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2011.03.28

3/26-27の日記+4/2の予定(含むDAIJITOライブ)

●3/26(土)
最近週末になると「やっと迎えられた」という感想を持つ。

本八幡乗換えで瑞江に行き「HOTコロッケ」というライブレストランでのTOMOYAさんのランチライブへ。
70~80年代のアニメソングなどのカバーも混ざるアットホームなライブだが、歌詞をしっかり聞かせる抑制の効いた歌い方で繰り出されるオリジナル曲が、精神的な意味で生な感じで聞き入る。
ギターの田窪一盛さんの工夫あふれるワークも面白かった。

TOMOYAさんのご好意で、1曲「肝にかかてぃ」をケーナで飛び入り演奏させていただく。本当に有難うございます!
※5/21神田Decisionのライブでは、ケーナでバックを1曲つとめる予定にさせていただいております。アンデス音楽周辺などではまず来ない種類の演奏をいたしますので、お暇な方はぜひ。

14:15ごろ退出した後、つい来た小岩行きの都バスに乗り込み小岩へ。北口から南口と歩き回るが、かつて反映を誇ったはずの韓国系店舗がかなり閉まっている感じやサンロードのシャッターが目立つ感じがどうにも地方都市的哀愁というか、押井守の「人狼」な感じというか。サンロードの先のそば屋で鴨せいろ。付け汁は超一流だがそばは2流。

小岩の沈んだ感じにやられいったん帰宅。荷物を置いて休憩した後、東京~霞ヶ関経由(もっとも近いルート)で六本木へ。六本木も以前の1/3の人出、交差点をすいすい歩ける。
ノチェーロでのDAIJITO+智詠氏のライブへ。非常に集中力を要するライブとなる。
DAIJITOのチャランゴはマウロ・ヌニェスの弟子の制作物ということであったが、剛性が強そうで民俗品と楽器の間のようなプリミティブさが出ていた。音粒をそろえたライブが好きな人には意見がありそうな音色だったが音楽をやるという初期衝動にあふれたアプローチ(マウロ・ヌニェスのミックスアレンジ最高)、アルゼンチンものも多いラインアップなどからみても、非常にクリシェ感のないいいライブアクトで、観客数的にもったいないぐらいであった。
(欲をいえば、もう少しハイメ・トーレスのナンバーを聴きたかった)
智詠氏もインティ・ヤクでの冒頭の打突音が圧力高い、ファン・ルイス・カラバハルの歌でSantiagomantaな感じが出ている、ギターのある半音で幽玄なアルゼンチン感が出るなど、かなりの気合を感じる内容であった。
ベストアクトは、ラストの「Libertango」。ここでのチャランゴは前衛に到達する狂気があって、ギターも裏旋律を繰り出すなどのスリルがあった。

終了後幸楽苑で餃子とビールとラーメンで880円というセットなどを食べながら音楽などの談義。DAIJITOを東京駅まで送ってから帰宅。

●3/27(日)
所用で蘇我へ。終了後「鐵」(043-261-8663)でミソラーメン。船橋「らーめん一丁」と同じ背脂系統だが、席案内のスキルが異常に高いなどよりコマーシャルな感じ。太麺でボリュームあり、なかなか美味で近くにきたら寄る価値ありだがラーメン自体は「らーめん一丁」のほうが繊細。地震後開いていないらーめん一丁の復活を願う。

船橋へ戻りユニクロで買い物などしてから帰宅。夜は鮭メイン。

※4/2、チャリティーイベントであるFIESTA BAILABLEにて急遽出演することになりました。
Fiestabailable32

「fiestabailable32.pdf」をダウンロード

…といってもメインゲストのDAIJITO氏とも話をしたのですが、おそらく事実上オープンマイクでみんなでチャリティーの気持ちを表しながら行うイベントと理解しています。

会費は正直設定として高めですし、エケコ人形などには若干の違和感もありますが、趣旨自体を否定するものではなく、なにか同好の士で集まってできないかというセノビアさんの発案に乗ってみようと思いました。(もちろん普段の恩義もあります)

同様のお気持ちになられた方で来られる方がいたら、ぜひ宜しくお願い申し上げます。

その後神田Decisionでのパーティーにも顔を出せればと思っております。

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2011.03.26

3/21-25の日記+3/26の予定

●3/21(月)
昼は「ひょっとこや」(03-6416-0320)で鰻肝焼丼。

●3/22(火)
昼は「アユンテラス」でランチ。この日は鶏ベース。インドネシア料理には中華料理の影響でかいな、などと埒もなく考えるような味。
夜は「栄華光」(047-422-2851)。昔は台湾の店のような場末感とお得感が凄かったのだが、今は小奇麗な分アジアな魅力は下がった。安い割に堅焼きそばや餃子はかなり高水準だが、1年前には美味だった麻婆豆腐が甘くなっていたのが残念。

●3/23(水)
昼は「麹町咖喱 渋谷桜丘町店」で。ビーフ系なら、そんなにまずくはない店。
夜も家でカレー。
かなりカレーの多様性と日本での食生活の位置について思いを馳せる日。

