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2011.07.31

【御礼】El Solitario vol.10決行しました+110730の日記

★8/27(土)TAKUYA&YOSHIOのワンマンライブをどうか宜しくお願い申し上げます! 仕分け人の皆様の参加をお待ち申し上げております。

■皆様ブログにようこそ。Yoshioは11/7/29、西船橋スタジオSUNにて単独無伴奏ライブEl Solitario vol.10を、ケーナ奏者岩川光氏の競演を得て決行いたしました。
立会人として8人ものお客様に参加いただきました。篤く御礼申し上げます。

曲目は以下の通りです。
●YOSHIO(溝口祥夫)=前半
1、アルバイシン経由バスターミナルへ
Via Albaicín a la Estación de Autobuses (小曲集「風景との不連続旋律」④)[Yoshio])
2、7レグアス Siete Leguas(Dept.Folk Boliviano)
●岩川光
1、Syrinx (Debussy)
2、Allemande from Partita for flute solo in Am (J.S.Bach)
3、From "Tango Etudes" №3(A.Piazzolla)
●YOSHIO(溝口祥夫)=後半
3、泣き虫 El Lloron(Juan Maglio)
4、ビーチパーティーと私 Fiesta Playera y yo(Quena Suburbia Ⅵ[Yoshio])
●2人による完全即興 Cinco Minutos Ⅵ=5分の予定を10分に

…今回は諸般の事情によりお客様の感想をお伺いする時間があまりなかったのですが(次回はこのようなことがないようにします。進行が妙に早かった点も含めて、参加いただきました皆様に謹んでお詫び申し上げます)、お伺いした範囲では岩川氏の演奏では3が、自分の演奏では1が突出して好評でした。また即興が、百戦錬磨の岩川氏のおかげでしょう、かなり濃密でありながら連続性もある感じで面白かったとの評も頂戴しました。

岩川氏にとってリスクもあるようなイベントだったと思いますが、参加いただいたことに衷心より感謝申し上げます。
個人的には、演奏家としての押し出し、3で見せた一本足奏法などのキャッチポイントにあるような一種の色気と演目などに見えるストイックさの混在の様子などに競演者として大変勉強させられました。今度またどこかで何らかの接点をもてればと念じております。

個人としては、比較的会心の出来だった1、全力で引き音を出す2という前半のそれなりの構成度の高さと、ミロンガ的にやるつもりが突っ込み倒して音の塊になってしまった3、悪ふざけに終始しもっとアイデアを突っ込むべきだった4という実験室としての後半のやばさをまた混在させてしましました。実験室機能は重視しているところですが、せめてもっともっとアイデアを笑っていただける水準にすべく頑張ろうと思っています。

何より、このような実験イベントに立会人としてご来場くださるお客様の存在は、自分にとってものすごい身に余る光栄だということを再確認しております。
次回(10月下旬予定)もまた「何か違う音・違うもの」を見せ聞かせるように尽力いたしますので、どうか気にかけていただけますと幸甚でございます。またご意見や競演者希望など、幅広くお待ち申し上げております。

2011/7/30 YOSHIO 拝

●2011/7/30(土)
また歯科医へ。半分に割れた奥歯が根元から割れているので有無を言わさず抜歯。しかも10分ほど待機すると麻酔が覚めてくるので追加という非常に痺れる展開。30分ほど綿を噛む。

岩川氏と船橋駅で合流して「吉光寿司」で立ち食い寿司。うに、鯨ベーコン激ウマ。その後「南風堂珈琲店」で南風堂ブレンド、15時からリハ、16時開場、16:18ぐらいスタート、17時ちょうどに終了。
参加くださったIshino氏と午後6時とか演奏してから、17:40ごろスタジオ退去。
4人ほどで柏へ移動。

柏からタクシーで「ペルーポート」(090-3509-1445)なる民家の一部がレストランになっている空間。ここでDAIJITOとホセ犬伏の両氏、ゲストに岡田弘安と渡辺大輔の両氏が出演するライブとのことで、終演後参上する。
本当にホームパーティーのような空間(赤と白ベースの、セルバンテス文化センターのような清潔な内装)でとまどいながら長机に座る。

