3/6-20の日記(含む硝子迷宮、東方project系同人CD)
●3/6(日)
名古屋へ練習に。船橋のアクセスチケットで回数券を買おうとしたら在庫なしとのこと。渋谷などで買っておくべき。
車中で野菜いっぱい幕の内をよくかんで、こんにゃくは残すという感じで食べる。普段は一顧だにしないタイプの弁当。
合流し平針の喫茶店で休憩。コーヒーにこだわりのカフェという感じだが、ロケーションなどの関係でしぶしぶ中日スポーツも置いてある、という感じ。駅では自民党系の市議候補者の演説が続く。
いつものスタジオでない久々のスタジオで練習。途中あまりにも空腹なので少々早上がりして「知波」(TEL 052-702-1746 )で味噌煮込みうどん。普段だとボリュームが少ない感じだがこの日はこれがOK。
23時に帰宅して就寝。
●3/7(月)
昼は「志鶴うどん」(03-5459-1238)で釜玉トマトうどん。邪道だし「これ料理?」感はあるがまずくはない。
夜は鶏肉を仕込んだ粥を作って食べる。
●3/14(月)
渋谷へ行くのに往路は混雑で、復路は西船橋で停止するために新宿線を使用。
夜は乗り換えのついでに、本八幡「だんちょうてー」(047-370-3324)でつけめん。
チャーシューは硬め系としては屈指の美味さだが、全体としては「並ぶほどではないが、まあ損はない」水準。
ただし店があまり清潔ではないし、売りのはずの生姜も量が多すぎてエスニックの領域であった。
●3/16(水)
昼はティーヌン(03-5459-2550)でトムヤムつけ麺。安定している。
●3/17(木)
昼はCENTO ANNI(03-5489-7200)でラムのパイ風。一工夫が旨みに繋がっている。ここのカッサータも美味。
夜は自宅であんかけうどん。
●3/18(金)
昼はアユンテラス(03-5458-9099)。鳥のから揚げ系はエスニックでも安定した旨み。
夜は「登運とん」(047-424-5922)、空いている店が少ない中で終了間際に入ったためメニューに制限があったが鶏肉変わらず美味。変わらないことの重要性に飢えている自分を満たす。
●3/19(土)
昼は知人と「I-Kousha」(03-3291-4102)でハンバーガー。すいていたこともあり一番くつろぐ。
終了後錦華通りのラーメン屋「美空」(03-3291-8141)でしょうが温玉ラーメン。昆布トッピング無料。鶏がら系のミクスチャだがギリギリで脂こくなってなくて、しっかりした麺とともに通りすがりとしては上々。忌野清志郎のフォーク系の曲を浴びながら食べる。
その後コチャバンバに行き楽譜集を購入しチラシを設置させていただく。さらに神田から国分寺へ。
国分寺gieeというライブハウスというかライブスナック風の店構えのところで、おちょこという人と硝子迷宮のライブ。後者はミステリアスな女性とホセ犬伏氏のバンドでオリジナル曲をやる。
硝子迷宮は見かけから難解なアシッドフォークかと予断しており、確かにその要素はあるが、エスニックにも四畳半にもとらわれないサウンドで間口広い。特に冒頭の「水の記憶」のクオリティは異常に高く、「寝る曲」と自虐していた「Enock dream」「バラの羅針盤」も、ルミリャフタのギターアルペジオでにやりとできる向きならば気に入ること間違いなし。キャラ立ても含めかなり分かりやすいのでフォルクフォーレ出身者オリジナルとして要注目。次のライブはどなたか一緒に行きましょう。
おちょこのパフォーマンスや歌詞の内容、およびその時間帯の店内の仲間感ある雰囲気はTOO MUCH 中央線な感じで総武線系アーティストのはしくれ(?)としてはアウェイ感を感じたが、歌詞の聞き取りやすさ、および声芸の豊富さは、中央線沿線の音楽的素養の蓄積を感じさせる高水準なものであった。
暗い中にも人が多い国分寺をすり抜けて中央線~総武線で帰宅。帰宅時コンビニで売れ残っていたお好み焼きを食べる。自分が買った直後に誰かが残り1個のお好み焼きを買っていた。
●3/20(日)
昼はパスタ。
個人練習をスタジオSUNで敢行。スタジオはキャンセル料を無料にしてくれた。
