12/1/22日記(笹久保伸カンパニー+MIHO&DIEGO、山田岳ライブなど)
●1/22(日)
朝はカレー、昼はナカムラヤの鶏竜田揚げ弁当。後者450円の割りに美味。
公園通り渋谷クラシックスでの1日2公演を両方観る。
最初は笹久保伸氏、山下TOPO洋平氏、青木大輔氏、IRMA OSNO氏と、シアトルから来たMIHO&DIEGOのDUOによるライブ。
前半少々遅れる。前半では青木氏の十八番のコロコリートに山下氏を和音旋律でぶつけるアレンジに悶絶する。
後半はMIHO&DIEGOによるコロンビアナンバーを中心とするケーナ+マリンバの演奏。
コロンビア出身のDIEGO氏のケーナは低音域と中~高音域の接続や高音でのブーストなどの際の弱点がないケーナではないが、クンビアでの吹かないときのカウントの絶妙さなど、曲をシンプルに演奏してグルーブを出すその演奏スタイル(スタイル自体は単音単音でしっかり切れていてテクニカル系の技術かと思いきや、かなり音圧もある)は注目に値する。
コロンビア的風味を出してケーナで必然性があるようにするのは通常難しいはずなので、その素直なアプローチが意味を持っている状態は魅力的であった。
一方バンブーコの曲ではかなりアンデス的なロングトーンの音立ち上げをしていて、ただ「コロンビアの人がケーナを吹いて見ました」だけでないスキルも感じられ魅力的であった。
(打ち上げに少々お邪魔して話を伺ったら、ウニャ・ラモスやボリビア系のケーナ奏者のコピーもしようとしていたが、より独自の表現を模索して現在に至るとのことで〔アワティーニャスやアラクパチャもお好みであった〕、次回来訪の折はもっとケーナトークしようかと思うような雰囲気でした。一方レーモン・テブノーはいまいち好きでない、ということで、空気感など割と大事にされているタイプかもというのはYOSHIOの勝手な邪推です。キャリア25年ということで聞いている音源の話にかなりシンパシーを感じました)
マリンバは音圧的な問題はあるが、アプローチとしては面白いと思う。ケーナでやryクンビアのワークショップなんかも次回の来日時には希望します。
やたらと込んでいる渋谷で「深山珈琲店」にて少々休憩してから打ち上げに混ざる。
打ち上げは日西英飛び交う非常に面白い場であった。皆様参加させていただき有難うございます。
中座してクラシックスに戻り山田岳氏の独奏会。クラシックスは以前より応対がよくなっていた。
「コ・タ」がやはり最高。「スパークス!」のこんぺいとうのようなハーモニクスも面白かった。
20:30ごろ終了し、一蘭でラーメンを食べて帰宅。
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