【修正あり】11/10/10の日記(コスキン3日目)
●10/10(月)
7時過ぎに起床、7:40ごろロビーで相方と待ち合わせ。
900円で朝食バイキング、和食系が充実。
8:20にチェックアウトして相方と別れ、8:41発の列車で松川へ。松川でスタッフの方の車に同乗させていただく。
本当にありがとうございました。
到着後袖に行き、12時までマイクセッティング指揮担当。サブで入ってくださった方と実務をされている学生交流会の皆様、さらに出だしのキーボードやピアノが繰り出される時間帯に手伝ってくださったスタッフの方のおかげでなんとかこなす。有難うございました。
当日のマイク表出しが多いので、事前に書面やPA・司会への伝達をする必要がけっこうある時間帯との認識を持つ。
自分がやったことは「原本を手で切って片方を司会へ~PA用にマイク表を手書きで作成しなおして届ける」など。
連絡は無線がないので、伝令をサブの方にさせまくり申し訳なく思う。
慣れてきた11時過ぎに地震があった。進行が10分ほど停止。大事にはならなかったが一応舞台上や袖を確認して司会に報告。川俣の人が冷静に地震を分析していて流石、と思う。
中断にあったギターの佐々木修さんはすごい演奏であった。クラシックギターベースなのだが、南米の風味をちゃんと出していて見ものであった。
役務終了後ゲスト演奏を見る。木下尊惇ユニット、リズムに活性がありかなり上出来。
特にトランペットに菱本幸二さんのケーナがオーバーテイクする時間帯がかなりスリリングかつ有意義。(シークになると、トランペットに対してはデッドだった)
上松美香さんのアルパも、スタティックな要素が逆に華やかさに結びついていてアレンジや存在として効果があった。あとは歌声がぺったりしない歌手を連れてくれば最高だったのであるが…、さらにいえば自作の曲を何度の繰り返して歌わせる姿勢がちょっと。木下さんの奥様がPA台周辺にはりついていた。
ロランド率いる某チーム(いまさらですが一応の気遣い)はシンプルな演奏だが、いったん乗れればまじりっけなしに乗れる感じの演奏であった。なお彼らは会場で極めてフレンドリーで、多くの演奏者に「会場に来てよかった」と思わせたことは称揚すべき。
いろいろな方から出店のチキンのお相伴をあずかる(自分で1皿購入+推定4人ぐらいからお相伴)。このチキンかなり美味でした。
演奏もけっこう見る。川俣の人たちの演奏も味わい深いが、3日目は比較的少ない首都圏学生系の中でOjos Hermosos(名前はどうかとも思うが)が、最近珍しく(シクリアーダでもヒメネス系でもない)近代サンポーニャで押し切る演奏。特にJochi Pintao(スペルミスご容赦)がけれんみのないパフォーマンスであった。
終了までいて、ビバビバや花祭りをこなす。司会の飯田さんが終了時に「ここで会わなきゃだめなんだよな」と涙ぐんでいたのが印象に残る。
1日目に録音の手伝いをして気がついたのだが、飯田さんはチーム切り替えのときに必ず数秒沈黙して編集できる状態にすべてのチームでしていた。仕事だからといえばそれまでだが、プロの何気ない気配りがこの手のイベントをブラッシュアップすることを再認識した。
全体に初日は特別なピリピリ感があったが、2日目は豪華なコスキン、3日目はいつものコスキンで、3日目は来年への継続を誓うという点でよかったかもしれないと思う。
(審査会のとき「いつもの格好で」と執拗に司会の人に言われて「芸がなくてすみませんね」とひねくれていたが、ひょっとしたら変わらなかったことがよかったのかもしれないと思う。結果も変わらなかったが…)
ミドラスの皆様に車に載せてもらいながら話す。有難うございました!
新幹線自由席(座れた)に乗り、21:30ごろ帰宅。自宅で買ってあった寿司。
※コスキンに関するレポートで、TAKUYA&YOSHIOについて書いてあったもの。こちら。
20年コスキンに出ても、それ以上演奏を重ねていても、ケーナが滅茶苦茶かどうかの議論の対象になる自分の人徳のなさを嘆く一方で、演奏者としては美味しいのではとも思っています。
それはさておき、PA系の話は難しい問題もありますが必読。ただサイドで手伝った今年の経験でみると、水準もなにもかもがまちまちで唐突、人の手配も大変な状況での品質向上はかなりの困難が伴う、というか今の自分には方策が浮びません。実現性のある議論をまちたいところです。
※※コスキンの話は思いついたらまた書きます。ご意見ある方はお気軽にお寄せください。
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