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2011.09.30

【演奏告知】El Solitario vol.11、10/29(土)強行です!

無伴奏完全独奏実験ライブ
“El Solitario” vol.11

日時:2011年10/29(土)16:30~17:15(終了時間は予定)(開場16:10)
※終了後フリートーク&フリーセッション、希望者と格安で討論雑談会を予定

場所:西船橋:スタジオSUN Aスタジオ(JR総武線・地下鉄東西線西船橋駅徒歩3分、下の地図参照。東京ないし大手町から30分程度。スタジオに入ったら手前すぐ左のスタジオへどうぞ)

入場料:500円(当日精算)

問い合せ先:YOSHIO(090-5198-3768、yoshiomizo@hotmail.com)

「QUENASOLO111029FLYER.pdf」をダウンロード

●ケーナ奏者YOSHIO企画による完全無伴奏ソロ演奏ライブ!
09年4月から計10回実施の最前衛ライブを船橋で

【YOSHIO(溝口祥夫)プロフィール】
…1969年生まれ、船橋市在住のケーナ奏者。1991年ギターとのデュオTAKUYA&YOSHIOを結成。

1992年から17年連続で船橋市葛飾公民館主催・共催によるコンサートに出演する一方、同デュオでの日本最大のフォルクローレイベント「コスキン・エン・ハポン」(福島県川俣町)19年連続出場などの活動を通じ、独自の音楽解釈に基づく熱演で全国区の知名度をもつ。

またロックバンドの一員として2001~02年にNYのライブハウス「CBGB」に2度の出演歴あり。

現在もTAKUYA&YOSHIOでの活動のほか、完全無伴奏単独ライブを船橋市で3ヶ月に1回開催するとともに、各種ライブの評論をブログに発表するなど積極的に活動中。

●今回は現代音楽をメインに世界的活動を展開し
実績豊富かつ先鋭的ギタリスト・山田岳氏が特別参戦!!

【山田岳プロフィール】…ギタリスト。
第41回日本クラシカルギターコンクール優勝。第38回イタリア・ガルニャーノ国際ギターコンクール最高位。
第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」においてギタリストとして初の優勝を果たし、第20回朝日現代音楽賞を受賞。

2006年に渡独、ベルリン“ハンス・アイスラー”音楽大学にて研鑽を積む。
現代音楽をその活動の中心としており、在独中はベルリンを中心とした多くの現代音楽シリーズに出演。

2009年帰国。現在、東京を拠点に多くの新作初演を含む同時代の音楽を中心としたリサイタル活動や即興演奏、またアンサンブル・ノマド、trio kuなどの現代音楽アンサンブルへの参加や、作曲家・造形家との共同作業によるサウンド・インスタレーションなど、様々な切り口で音楽の今を伝える活動を展開している。

[ホームページ http://gakuyamada.web.fc2.com/index.html]

…今回は初の南米音楽出身以外の方との競演となります。非常にハイアングルかつスリリングなイベントになること必至、出演者必死の状況ですので、ぜひぜひご来場いただければと思います。都内の音楽イベントとのはしごもかなりできますので、芸術の秋などとはいいませんがいかがでしょう。

なおコスキン・エン・ハポンの報告会も兼ねたいと思っております。

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2011.09.28

【訂正版簡略報告】サントリー地域文化賞表彰式に出席しました

皆様ブログをご覧いただき有難うございます。
標記の件ですが、本年特別賞を受賞した川俣町「コスキン・エン・ハポン」の関係者(といいますかオマケ)として9/27に出席してきました。

川俣町は1993年の受賞に続き、2回目の受賞となります。本当におめでとうございます。自分がオマケでも参加させていただけたことが信じられないぐらいの名誉だと認識しています。
受賞団体の詳細はこちら

私はあくまでオマケですので、名刺交換などもせずもっぱらコスキン関係の方と話をしながら社会見学がてら式とパーティーを拝見していました。一応ネクタイは10周年で貰ったコスキン坊やの入ったネクタイにしました。
福島関係のマスコミの方もいらしていたようです。川俣町長とは挨拶しました。あと東京川俣会の人もいらしてました。
川俣・福島から以外のコスキン関係者では神保さん、飯田さん、東出さん、あとは首都圏で長く出場しているチームの中から数チームが参加していました(私が参加年数は一番少ないぐらい、それでも前のチームから入れると23回連続出場ですが)。
ほかの方々には貢献に関する相応の理由がございましたが、私の場合は単に長く参加していたなかから悪目立ちした関係で選ばれたのでしょう(ただそれでも以前は想定すらされなかった事態ですが)。