演奏は出だしのDAIJITOとホセのセットが、特に「ラ・アレノーサ」でのホセのシンプルだが伸びやかなアルペジオを軸としたギターワークと手数出しても音切れのよいDAIJITOのチャランゴのマリアージュがここ数年でも屈指の出来であり、マイクの必要性を感じない素晴らしい内容で大いに期待したのだが、終了後は「まあまあ」のレベル。

2人のセットの完成度が高かったため、MAYA的な二重奏などの管楽器かぶせが(特にペルーケーナ風にしっかり吹いていた2部で)完成度は高かったものの、場の空気にはまらなかったような印象を持つ。また打楽器のレベルがこの日はどうしたことがとろめで低く、特にボンボの拍の遅れ方はど素人レベルで抵抗を感じた。

チャージは1ドリンク(サンガリアないしコーラ)と軽食(串焼き1本とポテトサラダ)込みで3500円、0.6人前ぐらいの食事が900円。食事は非常に美味(多くのペルー料理店をしのぐ)だが、正直マイクも照明もないステージング、さらにいくらホームパーティー風の運営とはいえ、素人のシェフが歌になってない状態でステージに立って歌う「Flor de la canela」を聞かせられるといった音楽水準、そして都心ではない柏駅からタクシーで行かなくてはいけないロケーションでこの価格は正直ぼったくりだと思う。

(出演者は全員仲間だと勝手かつ僭越にも思わせていただいていますが、それゆえにあえて厳しいことを言います。このチャージでなければライブを企画しないという店だったら、ライブをする必要はないと思います。せめてチャージは2500円ドリンク付き、+2000円でコースないし+800円でおつまみでいかがですかぐらいが上限値ではないでしょうか。DAIJITOがこの会を、そして店を盛り上げようと精一杯演奏に話に奔走しているのが素晴らしかっただけに、その魅力が多くの人に伝えられない設定になっていることを残念に思いました)

少なくとも自分はこの店は、今度は食事と飲みだけでお伺いしたいと思います。特に食事は美味で再訪の価値ありだと思います。
(場所は柏駅西口からタクシーの「飛鳥交通」の営業所向かいの家、というのが分かりやすそうです。なお住所の「十余二」は「とよふた」と読みます。タクシーで1メーターでした)

22時ごろの野田線に乗り帰宅。いなりずしやイカゲソ揚げなど食べて就寝。

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2011.07.30

【曲目予定リスト】El Solitario vol.10

本日のEl Solitario、宜しくお願い申し上げます
西船橋で16時開場、16:15開演です。

曲目リストです。
●YOSHIO(溝口祥夫)
1、アルバイシン経由バスターミナルへ
Via Albaicín a la Estación de Autobuses (小曲集「風景との不連続旋律」④)[Yoshio])
2、7レグアス Siete Leguas(Dept.Folk Boliviano)
3、泣き虫 El Lloron(Juan Maglio)
4、ビーチパーティーと私 Fiesta Playera y yo(Quena Suburbia Ⅵ[Yoshio])

●岩川光
1、Syrinx (Debussy)
2、Allemande from Partita for flute solo in Am (J.S.Bach)
3、From "Tango Etudes" (A.Piazzolla)

●2人による完全即興 Cinco Minutos Ⅵ

…暑苦しいケーナ演奏2連発(スタンスや完成度は違いますが)、どうかお楽しみに。

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2011.07.29

【お願いします!】TAKUYA&YOSHIO、8/27(土)にワンマンライブ!

★みなさま、ご無沙汰しております。暑い中ですがいかがお過ごしでしょうか。

さてTAKUYA&YOSHIOは、8/27(土)にワンマンライブを決行することになりました。
またも審査会出演が決まったコスキン・エン・ハポンを前にかなりの充実をするTAKUYA&YOSHIOをぜひ夏の終わりに目撃しませんか。伏してお待ち申し上げております。

TAKUYA&YOSHIO
夏の終わりの情緒に一撃
狂熱のケーナ演奏&歌唱!!