●3/24(木)
昼は近くの学食もどき。390円カフェテラスランチを食べたら空腹が促進され、近くの3月末閉店予定のコンビニで肉まんを追加。
夜はカレー。
かなり節制な1日。

●3/25(金)
昼は「ティーヌン」でトムヤムつけ麺。
夜は「ホルモン青木 1号店」(03-3636-0987)でサムギョプサル、エンガワ、天使のカルビなど。@3600で冷麺まで食べられるので(半人前だが)、相変わらず他の焼肉店に行きたくなくなる高水準。ここのコンナムル(もやしナムル)は絶品。通常20分以上は並ぶのだが、この日は終了間際に行ったこともあってか並ばず入れ快適。

◆3/26(土)は、神田Decisionで知り合ったヴォーカリストのTOMOYA~さんのランチライブに行きます。

オリジナルだけでなくアニソンなども歌われるアットホームなライブとのご案内を頂戴しております。
カブールのDESCOLANDIAのベストを聴きながら「カブールの暴力性ハンパね~」とか今思っているようなYOSHIOの芸風などとのマッチングはお客様の判断にゆだねられますが、飛び入り演奏を許可されています。
近隣の方ぜひどうぞ。非常に格安でお得なライブだと思います。

HOTコロッケ(江戸川区瑞江)

 ギタリスト タッキー(田窪一盛)
 オープン 12:00
 スタート 12:15
 料金 1500円(ワンドリンク+おまかせランチ付き)

◆3/26はその後、六本木・ノチェーロでのDAIJITO+智詠氏のライブに参上しようと思っています。
 皆様ご一緒しませんか。土曜の枠はこの店にしてはかなりリーズナブルな価格になっていると思います。

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2011.03.25

【ご協力御礼】川俣町への義援金について報告110325

コスキン事務局の方から報告がmixiに上がっていました。本来無断転載は禁止されていると思いますが、自分も呼びかけという形で読者の皆様にご負担をかけた可能性があるので、一刻も早い報告という形でその責任を果たすためにも故意に転載いたします。関係各位のご寛恕を願うところです。

ご協力いただいた皆様には、YOSHIOからも深く御礼申し上げます。有難うございました。

(引用開始)

コスキン・エン・ハポン事務局からのお願いに答えていただき有難うございました

昨日3月24日現在コスキンエンハポン事務局に寄せられた義援金は、39名の方から507000円にもなりました。本当に有難うございました。

皆様から寄せられた義援金は昨日コスキン・エン・ハポン事務局の斎藤寛幸代表とともに川俣町長のもとへ届けてきました。


町長は「皆さんの思いを力に変えて頑張りたい」と大変感謝されていました。

(引用終了)

なお3/25朝刊の福島民友新聞に掲載されていたようです。

こういうのは息の長い支援が大切かもしれないので、一応当初のメッセージも再掲載しておきます。
あくまでも、個人による自発、という形態での検討をいただけますと、自分的には嬉しいです。
「送りましょう」という話では一切ありません!
(よく「一人ひとりの力はわずかですが」という話がありますが、私はそのわずかな一人の力がこういうときこそ表現されるべきと、わずかな力しかない弱小演奏者として強く念じておりますです。

(引用開始)
国内最大のフォルクローレのイベント「コスキン・エン・ハポン」の開催地である川俣町がかつて経験したことのない地震災害に見舞われております。
川俣町内はもとより、津波や放射能の汚染から逃れてきた浪江町・双葉町の住民約5000名が川俣のすべての学校や体育館に避難しております。住民は着の身着のままで避難しており大変つらい生活をしております。

つきましては、全国からコスキンに来ていただいた方や、フォルクローレの愛する皆さんにお願いがございます。
どうか、川俣で被災している人や川俣に避難している人に、100円でも200円でも義援金をお願いしたいと思います。

口座は、コスキンの申込口座と同じです。

郵便口座
口座記号02240-1 口座番号41534
名義 コスキンエンハポン実行委員会

通信欄にメッセージを書いていただければ被災者の励みになります。

このメッセージに賛同いただける方は、一人でも多くの方に呼びかけていただきたいと思います。
この義援金は町役場を通してすべて被災者に渡します。

どうかよろしくお願いします。

コスキン・エン・ハポン事務局
齋藤寛幸
(引用終了)

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2011.03.21

3/6-20の日記(含む硝子迷宮、東方project系同人CD)

●3/6(日)
名古屋へ練習に。船橋のアクセスチケットで回数券を買おうとしたら在庫なしとのこと。渋谷などで買っておくべき。

車中で野菜いっぱい幕の内をよくかんで、こんにゃくは残すという感じで食べる。普段は一顧だにしないタイプの弁当。

合流し平針の喫茶店で休憩。コーヒーにこだわりのカフェという感じだが、ロケーションなどの関係でしぶしぶ中日スポーツも置いてある、という感じ。駅では自民党系の市議候補者の演説が続く。

いつものスタジオでない久々のスタジオで練習。途中あまりにも空腹なので少々早上がりして「知波」(TEL 052-702-1746 )で味噌煮込みうどん。普段だとボリュームが少ない感じだがこの日はこれがOK。