受賞スピーチは事務局長が、演奏は川俣の子供たち(たしか中学生3人、高校生1人。全員女性でした)はじめ川俣の方々がされました。
演奏曲目は入場しながらコンドルは飛んで行く(前半)、舞台上で月の砂漠、退場しながら花祭りという感じでした。
全般に演奏の状況はかなりよく、川俣の皆様が「大きい舞台に強い」ことを認識させられました。

月の砂漠、は南米音楽イベントの紹介コーナーとしてのメイン曲目としての選曲としては?な点もありますが、アレンジがかなり凝っています。個人的には勝負どころでかき鳴らしを入れあとはあまり弾かないチャランゴアレンジとプレーがハイメ・トーレスっぽくてよかったです。

…その後少々参加者の一部でお話もさせていただいたのですが、当たり前になっていたイベントを当たり前にしにくい事態のときに、町内町外問わずに実施へ向けてそれぞれが出来ることをしたということが表彰理由のひとつなので、これは参加者・参加しなかった人も含めかかわった人全員でもらったものだというのが共通理解でした。

でございますので、このブログなどを通じてコスキンへの応援・認識をいただいた方々、いつもコスキンでの我々のやり方に応援・理解・寛容を下さっている皆様に改めて御礼を申し上げるしかないと思っています。本当に有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
またこの席に列席するという栄誉ある機会をくださった川俣の方々にも重ねまして篤く御礼申し上げます。

…さて、これはこれとして、あとは演奏者として最善を尽くすしかないと思っています。今年は特に、選ばれることもさることながらやはり自分も楽しんで観客の皆様にも楽しんでいただくという演奏ができるようにしなければ、というプレッシャーと闘っていますが頑張るしかないでしょう。皆様にご覧いただけることを楽しみにしております。

ここまでご覧いただいた方には「審査会でTAKUYA&YOSHIOはアドバンテージがあるのでは」と思われる方はいらっしゃいますでしょうが、自分たちはかつて事実上の信任投票になった際に「該当者なし」をたたき出したこともあるチームですし、コスキン参加者としての貢献評価と審査会的演奏者としての評価は別で、今回はあくまで前者の評価、後者はゼロベース、いやマイナス査定である節がありますので、審査会はもの凄くガチな展開になると思われます。審査会自体をお楽しみいただけますよう、参加者としてお願い申し上げます。

11/9/28(30訂正) TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

追伸1:パーティーは盛会でしたが、非常にシャープな運営で、政治家的な人の長話などもなく非常に気の利いた運営であると痛感しました。マスコミは新聞・出版含め結構いました。(もちろん接触機会などないので、名札で判断しただけですが)
追伸2:長沼さんに今年会場で会えるかどうかはご体調の関係で微妙だそうです。かつてはいろいろ思うところもありましたが、現在はこのようなイベントをここまでにした偉人としての尊敬をもちながらご壮健をただ祈るのみでございます。会場でお目にかかれればとても嬉しく思います。
追伸3:今回YOSHIOは3日間会場にいる方針なのですが、初日はなんらかのボランティアができればと思っています。関係者の方お気軽に使ってくださいです。(2日目は演奏者に徹します)

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2011.09.25

11/9/24の日記(宝塚月組・公開個人練習)

●9/24(土)
朝起きて日比谷へ。
宝塚月組「アルジェの男」「DANCE ROMANESQUE」。
まず2階前部が4~5割、後ろ(安い席)でも7~8割の入りに吃驚。大劇場ならともかく東京で週末(三連休の中日とはいえ)でこれでは、採算まったく合わない状態であろう。(以前東洋経済新報の宝塚特集で「採算ラインは90%」と暴露されたことあり)
東京では記憶にないが「この劇場は全席指定席なので自分の席で見てください(=空いてる席に移動するな)」という発信を聞く。

