おわび+10/9の日記(コスキン・エン・ハポン)
※冒頭におわびを。
コスキン・エン・ハポン日本代表審査会に出場した報告を申し上げましたが、ずいぶん大上段かつ演奏者としてのエゴにまみれたアレな文章だなと後で読み返し汗顔の至りです。
(ちょっと文体が、日本ハムからFAしたときに一瞬HPに出て「しまえび祭り」になった小笠原選手の手記のタッチのようでした)
特にレトリック展開が高速リンクでのスケーターよりもスベっているのが自分でも恥ずかしいです。
…もちろん、まじりっけのない本心で書いたものですので、削除や修正をする気はありません。
ただし、抜けている要素がありますので補足はさせてください。
3・11および付随する原発事故の後、そして5/1に川俣に行ったときのことを考えれば、今回、だいぶ実行委員会の方に負荷がかかったであろうことが心残りとはいえ、このような形でコスキンが実施されることなど想定も出来なかったというのが正直なところです。まして審査会など…、と思うのがむしろ当然だったように思います。(5月のときには、ご案内くださったSさんに「5チームでも10チームでもやりませんか。うちは出ます」と勝手に申し上げていましたが、それに説得力がある状況ではなかったかと思います)
そのことを考えれば、前の私の記事など、コスキンが、そして審査会が行われた奇跡に甘えたタワゴトでしかありません。逆に、タワゴトを言える状況であったことが、本当に幸せだったのだとも思うことにしています。
川俣町の方々、実行委員会の方々はじめ、多くの尽力をされた方に最大限の御礼を申し上げます。演奏者のエゴを出させていただいたことに、海より深く感謝申し上げます。
…そして、ニュースにもなり実行すること自体に高揚感があった今年よりも、来年こそがコスキンにとって勝負の年になるのではないかと思います。
来年へ向けて、末端の一参加者としてお手伝いできることはぜひさせていただければと念じております。
そのためにあえて大人でない率直な感想を申し上げる折があるかもしれませんが、来年以降につなげるためのことと思ってご海容いただけると幸甚でございます。
以上がおわびとともにお伝えしたかった補足部分でございます。そして、日本代表Koji様の、コスキンエンハポン代表としてのご活躍を衷心より祈念しております。謙虚さとアナーキズムを兼ね備えてやっちゃってください。
●10/9(日)
8:00まで風邪がきつく寝る。特に痰が止まらない。
起床して前日買っていたジュースやヨーグルト、部屋のコーヒーや茶、持ってきていたPAULのクロワッサンなどを食べながら業務に従事。BGVはMLB。
11:00過ぎにやっとメドが立ち風呂に入ってから部屋を出る。リッチモンドホテルはネットで取ると5000~5200円だったがネットもスムーズ、サービスや寝具も良質で非常に高品質。
12:00前に名古屋から新幹線で来た相方とロビーで合流、荷物を預けてから昼食へ。
「うまか亭駅ビルピボット店」(024-526-2355)で昼食、回転寿司だが高級系、かなりの高品質、店の雰囲気も勢いある。調子に乗って食べていたら酒など飲んでいないのに3000円程度、だが後悔しないクオリティ。
昼食後「珈琲グルメ」へ移動中にカンタティご一行と会い、バスのご案内などする。コーヒー飲んでからレンタカー(駅レンタカーだが従業員の男性の応対がダウナー系のだめさ)、川俣へ。
14:00ごろ到着。
会場でご挨拶などしてから練習、15:30ぐらいからはkawa氏と1曲「風の詩」をあわせ。
絹蔵に移動して30分程度演奏。曲目はたしか、
1、二羽の小鳩
2、風の踊り
3、ポトシ男
4、パスカ・リンダ
5、風の詩(kawa氏と)
6、谷間のカーニバル
…その場で考えながらやる感じでしたので抜けがあるかも。後半でかなり埋まって非常に有難く思う。
終了後パンと牛乳をもらって会場へ。絹蔵は停電などもあったが非常に有意義、また演奏したい。
審査会にて演奏。いくつか感想。
1、今年はいったん袖を離れられたので着替えができたのは本当に有難かったが、40分以上発表を待つのは非常に辛い。時間稼ぎ的な演奏をせざるを得なかった小川紀美代さんにとっても迷惑だし大変だったのではないだろうか。
2、音楽的な評価や講評を明確にする審査員を入れたほうがよい。今年だったらゲストに頼む、とかいう手もあるかと。音楽的な審査講評にしたほうが参加者が増加する可能性が高い。
3、日本代表選考と切り離して、オーディエンス賞みたいのがあるとイベントとして盛り上がるかも。
4、以前よりも講評が核心にせまる箇所もあったが、「品位」の基準などは示すべきかと。また各出演者がどのような履歴で活動したかを30秒程度で紹介するコーナーなどがあると、出演者への理解が広がり、コーナーとして有意義になるのではないか。
…演奏者としては、あとは修業するのみ。関わられた皆様、応援してくださった皆様に今一度の感謝を。そしてともに戦ってくださった参加者の皆様にも。これからも宜しくお願いします。
終了後弁当やご厚意の差し入れの豚汁(本当にありがとうございます)などを頂戴しながら知り合いやお客様と話す。「毎年楽しみにしています」という声や「今年は選考結果はともあれ昨年の反省を生かして、いい感じに振り切れていた」などの声を有難く思うとともに、年若い仲間に「せっかくこんなにやってるんだかた、もっと経歴的な面もアピールできるようにしてみては」と親身なアドバイスを受けたりしたのも有難く申し訳ない思い。
演奏を見て聴いて、本気でいろいろ我々に話してくださる方々にアクセスできる限り、審査会で成長させてもらえているので感謝と参加を継続するしかない。以前よりも「本場の品質」と自分たちの方向性に基づく演奏が遠くはなっていないような手ごたえは感じています。
23:15過ぎに出発。この日は26:30終了だったとのこと。
リッチモンドホテル到着後カップ麺でシビアなTAKUYA&YOSHIO反省会を部屋で25:00すぎまで。
その後別の友人たちと27:00まで別の部屋で反省会。
Comments
絹蔵での演奏と審査会の演奏を聴かせていただきました。
どちらも素晴らしかったです。
絹蔵でブレーカーが何度か落ちたのも、最初は演出?と思ったほどでした(後のグループの演奏では一度も落ちませんでした)。
審査会に対するyoshioさんのご感想については頷くことばかりでした。
特に音楽的な審査講評というご意見に大きく賛同します。正直今年の講評は公表なさる方の心情を考慮しても大変歯切れの悪く、分かりにくいものでした。
来年の審査会での演奏に大いに期待しています。
Posted by: りん子 | 2011.10.13 01:12 AM
りん子様、コメント有難うございます。
ブレーカー落ちだったのですね(停電かと思っていました)、別にそんなに揺らしていたわけでもなかったのですが…演出だったらかなりおいしいです。
審査会については、実は今回の参加者全員が「審査会を成立させること」にも意を注がなければならない状態だったと思います。
イベントが実施されたこと自体が大変なことなのであまり言うのもアレですし、自分がいうのも負け犬のなんちゃらなのですが、素直に参加チームが増えて盛り上がるといいな、と思い書いたものです。共感くださり本当に感謝しております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。どこかで久々に合同ライブでもさせていただけますと嬉しいです。
Posted by: YOSHIO | 2011.10.14 09:16 PM