« September 2011 | Main | November 2011 »

2011.10.29

EL SOLITARIO vol.11 セットリストおよび記録

以下のようになります。ぜひお越しください。詳細はこちら
なお変更はありえます。

●YOSHIO(溝口祥夫)
1、光の凧 Cometa de Luz (Un~a Ramos)(小曲集「風景との不連続旋律」⑦として)
2、ローランド・カークに捧ぐ A Roland Kirk(Yoshio)
3、ヘイ・ジョー Hey Joe(Billy Roberts)
4、森の中へ Into the Woods(Quena Suburbia Ⅶ[Yoshio])

●山田岳
1、永劫の螺旋/レオ・ブローウェル
2、即興演奏〜「コ・タ」への前奏に
3、コ・タ/ジャチント・シェルシ

●2人による完全即興 Cinco Minutos Ⅶ

→予定通り実行いたしました。

お客様は、前々年・前年なみでございました。秋は一番集客が厳しい時期であり、競演者である山田様には大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。

またそうはいっても、「3回ゼロなら中止」のこのイベントで、ゼロではないことにしてくださり、熱心に参加くださった観客の皆様に深く御礼申し上げます。

負け惜しみでもなんでもなく、皆様のおかげで非常に音楽的成果に満ち溢れる結果となりましたこと、御礼申し上げます。

音楽的なテッペンは、文句なしで山田岳さんの「コ・タ」でしょう。現代音楽的アプローチが明確に血肉化している瞬間というものを目撃できた(しかも非常にクローズな状況で)というのは、自分の音楽体験の中でもかなりスリリングな瞬間でございました。これは皆様も聞きにいくべき演奏だと思います。

1/22夜に、渋谷クラシックスで山田岳さんのソロライブがございます。そこで演奏される可能性があるとのことですのでどうかご検討ください。
(なお同日昼には同所で笹久保伸さんのユニットのライブも予定されています。ぜひあわせてご検討ください)

また5分間即興では、非常にスリリングな時間を共有させていただきました。山田様に重ねて御礼申し上げます。

…自分の演奏としては、「ローランド・カークに捧ぐ」でピロピロ笛(吹くと伸びるやつ)2本+ケーナで演奏という飛び道具を出しましたが、出オチになったうらみはあります。その後1本+ケーナにはしたのですが、演奏としては笛を捨ててケーナ1本になってからのほうが良かったそうです。「光の凧」は結構空気音を構成的に使え、「ヘイ・ジョー」はバンド譜なぞ買って研究もしたのですが、もっと練りこめばディストーションケーナを炸裂させられそうでした。

今後とも、もっとお客様に来ていただけるように頑張りながら、実験イベントとしてヤバく存続させていきたいと思います。
皆様のご支援ご指導、どうか宜しくお願い申し上げます。

YOSHIO 拝

追伸1:なお前衛的では…、という方、結構フレンドリーなイベント(最悪飽きても短く終了する)ので、一度怖いものみたさでぜひ宜しくお願い申し上げます。
音楽的素養に関わらず、なんかすごいもんみた、と思っていただける、地下イベントになるように日々努力しております。

追伸2:学生時代の学生交流会の同輩の方がお子様を連れてきてくださいました。お子様には申し訳ない思いだったのですが、率直に嬉しかったです。まだまだ現役でジタバタしていきたいとの決意を新たにしました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.28

EL SOLITARIO vol.11開催明日!+お知らせなど

★完全単独無伴奏ライブ El Solitario vol.11、明日10/29(土)開催!

YOSHIOのケーナが嫌いなあなた、クラシック~現代音楽を遊弋するギタリスト、山田岳さんの演奏を間近で聴くだけでも元が取れます!
詳細はこちら
終了後に都内へ行ってもライブに間に合います!
もちろんYOSHIOのケーナも攻めダルマです。今回はスリルがMAXだと思いますのでぜひ。

…さて、実はこのライブおよび打ち上げ後、福島市へ行くことになりました。
友人のボランティア&インタビューについて行くことに唐突になりました。

詳しくはyoshioquenaのツイッターをごらんいただけますと幸いでございます。
明日の打ち上げは20:30までとなる予定ですがご容赦くださいませ。

また自分で組んだ日程ではないので、川俣の皆様にご挨拶できないのが残念ですが、またの機会にと思っております。失礼をお詫び申し上げます。

今長靴とかどうしよう、とあたふたしながらなぜかジミヘンの楽譜など握り締めています。
なぜケーナ奏者が?と気になるあなた、ぜひ明日16:30に西船橋スタジオSUN Aスタジオで会いましょう。

※「日常」7巻を買ってみたら「アンケート結果発表」でした。自分の好きななのと阪本さんはそれぞれ2・4位でした。果たして自分ははかせのような人に振り回されているのかどうか確認してみようかと思っています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.23

11/10/23の日記(山田岳さんゲスト演奏など)+情報

10/29(土)のEL SOLITARIO vol.11宜しくお願い申し上げます! 終了後にカンタティのレクチャーコンサートなど、多くの都内イベントに間に合います! 話の種にぜひ一度!

●10/23(日)
荷物を受け取りながらネットや仕事。
13時過ぎにでて千葉駅へ。駅の立ち食いそばでソーツカツ丼セット。そばはつゆが案外美味だったが、ご飯がゆるくてまずい。ソースかつも味せず。

千葉市生涯学習センターのホールで、千葉のギターサークルの合同コンサート。
千葉市中央図書館もかねているこの建物が綺麗で船橋市よりも裕福感があるが、ヘビーユーザーとしては案外昔ながらの雰囲気のほうが調べ物ははかどったりするもの。やわらかい雰囲気が快適すぎるためか。

コンサートでは参加者の高齢化傾向は見て取れるが、マリサパロスを淡々と仕上げているサークルなどがあり底力を感じる。また進行がかなりてきぱきして知的である。

ゲストでEL SOLITARIOにも出演くださる山田岳さんが出演。ロドリーゴ「古風なティエント」や武満徹編曲の小曲集などの一方で、アマゾニココンサートでもやっていた「楓」のような現代曲も。この曲がもっとも完成度が高くて感動的だった。あとシャコンヌで、低音部を走らせる編曲の部分に美メロに流さない迫力を感じた。