芝居は…、才気あふれる大野拓史がプログラムで「これは難しい…。」とうめくのも分かる、主人公ジュリアンの奈から明白なように「赤と黒」の翻案だというのはかまわないにしても申し訳ないが古すぎる内容。特に女性が受動的にすぎるところと、社会背景の書き込みが浅いところがしんどい。(後者は、たとえばジャックが「うちの客に迷惑かけるな」といったマダム・マルトを殴って黙らせるところ。アルジェから上ってきたヤクザ風情が、ケツモチがいるはずのパリのクラブでこのような振る舞いに及べるはずもない)
また文芸的には、アナ・ベルおよびポーラを取って、落ち目になる可能性があるボランジュを捨てるほうがより「野望に燃える」感じが出てよかったはず。(ポーラを演じた邦なつきの、エロ風味すら出せる芝居力がその伏線を作った側面もあるが。邦なつきはここ1年ほどかつての決まりきった演技を脱していてかなりいいです)
さらにいえば、サビーヌがジャックを打ち殺した際にジュリアンが改心するところが、それまでの説明しない台詞から一転して「おっきな気持ち」など粗雑に説明しすぎ。大野でも台詞を替えられなかったか。これが正塚晴彦だったら「もういいんだ。道は野望にではなく砂漠にしかなかったんだよ、それに今やっと気がついた」とか言わせてインテレクチュアルにまとめることも出来たであろう。パリと植民地の描き方と個人の絶望を表現しきった荻田浩一「マラケシュ」などと比べてみれば、巨匠柴田侑宏の原作といえども時代の波におぼれる作品もあるということの証明になろう。

出演者。霧矢大夢はショーでの渾身のカジモトはたぶん本人の演技史に残る名演でこのショーのベスト場面(最後の天使の羽をつけた姿はいただけなかったが)。芝居は台詞が聞こえにくかったのが残念。龍真咲は若い場面などは流石のかっこよさだが、芝居での内面の薄めなただのチンピラ感の出しぶりと黒燕尾の場面で下半身の使い方に難アリ、むしろ明日海りおの歌で場面をさらう能力による舞台への貢献度高し。その明日海といい感じだったアナ・ベルの花陽みら、ヒロインの蒼乃夕妃は安定感さすが。他は悪役の内務大臣ミシュリューを演じた星条海斗が芝居を締めていた。

終了後いったん家に帰って昼居酒屋チェーンでそばを食べた(居酒屋としてはうまいというレベル)後ネットカフェで作業、21時から公開個人練習。来訪くださった方1名といつものセッションをした後で南風堂珈琲店で謀議など。帰宅後LEE20倍カレー。なめていたが想定より辛い。

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2011.09.24

お知らせなど(El Solitarioゲスト決定、公開練習など)

皆様ブログをご覧いただき有難うございます。

さて2つほどご報告です。

●10/29(土)のEl Solitarioのゲストが決まりました。
現代音楽をはじめとする分野で幅広く活動されている、ギタリストの山田岳さんです。

□ 山田 岳 Gaku Yamada(ご本人さまのWEBより引用)

これまでにギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄、E.カソリ、D.ゲーリッツの各氏に、古楽演奏解釈をM.ロナルディ氏に師事。

第41回日本クラシカルギターコンクール優勝。
第38回イタリア・ガルニャーノ国際ギターコンクール最高位。
第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」においてギタリストとして初の優勝を果たし、第20回朝日現代音楽賞を受賞。

2006年に渡独、ベルリン“ハンス・アイスラー”音楽大学にて研鑽を積む。
現代音楽をその活動の中心としており、在独中はベルリンを中心とした多くの現代音楽シリーズに出演。

2009年帰国。現在、東京を拠点に多くの新作初演を含む同時代の音楽を中心としたリサイタル活動や即興演奏、またアンサンブル・ノマド、trio kuなどの現代音楽アンサンブルへの参加や、作曲家・造形家との
共同作業によるサウンド・インスタレーションなど、様々な切り口で音楽の今を伝える活動を展開している。

…アマゾニコ五重奏団でお知り合いになった方ですが、ギタリストとして非常に活発な、越境的な活動を繰り広げていらっしゃいます。初めて拝聴したときはS.ライヒの曲を演奏されてました。
今回「アンデス音楽演奏者、ないしそのご出身」でない方との初の競演となりますが、へっぽこケーナ奏者としてどれだけのことができるのか、またお客様にどれだけの「現場」を見ていただけるのかという点での精進をいたしますので、どうか宜しくお願い申し上げます。

また、最初の1年以外は「競演の方を見に来るだけでもお得感をお客様に感じていただきながら、自分の演奏をお客様に浴びせる」というエグいコンセプトで運営しているイベントですが、今回もぶっちゃけお得だと思います。
船橋で行われる音楽イベントの「先鋭性」部門格付けがあったら、今回も入賞間違いなしです。

