カリスマ・パンピーサイト唐突誕生+ある種の宣言
こんばんは。本日は受かるあてのない某国家試験を受けておりました。
成果の出にくいことで自分なりにミッションをみつけて頑張る、という姿勢は、コスキンエンハポン審査会で培われたものと思います。
…そんな話はさておき、YOSHIOが以前アンプリファイ・クランチさせたケーナで参加していたロックバンド、カリスマ・パンピーを「他力本願で復活させる」ためのバンドのHPが唐突にできたのでご案内申し上げます。
音源・歌詞(相当数自分がメインライティングしてます)も載っているサイトでございます。
ご感想、またお手伝いの方など厚かましく募集していますです。
★昨日は相方と御茶ノ水で1時間ほど打ち合わせをしたのですが、音楽的に至らないことを自覚しながらキレキレに活動していこう、という見解で一致しました。
日本社会にアンデス的音楽を定着させるため、ということで、狭いところである種の我慢や抑圧もしながら活動を持続していった先人に感謝しながら、違うアプローチショットで「やれることに最善を尽くす」というスタンスで、わずかにある演奏機会でお客様へハッスルしていきたいと改めて思っております。
演奏場所をめぐる陣取り合戦に敗れたとしても、自分で場所を借りてでもやればよいと思います。
もう舞台に出ずに引きこもったり、舞台上で自分の事情の中に引きこもる音楽演奏者を許容する社会的余裕はない、という認識で、これからも頑張って参ります。ご叱正をお待ち申し上げております。
いろいろな音楽活動上の泥沼について指摘した笹久保伸さんのブログ記事はこちら。
それぞれに事情はある話ですし反発も多い記事でしょうが、音楽の厳しさ、演奏を人前ですることの厳しさということに思いを致す人ならば考察すべき事項に富む記事だとは思われます。
さらに山下TOPO洋平さんのブログ記事。(5/14の記事です)
率直に言って自分は山下さんのおっしゃっていることに100%の賛同はしていませんが、でもうなずけるところ多く、山下さんが放つオリジナル曲の輝きなどを否定する気も毛頭ありません。とにかく、現場でレッスルしている音楽演奏者がここまでシュートな発言をすること自体が注目されてしかるべきです。万船斉発、という言葉が(使われている状況はだいぶ違いますが)浮かびます。
さらに、よく「プロ・アマ」論争がありますが、音楽創造という観点からは「セミプロ」という概念をもっと高評価してしかるべきであり(たとえば、ボリビアのプロ演奏者はほとんど「セミプロ」に該当するかと)、アマ・プロ・セミプロでやり取りをフラットにしてこそ音楽性の向上が図りうるのではないでしょうか。(『地球音楽紀行 音の風景』水野信男、p242-4を参照しました)
※自分がセミプロと僭称しているわけではありません。自分は音楽的なルンプロ(ルンペン・プロレタリアート)だと思っております。
近年、そのような雰囲気をプロサイドから持ち込んでくれたDAIJITOや笹久保さん、アルパカ・ブームの皆様をはじめとする多くの方、昔から活動意図を察してアドバイスくださったグルーポ・カンタティの皆様や木下尊惇さんをはじめとする多くの方、なにより演奏を聴いて感じてくださったすべての皆様に、改めて深い感謝と尊敬の念を捧げます。その上で、上のようなことを好き勝手に申し上げていることを察していただけますと幸甚でございます。
以上、ある種のタワゴト的宣言とさせていただきます。はっきりいって自分程度のしょっぱい音楽能力でも、周囲の皆様の理解にめぐまれて最低限の活動はできていますので、ほとんどの方はもっともっと創造的な音楽活動ができるはずと認識しております。一緒に頑張らせてくださいませ。
2011/5/15 YOSHIO(溝口祥夫)拝
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