無料で拝見させていただいたので、イベント総体として非常に有意義だったと思われる。ホールもかなりいいです。(YOSHIOだとうるさすぎてしまうような響)

ご挨拶をした後千葉駅へ戻る。千葉駅は駅ナカにタリーズ(パスタも出す)などがあり、図書館やホール同様綺麗で快適にしようという動きを感じる。ただ3.11の翌日、知人を送るためにたどりついた千葉駅はあまりにも無愛想で、さらにいえば無力な場所であった。あのどんよりした感じを思い出すとどうしても綺麗で快適な雰囲気との違和感にさいなまれる。
そしてその日、およびその後も、自分があまりにも無力であったことにも思いいたらざるを得ない。(やれることはやったという、雑な思いはある一方で)

千葉から家へ戻り、練習。コスキン後体調が悪かったのでまず取り戻しが大切。今週は仕上げます。

終了後帰宅しケーブルでホームズ「恐喝王ミルヴァートン」を眺める。ホームズの知力が発揮されない回。

★船橋市葛飾公民館でケーナサークル「ビエント」が演奏をします。10/29(土)15時ごろからと聴いています。
今回自分のライブとの関係で演奏を聴けるかどうか微妙ですが、会場には行こうと思っています。近隣の方、このサークルは音楽の喜びを表現できるところですのでぜひおいでください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

11/10/22の日記(宝塚雪組、カニョートスライブ)

10/29(土)のEL SOLITARIO vol.11宜しくお願い申し上げます! 終了後にカンタティのレクチャーコンサートなど、多くの都内イベントに間に合います! 音楽三昧週末のオードブルにぜひ!

●10/22(土)
9:30に家を出て日比谷へ。宝塚雪組「仮面の男」「ROYAL STRAIGHT FLUSH!」。
芝居「仮面の男」は、デュマの原作ということが無意味なほどの演出・児玉明子が責任を取って宝塚演出から身を引くことが要請されるレベルの愚劣な作品。

私はも草の根系で宝塚の評論をやってきていたのでこういうことは言いたくないが、この作品世界を1ミリでも称揚するようなコメントを流す藪下某氏などの体制系発信者のことは、今後一切信用しない、というか宝塚ファンへ向けての発信者としては抹殺されても仕方がないレベルの先棒担ぎでしかなく、同種の人間に対しては「金払ってみている客の視線を忘れるなタコ」としか思わない。

時代背景を紹介する、皆さんがわかるように…とか、自分の腕前のなさを棚に上げて太陽王ルイ14世すらほぼすべての客が知らないと愚弄する前フリで時代背景と称して水戸黄門を延々と繰り出すデリカシーのなさとフィクションへの献身のなさ、ストーンズのコンサートからなんの文化的配慮もなく持ってきたような下劣な唇形のベッドの周りで女がスカートをたくし上げて誘惑する振り付けにみる「セックスにちゃんと向き合っていないバカが中途半端にエロを取り入れてただ下品」(ストーンズなどのエレガンスなエロさを学べ)なさま、人物像に何の統一性もテーマもなく途中からどうでもいい人情モノに収斂させて設定の破天荒さを台無しにするさま、裏から人が出てくるときに電飾で矢印を示すなどの無駄なテレビ的工夫などすべてすべてが謝罪と賠償を要求したくなる水準。

宝塚をこれから観てみようかな、という方、この作品だけは観ないでください。
(一応宝塚を愛好する人間として断腸の思いであえて言います)

東上する際に書き直しをしたことが信じられないレベルであり、出演者にはお疲れ様としか言えない。納得できないからであろう、割舌がおおむねよくなかった。出演者のファンの方、本当にお悔やみ申し上げます。

ショーも寝なくてすむにぎやかなだけの凡作(ベトナム戦争シーンはデリカシーなさすぎ。出演者はよく踊っていて本来好きな場面なのだが)だが、芝居よりはまし。ただその水準。もう少しありもののポップス曲の比率を下げてください。

帰り際劇場支配人に文句を言おうと思ったら、スーツを着た熟年のプログラムを持った男性複数名に応対をしていた。雰囲気はフレンドリーな感じではなかった。
激高したまま食事などもせず船橋まで戻り、高円寺へ。
中央線沿線で圧倒的動員力を誇る某チームの皆様の集まりにあつかましくも顔を出す。1時間半ぐらいで中座するが「DANZA AYMARA」「谷間のカーニバル」を吹いて飲食して帰る。皆様本当に有難うございました。人間力と実行力というのは何かを長く続けるときに必要だということを痛感しました。

ちょっと酒が回ったので「上島珈琲店」でケーキセットを食べて休憩。
その後大江戸線を経由して六本木ノチェーロへ。

ベテランデュオ(ケーナとギター)、カニョートスのライブ。今回は特にギターにリズム活性が高く、1部はかなり一線級の水準。
私はジブリ系の曲は演奏しないし、ケーナによるジブリ演奏などに申し訳ないがあまり意味を見出さない対応をするのだが、ここのジブリメドレーは、きっちりボリビアケーナの音色で「ルミリャフタにジブリをやらせたらこうなる」というパラレルワールド感があり天下取れる水準、少なくともラパスの日本人会館あたりで日本ヲタ相手にやってほしいと思うレベルです。
あと「コージャ族のクエカ」のチャランゴストロークがかなり隙間感があってマッチしていた。
さらにいえば、「飯を食える」水準ではないが、現在のアンデス音楽シーンでは歌はよい方に属し、盛り上げもうまいという実力派。

苦言を呈するとすれば、第2ステージ中で3杯テキーラをケーナ奏者が飲んでいて、露骨に高音の押さえが利かなくなっていたところ。(後半のオリジナル曲やアンコールのモレナーダ曲などは押さえが利いていて軽やかでよかったが、力感が必要な曲では押さえが利かなかった)
自分よりおそらく年上の奏者の方ですが、知名度はともかくここまでのボリビア系ケーナ奏者はなかなかいらっしゃらないので、より長くいい音を出されるための舞台上での節制を聴衆として希いたい気持ちをもつ。
※長く活動いただいてより多くの方に聞いていただきたいと願うがゆえの見解です。

店から駅までの間の餃子チェーンの店で打ち上げ。やや油の強い餃子なので消化器への配慮は必要かもだが、2杯ビール+餃子6個+唐揚2個+サラダで980円のセットは非常に激安。味はふゆかいにはならない水準で、接客がよいという六本木では珍しい店。

帰宅後ハーフサイズのビビンバとチヂミを食べながらKBSの歌番組を眺める。いろいろKPOPもアメリカ風の凡庸な洗練をしているが、DAVICHIをみて大韓歌謡の本線に変更がない事実を確認する。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

もろもろおしらせ(テレビ放送、ライブ、公開個人練習など)

10/29(土)のEL SOLITARIO vol.11宜しくお願い申し上げます! 終了後にカンタティのレクチャーコンサートなど、多くの都内イベントに間に合います! 音楽三昧週末のオードブルにぜひ!