ぜひ皆様、狭いスタジオですがぜひ音の現場を一緒に探しませんか。入場料は500円となっています。

●久々に公開個人練習をします。ちょっと遅い時間ですが9/24(土)21:00~22:00です。遊びに来てくださった方、終電まで軽くまた語りましょう。

●今日は座業の傍ら「エレジー」というアメリカ映画を見ました。P.クルスが脱ぎまくりでしたがそれはさておき、得手勝手な成功者の大学教授が自分の得手勝手さを認識させられる話で、逆ヒギンズ教授っぽくてよかったです。NYの街並みなども眺めつつ。しかしケーブルテレビ恐るべし、コンテンツの総量がやばすぎです。


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2011.09.22

9/19-21の日記(アマゾニココンサート、台風)

●9/19(月)
渋谷に行って途中河岸を代えて作業の続き。
田園都市線に乗って青葉台へ。駅のしぶそばでつけそば。清潔な店内に沿線の裕福さを感じる。

青葉台にてアマゾニココンサート。ギタリスト5人のソロと合同演奏、だがいわゆる若手奏者一人ひとりの個性がかなり違うのでクラシックギターの魅力を初心者が味わうにはむしろ好適。
松田弦氏のフランス留学送別、とのことだが来年にもやる構想があるとのこと、ぜひ行きましょう。
南米音楽考察、という点でクラシックギターに興味を持つのはアリですし、自分のようにきっちり巨匠の演奏を各種聴いて回っていないタイプの怠け者にはその点でもとても有意義な演奏会です。演奏者の皆様それぞれの武闘派な雰囲気とフレンドリーさのマッチングも、初心者にとって敷居が低いです。(しかも演目は別に「ギターの営業的有名曲」ではないケースが多いのも美味しいポイント)

誘っていただいて打ち上げにも途中まで参加。1曲音の出ないケーナ演奏を笹久保伸さんの紹介でさせていただく。有難うございます。

青葉台を23:00に出て渋谷で山手線~品川で最終総武快速を捕まえて0:27に船橋着。

●9/20(火)
夜は久々に「登運とん」。特上白モツが美味だが、肉刺し系は多くが中止になっていた。

●9/21(水)
台風だが退去せず。昼はBELMARE。
夜は21:30に渋谷を出て山手線~品川で総武快速を見るが動いてないので東京へ、もう一度確認するがやはりだめなので丸の内線経由で都営新宿線、本八幡から総武線で23:30過ぎ着。
帰りに都営新宿線を使うのは3/14以来。
夜は船橋帰着後最近できた「三代目 極」というラーメン店。清潔で麺も良質、味のバリエーションがあるので合う味を探せばローテに入る店。鶏の唐揚は無条件に美味い。朝4時まで営業。

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2011.09.18

9/19にこのコンサートに行きます+自分でない演奏の宣伝

クラシック・ギター奏者5人の集団(笹久保伸氏も参加しています)、アマゾニコのコンサートに行きます。
クラシック・ギターの多様性と現場感、というものを味わえるイベントに毎回なっているのでオススメします。

詳細はこちら

19時開演です。青葉台でやるそうです。自分は渋谷から乗り込む予定です。

あと9/22には東北支援のライブにカンタティが出演します。
竹村淳氏の仕切りのようで、オルケスタ・デル・ソルがメインアクトのようです。
こちらは行けるかどうか現状分かりませんが、濃厚なイベントではあろうかと思われます。

詳細はこちら

…自分も正直今かなり苦しんでいますが、なんとかコスキンで皆様にきちっと観ていただける水準にするべく雌伏しています。

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11/9/17-18の日記(ポツドールなど)

●9/17(土)
一日篭って仕事、だがついケーブルで「銀河英雄伝説」、さらにAXNミステリーの「刑事コロンボ」をながらで観る。
夜はすき焼き。デザートにカルピスのアイスとマルハのゼリー。

●9/18(日)
仕事の合間だがポツドールの「おしまいのとき」を。
「レイプ、不倫、借金、クビ(無気力)、DV」というポツドールおなじみの空間にクスリまで混ざる展開、歴代の中では中の上ぐらいの濃厚度。
装置の表現する生活水準の確かさや、台詞のない時間の俳優の身のこなしなどに、ここが実は実力・フォーマット的には一昔前のかっちりした劇団であること、しかしそこになにも芸術的風味を載せない(文芸的風味は濃厚だが)ことを再確認。
ただラストの奇態な前向きさはちょっと不要ではなかろうか。
あとテレビベース、セックス至上主義はそろそろ「若者の実相」拾いの手法としては限界では。