日時:2011/8/27(土)
18:30開場 19:00開演
出演:TAKUYA&YOSHIO
梶川拓也…ギター
溝口祥夫…ケーナ
ゲスト・鈴木龍 ほか
料金2000円(1drink付)

於:神田・アートカフェDecision
(〒101-0048千代田区神田司町2-9-1第一高田ビルB1、淡路町駅から徒歩3分程度)
予約:Decision(03-5217-3311)
問い合わせ:YOSHIO(090-5198-3768)

1991年の結成後、日本アンデス音楽界にて物議を醸し続けつつも生き残ってきたTAKUYA&YOSHIO。
今回は震災翌日11/3/12に行われる予定であったライブ内容をベースにしつつ、南米音楽・ロックなどの要素とともに2011年の不安に立ち向かう姿勢を観て聴いていただくべく天下布武。

【曲目予定(抜粋)】※曲目は変更する可能性があります。またリクエストも募集しています。
● 詩人メルガール(B.Ballon Farfan作曲/TAKUYA&YOSHIO編曲)
● 朝日のあたる家(アメリカ伝統曲/TAKUYA&YOSHIO編曲)
● タタ・インティ(Gonzalo Hermosa作/TAKUYA&YOSHIO編曲)
● 山から来た男(TAKUYA&YOSHIO作詞・作曲)

…前回(2010年12月)よりも、より熱量を上げたライブにしようと思っています。心の節電はオフにします。
ぜひご来場のご検討を、宜しくお願い申し上げます。仕分け人としての皆様のご参加を楽しみにしております。

「ty110827flyer.pdf」をダウンロード

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11/7/28の日記+雑感(日常、伊良部秀輝元投手)

7/30のEL SOLITARIO vol.10、なにとぞ宜しくお願い申し上げます!

●7/28(木)
昼はひょっとこ屋で天ぷら定食。やむを得ないが鰻の値上がり著しい。
終了後久々にレンタルオフィス的なところで気分転換も兼ねてネットサーフィン。
夜はさんまの酢漬けやポテトサラダと軽食だが足りずサンクスオリジナルの久留米ラーメン。案外美味い。

※細かいネタ。
「日常」という漫画を最近読んでいます。この系統の女子高生描写が苦手で避けてきたものですし、世界が雑駁すぎるのを可愛い絵柄でごり押す感じもハードヲタな方には不評でしょうが、「あずまんが大王」などに比べると自分には楽しめています。プロレス(犬小屋に「無我」の表記など)ネタや群馬ネタなどの、「昭和時代からヲタやっている人間」にはどストライクなねたや、男女関係の保守性が楽しいです。
個人的に押しているキャラはベタですがなのちゃんと阪本(ネコ)。あと桜井先生みたいな人に関与するとやっかいだと、一ヲタ崩れ中年として思います。
それに2011年の現在では、「日常」と言い放つセンスにどうしても痺れてしまいますです。
(U局のアニメは見ていません)

★最近訃報が多すぎです。小松左京、レイ・ハラカミの両氏の死去でたいがい吃驚したのですが、やはり昭和時代からの野球ヲタとしては、伊良部元投手の死去に驚かされました。
才能とシステムの兼ね合いの失敗例、ささやかれたドーピング疑惑の結末か否かなどさまざまありますが、まずはお悔やみを申し上げたいと思います。プロ野球が輝いていた最後の時代の象徴がまた一つ、とう感じでしょうか。

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【立会人募集】EL SOLITARIO vol.10 明日7/30開催!

皆様、おはようございます。

標記の件ですが、ケーナの鬼才岩川光氏を迎えての、無伴奏独奏ケーナ対決となりますイベントを明日7/30(土)開催します!

詳細はこちらをどうぞ。夏のひととき、ケーナおよび独奏の可能性を一緒に探してみませんか。

批判・誹謗をいとわない方や、冷たく「男2人がなにやってんだか」とシニカルに行きたい方はじめ、やばいものを見てみたい立会人の方求めておりますです。

なお終了後には、グルーポ・カンタティのレクチャーコンサートにも間に合います。詳細はこちら

目黒までは西船橋から秋葉原乗換えで50分程度です。

もちろん終了後のセッション・打ち上げも過激に開催予定です。ぜひ夏の激辛イベントへのご来訪をお待ち申し上げております。
いつもヤバいぐらい安価でこちらも評判です。

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2011.07.24

【御礼】演奏報告+110723の日記

※7/30(土)完全無伴奏独奏イベント、EL SOLITARIO vol.10開催します!ぜひ!