皆様いつも大変お世話になっております。何点か報告でございます。

●先日紹介いたしました、福島エリアでの政府広報番組が無事に放送されたとのことです。
動画などがもしUPされたりしたらお知らせいたします。福島の方の感想も頂戴できると幸いでございます。
…関係各位に深く御礼申し上げます。

●コスキン・エン・ハポンでの本年の日本代表審査会出場者で合同ライブをやる話が、おおむね決定いたしました。
12/10(土)18:30ごろから、神田でのライブを予定しています。このような企画はあまりないと思います。
「審査会その後」といいますか、審査会で見せたそれぞれの演奏者のより多様な魅力を感じていただければ、という出演者一同の願いによるところとご理解いただけますと幸甚でございます。

詳細決定しだいまた発信申し上げます。

※TAKUYA&YOSHIOでは、相方が動けない状態なのですが、ボリビアギター演奏などで著名なギタリスト・ホセ犬伏氏と出演します。これもアツめだと思います。

●本日10/23(日)19:00~20:00まで、いつもの西船橋スタジオSUN・Eスタジオにて公開個人練習します。
ぜひお気軽にどうぞ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.19

11/10/16-18の日記(吉澤陽子さんライブなど)

●10/16(日)
相変わらず微熱があるがややまし。昼は前日の鍋の残りを活用したうどんを食べてから湯島天神へ。
その後千代田線から歩いて元気ビル3階へ。吉澤陽子さんのベネズエラ音楽ライブ、というかホームパーティー。
PAなどもないためライブとしての集中度を求めるのは(生徒さんが楽器を演奏する、などもあり)アレだが、1ドリンク付き2000円のみならずパーティーフード食べ放題となると、コストパフォーマンス的には十分というところ。モヒートを飲みたいが抗生物質服用中なのでジンジャーエールで我慢。

かつてPASATIEMPOとしてラテン音楽サロンだった時期もあるこの会場は、PAはともかく関係者がとてもよい人たちなので一度はイベントをやってみたい気がする。1月前に言ってください、とのことなので連絡先を貰う。

吉澤陽子さんの演奏姿勢はペダンチックなところがなく「この曲やってみたい」と思わせるような率直さにあふれているので、今後の活躍を期待します。3月にパーカスを連れたツアーも敢行されるそうです。

終了後コチャバンバでチラシの設置とエステル・マリソルの「Soy Chacarera」を購入。まだ聴けていないが非常に楽しみ。実はかなりファンですが、ここ最近のなんかけだるいアルバムを聴いて「こちらではないのでは」と思っていた感じ。

ちなみに前CDを買ったサンタクルスのEVELIN ESCOBARはこの前ロック風だかなんだかな歌手になっているのをYOUTUBEで目撃した。情報求む。

●10/17(月)
ややましな体調。コスキンのダメージ、というかそれだけ体力の限りを自分なりに尽くしたのであろうとの感想。
昼はEL PATIOでCALLOS A LA MADRILEN~Aを。
夜はアジフライと新庄の納豆。震災直後以来久々にスーパーに復活していた。うまし。

●10/18(火)
昼はパスタやピザ。トマトクリームソースが美味。
夜は御茶ノ水「ひまわり寿司」で。鯵、秋刀魚、うになどが回転寿司であることを忘れさせる水準。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.16

こんなライブがあります(含む自分のライブ案内)

10/29(土)のEL SOLITARIO vol.11宜しくお願い申し上げます! 終了後にカンタティのレクチャーコンサートなど、多くの都内イベントに間に合います! 音楽三昧週末のオードブルにぜひ!

さてご案内をいただいているライブから一部。

●EL SOLITARIO vol.11に出演されるギタリスト・山田岳さんの出演予定です。ご興味のある方はぜひ宜しくお願い申し上げます。

□ 2011.10.25(tue)

「佐藤紀雄&山田岳 ギターデュオリサイタル」
東京オペラシティ 近江楽堂(東京・初台)
開場18:30 / 開演19:00
全席自由 前売2500円 当日3000円

program

中谷 通
2_1/64_1(2009)

向井 耕平
4つの詩曲(1992)

ジャック・ボディ
アフリカン・ストリングス(2003)

エベルト・ヴァスケス
エスパシオス・トランシトリオス(2000)

スコット・ジョンソン
バワリー・ハウント(2005)

□ 2011.10.28(fri)

ムラマツホール コンサートシリーズ
「木ノ脇道元 創作するプレーヤー達の系譜」賛助出演

ムラマツホール 村松楽器新宿店 2F(東京・新宿)

開場18:30 / 開演19:00
全席自由 2000円

program

ホリガー/"(t)air(e)"(1980/83)
ピアソラ/タンゴの歴史
木ノ脇道元/エコー・チェンバー、風と石の対話 

共演:木ノ脇道元(Fl)


●ベネズエラ・ハープの日本での旗手、吉澤陽子さんのライブです。
アフタヌーン、アコースティックライブ
日時:10月16日(日)14:00~
場所:旧パサティエンポ、元気ビル3F パーティールーム
    千代田区神田多町2-2-3 元気ビル
    *JR神田駅西口より徒歩5分。多町大通りをまっすぐ。ラーメン山頭火のビルです。
        料金:2,000円(1ドリンク付き)
        *就学前児童無料。ご予約くだされば、おむつ交換、授乳スペースご用意します。
→こちらは(体調次第ですが)行くことを検討しています。吉澤さんのライブは衒学的要素がなくまっすぐなところを尊敬しています。

