【御礼】El Solitario vol.10決行しました+110730の日記
★8/27(土)TAKUYA&YOSHIOのワンマンライブをどうか宜しくお願い申し上げます! 仕分け人の皆様の参加をお待ち申し上げております。
■皆様ブログにようこそ。Yoshioは11/7/29、西船橋スタジオSUNにて単独無伴奏ライブEl Solitario vol.10を、ケーナ奏者岩川光氏の競演を得て決行いたしました。
立会人として8人ものお客様に参加いただきました。篤く御礼申し上げます。
曲目は以下の通りです。
●YOSHIO(溝口祥夫)=前半
1、アルバイシン経由バスターミナルへ
Via Albaicín a la Estación de Autobuses (小曲集「風景との不連続旋律」④)[Yoshio])
2、7レグアス Siete Leguas(Dept.Folk Boliviano)
●岩川光
1、Syrinx (Debussy)
2、Allemande from Partita for flute solo in Am (J.S.Bach)
3、From "Tango Etudes" №3(A.Piazzolla)
●YOSHIO(溝口祥夫)=後半
3、泣き虫 El Lloron(Juan Maglio)
4、ビーチパーティーと私 Fiesta Playera y yo(Quena Suburbia Ⅵ[Yoshio])
●2人による完全即興 Cinco Minutos Ⅵ=5分の予定を10分に
…今回は諸般の事情によりお客様の感想をお伺いする時間があまりなかったのですが(次回はこのようなことがないようにします。進行が妙に早かった点も含めて、参加いただきました皆様に謹んでお詫び申し上げます)、お伺いした範囲では岩川氏の演奏では3が、自分の演奏では1が突出して好評でした。また即興が、百戦錬磨の岩川氏のおかげでしょう、かなり濃密でありながら連続性もある感じで面白かったとの評も頂戴しました。
岩川氏にとってリスクもあるようなイベントだったと思いますが、参加いただいたことに衷心より感謝申し上げます。
個人的には、演奏家としての押し出し、3で見せた一本足奏法などのキャッチポイントにあるような一種の色気と演目などに見えるストイックさの混在の様子などに競演者として大変勉強させられました。今度またどこかで何らかの接点をもてればと念じております。
個人としては、比較的会心の出来だった1、全力で引き音を出す2という前半のそれなりの構成度の高さと、ミロンガ的にやるつもりが突っ込み倒して音の塊になってしまった3、悪ふざけに終始しもっとアイデアを突っ込むべきだった4という実験室としての後半のやばさをまた混在させてしましました。実験室機能は重視しているところですが、せめてもっともっとアイデアを笑っていただける水準にすべく頑張ろうと思っています。
何より、このような実験イベントに立会人としてご来場くださるお客様の存在は、自分にとってものすごい身に余る光栄だということを再確認しております。
次回(10月下旬予定)もまた「何か違う音・違うもの」を見せ聞かせるように尽力いたしますので、どうか気にかけていただけますと幸甚でございます。またご意見や競演者希望など、幅広くお待ち申し上げております。
2011/7/30 YOSHIO 拝
●2011/7/30(土)
また歯科医へ。半分に割れた奥歯が根元から割れているので有無を言わさず抜歯。しかも10分ほど待機すると麻酔が覚めてくるので追加という非常に痺れる展開。30分ほど綿を噛む。
岩川氏と船橋駅で合流して「吉光寿司」で立ち食い寿司。うに、鯨ベーコン激ウマ。その後「南風堂珈琲店」で南風堂ブレンド、15時からリハ、16時開場、16:18ぐらいスタート、17時ちょうどに終了。
参加くださったIshino氏と午後6時とか演奏してから、17:40ごろスタジオ退去。
4人ほどで柏へ移動。
柏からタクシーで「ペルーポート」(090-3509-1445)なる民家の一部がレストランになっている空間。ここでDAIJITOとホセ犬伏の両氏、ゲストに岡田弘安と渡辺大輔の両氏が出演するライブとのことで、終演後参上する。
本当にホームパーティーのような空間(赤と白ベースの、セルバンテス文化センターのような清潔な内装)でとまどいながら長机に座る。
演奏は出だしのDAIJITOとホセのセットが、特に「ラ・アレノーサ」でのホセのシンプルだが伸びやかなアルペジオを軸としたギターワークと手数出しても音切れのよいDAIJITOのチャランゴのマリアージュがここ数年でも屈指の出来であり、マイクの必要性を感じない素晴らしい内容で大いに期待したのだが、終了後は「まあまあ」のレベル。
2人のセットの完成度が高かったため、MAYA的な二重奏などの管楽器かぶせが(特にペルーケーナ風にしっかり吹いていた2部で)完成度は高かったものの、場の空気にはまらなかったような印象を持つ。また打楽器のレベルがこの日はどうしたことがとろめで低く、特にボンボの拍の遅れ方はど素人レベルで抵抗を感じた。
チャージは1ドリンク(サンガリアないしコーラ)と軽食(串焼き1本とポテトサラダ)込みで3500円、0.6人前ぐらいの食事が900円。食事は非常に美味(多くのペルー料理店をしのぐ)だが、正直マイクも照明もないステージング、さらにいくらホームパーティー風の運営とはいえ、素人のシェフが歌になってない状態でステージに立って歌う「Flor de la canela」を聞かせられるといった音楽水準、そして都心ではない柏駅からタクシーで行かなくてはいけないロケーションでこの価格は正直ぼったくりだと思う。
(出演者は全員仲間だと勝手かつ僭越にも思わせていただいていますが、それゆえにあえて厳しいことを言います。このチャージでなければライブを企画しないという店だったら、ライブをする必要はないと思います。せめてチャージは2500円ドリンク付き、+2000円でコースないし+800円でおつまみでいかがですかぐらいが上限値ではないでしょうか。DAIJITOがこの会を、そして店を盛り上げようと精一杯演奏に話に奔走しているのが素晴らしかっただけに、その魅力が多くの人に伝えられない設定になっていることを残念に思いました)
少なくとも自分はこの店は、今度は食事と飲みだけでお伺いしたいと思います。特に食事は美味で再訪の価値ありだと思います。
(場所は柏駅西口からタクシーの「飛鳥交通」の営業所向かいの家、というのが分かりやすそうです。なお住所の「十余二」は「とよふた」と読みます。タクシーで1メーターでした)
22時ごろの野田線に乗り帰宅。いなりずしやイカゲソ揚げなど食べて就寝。
Comments
YOSHIOさん、お久しぶりです。
今回のEl Solitario、私、清水さん、鈴木さんと一緒だったものですから伺うことができませんでした。次回、ご一緒させていただきます。
今度、柏にきたら声をかけてください。車の送迎ぐらいはさせていただきます。軽のバンですが。
Posted by: Caneton | 2011.08.04 10:13 PM
Caneton様、ご返答遅れまして申し訳ございません。
柏ではDAIJITOがアンデス音楽を広めようと頑張っていらっしゃいます。
今度ぜひご一緒しましょう。
…私のほうにも、宜しくお願い申し上げます。
Posted by: YOSHIO | 2011.08.23 09:48 PM