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2011.10.11

2011年コスキンエンハポン日本代表審査会に参加しました+今後に関して

皆様こんばんは。

私たちTAKUYA&YOSHIOは、2011年福島県川俣町で行われたコスキン・エン・ハポンに参加し、日本代表審査会に参戦しました。コスキン参加はチームとして20年連続20回目、審査会は9回連続9回目となります。(なお前身チームから累計すると24年連続24回目の参加となります)

今回は、2年前cascabelとして選出され派遣された実績を持ちここ数年審査会に参加し続けているギタリストKoji(ボリビアーナでかなり以前よりも味が出ていたように思います)さん、盟友でもあり審査会にはEncuentrosの一員として以来2回目の参加となる鈴木龍さん(オリジナル曲を中心にありきたりのストロークなどで逃げない作りが素晴らしい)と我々の3チーム4人による審査会となりました。

審査の結果、Kojiさんが2回目の派遣者となりました。おめでとうございます。またお世話になりました皆様や関係各位に篤く御礼申し上げます。

…今回は参加者全員に、まず審査会をやって失敗したと言われない様な高密度なパフォーマンスをするというプレッシャーがかかっていたと思います。自分も相当やられました。
そんな中で、かなりの応援をいただきながらチャンスをものにできなかったTAKUYA&YOSHIOは、正直褒められない結果を出してしまったといえるのかもしれません。まずは演奏者としての力量の限界がとがめられてしかるべきでしょう。

ただし、例年よりもある意味シュートな事情説明をされていた神保さんの講評で「該当者なしも考えたが、町の復興にかける意図を汲んで伝えてくれる人として選んだ」というお話や、講評で言及される時間が長かったTAKUYA&YOSHIOについて「音楽はともかく、品格に問題が」というお話を頂戴したかぎりで判断した直後には、演奏自体の出来もさることながら、どうも勝手をしている自分たちが審査会に参加することをもはや許容されないのでは、と率直に言って思いました。

私たちは、年齢の老幼を問わず、来年がつつがなく迎えられて同じことができることを、もはや願ったり祈るしかない状況に生きていると思います。「また来年」と気軽に考えにくい状況だと思うのです。そんな状況の中での今回の結果は、これまで落ちたどの審査会よりも、来年をイメージできない状況に正直我々を追い込んでいたのだと思います。審査会に慣れただろう、という声はいただきますが、審査会に落ちるたびに少しずつTAKUYA&YOSHIOは死んでいるのだということを今回思い知らされました。(ここはクイーンの「SOMEBODY TO LOVE」の冒頭の歌詞のイメージです)
ただこれは何も我々だけの話ではなく、今回選出されたKoji氏が同様の感想をもっていらっしゃったことを数回以上お伺いして、戦友と勝手に思っていた次第です。鈴木龍さんにも同様の感慨がおありかもしれません。

…そして我々は、あくまで参加している演奏者です。舞台での落胆は舞台で取り返すしかないのだと、現在は認識しています。なればこそ、気軽に考えられない状況でも「また来年」と思って、もう一段上げていくしかないのだということです。所詮我々は弱点だらけの演奏者で、そのくせ自分のラインに忠実たらんとする思い上がりの年齢不相応の暴乱分子でございますので、自分たちで這い上がるしかありません。

次回の審査会に参加できるならば、もっと今よりも凄くて楽しくて熱い(全日本系のプロレスのキャッチフレーズみたいですが。ちなみにYOSHIOの体型は結構全日系のプロレスラー風だったりします)演奏ができるように、そのレベルを上げて品格とやらが向こうからやってくるような水準に行くようにすべきでしょう。そのためには、今回1曲目で演奏した「Danza de Maiz Maduro」のようにアレンジ時にプロのアドバイスを仰ぐ、アルゼンチン的音楽と自分のマッチングの「正-反-合」の「合」を探す、などの対応をすべきかもしれません。

…川俣町の方、そして会場に集まってくださった方の中で「今年こそはTAKUYA&YOSHIOに」というお声があったことを聞き、有難いと思うとともに、今回の結果に本当に申し訳なく思っております。大変厚かましいお願いなのですが、以上の決意を汲んでいただき、もう少々、ご海容をいただきお付き合いいただければと、希っております。そして全ての決着がついたときに、「ありがとうございました」とお伝えできるように努力したいと思っております。(この表現は銀河英雄伝説のヤン夫人の演説からいただいています)

今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
なお鈴木龍様とは今後お互いにさらなる研究の連携を、Koji様にはコスキン本番でのシビアな状況でのご活躍および1回は絡んでいただくことをお願いできればと念じております。

では曲ごとの簡単な感想を。
1、Danza de Maiz Maduro(熟れたとうもろこしの踊り)…A.ユパンキのギター独奏のカバー、室内楽的要素は抜いています。
「これが終わった段階では行ったと思った」「ケーナの音が切れていた」との感想の一方で、「2006年の演奏のほうがみずみずしさがあった」との声もありました。この曲を審査会でやったのは5年ぶりとなっています。