【演奏報告】
7/23(土)、YOSHIOはカンタティ教室出身のフォルクローレ演奏ユニット・BASTANTEのサポートケーナ奏者として、東京都町田市の共働学舎にて演奏しました。同施設は障害者の方をサポートする施設として大規模なものであり地域社会にも一定の影響力のある施設ですが(元市長や衆議院議員も挨拶していた)、その夏祭りの一環です。他にはブルースハープ系のバンド、アフリカメインの中央線色あふれる無国籍バンド、和太鼓、三味線とじょんがらなどまちまちでした。

演奏曲は以下の通り
1、Sauce Alegre
2、El Condor Pasa
3、Lilian
4、Recuerdos
5、El Humahuaquen~o

…BASTANTEさんはもともとチャスカスの曲をやるために集まったユニットなので、3・4のような選曲が入りますが他は一般的な演目です。評判がよかったのは3、あとは4・5はまあまあでした。1もそれなり、ただし2で席を立たれまくったのはケーナ奏者20年やっていて有数のシビアな事態でした。
コンドルを喜ぶのではなく、リズムがゆるくなるとビールを買いに行く客の存在というのは非常に鍛えられます。

この演奏場所は2年ぶりなのですが、暑さ(2年前よりはマシですが)・PA・お客様の反応などがガチであり、いわゆるフォルクローレ演奏まわりの常識を打ち破られるので非常に勉強になります。
Bastanteの皆様次第ですが、もし機会ありましたらまたケーナ奏者として使っていただければ幸甚でございます。

会場となった共働学舎は非常にオープンな施設で、障害者施設にありがちな過剰なピューリタニズムがなく居心地はひねくれた小生でも悪くなかったです。またお花やお土産を受領いたしましたが、クッキーはガチうまで今度買おうと思ったぐらいです。(042-734-7676)

学舎の皆様、BASTANTEの皆様、どうも有難うございました。

●7/23(土)
朝9時から30分ほどふなばし市民まつりの手伝い。荷物番とヨーヨーの作成。後者まったく適性なし。
歯科医で50分ほど治療。根治中の歯が真っ二つに割れ、別の歯が虫歯で麻酔されるも神経が炎症を起こしうまう効かず、神経に直で麻酔を打ち込む拷問のような痛みとともに神経を抜く惨事。

鶴川まで移動しBASTANTEの皆様と合流し、Coco一番館のカレー。前日品川駅ナカで食べたCAMPに比べるとルーに野菜の滋味とか旨みが微塵もないが、ローツカツカレーやさい追加はそんなにまずくなかった。安くもないが。
スタバで休憩。ここのスタバはパンが異常に充実している。

会場でリハ、本番、終了後ビールを飲んだら体調を崩し気味。
途中で引かせてもらって鶴川で90分ほど軽く飲みなおし、体調を整えて帰宅。

帰宅後アゴ天などの煮物と味噌汁の軽食。

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2011.07.23

本日演奏します110723

最近まともにブログ更新せず申し訳ございません。
8月からはまたピリからブログにしようと思っています。

本日は夕方に東京都町田市の共働学舎という障害者関連の施設の夏祭りにてBASTANTEの皆様と演奏いたします。
おそらく16時ごろから(開始時間遅延はありえますが)、30分程度の演奏となります。

珍しく、コンドルは飛んで行く、花祭りなどの定番曲をがっつり演奏します。
体力的にはアイマラ族の踊り、音楽的にはBASTANTEの皆様が得意にされているロス・チャスカスナンバーが肝になっています。

万が一お近くでフォルクローレを聞かれたい方、遊びにいらしてください。

…BASTANTEはカンタティ教室の生徒さんだった方々が結成されているチームで、Takuya&Yoshioとは友好関係にあるチームです(そういうチームは少ない)。船橋市三咲公民館や船橋市グリーンハイツでの演奏会でご一緒した経緯があり、今回Yoshioがケーナのサポートアクトに入っています。