23時に帰宅して就寝。

●3/7(月)
昼は「志鶴うどん」(03-5459-1238)で釜玉トマトうどん。邪道だし「これ料理?」感はあるがまずくはない。
夜は鶏肉を仕込んだ粥を作って食べる。

●3/14(月)
渋谷へ行くのに往路は混雑で、復路は西船橋で停止するために新宿線を使用。
夜は乗り換えのついでに、本八幡「だんちょうてー」(047-370-3324)でつけめん。
チャーシューは硬め系としては屈指の美味さだが、全体としては「並ぶほどではないが、まあ損はない」水準。
ただし店があまり清潔ではないし、売りのはずの生姜も量が多すぎてエスニックの領域であった。

●3/16(水)
昼はティーヌン(03-5459-2550)でトムヤムつけ麺。安定している。

●3/17(木)
昼はCENTO ANNI(03-5489-7200)でラムのパイ風。一工夫が旨みに繋がっている。ここのカッサータも美味。
夜は自宅であんかけうどん。

●3/18(金)
昼はアユンテラス(03-5458-9099)。鳥のから揚げ系はエスニックでも安定した旨み。
夜は「登運とん」(047-424-5922)、空いている店が少ない中で終了間際に入ったためメニューに制限があったが鶏肉変わらず美味。変わらないことの重要性に飢えている自分を満たす。

●3/19(土)
昼は知人と「I-Kousha」(03-3291-4102)でハンバーガー。すいていたこともあり一番くつろぐ。
終了後錦華通りのラーメン屋「美空」(03-3291-8141)でしょうが温玉ラーメン。昆布トッピング無料。鶏がら系のミクスチャだがギリギリで脂こくなってなくて、しっかりした麺とともに通りすがりとしては上々。忌野清志郎のフォーク系の曲を浴びながら食べる。

その後コチャバンバに行き楽譜集を購入しチラシを設置させていただく。さらに神田から国分寺へ。

国分寺gieeというライブハウスというかライブスナック風の店構えのところで、おちょこという人と硝子迷宮のライブ。後者はミステリアスな女性とホセ犬伏氏のバンドでオリジナル曲をやる。

硝子迷宮は見かけから難解なアシッドフォークかと予断しており、確かにその要素はあるが、エスニックにも四畳半にもとらわれないサウンドで間口広い。特に冒頭の「水の記憶」のクオリティは異常に高く、「寝る曲」と自虐していた「Enock dream」「バラの羅針盤」も、ルミリャフタのギターアルペジオでにやりとできる向きならば気に入ること間違いなし。キャラ立ても含めかなり分かりやすいのでフォルクフォーレ出身者オリジナルとして要注目。次のライブはどなたか一緒に行きましょう。

おちょこのパフォーマンスや歌詞の内容、およびその時間帯の店内の仲間感ある雰囲気はTOO MUCH 中央線な感じで総武線系アーティストのはしくれ(?)としてはアウェイ感を感じたが、歌詞の聞き取りやすさ、および声芸の豊富さは、中央線沿線の音楽的素養の蓄積を感じさせる高水準なものであった。

暗い中にも人が多い国分寺をすり抜けて中央線~総武線で帰宅。帰宅時コンビニで売れ残っていたお好み焼きを食べる。自分が買った直後に誰かが残り1個のお好み焼きを買っていた。

●3/20(日)
昼はパスタ。
個人練習をスタジオSUNで敢行。スタジオはキャンセル料を無料にしてくれた。
公開にしたところS氏が遊びに来てくださったので、終了後2時間ほど「南風堂珈琲店」でチューハイ2杯程度の見ながら軽く業界話。

夜は鮭など。最近停電を恐れる関係などで夜が軽めとなっている。ダイエットにはよいのかも。

■現在は代金引換で受け取った某大学フォルクローレサークルの一部メンバーの方が作った東方project系の同人CD「El Pasado Ausente~過ぎていったものたち」(ジャージと愉快な仲間たち)を聴いています。

まずは、ある意味フォルクローレ界よりも100倍シビアである同人系で(まったく儲からないとはいえ)商業的ルートに乗せる作品を提供したことに、自分の学生時代を思い出せば敬意を禁じえない。またジャケがちゃんと同人系のクオリティとなっていることも、学生時代以降現在まで絵師の不在に苦しんでいる自分としてはうらやましいといわざるを得ない。

以下は東方PROJECTに関して、WIKIPEDIAとニコ動少々チェックレベルの認識しかないものの感想です。
(自分は、ゲーム音楽への認識は、RALLY-Xだの飛翔鮫だのまじ昭和レベルで止まっています。あと学生時代は三国志研究会なるところにも所属しており、少女マンガのガチヲタだった時期もありますが、基本的には萌え理解が出来ない「昔な感じのヲタ」感性の所有者です)