※情けない話ですが、コスキン前ぐらいから肺にひっかかる風邪というかが続いていて、コスキン初日の夜は食事以外は昏倒状態でした。1週間抗生物質を服用しつづけてようやく回復傾向となっています。皆様も肺炎になりやすいウイルスがはやっているようですので、気をつけてください。
演奏に関していえば、初日のコンディションでは演奏中に咳き込むなどしてダメだったでしょう。日曜日に一時的に回復したことを感謝するのみ、であります。あと今週の天候を考慮すると、先週のコスキンでの好天も、なんらかの幸運があったのかとも思っています。

●ケーナとギターのベテラン・デュオで最近活動再開したカニョートスが、10/22(土)六本木ノチェーロでライブをするそうです。ケーナの浦野氏とは共演歴もあるのですが、クラシックなボリビア風ケーナとしてはかなりの水準です。

●アルパカ・ブームのバイオリン奏者、小松早百合さんが安岡恒さん(ギター)、村岡建三さん(ボーカル)を迎えてライブをするそうです。場所は草加市の松原団地駅そばの店です。

Tea Room JUNE 秋の企画
2011 年11 月26 日(土)
16:00 開場16:30 開演
ご予約先(JUNEジュン):048(936)4211
南米風ワンプレート・ワンドリンク込み\1,800

…アルパカ・ブームはどうなっているのかということに、自分はこだわりますが、安岡さんとは共演歴もあり、コストの割りに高品質なライブの予感がしますのでご案内申し上げます。
ボリビアだけでなく南米各国の曲をするそうです。

●女性チーム、ブランカ・ロサが赤坂の「アンベ・クアトロ」でライブをするそうです。
11/5(土)19:00~と20:30~、料金はドリンク別で2000円だそうです。

●コスキン日本代表審査会で共に戦った鈴木龍さん、共演歴もありますケーナ奏者清水康之さんらのEncuentrosが神田Decisionでライブをします。
10/28(金)です。

…以上雑駁な書式の情報で申し訳ございませんでした。10/29(土)のEL SOLITARIOも、お願い申し上げます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【告知】福島エリアでコスキンに関する政府広報番組が放送されます

10/29(土)のEL SOLITARIO vol.11宜しくお願い申し上げます! 終了後にカンタティのレクチャーコンサートなど、多くの都内イベントに間に合います! 音楽三昧週末のオードブルにぜひ!

●皆様こんばんは。

さて標記の件ですが、福島エリア限定ではありますが内閣府提供の政府広報テレビ番組でコスキン・エン・ハポンが取り上げられます。3分程度の番組ですが、会場や舞台・演奏もたっぷりのっていてオススメとのことです。以下の番組になります。

「希望のチカラ vol.10」(福島中央テレビ)
10/22 17:25~

…あまり詳細はいえないのですが、TAKUYA&YOSHIOをご存知の方には、特にぜひ見ていただければと思います。
少なくともかなり驚いていただけるのでは、と思います。ご感想コメントやメール(yoshiomizo@hotmail.com)などでお待ち申し上げております。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.10.13

【修正あり】11/10/10の日記(コスキン3日目)

●10/10(月)
7時過ぎに起床、7:40ごろロビーで相方と待ち合わせ。
900円で朝食バイキング、和食系が充実。

8:20にチェックアウトして相方と別れ、8:41発の列車で松川へ。松川でスタッフの方の車に同乗させていただく。
本当にありがとうございました。

到着後袖に行き、12時までマイクセッティング指揮担当。サブで入ってくださった方と実務をされている学生交流会の皆様、さらに出だしのキーボードやピアノが繰り出される時間帯に手伝ってくださったスタッフの方のおかげでなんとかこなす。有難うございました。

当日のマイク表出しが多いので、事前に書面やPA・司会への伝達をする必要がけっこうある時間帯との認識を持つ。
自分がやったことは「原本を手で切って片方を司会へ~PA用にマイク表を手書きで作成しなおして届ける」など。
連絡は無線がないので、伝令をサブの方にさせまくり申し訳なく思う。

慣れてきた11時過ぎに地震があった。進行が10分ほど停止。大事にはならなかったが一応舞台上や袖を確認して司会に報告。川俣の人が冷静に地震を分析していて流石、と思う。
中断にあったギターの佐々木修さんはすごい演奏であった。クラシックギターベースなのだが、南米の風味をちゃんと出していて見ものであった。

役務終了後ゲスト演奏を見る。木下尊惇ユニット、リズムに活性がありかなり上出来。
特にトランペットに菱本幸二さんのケーナがオーバーテイクする時間帯がかなりスリリングかつ有意義。(シークになると、トランペットに対してはデッドだった)
上松美香さんのアルパも、スタティックな要素が逆に華やかさに結びついていてアレンジや存在として効果があった。あとは歌声がぺったりしない歌手を連れてくれば最高だったのであるが…、さらにいえば自作の曲を何度の繰り返して歌わせる姿勢がちょっと。木下さんの奥様がPA台周辺にはりついていた。

ロランド率いる某チーム(いまさらですが一応の気遣い)はシンプルな演奏だが、いったん乗れればまじりっけなしに乗れる感じの演奏であった。なお彼らは会場で極めてフレンドリーで、多くの演奏者に「会場に来てよかった」と思わせたことは称揚すべき。

いろいろな方から出店のチキンのお相伴をあずかる(自分で1皿購入+推定4人ぐらいからお相伴)。このチキンかなり美味でした。

演奏もけっこう見る。川俣の人たちの演奏も味わい深いが、3日目は比較的少ない首都圏学生系の中でOjos Hermosos(名前はどうかとも思うが)が、最近珍しく(シクリアーダでもヒメネス系でもない)近代サンポーニャで押し切る演奏。特にJochi Pintao(スペルミスご容赦)がけれんみのないパフォーマンスであった。

終了までいて、ビバビバや花祭りをこなす。司会の飯田さんが終了時に「ここで会わなきゃだめなんだよな」と涙ぐんでいたのが印象に残る。
1日目に録音の手伝いをして気がついたのだが、飯田さんはチーム切り替えのときに必ず数秒沈黙して編集できる状態にすべてのチームでしていた。仕事だからといえばそれまでだが、プロの何気ない気配りがこの手のイベントをブラッシュアップすることを再認識した。

全体に初日は特別なピリピリ感があったが、2日目は豪華なコスキン、3日目はいつものコスキンで、3日目は来年への継続を誓うという点でよかったかもしれないと思う。
(審査会のとき「いつもの格好で」と執拗に司会の人に言われて「芸がなくてすみませんね」とひねくれていたが、ひょっとしたら変わらなかったことがよかったのかもしれないと思う。結果も変わらなかったが…)

ミドラスの皆様に車に載せてもらいながら話す。有難うございました!