これで舞台芸術です、とかいわれる妥当性はないが、芝居の持つ無意味さの摘出という点で今後も観続けると思う。自分をもあざ笑わざるを得ない見世物小屋、というか。
三浦大輔が今後メジャーになりたいのかどうなのか、見世物小屋をもう数回は見たい人間としてその進路は知りたい。

終了後シャノワールでラノベ情勢などを教わりつつ、コミケでの購入を依頼していたウルグアイ本を購入。ZIGGURATというサークルの本。

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2011.09.14

TAKUYA&YOSHIO写真掲載(噂)+食事、つぶやきなど110913

★福島県を営業ゾーンとする大人の情報月刊誌『Monmo』という雑誌の最新号でコスキンエンハポン特集が組まれ、そこにロス・ミドラス、Sonido del Viento、川俣コスキンの事務局や子供たちとともにTAKUYA&YOSHIOの写真が掲載されているそうです。
(マイミクの方のお知らせですが、当該雑誌は関東では入手できないため現認できておりません)

TAKUYA&YOSHIOの写真なぞ載せていただき恐縮至極ではありますが、枯木ぐらいの効果もあるのだろうか、といぶかしく思いますが、ひとえに感謝するしかないでしょう。
ともあれ、コスキンエンハポンが無事開催され、我々も無事参加できること、なにより関連各位の壮健を祈るしかない日々でございますが、さらに身の引き締まる思いをしております。

●9/12(月)
昼はBELMARE CAFEでトマトパスタなど、夜は沼津魚かし寿司の持ち帰り。品川駅で半額になっていた。それにPAULのパン(クロワッサン、フロマージュに加えてりんご系のパンの酸味が利いていて激ウマ)など。

●9/13(火)
昼はGOLD RUSHで300グラムハンバーグ、夜は品川駅構内のCAMPで1日分の野菜カレー+鶏の手羽先。

■最近NHKプレミアムなど眺めているが、再放送と思われる「アジア味紀行」、コウテンケツが出ているスリランカものが非常に濃い内容。夏目漱石の立ち寄り時に食べたカレーというネタを前フリにして、タミルとシンハラ問題を無難だが取り上げ、紅茶茶園のきつい労働風景も見せ、締めが自分の出自も絡めたオリジナルメニュー。コウテンケツがレポーターとしてはかなり淡々としていて、なおかつ料理という技術があるためそんなに地元の人との交流に違和感がないのも好印象。そこそこ楽しめつつ超ネタ充実、というNHKの底力を久々に見た思い。

▲以下は独り言のささめごと。
プレッシャーがかかると通常食事ができなくなるのであろうが、現在逆に出ていてせっかくのダイエット効果が灰燼に帰しつつある。身体的コンディションを保つためにも今週ぐらいからさまざまな絞込みが必要。

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2011.09.11

11/9/11の日記(カンタティライブ)

●9/11(日)
9・11から10年、震災から半年。10年前の9/11は、カリスマ・パンピーのNYライブ1月後で展開を考えていた。半年前は2回目の単独ライブに備えていた。だからどう、ではないが、進歩がない代わりに退却もできていない自分自身とこれからも付き合っていくしかない。

…昼前日買い置きの惣菜(イトーヨーカドーあなどりがたし。特にコブサラダ)を食べた後、行徳へ。
カンタティの行徳ライブ、ケーナの武田耕平氏の地元初ライブ。

会場はI&Iホールの会議室、音響も正直それほどよくはなく(歌を強く取るために、ビエントスのバックが聞こえにくい)、ボンボを使わない近年の演奏スタイルもあいまって衝迫力には欠ける音圧、長年世話になっていることをあえて無視していえば3000円はやはり高め、2500円+ドリンク販売ぐらいがベターだったのではないかと思われる。

曲は17曲+アンコール2曲、印象に残ったのは「ボリビア」(Arturo Quezada 作曲とのこと。記事に誤りがあったので訂正いたしました。S様ありがとうございました。ラテン歌謡風のコーラスかぶせと微妙にカゲのあるジャジーなコード進行のマッチングの妙が、70年代南米音楽のほのかな前衛性と骨太さを感じさせる)、「暁の空」(武田氏オリジナルとのこと。サビに行くまでが長いが、ラストのケーナ高音の軽快なだけでない切り返しはなかなか聞かせる)、アンコールの「コンドルは飛んで行く」(武田氏のケーナにプロフェッショナルな説得力あり)。

