EL SOLITARIO vol.11 セットリストおよび記録
以下のようになります。ぜひお越しください。詳細はこちら。
なお変更はありえます。
●YOSHIO(溝口祥夫)
1、光の凧 Cometa de Luz (Un~a Ramos)(小曲集「風景との不連続旋律」⑦として)
2、ローランド・カークに捧ぐ A Roland Kirk(Yoshio)
3、ヘイ・ジョー Hey Joe(Billy Roberts)
4、森の中へ Into the Woods(Quena Suburbia Ⅶ[Yoshio])
●山田岳
1、永劫の螺旋/レオ・ブローウェル
2、即興演奏〜「コ・タ」への前奏に
3、コ・タ/ジャチント・シェルシ
●2人による完全即興 Cinco Minutos Ⅶ
→予定通り実行いたしました。
お客様は、前々年・前年なみでございました。秋は一番集客が厳しい時期であり、競演者である山田様には大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。
またそうはいっても、「3回ゼロなら中止」のこのイベントで、ゼロではないことにしてくださり、熱心に参加くださった観客の皆様に深く御礼申し上げます。
負け惜しみでもなんでもなく、皆様のおかげで非常に音楽的成果に満ち溢れる結果となりましたこと、御礼申し上げます。
音楽的なテッペンは、文句なしで山田岳さんの「コ・タ」でしょう。現代音楽的アプローチが明確に血肉化している瞬間というものを目撃できた(しかも非常にクローズな状況で)というのは、自分の音楽体験の中でもかなりスリリングな瞬間でございました。これは皆様も聞きにいくべき演奏だと思います。
1/22夜に、渋谷クラシックスで山田岳さんのソロライブがございます。そこで演奏される可能性があるとのことですのでどうかご検討ください。
(なお同日昼には同所で笹久保伸さんのユニットのライブも予定されています。ぜひあわせてご検討ください)
また5分間即興では、非常にスリリングな時間を共有させていただきました。山田様に重ねて御礼申し上げます。
…自分の演奏としては、「ローランド・カークに捧ぐ」でピロピロ笛(吹くと伸びるやつ)2本+ケーナで演奏という飛び道具を出しましたが、出オチになったうらみはあります。その後1本+ケーナにはしたのですが、演奏としては笛を捨ててケーナ1本になってからのほうが良かったそうです。「光の凧」は結構空気音を構成的に使え、「ヘイ・ジョー」はバンド譜なぞ買って研究もしたのですが、もっと練りこめばディストーションケーナを炸裂させられそうでした。
今後とも、もっとお客様に来ていただけるように頑張りながら、実験イベントとしてヤバく存続させていきたいと思います。
皆様のご支援ご指導、どうか宜しくお願い申し上げます。
YOSHIO 拝
追伸1:なお前衛的では…、という方、結構フレンドリーなイベント(最悪飽きても短く終了する)ので、一度怖いものみたさでぜひ宜しくお願い申し上げます。
音楽的素養に関わらず、なんかすごいもんみた、と思っていただける、地下イベントになるように日々努力しております。
追伸2:学生時代の学生交流会の同輩の方がお子様を連れてきてくださいました。お子様には申し訳ない思いだったのですが、率直に嬉しかったです。まだまだ現役でジタバタしていきたいとの決意を新たにしました。
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