新幹線自由席(座れた)に乗り、21:30ごろ帰宅。自宅で買ってあった寿司。

※コスキンに関するレポートで、TAKUYA&YOSHIOについて書いてあったもの。こちら
20年コスキンに出ても、それ以上演奏を重ねていても、ケーナが滅茶苦茶かどうかの議論の対象になる自分の人徳のなさを嘆く一方で、演奏者としては美味しいのではとも思っています。
それはさておき、PA系の話は難しい問題もありますが必読。ただサイドで手伝った今年の経験でみると、水準もなにもかもがまちまちで唐突、人の手配も大変な状況での品質向上はかなりの困難が伴う、というか今の自分には方策が浮びません。実現性のある議論をまちたいところです。

※※コスキンの話は思いついたらまた書きます。ご意見ある方はお気軽にお寄せください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.12

おわび+10/9の日記(コスキン・エン・ハポン)

※冒頭におわびを。
コスキン・エン・ハポン日本代表審査会に出場した報告を申し上げましたが、ずいぶん大上段かつ演奏者としてのエゴにまみれたアレな文章だなと後で読み返し汗顔の至りです。
(ちょっと文体が、日本ハムからFAしたときに一瞬HPに出て「しまえび祭り」になった小笠原選手の手記のタッチのようでした)
特にレトリック展開が高速リンクでのスケーターよりもスベっているのが自分でも恥ずかしいです。

…もちろん、まじりっけのない本心で書いたものですので、削除や修正をする気はありません。
ただし、抜けている要素がありますので補足はさせてください。

3・11および付随する原発事故の後、そして5/1に川俣に行ったときのことを考えれば、今回、だいぶ実行委員会の方に負荷がかかったであろうことが心残りとはいえ、このような形でコスキンが実施されることなど想定も出来なかったというのが正直なところです。まして審査会など…、と思うのがむしろ当然だったように思います。(5月のときには、ご案内くださったSさんに「5チームでも10チームでもやりませんか。うちは出ます」と勝手に申し上げていましたが、それに説得力がある状況ではなかったかと思います)

そのことを考えれば、前の私の記事など、コスキンが、そして審査会が行われた奇跡に甘えたタワゴトでしかありません。逆に、タワゴトを言える状況であったことが、本当に幸せだったのだとも思うことにしています。
川俣町の方々、実行委員会の方々はじめ、多くの尽力をされた方に最大限の御礼を申し上げます。演奏者のエゴを出させていただいたことに、海より深く感謝申し上げます。

…そして、ニュースにもなり実行すること自体に高揚感があった今年よりも、来年こそがコスキンにとって勝負の年になるのではないかと思います。
来年へ向けて、末端の一参加者としてお手伝いできることはぜひさせていただければと念じております。
そのためにあえて大人でない率直な感想を申し上げる折があるかもしれませんが、来年以降につなげるためのことと思ってご海容いただけると幸甚でございます。

以上がおわびとともにお伝えしたかった補足部分でございます。そして、日本代表Koji様の、コスキンエンハポン代表としてのご活躍を衷心より祈念しております。謙虚さとアナーキズムを兼ね備えてやっちゃってください。

●10/9(日)
8:00まで風邪がきつく寝る。特に痰が止まらない。
起床して前日買っていたジュースやヨーグルト、部屋のコーヒーや茶、持ってきていたPAULのクロワッサンなどを食べながら業務に従事。BGVはMLB。
11:00過ぎにやっとメドが立ち風呂に入ってから部屋を出る。リッチモンドホテルはネットで取ると5000~5200円だったがネットもスムーズ、サービスや寝具も良質で非常に高品質。

12:00前に名古屋から新幹線で来た相方とロビーで合流、荷物を預けてから昼食へ。
「うまか亭駅ビルピボット店」(024-526-2355)で昼食、回転寿司だが高級系、かなりの高品質、店の雰囲気も勢いある。調子に乗って食べていたら酒など飲んでいないのに3000円程度、だが後悔しないクオリティ。

昼食後「珈琲グルメ」へ移動中にカンタティご一行と会い、バスのご案内などする。コーヒー飲んでからレンタカー(駅レンタカーだが従業員の男性の応対がダウナー系のだめさ)、川俣へ。
14:00ごろ到着。

会場でご挨拶などしてから練習、15:30ぐらいからはkawa氏と1曲「風の詩」をあわせ。
絹蔵に移動して30分程度演奏。曲目はたしか、
1、二羽の小鳩
2、風の踊り
3、ポトシ男
4、パスカ・リンダ
5、風の詩(kawa氏と)
6、谷間のカーニバル
…その場で考えながらやる感じでしたので抜けがあるかも。後半でかなり埋まって非常に有難く思う。
終了後パンと牛乳をもらって会場へ。絹蔵は停電などもあったが非常に有意義、また演奏したい。

審査会にて演奏。いくつか感想。
1、今年はいったん袖を離れられたので着替えができたのは本当に有難かったが、40分以上発表を待つのは非常に辛い。時間稼ぎ的な演奏をせざるを得なかった小川紀美代さんにとっても迷惑だし大変だったのではないだろうか。
2、音楽的な評価や講評を明確にする審査員を入れたほうがよい。今年だったらゲストに頼む、とかいう手もあるかと。音楽的な審査講評にしたほうが参加者が増加する可能性が高い。
3、日本代表選考と切り離して、オーディエンス賞みたいのがあるとイベントとして盛り上がるかも。
4、以前よりも講評が核心にせまる箇所もあったが、「品位」の基準などは示すべきかと。また各出演者がどのような履歴で活動したかを30秒程度で紹介するコーナーなどがあると、出演者への理解が広がり、コーナーとして有意義になるのではないか。

…演奏者としては、あとは修業するのみ。関わられた皆様、応援してくださった皆様に今一度の感謝を。そしてともに戦ってくださった参加者の皆様にも。これからも宜しくお願いします。

