12/4/14-15の日記(宝塚月組)+リンクなど
※ホセ犬伏氏も参戦、ますますアクティブなRADICAL ANDES CONNECTIONのライブは4/21、要チェック!
●4/14(土)
9:30に家を出て日比谷へ。宝塚月組を鑑賞。
「エドワード8世」は、霧矢大夢のサヨナラ公演としての熱意と覚悟を感じる演目としてはよかったのだが、ガイ・バージェスをはじめとした人物像の放置っぷりがちょっとキツい。
あと冒頭部分のアンサンブルの薄さと、チャーチル役の一樹千尋、ジョージ5世の磯野千尋の「W千尋」のありえないぐらいの充実ぶりを思い合わせると、組の未来という観点から不安を覚える。
一樹の歌唱では、国王の厳しさなどを納得させるビターさが出ていて、演出・大野拓史の意図が十全に発揮されていたと思うが、全体の演出はベストとはいえない。
イギリス現代史に詳しくなりそうなプログラムの人物紹介も、微妙に歴史的観点の整除がなされていなくて、言葉は悪いがヲタっぽい。可能ならシンプルな話のラインをキープしつつ、徐々に盛り込んで説得力を上げるような作話の手法を身につけてほしいと客として思った。作品へのこだわりに期待すればこその話。
舞台装置としては第13場テンプル・バーの照明と町並みの作りが、現実のロンドンを想起させつつありえないほど美しかった。
ショーのMisty Stationは、仕掛けはいいし出だしの明るさに組の実力を感じるが、演出:齋藤吉正の実力といえばそれまでだが場面のテンションがなかなか持続しない。あとAKB風の場面を見て「ジェンヌにとって、アイドルグループ系のパワープレーに走りがちなジャズダンスの亜流ダンスが逆にしんどいのではないか」「観客のまなざしが違うから当然だが、宝塚の娘役はいわゆる絶対領域の見せ方には無頓着であるし、観客の多くも絶対領域への思い入れは共有していないだろう」という感じを抱いた。
霧矢の解き放たれたような歌唱は、この人が宝塚本流の男役であったことを証明する水準。あと芝居・ショー通じて蒼乃夕妃が開放感を出しながら実力を発揮していて好感を持てた。お疲れ様でした。
終了後秋葉原へ。到着後データ出力できる場所を探すがあまり見つからず、スタバなども激込みなので駅付近にあるドイツ系カフェへ。案外接客がまともでよかった。ここで手帳に書き込むかたちでデータを整理したら案外頭に入る。
16時からRADICAL ANDES CONNECTIONのリハ。今回もけっこうチャレンジしつつ楽しく過ごしていただけるようなフォーマットになりますのでぜひライブにどうぞ。21時、22時、23時のセット、ノーチャージですので打ち上げにぜひ。御徒町駅から徒歩3分ぐらいです。
リハ終了後出演者+ライブ実現に尽力くださったN氏とWARRIORS CELTにて打ち合わせとご挨拶。
2時間ほどいてブルージーな実力高いバンド、DIGABITZのライブを少々拝聴してから帰宅。
●4/15(日)
午前整体。
午後知人の個展に行ってからコチャバンバでCD(DISCOLANDIA CD-13869)購入とチラシ設置。ついでに雑談。
個展では、通常の欧州の都市の小景のならびにさりげなく石巻の町並みが描かれていたのが(まったく声高な要素がないだけに)素晴らしかった。
☆カリスマ・パンピーのHPをもし宜しければご覧ください。
他ジャンルに進む、オリジナルを作る、ことに過剰な意味づけは控えるべきですが、恥をかいてでもなんかしたほうがいいというのはカリパンの活動で学びました。
また機会があったらカリパン的に恥をかく活動をしたいと思っています。
今後も皆様宜しくお願い申し上げます。
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