音のクオリティとしては、旋律を動かしている速いパッセージなどはなかなかな一方、緩めのところで「部室録り」クオリティとなるのはやむを得ないが、弱音部~無音部にミニマルっぽい繰り返し旋律をかぶせて隙間を埋めるのもありかなという感想をもった。もともとゲーム音楽系は音圧高めな傾向があるので、そこに対抗するには手数と音数(もちろん全面ではなく、要所で)というのも一つの策でしょう。

以下具体的な曲の感想に。
自分がもっとも好感を持った曲は03「幻想郷へ遥か馳せ」で、トローテのストロークをもう少し横着して異なるタッチの楽器音をかぶせたらさらに面白かったと思うが、笛の旋律がかもし出す異界へのさまよい願望がもっとも率直に現れているように感じた。04「空に踊る」も同様な感じでなかなかであった。
一方完成度が高い05、06あたりは逆に「ボリビア的」過ぎてさまよい感がないのかなと思い、07の花祭りと違う旋律をかぶせるアイデアは、面白いがもっと早い時間帯からちらつかせればさらにスリリングだったかなと感じる。

あと苦言ではないのだが、ケーナ奏者としては、もう少しケーナを上ずらせないように吹き込んで旋律取ってほしいな、そうすれば逆に音バランス問題も改善されるだろうな、という感想は率直に言って持った。ケーナ系楽器のウエイトが高いだけにそう感じたことは否定しない。

しかし自分が同じ年齢の時期に、まねもしきれず漠然とした違和感だけで音楽的破壊活動にいそしんでいたことを考えれば、このCD自体が野心的な取り組みであることを否定するものではありません。ぜひ多くの人に聴いていただき、「東方・フォルク両方知らない人」「東方のみ知っている人」「フォルクのみ知っている人」「両方知っている人」で感想および座談会を開きたいな、ないし出席したいな、と思いました。

「フォルクローレをやっている人はどんな感性を持っているんだ」と疑問を持つ人や、なんか新しいフォルク系音楽の展開を考えている人に、ぜひCDを手にとってほしいと思います。
また制作者の皆様には今後の継続と発展を祈念申し上げます。今後ともぜひ宜しくお願い申し上げます。

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2011.03.20

公開個人練習本日(3/20)18時から実施します!

本日急遽西船橋スタジオSUN Aスタジオにて公開個人練習を実施します
18時から1時間です。

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2011.03.19

お礼とお詫び、そしてお知らせ110319

【お礼】前の記事での川俣町への募金の呼びかけについて、多数の拡散・応募などいただき、篤く御礼申し上げます。
復興の一助になることを祈りつつ、自分も息長くフォローしていきたいと思っております。

【お詫び】3/12に出演できなかったTAKUYAからメッセージを貰いました。一部転載します。

…(前略)いろいろと失礼しており恐縮です。
ライブ報告ありがとうございます。
あのような状況の中で当日ご来場いただきましたお客さま、ライブハウスのマスター、共演者の大石さまにおかれましては、Takuya&Yoshioとしてのステージをお届けすることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

…(後略)

なお後略の部分では、彼がライフライン復旧のために名古屋から支援業務をしている旨の報告がありました。

どうか今後ともTAKUYA&YOSHIOを宜しくお願い申し上げます。

【お知らせ】今後のTAKUYA&YOSHIOの活動は、TAKUYAの支援活動が落ち着き次第になりますので、お気軽にご相談くださいませ。不確かな点もありますが、未曾有の災害に付随することですのでご理解いただけますと幸甚でございます。

※次の記事から通常編成に戻そうと思っています。

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2011.03.17

【呼びかけ依頼に対応します】川俣町コスキン事務局からの依頼

MIXI などさまざまなルートで発信があったので転載+コメントします。重複はお許しください。

(引用開始)
国内最大のフォルクローレのイベント「コスキン・エン・ハポン」の開催地である川俣町がかつて経験したことのない地震災害に見舞われております。
川俣町内はもとより、津波や放射能の汚染から逃れてきた浪江町・双葉町の住民約5000名が川俣のすべての学校や体育館に避難しております。住民は着の身着のままで避難しており大変つらい生活をしております。

つきましては、全国からコスキンに来ていただいた方や、フォルクローレの愛する皆さんにお願いがございます。
どうか、川俣で被災している人や川俣に避難している人に、100円でも200円でも義援金をお願いしたいと思います。

口座は、コスキンの申込口座と同じです。

郵便口座
口座記号02240-1 口座番号41534
名義 コスキンエンハポン実行委員会

通信欄にメッセージを書いていただければ被災者の励みになります。

このメッセージに賛同いただける方は、一人でも多くの方に呼びかけていただきたいと思います。
この義援金は町役場を通してすべて被災者に渡します。

どうかよろしくお願いします。

コスキン・エン・ハポン事務局
齋藤寛幸
(引用終了)

→ここまで読まれて「なんでこの告知を貼るの?」と思われた方のみ以下をお読みください。

今回の震災復興へ向けた通常の募金ルートはさまざまにあります。
一方これは川俣町に特化したものなので、他の被災地の方からみて不公平であるというデメリットはありますが、コスキン事務局という既知の経路で川俣町に渡ることで、川俣町ですぐに活用できるというメリットはあります。ルートが見えやすい募金というものです。

