今さらですが、東京大学民族音楽愛好会30周年OB会で演奏しました
※9/1、上野WARRIORS CELTでのRadical Andes Connectionのライブ、ノーチャージなので是非! 21時からです。
今さらシリーズの第2弾ですが…
8/5(日)に、TAKUYA&YOSHIOの出身サークルである、東京大学民族音楽愛好会の創立30周年記念行事としてパーティーが東大駒場キャンパスの生協食堂で行われました。
今までこのようなイベントはなかったし実行もしなかったので、情けない先輩としては今回主催されたA田氏をはじめとする運営陣の皆様に深く感謝するのみです。
TAKUYA&YOSHIOは、もともとはCOMETA ROJOというガンダム見すぎなチーム名(私の赤ポンチョはその名残)を持つ正規チーム(少なくとも当時は、同じ学年で適当に割り振ったチームが形成され、それが正規チームでした)の同僚であり、大学4年次からTAKUYA&YOSHIOとしての活動をスタートさせています。
(民族音楽愛好会は当時すでに他大学在籍者でも入れてもらえるサークルでした。私は早稲田大学に通っていたのですが、入学当時はアンデス音楽関係のサークルはなかったため、大学の級友からサークル所属者への紹介を得て入れてもらい、サークルの役務としては合宿委員を担当していました。その後早大ラテンアメリカ協会にも所属してフォルクローレパートリーダーとして活動しました)
今回は後輩への皆様の感謝の意味も込めて、またカルルナスさんや4期有志やパトリアといった先輩たちも出演されることへの敬意を込めて、久々にTAKUYA&YOSHIOで、無駄な現役感をバリバリ出そうというテーマで演奏しました。
・DANZA DE MAIZ MADURO
・PASCUA LINDA
演奏自体はお蔭様で好評をいただけたようです。「現役感がある」「鉄板です」との評を頂戴し、励みになりました。大人げなくこれからもやっていこう、と30周年に誓いました。
他の皆様の演奏もそれぞれ意味深いものでした。個人的には女性ケーナ奏者として初めて「この人は凄い」と思ったケーナ奏者を擁していたカンチャニャンのケーナが、ブランクにもかかわらず決め所をご存知のケーナで嬉しかったです。
このイベントをきっかけにまた演奏しよう、聴いてみようと思う方が一人でも増えればとても嬉しいな、と思います。
運営や司会も素晴らしく、おかげでグダらなかったと思います。また高圧的でないユルめの雰囲気はそのままに、それでいてしっかり運営されている様子がとても好感を持ちました。
(差し入れもしない私のような先輩がいるせいで)30周年の割に地味なイベントだったかもしれませんが、とても楽しく過ごさせていただきました。
今一度主催の皆様に御礼申し上げたいと思います。次は35周年か40周年なのかもしれませんが、そこまで現役感を出せるように頑張ります。
ヴェネズエラ音楽のゼミがあるなど、東大はそのイメージを裏切り大学における南米音楽の拠点のひとつのようにも思われますが、民族音楽愛好会がどのような役割を果たしてきて、今後どのような可能性があるのか、そもそも日本での「フォルクローレ」とは、現地での音楽からみて乖離がある唾棄すべき概念というだけでなく何事かを示しているのではないか、などの考究も深めたいと思っています。年齢・キャリアなど問わず、これからも議論に付き合っていただける方を募集します。
追伸:終了後数人で駒場下を散策しました。高齢者向けの施設などに社会変化を感じましたが、井上などが残っていて感慨深かったです。ただ実際に食事をするとなると、菱田屋などに行くことになろうかと思いますが…。
追伸2:部誌などが展示されていました。意味のない書き込みを観るにつけ、意味のない時間を贅沢に過ごしていたな、と思います。今学生になってこれを繰り返すかは否定的ですが、とりあえず当時は徹夜でナポレオンや大貧民をやり倒す種類の自由はありました。
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