以上、がっつりアンデス音楽をやることもYoshioはできますので、というアピールをしつこくさせていただきました。

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2011.07.17

【御礼】110716第2回ラテンフェスティバルに出演しました

標記の件ですが、YOSHIOはタンゴ歌手でいらっしゃるkazzmaさんの客演として、以下の2曲を演奏いたしました。

1、El Lloron(泣き虫)
2、Luna Tucumana(トゥクマンの月)

1はウーゴ・ディアスの演奏などでも有名なミロンガ、2は有名なアルゼンチンサンバの曲です。
これまでとはかなり芸風の違う曲でYOSHIOのケーナ奏者としての不器用さがリハで全開となってしまい、呼んでくださったkazzma様に大変なご迷惑をおかけしたのですが、課題はあまたあるものの、アルゼンチン曲とがっぷり組んだ中での衝撃力は楽しんでいただけるものになっていたようです。
また2での味わいを評価してくださった方もいたのは望外の喜びでした。

このような機会をくださったDecisionの皆様、そして声をかけてくださったのみならずお付き合いくださり、ミロンガの世界を垣間見るチャンスをくださったkazzma様に深く感謝申し上げます。
何よりもご来場くださり演奏を聴いてくださったお客様に、深く深く感謝申し上げます。
今後も可能な限り、ミロンガなどディープなアルゼンチンものにも取り組んでいこうとの決意を新たにしています。

kazzma様のタンゴ・フォルクローレ(アマンダの思い出)の歌唱も流石の水準、さらにゲストの徳武雪子さんのソプラノ歌唱はハコが狭いと思わせるぐらいの驚愕の音の回り方でした。

他の出演者の方は、いつもよりも攻撃的な音圧の高さとほのぼの感がマッチングしていてよかったENCUENTROS、ラテンではないですがインド~中近東の妖艶かつ濃密な世界を垣間見せた大平清さんとPadmaさん、ラテンでないという詮索に意味がないロックンロールな世界をタイトに独演していた中島寿郎さん(閣下)と濃厚かつ凄腕の皆様でした。

このような方々の末端に入れていただいたことを光栄としつつ、今後も精進いたしますので宜しくお願い申し上げます。

※8/5(金)に、神田Decisionでkazzma様の濃厚なタンゴ独演がありますので遊びに行く予定にしています。
8/27(土)には、同じく神田DecisionでTAKUYA&YOSHIOの単独ライブがございますので宜しくお願い申し上げます。

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2011.07.16

本日演奏します110716+お詫び

※最近ブログ更新できておらずすみません。食事のほうは、そこそこ高いもの(年に2回だけの「松川」。ただしいかだという得メニューが死ぬほど値上げしていたので「桜」。オーソドックスで美味)から日高屋(近くの生意気なだけのラーメン屋よりユーティリティ高い。レバニラ・餃子・盛岡冷麺のCPは驚異。ただしラーメンやチャーハンは死ぬほどまずい)までバラエティ豊かに過ごしております。

さて本日、ゲストケーナ奏者として下のチャリティーイベントに参加します。

「2ndLatinDesicion20110716_1.pdf」をダウンロード

神田Decisionでのラテン音楽イベントです。2000円、18:30開演です。
自分はタンゴ歌手のKazzmaさんのセットに2曲ほど参加、「トゥクマンの月」やウーゴ・ディアスの曲に挑戦予定です。
Kazzmaさんの歌声は南米音楽好きな方ガチ必聴です。ぜひどうぞ。

※本日菱本幸二さんのライブが雑司が谷であるのですが、諸般の事情でお伺いできなさそうです。深くお詫び申し上げます。

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2011.07.04

7/2-3日記

●7/2(土)
午前中歯科医。2ヶ月以上通っているが根治は大変、皆様歯科医には早めに行きましょう。

少々仕事をした後昼過ぎ出発、早稲田大学へ行く前に「メルシー」で野菜そばとチャーハン。ここの麺は小麦感が強く、醤油強めの汁とのマッチングが素晴らしい。500円以内というのも特筆すべき評価事項。安いのでついチャーハンも食べてしまう。チャーハンは家庭風。

