11/9/3の日記(片付け+漫画)
●9/3(土)
午前中歯科医へ。4ヶ月以上の通院がやっと終了。2本神経を抜いて1本抜歯など。
船橋の方、丸江歯科さんはベテランで丁寧、むやみに抜歯やインプラントに走らないのでオススメします。
自分は嘔吐反応などがあり、歯医者さんに嫌われるほうですが、こちらに7年ぶりにかかってなんとか治療を完了できました。今後はマメに行こうと思っています。
帰宅後船橋習志野ケーブル契約、事前にお願いしていたため契約後すぐに工事。画質のよさに驚く。自分の家はまだSHARPの19年もののブラウン管なのだが、これまでのデジアナ変換と違いニュースで雨脚がクリアに見えるなどの状況に文明開化的驚き。
ただ画質がいまいちな「銀河英雄伝説」などを眺めるとほっとするのも事実。
昼は東武地下の弁当。テレビ回りのスラム的荷物空間(工事時には隣の部屋に強制移住)、本質的な片付けにはほど遠いがゴミ袋3つ廃棄などして最低限床が見える状態に。自分は以前も「せっかくの岡山駅徒歩5分のウッドフローリングのおしゃれなワンルームを、貝塚状に書籍や紙を積み上げ部屋の中に獣道を形成する状況にし、異性が寄り付かないのはおろか、はるばる遊びないし演奏しに来た同性の友人にも『泊まるか?』『いやホテルとったから』といわれる」などの惨状を実現する傾向があるが、なくし物などのトラブルが頻発しているので今後は少しは労力を払う必要がある。
しかし断捨離とかに1ミリもシンパシーを覚えないので、さてどうなるか。断捨離とかしたら一番捨てられやすいのは自分の所業とか存在だったりするとも思う。効率求めたらこういう音楽活動やってない、というのもあり。
…さて片付けしていたら漫画を発掘。
自分はもともと白泉社系(ベストフェイバリットは木原敏江【特に『無言歌』とか】と川原泉)中心の少女マンガ読みなのだが、ここ1、2年は、書店で「これまで読んでいない傾向の少女マンガ」を夏・冬の半年に1度3,4冊書店で勘のみで買ってみるという所業をしており、去年は以下のような感じで購読しています。なおチョイスの傾向として一部違いますが自分は短編集が好きというのは確かです。
1・『cotton』(紺野キタ、幻冬舎)
2・『ラビット・ハンティング』(TONO、新書館)
3・『砂の下の夢』(TONO、秋田書店)
4・『壁の中の天使』(びっけ、茜新社)
5・『プリーズ、ジーヴス』(勝田文、白泉社)
6・『もえひめ~宮廷編』(秋山こいと、Libre)
7・『東京ラストチカ』(みよしふるまち、マックガーデン)
8・『ハイサイ!太陽娘』(池田さとみ、宙出版)
…1の作者は同性愛風味の強い作家の中ではかなり好きなほう。この作品も文芸テイスト強くいわゆる既存のロリ文脈でない少女表現が逆に安心して読めます。2は想像よりはるかにキツい作品。ハンパなトラウマものがぶっとぶ、それでいてどこか救いもある凄い作品。同じ作家の3ははるかにマイルドですが2を読んでからだと熟成ということも考えられる作品です。4は完成度高いライトなBLものですがもう少し世界観のゆらぎがほしい感じ。5はウドハウスの原作をメジャーにする功労の大きい作品ですが、絵柄がもう少し整った人のほうがなおハマったかも。6はただのヲタものとなめていましたがぶっとびました。ハイパー更級日記というか、更級日記の作者もこうできれば幸せだったでしょうに。7は世界結構ありきたりですが絵柄の細かい美しさと時代への愛着が尋常でない感じ。8は『適齢期の歩き方』などで著名な安定したベテラン作家の、沖縄舞台の軽めの作品。ただ琉球語の執拗な混ぜ方が意外な感じ。
この夏も買ったのですが、片付けの過程で逆になくしています。見つけ次第また記録してみます。
…以上「またなくしたときのための備忘録」にお付き合い戴きありがとうございました。お目にかかったときにここらへんのお話をしてもいいよ、という方はぜひ話しかけていただけると幸甚でございます。
夜は納豆やナス炒めなど。
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