12/8/10の日記(宝塚博多座公演など)
※9/1、上野WARRIORS CELTでのRadical Andes Connectionのライブ、ノーチャージなので是非! 21時からです。
●8/10(金)
朝4:40起床、必死で準備するが5:20発の列車に間に合わず、6:00の新幹線の予約をふいにし、1本後ののぞみに乗る。なんとか自由席の座席を確保する。
5時間程度新幹線で博多へ移動(割引がないお盆の状況、その後の移動を勘案するとJRが一番安上がり)、11時過ぎに博多着。
駅そばのホテル(クリオコート)に荷物を置き、地下鉄で博多座へ移動。
宝塚月組「フットルース」、原作はかなりアメリカンな映画であり、非常な不安を持つが特に後半は秀逸。
第5場Cでの音月桂(若い青年の役は学年を感じさせない魅力)と未涼亜希(男役のコクてんこ盛り)のやり取りは非常な説得力で、全般の仕掛けもかなり心理描写にシフトしたものであったこともあいまって感動的であった。
未涼はフィナーレでもとことん男役のコクを出していた。
他の出演者ではコミカルでありながら品もあるウィラードの沙央くらま、アメリカのやんちゃな少女がはまっていたアリエルの舞羽美海、落ち着きながら家庭を守る役柄にうまく合っていたアリエルの母役の早花まこあたりが期待以上のでき。レンの母役をやっていた舞咲りんは、フラッパーな感じと母親の感じの融合がまるでできておらずちょっと残念。
梨花ますみがローラースケートに乗っていてびっくりした。
集団としては、歌はまあまあだったが踊りはちょっとという感じで、群衆場面が多い第1部では若干の圧力不足を感じた。今の宝塚は歌・踊り・芝居全部をそろえるのは困難なので、どれかで観客を納得させながら雰囲気のよさで観客を楽しませるのが公演成功の秘訣かなと思われる。
この公演は、芝居で納得させつつ、トップ退任が決まっているコンビが思い残すことのないようにアドリブばしばしではじけていて全般に楽しい雰囲気が横溢していてとてもよかった。
この劇場の弁当はうまいのだが、時間がなくて買った「中屋」(092-566-0272)のおにぎり弁当はかなりCPよい。同時販売の大分の茶(JA製造)もかなり美味。
終了後商店街を歩き(以前より食事系の店が増えた)、「かろのうろん」へ。ごぼ天か丸天だがごぼ天、夏の盛りでも熱いうどんを頼む人がほとんど。食べていたら取材の打ち合わせが入っていた。福岡観光ではマストかと。
暑いが「博多町屋ふるさと館」を見学。この日は設立記念ということで無料。2階の博多商人の人が戦場から郵便で出した便りの絵日記の絵の上手さにびびる(提灯店店主で、日本画の修業をしたらしい)。戦場から帰らず亡くなったらしい。
地下鉄で宿に戻り休憩後(途中で買ったドトールのほうじ茶プリンの美味さにびびる)、姪浜へ。姪浜は海のそばに高層マンションが建つかなりマリブな眺めの住宅地。
地元の方にお目にかかり、愛宕神社中腹の料理店に行く。たぶん同格の東京の店より数倍食材が美味。
終了後地下鉄で祇園まで行き、「めんちゃんらーめん」でラーメン。変わらず美味。
宿に戻った後はマッサージチェアで惰眠をむさぼりつつ休息を取る。
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