終了後弁当やご厚意の差し入れの豚汁(本当にありがとうございます)などを頂戴しながら知り合いやお客様と話す。「毎年楽しみにしています」という声や「今年は選考結果はともあれ昨年の反省を生かして、いい感じに振り切れていた」などの声を有難く思うとともに、年若い仲間に「せっかくこんなにやってるんだかた、もっと経歴的な面もアピールできるようにしてみては」と親身なアドバイスを受けたりしたのも有難く申し訳ない思い。
演奏を見て聴いて、本気でいろいろ我々に話してくださる方々にアクセスできる限り、審査会で成長させてもらえているので感謝と参加を継続するしかない。以前よりも「本場の品質」と自分たちの方向性に基づく演奏が遠くはなっていないような手ごたえは感じています。

23:15過ぎに出発。この日は26:30終了だったとのこと。
リッチモンドホテル到着後カップ麺でシビアなTAKUYA&YOSHIO反省会を部屋で25:00すぎまで。
その後別の友人たちと27:00まで別の部屋で反省会。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.10.11

2011年コスキンエンハポン日本代表審査会に参加しました+今後に関して

皆様こんばんは。

私たちTAKUYA&YOSHIOは、2011年福島県川俣町で行われたコスキン・エン・ハポンに参加し、日本代表審査会に参戦しました。コスキン参加はチームとして20年連続20回目、審査会は9回連続9回目となります。(なお前身チームから累計すると24年連続24回目の参加となります)

今回は、2年前cascabelとして選出され派遣された実績を持ちここ数年審査会に参加し続けているギタリストKoji(ボリビアーナでかなり以前よりも味が出ていたように思います)さん、盟友でもあり審査会にはEncuentrosの一員として以来2回目の参加となる鈴木龍さん(オリジナル曲を中心にありきたりのストロークなどで逃げない作りが素晴らしい)と我々の3チーム4人による審査会となりました。

審査の結果、Kojiさんが2回目の派遣者となりました。おめでとうございます。またお世話になりました皆様や関係各位に篤く御礼申し上げます。

…今回は参加者全員に、まず審査会をやって失敗したと言われない様な高密度なパフォーマンスをするというプレッシャーがかかっていたと思います。自分も相当やられました。
そんな中で、かなりの応援をいただきながらチャンスをものにできなかったTAKUYA&YOSHIOは、正直褒められない結果を出してしまったといえるのかもしれません。まずは演奏者としての力量の限界がとがめられてしかるべきでしょう。

ただし、例年よりもある意味シュートな事情説明をされていた神保さんの講評で「該当者なしも考えたが、町の復興にかける意図を汲んで伝えてくれる人として選んだ」というお話や、講評で言及される時間が長かったTAKUYA&YOSHIOについて「音楽はともかく、品格に問題が」というお話を頂戴したかぎりで判断した直後には、演奏自体の出来もさることながら、どうも勝手をしている自分たちが審査会に参加することをもはや許容されないのでは、と率直に言って思いました。

私たちは、年齢の老幼を問わず、来年がつつがなく迎えられて同じことができることを、もはや願ったり祈るしかない状況に生きていると思います。「また来年」と気軽に考えにくい状況だと思うのです。そんな状況の中での今回の結果は、これまで落ちたどの審査会よりも、来年をイメージできない状況に正直我々を追い込んでいたのだと思います。審査会に慣れただろう、という声はいただきますが、審査会に落ちるたびに少しずつTAKUYA&YOSHIOは死んでいるのだということを今回思い知らされました。(ここはクイーンの「SOMEBODY TO LOVE」の冒頭の歌詞のイメージです)
ただこれは何も我々だけの話ではなく、今回選出されたKoji氏が同様の感想をもっていらっしゃったことを数回以上お伺いして、戦友と勝手に思っていた次第です。鈴木龍さんにも同様の感慨がおありかもしれません。

…そして我々は、あくまで参加している演奏者です。舞台での落胆は舞台で取り返すしかないのだと、現在は認識しています。なればこそ、気軽に考えられない状況でも「また来年」と思って、もう一段上げていくしかないのだということです。所詮我々は弱点だらけの演奏者で、そのくせ自分のラインに忠実たらんとする思い上がりの年齢不相応の暴乱分子でございますので、自分たちで這い上がるしかありません。

次回の審査会に参加できるならば、もっと今よりも凄くて楽しくて熱い(全日本系のプロレスのキャッチフレーズみたいですが。ちなみにYOSHIOの体型は結構全日系のプロレスラー風だったりします)演奏ができるように、そのレベルを上げて品格とやらが向こうからやってくるような水準に行くようにすべきでしょう。そのためには、今回1曲目で演奏した「Danza de Maiz Maduro」のようにアレンジ時にプロのアドバイスを仰ぐ、アルゼンチン的音楽と自分のマッチングの「正-反-合」の「合」を探す、などの対応をすべきかもしれません。

…川俣町の方、そして会場に集まってくださった方の中で「今年こそはTAKUYA&YOSHIOに」というお声があったことを聞き、有難いと思うとともに、今回の結果に本当に申し訳なく思っております。大変厚かましいお願いなのですが、以上の決意を汲んでいただき、もう少々、ご海容をいただきお付き合いいただければと、希っております。そして全ての決着がついたときに、「ありがとうございました」とお伝えできるように努力したいと思っております。(この表現は銀河英雄伝説のヤン夫人の演説からいただいています)

今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
なお鈴木龍様とは今後お互いにさらなる研究の連携を、Koji様にはコスキン本番でのシビアな状況でのご活躍および1回は絡んでいただくことをお願いできればと念じております。

では曲ごとの簡単な感想を。
1、Danza de Maiz Maduro(熟れたとうもろこしの踊り)…A.ユパンキのギター独奏のカバー、室内楽的要素は抜いています。
「これが終わった段階では行ったと思った」「ケーナの音が切れていた」との感想の一方で、「2006年の演奏のほうがみずみずしさがあった」との声もありました。この曲を審査会でやったのは5年ぶりとなっています。

2、Caminito del Indio(インディオの小径)…ユパンキの代表曲の一つをメッセージライムを入れて脱構築しようとして、いったんJ-RAP風にまとめてあったのですが、本番では違う形を希求した結果だいぶ割舌も悪く爽快感や完成度としての問題は発生してしまいました。いいわけですが、自分の演奏の完成度を上げるよりも伝えたいことがでてしまったゆえの犯行ですが、メカニックが整わないと伝わらないということを痛感させられたので、ケーナなどのインストとヴォーカル系のスキルのマッチングなども含めて改善したいと思っています。また「もう一段盛り上がりの仕込みがほしかった」「あっさりしていた・予想より」などの意見も頂戴しました。