オペラ研究会例会を途中まで。カタロニアの作曲家に関する発表でバルセロナのリシュー劇場の話なども出て興味深かった。カタルーニャ語が「フランス語+スペイン語」という大まかな説明もなるほど。20世紀初頭のカタロニアでクラシック音楽界が独立的に存在していたとすると、ブルジョワジー階級のスポンサードがあったとみるのが妥当か。政治的演目の存在の一方で銀行家だった脚本家の存在など、宝塚歌劇の成立過程とも差異を含め対照すべきかも。

失礼にあたり心苦しいが中座して宝塚研究会的な集まりに共立女子大へ。95周年の番組を見ながら、歴史上貴重な動画と歴史の構築のされ方と排除されたタームなどについて参加者が思いをいたす感じとなった。

さらに移動して神田DECISIONへ。立岩潤三氏・石田秀幸氏・石田みか氏のコンサートにラストだけ。立岩氏は2月のDECISIONライブでブルースセッションさせていただくなど遊んでいただいたが、パーカッションの大家。石田夫妻はオールドフォルクローレファンにはむしろNHK 教育でも取り上げられた経験のあるケーナ奏者とギタリストとして有名だった方々だが、現在はトルコを中心とする楽器・音楽の奏者として著名である。学生時代からの知り合いだが10年ぶりの再会を喜ぶ。
アフターライブではケーナとカヴァルでコンドルは飛んで行く、ケーナの同一曲演奏のリレーなどかなりエッジの効いた遊びをしていただく。
今度ぜひライブをちゃんと見ようと思う。

終了後帰宅し、トナリ監修冷やしタンメン(ファミリーマート、450円)。麺の小麦感がバリ硬で激ウマ。

●7/3(日)
朝5:45起床で出先労働に従事。
終了後市川のベッカーズで雑な朝食を食べてから渋谷へ。
数時間出先にいた後タワレコでウーゴ・ディアス2枚組を購入し、一蘭でラーメンを食べてから帰宅。
船橋イトウ楽器のピアノ練習室(30分525円)で2時間程度おさらい、音取り。
帰宅後鮭や煮物、サラダの食事。

その後仕事などに着手。

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2011.07.01

ライブ感想+人様のライブ告知

※すみません、時間がないので手短で恐縮です。

●笹久保伸ソロリサイタル(6/25)
1部の高橋悠治氏の新曲「Caminante,No hay Camino」がスーパーベスト。ユニバーサルな諦観と旅情をあわせもつ曲に、民族的裏づけと現代音楽的技法を併せ持つ笹久保氏のギター演奏がマッチして、ここ10年のアンデス音楽出身者ライブの中でも最高の瞬間のひとつ。
その後の「Valicha~Saqsaywamanpi」も、sarhua調弦という特殊調弦が生きてただの民謡から遠く離れた緊張感が付与され、1部ラストの「Qachwa Tankarchay」まで動的感動が持続。本当に素晴らしかった。

2部は1部よりはテンションが低いように感じ1部のラストがむしろコンサートの終わりっぽかったが、自分が感じたコンディションに応じた反応を示す素直で誠実な客筋に恵まれた氏の演奏活動に、偽りの成分がないことが証明されたようでそこにも感動。
とにかく1部だけで入場料の価値あり、1部の拍手の長さのガチぶりは語り継がれるであろう。敷居が高いように感じる人もいるかもしれないが、氏の演奏活動により多くの南米音楽愛好家の注目が集まる日を期待したい。
まずは7/7にサントリーホールでありますので、首都圏の方は要チェック。

●川俣チャリティーコンサート(6/26)
カンタティ、ルシア塩満、ロス・トレス・アミーゴス、木下尊惇、菱本幸二、寺澤むつみなどの諸氏が出演。フォルクローレ関連チャリティーライブのなかで一番保守本流が集まりアマチュア色を排除したイベントだが、この面子が集まることは多くないので「同窓会」とかいうのではなくそこをもっと強調すべきだったのでは。コスキンでおなじみの飯田氏の挨拶、コスキン実行委員長の挨拶のおかげで場が引き締まり、あまりにグダグダな感じが出なかったこともあり総体としてよい趣旨でよいコンサートではあったと思う。

