺に店も見えないのでやむを得ずルームサービス。どれも鬼高いがヒルトンハンバーガー、肉がそれなりにグリルしてあってポテトも多く水準高いが込みこみで25ユーロ、ただ他のメニューよりはましと推量。

食事後さすがに寝る。

●12/27(月)
8:00過ぎに起床後朝食を食べ、荷物を預け最低限の着替えを買い物袋に入れ替え、ホテルをチェックアウト。
マドリッド市内へ出るのにどのルートでも便利とはいいかねるので10時前に市バス114番に乗る。
裏手との話だが探していたところホテルのスタッフが案内してくる。
バスは1ユーロだが、Avenidad de Americaまで30分以上かかる。
路線は郊外の団地の生活路線という感じであり、出勤や買い物の人が乗ってくる。

終点到着後6号線に乗って(ここで10ユーロの回数券を購入)Nuevos Ministeriosまで行き、デパート EL CORTE INGLESに入る。店構えなどが船橋西武っぽい。
100ユーロ切ったバーゲンコートなど眺めた後タクシーでソフィア王妃美術センターへ。10ユーロ程度。

到着後15分ほど並んで、2時間程度見る。入場料は7ユーロ未満ぐらい。
ゲルニカが有名だが、ゲルニカにいたる作品や美術傾向が展示を見ていてわかる非常に優れた展示内容。
鼻とか顔がずれた絵の表現が、内戦などの混乱の元では当然(パースなんか守っていては描けない状況があるということ)を素人なりに理解する。

ピアビカのどくろが書かれた「スペイン革命」に抽象画のルーツを夢想したり、ダリの絵のエロティシズムを初めて感じたりする。

この日は企画展も戦後スペイン美術に関するもので、戦争の影響のみならず、スペインにもたらされたアメリカの影響という要素も満喫できた。当時の記録フィルムも多数あり、美空ひばりみたいな少女歌手が出ていたり、エビータ来訪で熱狂する市民など戦後日本とのシンクロなどにも思いを致す。ただし係員はくっちゃべるのはまだしもいちゃついているのもいるなどいまひとつ。

13:30すぎに美術館を出てアトーチャ駅へ。周辺は再開発をしているが足早に歩きたくなる環境。

優等列車では改札が2回あり、この駅では構内へ入る際の荷物チェックを受けてからラウンジへ行く。(sala clubという名前、なお他の駅では荷物チェックの手前だったりする。案内掲示板はないのでわかりずらい)
ジュースなど飲み放題だが、綺麗でびっくりする。従業員も客が去ると同時に片付けるなどきびきびしている。

14:30アトーチャ駅を出るAVEのpreferenteでバルセロナへ。早期割引で100ユーロ程度。
温かい昼食が支給され、平原や崖を眺めながら過ごす。17:22バルセロナ・サンツ着。

バルセロナからは地下鉄回数券7ユーロを購入しサクラダ・ファミリアまで4号線で移動。車内の雰囲気は悪く、ガードマンがいないと降りたくなる感じ。下車後観光案内所に寄るがここは一転して安全かつ親切。

サグラダ・ファミリアはすでに入場はできないので外から眺める。斜めから見たほうが質感が襲ってくる感じ。
周りに何があるわけでもないのでタクシーでランブラス通りにあるリシュー劇場まで移動。10ユーロ程度。

リシュー劇場地下のカフェで休憩、トイレに並んでいたところ「ここは列ができる。2階のほうがすいているよ」と評論家風のオヤジに言われたりする。(このカフェはセルフ形式だが、緑茶もあった。だいたい1.5ユーロぐらい)

休憩後ランブラス通りを歩くが、観光客や買い物客が大量に出ているのと夕食には早いため店に入れず、本屋で立ち読みしたり教会のギターコンサートのリハを聴いたりして過ごし、カタルーニャ広場から3号線に乗ってサンツ駅へ戻る。3号線はそれほどピリピリした感じはしなかった。酔ったカップルがいちゃついていたりする。

バルセロナのRENFEラウンジは夜ということもありあまり清潔ではなかった。

バルセロナ21:30発のTRENHOTELに乗ってグラナダへ。特等寝台個室で153ユーロ程度。乗車後すぐに食堂車に行くように言われ行ったところ、コースメニューが出る。前菜クレープ、メインはイベリコ豚のソテー、デザートはチョコレートケーキ、酒も出る。全部冷凍のはずだが、イベリコ豚は日本のどのレストランよりも美味で恐れ入る。食堂車では日本人の女性2人連れがいたが、全般にお年寄り多し。

個室にはシャワー・トイレが付いている。一見寝台も含めて20年以上経過しているように思われる感じで狭いが快適。確かにホテル代わりにするには最適かもしれない。スペインの鉄道文化の豊穣さにびびる。

この旅行ではPC持参したもののPC電源などを忘れたせいで、ガラケーしか情報デバイスがない状態。ガラケーにしてはよく通じているが、この夜行列車は山越えなどがあるせいか流石にあまり通じない。それなりにゆれるがとりあえず熟睡。

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Comments

オモロいっすね。

美術や鉄道にみる文化の豊穣さと、あちこちにいるへんな職業人たち。

俺も行ってみたいな。

Posted by: Caneton | 2011.01.03 10:01 AM

せっかくスペインへ行ったのにプラド美術館はスルーなのか。もったいない。

Posted by: 先導者 | 2011.01.04 07:03 AM

お疲れさまです!いつもこのブログを見るのがとっても楽しみです(*^^)vこれからも楽しみにしていますね☆

Posted by: 新宿の美容室よりお手紙 | 2011.01.04 09:07 PM

新宿の美容室様、はじめまして。コメント有難うございます。
Caneton様のお知り合いでいらっしゃいますでしょうか?

こんなブログですがごらんいただけて嬉しいです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

Posted by: YOSHIO | 2011.01.06 01:17 AM

素敵菜鉄道での旅
食堂車が 嬉しいですね

イベリコ 大好きです

Posted by: ryuji_s1 | 2011.01.06 09:28 AM

Ryuji S1様、はじめまして。
当ブログにお越しいただき誠に有難うございます。

すごいレシピ集ですね!
今後とも宜しくお願い申し上げます。

Posted by: YOSHIO | 2011.01.07 01:12 AM

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