11/9/11の日記(カンタティライブ)
●9/11(日)
9・11から10年、震災から半年。10年前の9/11は、カリスマ・パンピーのNYライブ1月後で展開を考えていた。半年前は2回目の単独ライブに備えていた。だからどう、ではないが、進歩がない代わりに退却もできていない自分自身とこれからも付き合っていくしかない。
…昼前日買い置きの惣菜(イトーヨーカドーあなどりがたし。特にコブサラダ)を食べた後、行徳へ。
カンタティの行徳ライブ、ケーナの武田耕平氏の地元初ライブ。
会場はI&Iホールの会議室、音響も正直それほどよくはなく(歌を強く取るために、ビエントスのバックが聞こえにくい)、ボンボを使わない近年の演奏スタイルもあいまって衝迫力には欠ける音圧、長年世話になっていることをあえて無視していえば3000円はやはり高め、2500円+ドリンク販売ぐらいがベターだったのではないかと思われる。
曲は17曲+アンコール2曲、印象に残ったのは「ボリビア」(Arturo Quezada 作曲とのこと。記事に誤りがあったので訂正いたしました。S様ありがとうございました。ラテン歌謡風のコーラスかぶせと微妙にカゲのあるジャジーなコード進行のマッチングの妙が、70年代南米音楽のほのかな前衛性と骨太さを感じさせる)、「暁の空」(武田氏オリジナルとのこと。サビに行くまでが長いが、ラストのケーナ高音の軽快なだけでない切り返しはなかなか聞かせる)、アンコールの「コンドルは飛んで行く」(武田氏のケーナにプロフェッショナルな説得力あり)。
今度はもう少しベストの音響で、和太鼓(武田氏はやられていたらしい)も視野に入れて打楽器なども入れてぜひ凱旋公演してください。千葉県でこの手の音楽を長年やってきた割に地元貢献できていない人間として応援したいと思います。
終了後行徳のまっとうな割烹と居酒屋の間ぐらいの店で打ち上げ。70年代~現在のアンデス音楽関係の濃い話をしまくる。終了後武田氏のご母堂に駅までお送りいただく。
武田氏はそのうちEL SOLITARIOにお招きできればと思っています。
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