演奏としては実は一番勝負していたのが寺澤むつみ氏、氏の「通り雨」の緊張感や舞台でとにかく勝負している雰囲気は評価を改めざるを得ない水準。駄洒落もあまりなく助かった。全般に管楽器がデッドだったが、その中で1970年代からワープしてきたような音色で勝負して木下尊惇氏セットの書生感を排除しにきたエルネスト河本氏の「コンドルは飛んでいく」、多く出演する中でルシア氏のセットで伸びのあるケーナを「大いなる河」で印象付ける菱本幸二氏にベテランのゴール感覚を痛感する。

木下氏のセットは独自の音楽をやろうとする意識を感じるが、平和に生きる権利で「一人ひとりがそれにきづけば」とか妙に安い日本語詞を入れるのは勘弁してほしい。また「夢よ…」を「メールでどんどんやれといわれたのでやります」という微妙に責任を回避するMCもどうも。明らかに演奏者としての氏はEL CHUTILLOなどの曲のほうが生き生きしているのだが…。

カンタティセットはコンドルとノスタルヒアがてっぺん。5/5よりもコンディションもよい感じがした。

ルシア氏の演奏は思ったよりストイック、ただ牛乳列車も乱暴なぐらいの奏法は後続世代のBGMっぷりを考えれば評価できるが「汽笛一声」をまぜたり到着時に「市ヶ谷」とかいう営業センスはここでは不要だったのでは。また「トゥクマンの月」での原曲を意識なく冒涜しているレベルの歌唱、「お客さんの中には自分がコスキンに我々より縁が深いと思っている方いらっしゃるでしょうが、そういう方はこのようなイベントを草の根でやってください」とチャリティーとはいえ有料で入場した客に向かって上から言い放つ先生気取りの感覚は勘弁してほしかったが、チャリティの趣旨から忍耐する。

期待はずれだったのはロス・トレス・アミーゴスのルイス・カルロス氏の歌唱。声が潰れていて伸びず説得力なし。リッキーのケーナに思っていたよりペルー風味があるのは発見だったが(音色のみ)。

…とりあえず主要な「プロ」演奏者が集まってちゃんとこのような事態に対応しようとする姿勢を見せたことは、業界にとってよかったのではないかとしみじみ思う。

★演奏の案内をいくつか。

●7/2にアルパカブームで活躍していた小松早百合さんのライブが草加であります。
案内はこちら。
2011

ところでアルパカブームはどうされるのでしょうか?

同日にはアンデスのこだまもあります。

●7/7はサントリーホールで笹久保伸氏や山下TOPO洋平氏、青木大輔氏の演奏があります。

●7/9にサンポーニャの岡田浩安氏の昼ライブが吉祥寺であります。

岡田浩安、須藤かよ、渡辺亮トリオ TRIMATE
 
7/9(土)吉祥寺 MANDA-LA2
http://www.mandala.gr.jp/man2.html
(JR中央線/井の頭線「吉祥寺」下車 南口徒歩3分 TEL0422-42-1579))
岡田浩安(サンポーニャ、ケーナほか) 須藤かよ(ピアノ、ボーカル) 渡辺亮(パーカッション)
ゲスト 渡辺大輔(ケーナ)
・開場 13:00~  ・開演 13:30~ 
・チャージ ¥2,500+ドリンクなどオーダー 
小学生以下の子供は無料(ドリンク代だけ頂きます)
・お問い合わせ、予約  葦工房(090-3227-7362) 特に予約は必要ありません。
メール:info@ashibue.com 

岡田浩安  http://www.ashibue.com
須藤かよ http://www.geocities.jp/kayo_pinponpan/
渡辺亮 http://www.ryo-watanabe.com/

MAYA等で活動するサンポーニャ奏者岡田浩安を中心とするユニット。
サンポーニャ、ピアノ、パーカッションが上手い具合にブレンドされたサウンドです。
時にアンデス、時にアマゾン、ときにブラジル、ときに日本、、etc

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