今度はもう少しベストの音響で、和太鼓(武田氏はやられていたらしい)も視野に入れて打楽器なども入れてぜひ凱旋公演してください。千葉県でこの手の音楽を長年やってきた割に地元貢献できていない人間として応援したいと思います。

終了後行徳のまっとうな割烹と居酒屋の間ぐらいの店で打ち上げ。70年代~現在のアンデス音楽関係の濃い話をしまくる。終了後武田氏のご母堂に駅までお送りいただく。

武田氏はそのうちEL SOLITARIOにお招きできればと思っています。

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11/9/10の日記(宝塚花組)

●9/10(土)
朝起きて日比谷へ。花組「ファントム」観劇。
蘭寿とむはやや若く活発すぎる、リア充っぽいファントムだが、トップお披露目の勢いはあった。ただ歌は全般にはいいのだがタイトルロールの音をもう少し正確に歌ってほしいのと、「君こそすべてクリスティーヌ」あたりの感情表出の切り替えが和央ようかのようには見られなかったのは残念。

蘭乃はなは、全般には芝居の誠実さはいいが歌は高音部の無理さが高い。ただしビストロの部分のファントム出現後の音操作の巧みさには鳥肌がたった。カルロッタの桜一花は全般に(本人がMXテレビで言っていた)「ディズニーの悪役っぽさ」が出すぎていて自分のカルロッタ解釈(イタリア系すぎるスター)との齟齬がひっかかるが、達者は達者。ビストロ部分の歌は唯一シリアスに歌っていてよかったのと、自分の場面でマントがひっかかった際の振り払い方が「設定ですか?」と思うほどらしかったのはさすが。逆にショレ役の華形ひかるは、ちんけな悪役という設定を外して演じてほしかった。個人的にはダンス講師役の花野じゅりあがあんまり目立たなかったのが残念。この芝居でのダンス講師の役は大きいはずなのだが。

全般には群衆の歌声の伸びなどがすばらしく、見るに値するよい公演だし、中村一徳の演出もしゃきしゃきした群衆場面(立ち回りはヘタだが)などで非常に精密なのだが、人物解釈や世界構築でどうも宝塚的劣化が目立つのが残念。小池あたりに役解釈をやり直してほしい。

終了後宝塚関係の仲間と少々飲んだ後新木場経由で蘇我へ。道すがら1本50円の水を2本購入。本当に久々にJリーグなるものを見る。試合内容はグルーミーだったが、そんなにファッショでない、しかしピッチに近い空間で観戦できたためスポーツとしてのライブ感を満喫できた。ご案内人の方に感謝するしかない。あと野球や他のエンタテインメントが参考にすべきは、食事関連の充実。1.5人前で10本以上でるソーセージやナンをその場で焼く本式カレー、さらにスタバも出店するなど、食事を楽しみにできる水準。

終了後船橋の安めだが魚系かなりまあまあな居酒屋で軽く飲んで帰宅。久しぶりに1日3回アルコールを摂取。

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2011.09.09

9/5-8の日記+このライブ行きます+雑感など

●9/5(月)
昼はBELMARE CAFE。
夜はご飯とサンクスで買った惣菜、そのうち麻婆豆腐は花椒が利いていてまあまあ。おぼろ豆腐もデザートっぽいが美味。ただしまずい惣菜はまずいので要注意。

●9/6(火)
昼はティーヌンでパッバミー、その後郵便局など。
夜は日高屋。最近週1ペースでまずい。日高屋では冷麺、レバニラ、餃子しか注文しないパターン。
関係ないが日高屋船橋店では、近隣の客の話がきわめて明瞭に聞こえ取材には好適。以前はマッサージ業界の人(ワーホリ経験者)、この日は「ルーターが」とかいう家電店での回線売り込み業界の男女(男性のほうがつまらないポジティブ系のことしかいわないチャラ系)など。

さらに関係ないがこの夏嵌まったのが「ガツン、と濃いもも」(赤城乳業)。とんでもない完成度で、ヘタな料理店のソルベよりも美味なのに126円。

●9/7(水)
昼はCENTO ANNI。鳥グリル完成度が高い。
夜はサイゼリヤ。これも週1になっていてまずい。サイゼリヤではワカメサラダ、ミネストローネ、地中海風なんちゃら、トマトクリームリゾット、イカ墨パスタが定番。海鮮系が入るとコクが出てうまいが、ピザなどはかなりいまいち。

深夜浮世の義理のテレビを見た後MXの「日常」を見る。漫画よりもほのぼのテイスト上がっているが、不条理感もあってとらえどころなく面白い感じ。家や町並みが案外昭和テイストなのも注意ポイント。