あと川俣町へ直接、ではなく、コスキン事務局を通すことで、批判を覚悟で言うと、川俣町の人々にとって「コスキンを実施するメリット」のひとつが可視化される形で示されるという要素もあります。批判を百も承知でいいますが、あまりそういうことを言う悪趣味な人間もいないでしょうから、そういう観点もありえる、という話をあえて書きます。

まあ理屈はさておき、この未曾有の災害で、お世話になっている多くの知り合いが助力依頼をされているので、対応しようと思っただけの話です。
川俣町やコスキンに思い出が少しでもある方はいかがですか?とは思いますが、それ以上のものではございません。
TAKUYA&YOSHIOは川俣コスキンに多くの思い出があり川俣町を忘れたことはないので、対応したいなと思って自分の意志で好き勝手にこのようにしております。
(くどいようですが「コスキン出場経験者は必ず募金すべき」という発信ではありません。個人にはさまざまな事情があります。またTAKUYA&YOSHIOとしては自律・自発・自由を常に愛しておりますし、このブログを読まれる皆様もそうであれば嬉しいな、と常に思っております)

賛成・反対いずれもございますでしょうが、一人でも多くの方ののご理解をいただけますと幸甚でございます。

3/17 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO(溝口祥夫) 拝

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2011.03.15

東北震災に関して追加

南米音楽業界の有名人まうさんこと齋藤征範さん、一家でご無事です。自宅は損壊したそうですがご両親の家にいらっしゃいます。またチャランゴ奏者のかにーたこと植月佳奈さんもご無事とのことです。以上報告のみにて

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2011.03.14

【メモ】東北の地震に関して110314

まず、お亡くなりになった方に謹んでお悔やみを、現在困難な状況に置かれている方にお見舞いを申し上げます。

音楽関係の仙台およびその周辺市町村にいらっしゃる方の状況で知る範囲を。
なお「むやみに確認をすることは迷惑になろう、また通信資源は身内などが優先されるべきであろう」との判断により個別連絡は極力取っておらず、最小限の情報収集であることを事前に申し上げます。

●ベネズエラハープ奏者の吉澤陽子さんは無事であることを、石橋純さんのツイートで認識しました。
3/20プラッサオンゼでのライブも予定通り行うそうです。
●本年度のコスキン日本代表、ロス・ミドラスのうちお2人は無事である旨mixiなどで表明されています。

すべての方の無事が祈られるべきでありますが、連絡の取れない自分の知人のご無事を、今はただ祈るのみでございます。

あと、コスキン会場の川俣町が福島の原発関連の避難場所の一つになっています。被害がなかったわけではないところに大変でございましょうが、人命救護へのご貢献をされていることに敬意を表します。

また相方のTAKUYAをはじめとして多くの知り合いがライフライン護持や復興などのために労働しています。

自分としては、なすべきことをなしながら(音楽も含めて)、一人ひとりの皆様の復興の邪魔にならない社会の一員でいられればと思っております。
ある意味つまんないしヒロイックでもないですが、そう思いながら普通の生活をなるべくさせていただくことが現時点でできることの上限値に近いように感じております。

以上とりとめもないですが、あくまで現段階での素直な感情でございます。乱文失礼いたします。

110314 YOSHIO 拝

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2011.03.13

【報告】3/12神田Decisionライブ+3/11-12の日記

皆様にご報告申し上げます。

当初TAKUYA&YOSHIOで実施予定でした(大石善也さんとのツーマンライブ)神田Decisionのライブですが、結局YOSHIO独奏と大石善也さんの2マンライブとして行いました。
(TAKUYAは復旧関係の所用で参上できませんでした。皆様にお詫び申し上げます、とのことでした)

交通機関の乱れが存在し、余震もあるため、中止決定がなされるケースも当然多い中で、今回ライブを実施した理由としては以下の要素が挙げられます。
・当日中止決定ではお客様に伝達しきれない恐れが強く、せっかくいらっしゃったお客様に(アーティストが行ける状況なら)会場で挨拶ぐらいはしたい。
・当該ライブハウスは地震には強いことが証明された。また帰れないお客様への対応も行う意思がある。
・当該ライブハウスで予想されるお客様の属性からみて、来場されることへの「自己責任」をお願いできる状況であることが思料される。
・有事なればこそ、演奏者としてやれることを当たり前に行いたいとの欲求があった。

またこちらのブログで報告していたように、チャリティー化することやチャージのキャッシュバックを検討したのですが、お客様やお店のマスターとも相談した結果、お詫びの上当初の設定どおりの料金方式とし、募金などは個人の責任で後ほど行うということになりました。

冒頭に1分黙祷をしました。

セットリストは以下の通りです。
1、Pachakuti(木下尊惇)
2、Antara(ペルー民謡)
3、Helme(ペルー民謡)

この後、大石さんのステージが40分行われました。
素晴らしい演奏とステージングで、特に「CROSSROAD」をアコギで味も出しつつ超高速で演奏する姿勢や、「大志を抱け」という曲での音圧のかけひきと最後の音壁な感じがことに魅力的でした。