2、Caminito del Indio(インディオの小径)…ユパンキの代表曲の一つをメッセージライムを入れて脱構築しようとして、いったんJ-RAP風にまとめてあったのですが、本番では違う形を希求した結果だいぶ割舌も悪く爽快感や完成度としての問題は発生してしまいました。いいわけですが、自分の演奏の完成度を上げるよりも伝えたいことがでてしまったゆえの犯行ですが、メカニックが整わないと伝わらないということを痛感させられたので、ケーナなどのインストとヴォーカル系のスキルのマッチングなども含めて改善したいと思っています。また「もう一段盛り上がりの仕込みがほしかった」「あっさりしていた・予想より」などの意見も頂戴しました。

この曲では以下のようなメッセージを伝えるつもりでしたが、自分の能力欠如により出来なかったことをお詫び申し上げます。とともに、完成度を下げてまでなぜやろうとしたかだけ察していただけますと幸甚でございます。

「Don Ata のようにはできません、Don のように歌えません ごめんなさい lo siento」
「風に乗っていけないから道を歩き続けるしかない/歌ったって笛吹いたってしかたないのは分かっています/しかも道ばたの石ころなどを拾うことさえできない/そんなときこそ今夜だけ演奏させていただきます」
「道はなおはるか/少し休んででも/歩き続けても/かまわない Caminito」

動画はこちら。(南米アンデス音楽業界の戦場カメラマンとなっているk氏がお手配くださいました。篤く御礼申し上げます)

★TAKUYA&YOSHIOは、以前宣言の通り、メンバーの日程の事情で2012年3月まで活動を休憩します。その後復活予定です。
ただし、YOSHIOは10/29のEl Solitarioをはじめとして、当該期間中も演奏する姿勢まんまんで臨みたいと思います。どうか積極的に絡んでいただけますと幸甚でございます。

2011年10月11日 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 文責

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Comments

お疲れ様でした。今年はチャンス(?)と期待していただけに残念でした。
「品位に問題が」なんて そんなこというの?
それでも毎年愚直に出場を続けるあなたがたには敬意を表しますが…。

Posted by: KOMATSU | 2011.10.11 04:53 AM

KOMATSU様、コメント有難うございます。
まあ本場のコスキンの舞台に立つだけの品位や品格が保証されない、ということなんだと理解しています。
もちろん心のどこかに「そういうことを言う論拠を」という気持ちがないとはいえませんが。

…しつこさが売り物、ということで、今後もちょっと絡んでいこうとは思っています。ご指導宜しくお願い申し上げます。

Posted by: YOSHIO | 2011.10.12 12:03 AM

YOSHIOさん、お疲れさまでした。
この日記も後の日記も、いつもYOSHIOさんで、とてもとてもいいです。

コスキンの、川俣町の、福島県の、日本の来年を作るのは私達全員の仕事ですよ。それぞれの場にあって頑張りましょう。

品格云々というのは、ビートルズが出てきたときも、絵画の世界で印象派が出てきた時にも言われたことですので、そういうものだと思いますぜ (^ ^)

Posted by: Caneton | 2011.10.15 10:14 AM

Caneton様、いつもコメントありがとうございます。

…そうですね、来年をつくるのは我々一人ひとりの仕事なんだと思います。頑張るしかないですね。

品格や品位の話は、いまどきそれを理由に排除されるほうが珍しい話ではあるので、ある意味美味しいポジションなのかもと思うようにしています。私はローリングストーンズ好きですので、WildHorseでしかないと勝手に思っています。

Posted by: YOSHIO | 2011.10.16 01:40 AM

お疲れさまでした!
それにしても「品格」の問題って、
ややもすると「人格」批判になりかねないと
思います、
審査委員長としてかくいう発言はいかがなものか・・・、
こちらこそ審査発表という栄えある場で
そのような言い方しかできない人の品格を
疑ってしまいます。

タクヤ&ヨシオはけっして抹殺されていませんが、
(回を重ねるたびに確実に川俣の女子高生含む
広範なファン層を広げていってらっしゃるのは
みんな周知のとおり)、
しかしながらこのような低次元の講評しか
今後ももらえないのであれば
(川俣)コスキンは場違いなのかも知れません。

でもネバーギブアップの精神でとどまることのない
お二人には心底感服いたします。
これからも永遠の「戦友」でいて下さいね!

Posted by: Daijito | 2011.10.16 10:03 AM

Daijito様、ご無沙汰しております。不義理していて申し訳ございません。
励ましのコメント本当に有難うございます。

品格というところに目くじらを立てても仕方がないですが、ほかに言いようがないのかな、とも思います。まあ今回終了後に「分かっている人はいるから折れるな」というアドバイスをいただいたのが心にしみています。

…ともあれ今後とも戦闘は続ける所存ですので、今後とも宜しくご教導くださいませ。有難うございます!

Posted by: YOSHIO | 2011.10.16 08:10 PM

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