公開にしたところS氏が遊びに来てくださったので、終了後2時間ほど「南風堂珈琲店」でチューハイ2杯程度の見ながら軽く業界話。
夜は鮭など。最近停電を恐れる関係などで夜が軽めとなっている。ダイエットにはよいのかも。
■現在は代金引換で受け取った某大学フォルクローレサークルの一部メンバーの方が作った東方project系の同人CD「El Pasado Ausente~過ぎていったものたち」(ジャージと愉快な仲間たち)を聴いています。
まずは、ある意味フォルクローレ界よりも100倍シビアである同人系で(まったく儲からないとはいえ)商業的ルートに乗せる作品を提供したことに、自分の学生時代を思い出せば敬意を禁じえない。またジャケがちゃんと同人系のクオリティとなっていることも、学生時代以降現在まで絵師の不在に苦しんでいる自分としてはうらやましいといわざるを得ない。
以下は東方PROJECTに関して、WIKIPEDIAとニコ動少々チェックレベルの認識しかないものの感想です。
(自分は、ゲーム音楽への認識は、RALLY-Xだの飛翔鮫だのまじ昭和レベルで止まっています。あと学生時代は三国志研究会なるところにも所属しており、少女マンガのガチヲタだった時期もありますが、基本的には萌え理解が出来ない「昔な感じのヲタ」感性の所有者です)
音のクオリティとしては、旋律を動かしている速いパッセージなどはなかなかな一方、緩めのところで「部室録り」クオリティとなるのはやむを得ないが、弱音部~無音部にミニマルっぽい繰り返し旋律をかぶせて隙間を埋めるのもありかなという感想をもった。もともとゲーム音楽系は音圧高めな傾向があるので、そこに対抗するには手数と音数(もちろん全面ではなく、要所で)というのも一つの策でしょう。
以下具体的な曲の感想に。
自分がもっとも好感を持った曲は03「幻想郷へ遥か馳せ」で、トローテのストロークをもう少し横着して異なるタッチの楽器音をかぶせたらさらに面白かったと思うが、笛の旋律がかもし出す異界へのさまよい願望がもっとも率直に現れているように感じた。04「空に踊る」も同様な感じでなかなかであった。
一方完成度が高い05、06あたりは逆に「ボリビア的」過ぎてさまよい感がないのかなと思い、07の花祭りと違う旋律をかぶせるアイデアは、面白いがもっと早い時間帯からちらつかせればさらにスリリングだったかなと感じる。
あと苦言ではないのだが、ケーナ奏者としては、もう少しケーナを上ずらせないように吹き込んで旋律取ってほしいな、そうすれば逆に音バランス問題も改善されるだろうな、という感想は率直に言って持った。ケーナ系楽器のウエイトが高いだけにそう感じたことは否定しない。
しかし自分が同じ年齢の時期に、まねもしきれず漠然とした違和感だけで音楽的破壊活動にいそしんでいたことを考えれば、このCD自体が野心的な取り組みであることを否定するものではありません。ぜひ多くの人に聴いていただき、「東方・フォルク両方知らない人」「東方のみ知っている人」「フォルクのみ知っている人」「両方知っている人」で感想および座談会を開きたいな、ないし出席したいな、と思いました。
「フォルクローレをやっている人はどんな感性を持っているんだ」と疑問を持つ人や、なんか新しいフォルク系音楽の展開を考えている人に、ぜひCDを手にとってほしいと思います。
また制作者の皆様には今後の継続と発展を祈念申し上げます。今後ともぜひ宜しくお願い申し上げます。
Comments
19日はお越しいただき、本当にありがとうございました。
自作曲をお褒めいただいて、素直に嬉しいです。
歌唱力やMCなど、まだまだ課題の多いバンドですが、育っていきたいと思ってます。
これからも硝子迷宮をよろしくお願いいたします。
いつか対バンしましょう。
Posted by: ホセ犬伏 | 2011.03.22 04:04 PM
ホセ犬伏様、コメント有難うございます。
硝子迷宮、まじガチ期待(ちょっと脚韻踏みながら)でございます。
うちもオリジナル増やしたりとバンド野心上げつつ、ぜひ対バンライブで音楽関係者に信を問う機会を作りたいと思っています。また案内ください。
Posted by: YOSHIO | 2011.03.25 07:33 AM