この曲では以下のようなメッセージを伝えるつもりでしたが、自分の能力欠如により出来なかったことをお詫び申し上げます。とともに、完成度を下げてまでなぜやろうとしたかだけ察していただけますと幸甚でございます。

「Don Ata のようにはできません、Don のように歌えません ごめんなさい lo siento」
「風に乗っていけないから道を歩き続けるしかない/歌ったって笛吹いたってしかたないのは分かっています/しかも道ばたの石ころなどを拾うことさえできない/そんなときこそ今夜だけ演奏させていただきます」
「道はなおはるか/少し休んででも/歩き続けても/かまわない Caminito」

動画はこちら。(南米アンデス音楽業界の戦場カメラマンとなっているk氏がお手配くださいました。篤く御礼申し上げます)

★TAKUYA&YOSHIOは、以前宣言の通り、メンバーの日程の事情で2012年3月まで活動を休憩します。その後復活予定です。
ただし、YOSHIOは10/29のEl Solitarioをはじめとして、当該期間中も演奏する姿勢まんまんで臨みたいと思います。どうか積極的に絡んでいただけますと幸甚でございます。

2011年10月11日 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 文責

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2011.10.09

11/10/8の日記(コスキン初日)

●10/8(土)
体調の関連でどたばたと支度。上着を忘れる。

9:10に船橋を出て9:48発の新幹線、東京駅で朝日新聞東京版を購入(地方面に浪江で演奏していたチームの活動に関する記事が掲載)。

リッチモンドホテルに荷物を預け、エスパル内の海鮮丼の店。さして安くはないがかなり高水準。

12:30発のバスで川俣へ。普通列車で移動していた人が事故で遅延していたため、満席ではあったがぎゅうずめではなかった。回数券を購入。2000円で200円分プラス。

到着後会場へ。挨拶、セレモニー見学(衆議院議員やサントリー文化財団の人などの来賓が来ていた)、チョリソー購入(350円)のあと、15:15ぐらいからPA台で手伝い&録音などの役務に従事。18時前まで。

会場では水関係の出店が目立っていた。出店はそれ以外はほぼ例年通り。

学生系が中心の時間帯だったががっつり聞く。何回も出演する人はワンポイントでも服を換えると人前に立つものとしてよいのでは、とか、ボンボはマイクなしならがっつりたたく、そうでなければ音の指向性などを把握してマイクに入れたほうが、などのやくたいもない感想を持つ一方で、ケーナやチャランゴのスキル向上にびびる(自分が聞いた時間帯はサンポーニャのレベルは申し訳ないがさほどでもなかった)。演奏者として「自分がうまいと思わないこと」との自戒をする。また付き合いの長い岡山のビルヘネス・デ・ラ・ルナのアカペラの威力を久々に体感できた。なおPA台周りのスタッフの感想はかなりシュートで面白かった。皆様ありがとうございました。

会場の外で18:20ごろ花火が上がる。例年あったであろうか。すでに冷え込みだした冬空に、なんか悲しくなるような美しさであった。

もう少し会場で楽しむために足を探し回る選択肢もあったが、体調の関連もあり18:35発の最終バスで福島に戻る。ホテルに行く前にピボット内の松月庵の立ち食いそばで天ぷらそば。見かけダメそうだが、そばが立ち食いの水準をはるかに越える、これで320円は激しくオススメ。ちなみに食後コーヒー無料。さらにピボットの総菜屋で弁当半額だったので生姜焼き弁当を250円で購入。これも思ったよりも高水準。

チェックインする。ホテルはコスキン関係者が結構宿泊、知人にも会う。

部屋で弁当を食べ、会場にいらっしゃっていた仙台のM氏と電話で小声トークをしてから餃子でも食べようかと思い「山女」に電話するが20:20の段階でもう終わりそうとのことなので、少々休息してからいまさらだがホテルでマップをもらって「珈琲グルメ」(024-523-4035)。週末は22:00すぎまでやっている秀逸な珈琲店。ここでうにとホタテのクリームパスタ(かなりあっさりしたなかに旨みがあり美味)と珈琲(かなり本式)とババロアで1280円のセットを爆食。せっかく会場で「やせましたね」と言われたのに…、だが体調回復を優先。

作業などするつもりだったが体調回復最優先、のため23時には就寝。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2011.10.04

【再修正版】コスキンにおけるYOSHIO行動予定+曲目

ブログをご覧いただき有難うございます。
標記の件に関しましてですが、

Ⅰ:まず日程に関してご報告です。

ご奇特な方でコスキン・エン・ハポン期間中にYOSHIOにご用の可能性がある方は、ご参照いただけますと幸甚でございます。

(追記)
今回はこれまではしていなかったことですが、運営の状況などを考慮してボランティア的に手伝いの申し入れをしておりましたところ、コスキン事務局のご判断をいただき、1・3日目にボランティアスタッフとして入らせていただくことになりました。
学生時代にマイクセッティングを学生交流会の一員としてやって以来20年以上ぶりに役務につくこととなりました。
非常に不安もありますが、少しでもイベント運営の役に立てばと思い足を引っ張らないようにがんばります。
また、ここまで参加者として見てきたコスキンと違う風景も見えると思うので、そこも報告できればと思います。

なお2日目は演奏者に徹し、審査会でスパーク打撃したいと思います。宜しくお願い申し上げます。

●10/8(土)
船橋9:01~総武線快速~東京9:25着、9:48東京発~新幹線~福島11:28着、到着後ホテルに荷物を置く、簡単な昼食

福島12:30発~JRバス~役場前(郵便局前)13:05

会場には13:15ごろ入り予定、その後は基本会場にいる予定(夜の弁当も手配済み)。
20:45までは(突発の役務などがなければ)基本的には一傍観者、あわよくば羽山の森美術館にも行こうかとたくらみ中。
→15:30~18:00に役務につくことになりました。スタッフの皆様、よろしくお願い申し上げます。