その後、
4、Quena Suburbia Ⅰ(YOSHIO)
5、Love in Vain(ロバート・ジョンソン)
6、Charagua【鈴木龍さんと】(Victor Jara)
7、El Condor Pasa【大石善也さんと】(D.A.Robles)

演奏としては4(構成感を上げました)・5の評判がよかったです。また1も「低音部がよい」との評判でした。7については打ち合わせ一切なしだったので、有名曲が非常にスリリングなものになり演奏者冥利につきました。

6は2010年の仙台チャランゴの集いで演奏した(そのときはホセ犬伏さんと)、思い出の曲としていっそう大切に演奏いたしました。

ご来場下さった皆様、「実施したい」という意向に賛同くださり最大限の協力を下さった神田Decisionのマスター・ヒロ様および奥様さらに共演くださった大石様に深く感謝申し上げます。
不謹慎、といわれるかもしれませんが素晴らしい一夜であり音楽的な境地を一段深めさせていただきました。

大石様とも(そして飛び入り演奏いただいた鈴木様とも)マスターとも話をして、今度状況が落ち着いたときにまたこのセットでライブをやる機会があればと思っております。
その際にはどうか宜しくお願い申し上げます。

今後ともTAKUYA&YOSHIOを宜しくお願い申し上げます。

3/13 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

●3/11(金)
昼は「ひょっとこ屋」で日替わり定食。エビフライ美味い。
その後「サンドイッチハウスイズ」でエスプレッソ飲んでいたところ地震。路上に勤め人が大量に出てくる。そばの東急ビルの上の煙突が倒れそうになっていた。

所属地に戻った後待機。帰宅できるメドが立たないので情報収集しながら待機を続ける。スマートフォンを買おうとしてガラケーを薦められたため買ったガラケーだが、ワンセグの威力を痛感する。
アナログ系だからか、ネット情報はもちろん重宝するが、自分でカットすることを前提で情報を大量に得るにはテレビは有益な手段。テレビ情報を自分の感覚で疑いながらネットで取りつつ、というイメージで情報収集して過ごす。

結局帰宅困難そうなので夜食事に。ジョナサンが閉まっていたためまた「ひょっとこ屋」で今度は天ぷら定食。昼より高いが上品で美味い。

戻ってまた待機。

●3/12(土)
結局一睡もせずに待機、情報収集。眠くなると地震予測の警報が流れて非常口を開けるという感じ。

カンパンを食べた後7:00過ぎに所属地を出て渋谷から銀座線、日本橋から東西線で西船橋まで。銀座線は普通の満員だったが、東西線は大混雑、客が減るはずの浦安でディズニー系の乗り込み客が多くしゃれにならないので降りる。

次の電車で西船橋、さらに総武線に1本やり過ごして乗るが稲毛まではさらなる混雑。内房線方面に行く人を見送るために千葉まで。千葉到着したのは9時は過ぎて10時近かったか。

千葉では何も動いておらず、館山行きのバスも動く気配なく、並んでいた客から「動かす予定ないとの案内があった」と発信があり列が散る。タクシーは大行列。
休憩しようと駅へ戻るが駅前のジョナサンは閉まっていたので、駅から5分程度離れたベローチェでカフェラテとバナナプディング半分。思ったより美味く、思考が若干進む。客は帰宅難民と通常の客が半々、食べ物はかなり消滅していたが席には余裕があった感じ。

店でDecisionのマスターから電話がつながったのでライブについて打ち合わせ。携帯は発信が10回に1回しか繋がらない感じ。

店を出て内房方面の路線バスを目指すが、浜野宿行きのバスはロータリーいっぱいの行列で数時間待ちそうだったので、まだましな蘇我行きに連れが1本やり過ごしで乗り込んだところまで見送って駅へ戻ると、内房線13時ごろ復旧との案内が流れるので知らせる。

12時過ぎて出た快速に乗って船橋へ戻り13時前に自宅へ。自宅は南北に揺れCDや本がめちゃくちゃ、プリンターも落ちたが食器はOKだったらしい。

2時間仮眠して風呂に入って支度をして出発。途中のサンクスでおにぎり3つと茶、移動中に食べる。この日最後の食事。

東京経由で16:45ごろ淡路町、神田Decisionへ。17:30には大石さんも合流して打ち合わせ。

19時からライブ。20:45ごろ終了。終了後ワンセグテレビなどの情報を見ながら2時間程度話し、東西線で帰宅。

帰宅後空腹だったが睡魔に負け寝る。

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2011.03.12

【お詫び】3/12のライブに関して+お見舞い

●本日3/12のライブに関しては、中止ではありませんが以下の要領となります。
1、TAKUYAは東京に来られないためYOSHIOの単独演奏となります。あと大石善也さんの演奏は現状予定通りです。
2、1のような事情ですので、チャージの一部を払い戻しいたします。詳細はご相談ください。
3、災害地への寄附を募集します。

余震などもあり、交通の便にも問題はあります。お気が向かれ事情が許す方とお目にかかることを楽しみにしております。
TAKUYA&YOSHIOのライブに関しましては、後日また日程を確定してご案内できればと念じております。

皆様には深くお詫び申し上げます。

●東北を中心とした被災された皆様に、深く深くお見舞い申し上げます。何ができるかいてもたってもいられない心境でございますが、皆様がご無事であることを今はたた祈っております。

以上 TAKUYA&YOSHIO 拝

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2011.03.09

【告知】EL SOLITARIO vol.9(4/30、ゲスト・笹久保伸氏)

3/12(土)神田DecisionでのTAKUYA&YOSHIOライブもぜひ宜しくお願い申し上げます!