●9/8(木)
昼はカレーチェーン。夜は野菜豚肉いため、いわしの酢漬けなど。

★最近南米音楽ライブに出没できていませんが、今週末はこちらに行きます。

9/11(日)行徳でのカンタティ・ライブ
http://blog.livedoor.jp/g_khantati/archives/cat_50004926.html

…個人的には会議室のライブで3000円はいかがか、とも思いますが、千葉県が生んだケーナ奏者のひとりである武田耕平氏の凱旋ライブということで、隣の市のへっぽこケーナ奏者として見届けたいとも思います。
ご一緒される方宜しくお願い申し上げます。

9/19のアマゾニコライブも検討しています。

■今回謝恩の意味もこめて、川俣コスキンにて絹蔵の演奏に申し込みました。実現したらともどもご声援いただけますと幸甚でございます。

■EL SOLITARIO次回は10/29ですがゲスト未定です。ご意見ある方お待ちしています。ご希望などぜひお寄せください。

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2011.09.04

11/9/3の日記(片付け+漫画)

●9/3(土)
午前中歯科医へ。4ヶ月以上の通院がやっと終了。2本神経を抜いて1本抜歯など。
船橋の方、丸江歯科さんはベテランで丁寧、むやみに抜歯やインプラントに走らないのでオススメします。
自分は嘔吐反応などがあり、歯医者さんに嫌われるほうですが、こちらに7年ぶりにかかってなんとか治療を完了できました。今後はマメに行こうと思っています。

帰宅後船橋習志野ケーブル契約、事前にお願いしていたため契約後すぐに工事。画質のよさに驚く。自分の家はまだSHARPの19年もののブラウン管なのだが、これまでのデジアナ変換と違いニュースで雨脚がクリアに見えるなどの状況に文明開化的驚き。
ただ画質がいまいちな「銀河英雄伝説」などを眺めるとほっとするのも事実。

昼は東武地下の弁当。テレビ回りのスラム的荷物空間(工事時には隣の部屋に強制移住)、本質的な片付けにはほど遠いがゴミ袋3つ廃棄などして最低限床が見える状態に。自分は以前も「せっかくの岡山駅徒歩5分のウッドフローリングのおしゃれなワンルームを、貝塚状に書籍や紙を積み上げ部屋の中に獣道を形成する状況にし、異性が寄り付かないのはおろか、はるばる遊びないし演奏しに来た同性の友人にも『泊まるか?』『いやホテルとったから』といわれる」などの惨状を実現する傾向があるが、なくし物などのトラブルが頻発しているので今後は少しは労力を払う必要がある。

しかし断捨離とかに1ミリもシンパシーを覚えないので、さてどうなるか。断捨離とかしたら一番捨てられやすいのは自分の所業とか存在だったりするとも思う。効率求めたらこういう音楽活動やってない、というのもあり。

…さて片付けしていたら漫画を発掘。

自分はもともと白泉社系(ベストフェイバリットは木原敏江【特に『無言歌』とか】と川原泉)中心の少女マンガ読みなのだが、ここ1、2年は、書店で「これまで読んでいない傾向の少女マンガ」を夏・冬の半年に1度3,4冊書店で勘のみで買ってみるという所業をしており、去年は以下のような感じで購読しています。なおチョイスの傾向として一部違いますが自分は短編集が好きというのは確かです。

1・『cotton』(紺野キタ、幻冬舎)
2・『ラビット・ハンティング』(TONO、新書館)
3・『砂の下の夢』(TONO、秋田書店)
4・『壁の中の天使』(びっけ、茜新社)
5・『プリーズ、ジーヴス』(勝田文、白泉社)
6・『もえひめ~宮廷編』(秋山こいと、Libre)
7・『東京ラストチカ』(みよしふるまち、マックガーデン)
8・『ハイサイ!太陽娘』(池田さとみ、宙出版)

…1の作者は同性愛風味の強い作家の中ではかなり好きなほう。この作品も文芸テイスト強くいわゆる既存のロリ文脈でない少女表現が逆に安心して読めます。2は想像よりはるかにキツい作品。ハンパなトラウマものがぶっとぶ、それでいてどこか救いもある凄い作品。同じ作家の3ははるかにマイルドですが2を読んでからだと熟成ということも考えられる作品です。4は完成度高いライトなBLものですがもう少し世界観のゆらぎがほしい感じ。5はウドハウスの原作をメジャーにする功労の大きい作品ですが、絵柄がもう少し整った人のほうがなおハマったかも。6はただのヲタものとなめていましたがぶっとびました。ハイパー更級日記というか、更級日記の作者もこうできれば幸せだったでしょうに。7は世界結構ありきたりですが絵柄の細かい美しさと時代への愛着が尋常でない感じ。8は『適齢期の歩き方』などで著名な安定したベテラン作家の、沖縄舞台の軽めの作品。ただ琉球語の執拗な混ぜ方が意外な感じ。