バスで戻るルートは18:35役場前(会場前)出福島行きが最終となります。
(松川行きもほぼ同じ時間)
それ以上会場にいる場合は足の確保が必要になります。

(体調・状況によっては静養・練習のためにバスで戻る可能性があります。
練習の場合は以下のスタジオが候補。

スタジオB/2 中町
部屋数 3部屋
最寄り駅 JR東北本線 福島駅 徒歩10分
利用時間 9:00~翌2:00
使用料金 \1,300~\2,000/h~
個人\1,000/h
所在地 020-0864  福島市中町3-12
電話 024-524-3155 )


会場にいる判断をした場合は、…
タクシーの場合は、松川駅行きが小型だと5240円、中型だと6500円程度の予想(20分)。
松川駅から福島駅行きの終電は23:45発(23:59着)。
なお福島駅行きは、タクシーの場合小型¥7,990 、中型が¥10,230 ( 約30分 )。

いずれにしろ、10/8(土)はもし集合まで会場にいたければ「タクシー相乗りの人募集」「送ってくださる方募集」のいずれかの対応が必要。

なお宿はリッチモンドホテル福島駅前(024-526-1255)。
※今年こそ川俣に泊まるのが本筋、かとも思いましたが、例年通り相方との行動の利便性および演奏者としてのエゴを優先いたしました。申し訳ございません。

●10/9(日)
12時までに名古屋方面から来る相方TAKUYAと合流。
レンタカーのピックアップおよび昼食をすませ、14時までにTAKUYA&YOSHIOで会場入り。
※事務局の方へ。繰上げが必要な場合は連絡ください。合流後レンタカーで直行します。

会場にて挨拶などしてから練習。

16:00~16:30、絹蔵出演(予定)。
※審査会前ではありますが、初めてTAKUYA&YOSHIOが絹蔵で演奏することとなっています。
ご来場いただけると嬉しいです。

演奏終了後戻ってまた練習、18:00ごろにはスタンバイ。その前に弁当受け取り。(食事は演奏後)

日本代表審査会は19時台にスタート、今回は3組中3番目。20時台に結果判明。

一定の時間(今年は最後までいるのが原則、か)まで会場滞在後レンタカーで福島へ。

宿は前日と同じリッチモンドホテル。

●10/10(月・祝)
朝TAKUYAは名古屋方面へ出発。
YOSHIOは福島から以下いずれかのルートで川俣へ。

1、福島7:10~JRバス~役場前7:45
2、1に寝坊した場合は、
福島7:35~JR東北本線~松川7:49、松川7:53~自治体バス~役場前8:17
(3、1・2に寝坊した場合は、福島9:10~JRバス~役場前9:45、ただしこれは最悪の手段なので視野に入れないこと)

9:30までに会場でスタンバイ。
10:00からマイクセッティング関係の業務に従事(~12:00)。出番の方、スタッフの方、宜しくお願い申し上げます。
その後は極力会場に。(昼は手配していないので出店、状況が許せば街中で確保)

終了時間を勘案して、いずれかのルートで福島に戻る。

甲:役場前16:05~JRバス~福島16:50
乙:役場前17:04~自治体バス~松川17:30、松川17:43~JR東北線~福島17:58

福島18:18~新幹線~東京19:56、総武線で帰宅。

Ⅱ:曲目です。

1、Danza de Maiz Maduro (熟れたとうもろこしの踊り)
2、Caminito del Indio (インディオの小径)

…両方、言わずと知れた、Don Ata ことアタウワルパ・ユパンキ Atahualpa Yupanqui の曲です。
1は常連レパートリーをブラッシュアップ、2は新しく演奏します。
今回のテーマは「Don Ata のようにはできません」です。
神聖かまってちゃんなどを参考にしながら、「ここでしか見聞きできないもの」にしようと企んでいます。
どうか宜しくお願い申し上げます。

11/10/5(6修正) TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.10.02

10/1-2の日記(TAKUYA&YOSHIOコスキン練習など)+おまけ

●10/1(土)
のぞみで移動。東京~品川間で崎陽軒のシウマイ弁当完食。クラシックで美味。温かかったのも高評価のゆえんだが。

名古屋到着後友人と駅上のインド料理店で昼食。駅そばには珍しくほっといてくれるのでいやすい。

植田へ向かい相方と合流後コスキン日本代表審査会への仕上げ、練習など。プレゼンしながら仕上げる形態。Q'Z STUDIOで3時間。

※今年は我々にとってもエポックメイキングになるような、最低で最高な演奏ができるのではと思っています。
正直プレッシャーに打ちのめされながら五里霧中な時間帯が長く続いていましたが、流石にだいぶテンションとコンディション上がってます。

我々は我々のことをやるしかないでしょう。
あとは台風が中部地方に来ないことを祈ってます。
ぜひ会場で皆様にお目にかかれれば、と念じております。

終了後「気晴亭」で打ち合わせなどしながらみそかつ定食。数年ぶり。
非常にCPよく高水準だが、店のたたずまい(特にトイレ)などがあまりにかたくなな昭和すぎて、昭和な感じをめでる気分になれない感じ。
少し綺麗にすれば客でいっぱいになるはずだが。この日の自分たちのいた時間帯はシャットアウト状態。

さらにサンマルクカフェで茶とケーキ。接客はマニュアル至上でだいぶいまいちだがケーキのCPはよい。

八事から名駅へ向かい、23:20発のJRバスで。3列で電源もあってよいのだが2階は揺れる。福島行きのバスのほうが快適。

●10/2(日)
途中三ケ日で休憩時に外へ。JRバスのみが連なって止まっていた。

5:40ごろ到着。なんか家出少年な気分で東京駅日本橋口を歩く。6:40ごろ帰宅して4時間ほど就寝。ちょっと喉とかをやられるが週末までには治すつもりで。

表参道に行き「アンデルセン」で食事をしてからバスで新橋へ出て帰宅。やっと10/29のチラシが届く。

■先週久々に「ホルモン青木 1号店」(肉の種類減っていますが質はいいです。とくにエンガワとカルビ)で食べた後、混雑した総武線の車中で前の人が読んでいた『ヨコハマ買い出し紀行』が(無作法ですが後ろから眺め読みしているだけで)非常に面白く、落ち着いたら購読しようと思いました。『カブのイサキ』もチェックしてみようと思っています。
…一昔前だと受け付けないタイトルであり絵柄なのですが、自分の許容度が上がったのかとも思っています。

以上チラシの裏でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2011 | Main | November 2011 »