無伴奏完全独奏実験ライブ
“El Solitario” vol.9

「QUENASOLO110430FLYER.pdf」をダウンロード

日時:2011年4/30(土)16:30~17:15(終了時間は予定)(開場16:10)
※終了後フリートーク&フリーセッション、希望者と格安で討論雑談会を予定

場所:西船橋:スタジオサンAスタジオ(JR総武線・地下鉄東西線西船橋駅徒歩3分。東京ないし大手町から30分程度。スタジオに入ったら手前すぐ左のスタジオへどうぞ)

入場料:500円(当日精算)

問い合せ先:YOSHIO(090-5198-3768、yoshiomizo@hotmail.com)

●ケーナ奏者YOSHIOによる完全無伴奏ソロ演奏!09年4月から計8回実施の最前衛のライブを船橋で今回も

【YOSHIO(溝口祥夫)プロフィール】…1969年生まれ、船橋市在住のケーナ奏者。
1991年ギターとのデュオTAKUYA&YOSHIOを結成。
1992年から17年連続で船橋市葛飾公民館主催・共催によるコンサートに出演する一方、同デュオでの日本最大のフォルクローレイベント「コスキン・エン・ハポン」19年連続出場などの活動を通じ、独自の音楽解釈に基づく熱演で全国区の知名度をもつ。
またロックバンドの一員として2001~02年にNYのライブハウス「CBGB」に2度の出演歴あり。
現在もTAKUYA&YOSHIOでの活動のほか、完全無伴奏単独ライブを船橋市で3ヶ月に1回開催するとともに、各種ライブの評論をブログに発表するなど積極的に活動中。

●今回ペルー音楽の継承者にしてクラシック・現代音楽ギター奏者として世界的に著名な笹久保伸氏が特別参戦!!

【笹久保伸プロフィール】…幼少の頃より南米の音楽に興味を持ち演奏活動を始める。
クラシックギターを学び、国内のクラシックギターコンクール受賞歴多数。
2004−2007年、単身ペルーへ渡り音楽研究および演奏活動をする。
これまでにペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ、ギリシャ、ブルガリアにて演奏&マスタークラスを開く。
また、多くの国際音楽祭にも招待され自作品とペルー音楽のプログラムで演奏している。
2008年には来日したペルー大統領への演奏も企画された(ペルー大使館主催)。
ペルーではアンデスの村々を一人で旅し伝承音楽を録音、採譜、それを基に、これまでに10枚のCDをペルーのレコード会社から発表している。
ペルー伝承音楽の後継者として高く評価されるだけでなく、現代的な自作曲を発表し内外の演奏家・作曲家から支持を受けている。
2011年7月7日にはサントリーホールへの出演が決定している。[ホームページ http://shin-sasakubo.com/ ]

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2011.03.08

【報告とお詫び】TAKUYA&YOSHIOの2011年活動に関しまして

皆様お世話になっております。

さて3/12(土)に神田DecisionにてライブをさせていただくTAKUYA&YOSHIOでございますが、標記の件に関しましてご報告とお詫びがございます。

実はTAKUYAの事情により、2011年4~9月は、土曜にTAKUYA&YOSHIOとしてライブを行えるのは、今回の次は早くて10月以降となります。

さらに言えば、当該期間中はTAKUYAが浮世の義理から解放されるフリーな日が週1日(日曜)しかないため、TAKUYA&YOSHIOのユニットでライブ演奏すること自体を、9月までは通常よりも絞り気味に対応する危険性がございますこともご報告申し上げます。

もしも4~9月に、奇特にも「TAKUYA&YOSHIOにウチのハコないしイベントに出演してもらおうか」と企画される方がいらっしゃるようでしたら、一応上の事情をご了解の上、寛大なお心でお誘いいただけますと幸甚でございます。
(条件とかではなく事と次第によってイレギュラー対応で出演が可能なケースもありますし、イレギュラー対応で出演を予定しているケースもあります。また夏休み時期の8月あたりは制約が緩む可能性がありそうです)

そしてどうか、3/12のライブにお越しいただきますよう、深くお願い申し上げます。前回よりもさらに集中したステージでなんとか皆様にご納得いただけますように尽力いたします。

なお当該期間でもケーナ奏者であるYOSHIOはこれまで以上に活動する予定にしております。(4/30には笹久保伸氏をゲストに招いての無伴奏単独演奏ライブ、"EL SOLITARIO”を決行します)