この夏も買ったのですが、片付けの過程で逆になくしています。見つけ次第また記録してみます。

…以上「またなくしたときのための備忘録」にお付き合い戴きありがとうございました。お目にかかったときにここらへんのお話をしてもいいよ、という方はぜひ話しかけていただけると幸甚でございます。

夜は納豆やナス炒めなど。

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2011.09.02

「広報かわまた」2011年9月号に写真が載りました

皆様こんばんは。

さて標記の件ですが、「広報かわまた」2011年9月号の11ページでのコスキン・エン・ハポン告知記事で、ページの半分以上という未曾有の大きさで写真が載りましたので報告申し上げます。

こちらになります。(PDF)

「広報かわまた」に写真説明でTAKUYA&YOSHIOの記述つきで紹介されたのは平成18年11月号以来およそ5年ぶりでございますが、その際はコスキン報告でした。

今回は、通常南米的な衣装を来ている方の写真が通常選ばれるところ、「魂の音楽祭」というコスキンご紹介のキャッチにふさわしい題材としてたまたま我々の写真が広報の方の目を引いたのではないかと思われます。
もちろんその背景として、我々の演奏が「南米の音楽祭」というよりも「魂の音楽祭」という方向に合致するものであったということはあろうかと(おこがましいですが)推量しております。

「毎回熱いステージを繰り広げる“takuya & yoshio” そして今年も。」という写真説明もあいまって、光栄というか恐れ多いというか何が起こったのかというか、と末端のどじょう系一ケーナ奏者として強く思いますが、まず申し上げるべきは、お世話になっている川俣の、そして東北の皆様、さらに全国の皆様、もっといえば我々を否定という形でも認識してくださっている皆様への感謝でしょう。本当に有難うございます。

純粋に南米音楽を演奏する、というイベント趣旨から見ると必ずしもストライクでない、むしろガーターな、せいぜいスペアを取った次にガーターを出してしまう感じのパフォーマンスを展開している自分たちが川俣の広報誌に、ある意味自分たちのやりくちをご海容いただく形で取り上げていただけるなど想像もしていない事態でございました。(私の出身・現住所は千葉県船橋市です。公民館コンサートを17年間させていただいたりという恩はもちろんありますが、広報に写真が載ったことは残念ながらたぶんないです。ましてこの大きさはありえないです)

…ここまでTAKUYA&YOSHIOは、コスキン、そして川俣に対しての気持ちを持ちながら活動をしてきましたが、必ずしもたとえば運営側と100%意見や利害が一致する関係だったとはいえない点もあったと思います。
そして、どんなにたとえばラパスを愛していたとしても冷静に見れば日本人演奏者のほとんどにとってラパスは厳密な意味でのふるさとたりえないように、私たちにとって川俣は出身地などの「ふるさと」ではありません。それは現時点においても事実です。

しかしだからこそ、町関係者でもない一介の参加者であり続けた自分たちにこのような名誉を与えてくださった川俣の皆様への恩義を、ただ年に一度演奏しに来る+α程度の存在である我々はどう果たすべきか…非力ではありますが、自分自身の魂にうそをつかない演奏を今年もするしかない、ということだと認識し、準備し、奮闘したいと思います。

川俣の皆様、コスキンに参加する皆様、参加されない皆様、今年も月並みですが熱く行きますので宜しくお願い申し上げます。

また末尾ではございますが、コスキンエンハポン開催事務局の皆様に、今一度御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

2011/9/2 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

追伸1:広報かわまたはかなり読み応えのある広報誌です。9月号も放射線量調査マップなどもの凄い情報量です。HPでも読めます。(川俣の方、もしよろしければYOSHIOに現物をコスキンのときで結構ですので1部でもくださると幸いです)

追伸2:現在Evelin Escobarというボリビア・サンタクルスの女性歌手のCDを聞きながら書いてます。(LAURO LCD 0037) ちょっと一本調子ですが低めで凛とした歌声が推奨です。東京コチャバンバの店頭にまだあったような。

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