さらに、当該期間中はより多くの方と共演してステージに立ち、武者修行することを目指して行きたいと思っていますので、ミュージシャンの皆様、そして何より応援してくださる多くの皆様、どうか宜しくお願い申し上げます。

そして可能ならばオリジナル曲の制作などの新レパートリーのさらなる開拓やレコーディングへ向けての準備なども当該期間中に行い、20周年を迎えるTAKUYA&YOSHIOを、今後あと20年はアクティブな音楽ユニットとして前進させるための仕込み期間とすることも視野に入れたいと思っています。

詳細は3/12のライブでもご案内申し上げようと思っております。どうか10月以降さらに熱量を増すであろうTAKUYA&YOSHIOへのご理解とご声援をいただけますと幸甚でございます。

2011/3/8 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

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2011.03.05

2/26-28+3/5の日記

※3/12、神田DecisionでのTAKUYA&YOSHIOライブ、宜しくお願い申し上げます!12月ライブとは半数以上曲目を変更いたします。詳細はこちら

●2/26(土)
淡路町へ行き、楽器や荷物をコインロッカーへ。
六本木で披露宴に出席。スタバの店員の英語がむちゃくちゃ上手いのがいかにも。

終了後淡路町経由で神田DECISIONへ。知人と2人で立岩潤三氏堀越功氏のライブ。
タブラとキーボード、で連想させる癒し系な要素はみじんもなく、ザッパや即興などのハードコア展開。
動員的な問題を度外視すればかなり濃いライブで得した気分。
またどこかで聴きたいセッションであった。
終了後わがままで「LOVE IN VAIN」からのブルースセッションを10分程度させていただく。非常にありがたい。

その後東西線沿線で飲んで25:30ごろ帰宅。

●2/27(日)
東大島の発表会を覗く。
その後遅刻ではあったが音楽関係者の披露パーティーで池袋へ。
遅刻のお詫びもかねて「ANTARA」を1曲演奏、ペルー山岳地帯というよりもブロンクスな音色という感じで演奏するが、アコーディオン奏者に指の構えを褒められた。

終了後同席者と3時過ぎから5時間以上サシ飲み。それでも@3000円。

●2/28(月)
昼は麹町カレー。なんだかんだいってはまっている。
夜は神田DECISIONのサルーキ=カフェに顔を出す。
「LOVE IN VAIN」を独奏させていただく。ありがたい限り。
ボーカルのチヨ氏に「初めて会ったときから進化している」と褒められる。

●3/5(土)
前日から大腸炎をやったようで、病院で4時間点滴を受ける。日帰り入院な気分。
このせいでエルエコの発表会に顔を出せず。

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2011.03.03

11/3/2の日記【宝塚雪組公演評含む】

●11/3/2(水)
11時前に出発、錦糸町の駅そばで天玉そば。
有楽町経由で宝塚劇場、買ってあった寿司を食べる。
宝塚雪組「ロミオとジュリエット」、総体としては歌は星組よりも圧倒的に優れ見る価値のある公演だったが、熱量では星組のほうが上であった。
(特に第1幕第1場のスター揃ったところでの歌の伸びなさがめだったり、第2幕第2場のHIPHOP風味の場面がへたっていた点で)
ベスト場面は第1幕第12場、ここでの「エメ」は、それまでソプラノ声に苦しんでいた舞羽美海(地声はアルトでは?)が学年の割に青年らしさをなんとか出していた(疲労は見えたものの)音月桂のリードでびしっと合わせた点も含め背筋がゾクゾクする水準。神父役で抜擢された奏乃はるとが、格調高さと人情味をマッチさせた芝居や歌声をこなしていたのも絶賛もの(これは全般に)。

他に目立ったのは大人の立場を歌うところで納得度高かった一樹千尋、歌声や台詞などに若干の乱れはあったが存在感の大きさとキレ・コクがすごかった乳母役の沙央くらま、歌い出しのリードが決まっていた麻樹ゆめみなど。キュピレット夫人の晴華みどりにはもっと色気を出してほしかったが、そこでは受けに回るはずのティボルト・緒月遠麻は熱情はあったものの舞台上での色気の出し入れは困難であったもよう。ヴェローナ大公をやった大凪真生は完璧ではなかったが舞台での破綻は少ない。

スターの中では早霧せいな・未涼亜希も台詞・歌ともに健闘、とくに未涼の重用ぶりは舞台に安定感を供給していた。
また踊りのみで愛を表現していた大湖せしるはしなやかでよかったものの、抜擢が予想される彩風咲奈の「死」は、設定や作品世界自体が潤色・小池修一郎が露骨にエリザベートにのっけたことをちらつかせるものであったため、「量産型トート」という感じだったものの存在理由の納得度は高くない。

人事も含め最近いろいろあった組だったし博多座などとは広さの違いもあろうが、星組が歌崩壊しても出しまくっていたツヨメのオーラを出せれば、もっと上昇する舞台だと目される。

終了後船橋「寿し道楽」で寿司。かき激ウマ、うにも価格の割にまあまあ。レベル高い回転寿司である。
さらに「不二家」で少々話す。

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