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2012.10.30

2011年YOSHIO演奏記録

【2011年】
●単独無伴奏ライブEl Solitario vol.8を1/8(土)に実施、4人(+終了間際に1人)のお客様を迎え、うち2人に演奏していただく形で遂行いたしました!詳細はこちら

●3/12の神田DecisionでのTAKUYA&YOSHIOライブ(w/大石善也さん)は、地震翌日の状況で変則的に実施しました。詳細はこちら

●3/26に、女性ボーカリスト・TOMOYAさんのライブで飛び入り演奏させていただきました。詳細はこちら。お店のサイトでの紹介はこちら

●4/2 FIESTA BAILABLEで演奏させていただき、東日本大震災へのチャリティーに協力いたしました。詳細はこちら

●2011/4/22(金)の神田DecisionでのライブにYOSHIOのゲスト出演予定あります。
詳細わかりしだい発表します。
→中島泰子さんのセッションに参加いたしました。詳細はこちら

●2011/4/30(土)に、EL SOLITARIO vol.9を実施。
競演者はペルー音楽・現代音楽で著名なギタリスト・笹久保伸さんです!
詳細はこちら
→史上最大の動員とともに成功しました。詳細はこちらこちら

●2011/5/5(木・祝)にカルカスコンクールの本選に、もしテープ審査に通り状況が許せばTAKUYA&YOSHIOで参加します。
→カルカスコンクールを包摂する形で実施されるチャリティーコンサートにTAKUYA&YOSHIOで出演することとなりました。詳細はこちら
→演奏しました。コンクールでは最下位、演奏中のMCで批判を受けるなどしましたが、TAKUYA&YOSHIOの存在と活動意義は刻み込めたと勝手に自認しています。詳細はこちらこちら

●5/21(土)に、神田Decisionで行われるTOMOYA~♪さんのライブにゲスト出演することとなりました。詳細はこちら
→これまでとは違う雰囲気や音色とともに、和やかなライブの一翼を担うことができました。詳細はこちら

●7/16(土)神田Decisionでのラテンフェスティバルで、タンゴをはじめとするアルゼンチン歌曲を主戦場とされている歌手・Kazzmaさんのゲストとして演奏します!
→おかげさまで新しい世界を垣間見ることができました。詳細はのちほど。

●7/23(土)に町田・共働学舎の夏祭りにて演奏しました。課題を見つけながらの有意義な演奏でした。

●7/30(土)、西船橋スタジオSUN・AスタジオにてEL SOLITARIO vol.10 開催! 競演は異色のケーナ奏者である岩川光氏!
→おかげさまで一定の成果をもって終わることができました。

8/27(土)、神田DecisionでTAKUYA&YOSHIOワンマンライブ!
→お蔭様で14人の観客の方をお迎えし、演奏的にもバージョンアップした感じで演奏できました。詳細はこちら

●10/9(日)、福島県川俣町・コスキンエンハポンでTAKUYA&YOSHIO日本代表審査会参戦!
また同日16:00~16:30、絹蔵(川俣町)で初演奏!
→残念ながら審査会では選ばれませんでしたが、力は尽くしました。詳細はこちら、およびこちら

●10/29(土)El Solitario vol.11、千葉県船橋市で開催! ゲストは現代音楽界などで鋭角的な活動をされているギタリスト・山田岳さんに決まりました。仕分け人(観客)絶賛募集中!
→非常に音楽的成果のあるイベントとなりました。共演者や観客の皆様に篤く御礼申し上げます。詳細はこちら

12/10(土)、本年度のコスキンエンハポン日本代表審査会出場者+有志による合同演奏会実施! YOSHIOはホセ犬伏氏と共演!
→非常に楽しいイベントになりました。詳細はこちら

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アルゼンチン賞受賞、および日本代表選出に関してまとめコーナー

僭越ですがTAKUYA&YOSHIOの今回の標記の件に関してまとめコーナー。
(時々更新します)

まず地元紙、福島民友新聞の記事はこちら

コスキン・エン・ハポン実行委員会の発表はこちら

川俣町広報に関するまとめ記事はこちら

盟友であるkawa氏のブログの記事はこちら

また気鋭のケーナ奏者でありなかなか手ごわい批評家でもあるschidac氏のブログ記事はこちら

(ブログでの記事は発見次第随時掲載いたしますが、もしよろしければコメントなどでご案内ください。適宜張り込みます)

アルゼンチン大使館ルイス・アレギ公使から手交いただいた、アルゼンチン共和国大使館賞の文言は以下の通り。
(なお公式文書なので画像UP、原文掲載などは控えました。日本語非公式訳になっておりますのでこの文言単体では公的意味は付与されません)

「【非公式訳】
“Takuya&Yoshio"
溝口 祥夫様
梶川 拓也様
貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」において、貴グループが「アルゼンチン共和国大使館賞2012」を受賞されましたことに、心よりお喜び申し上げます。
デュオユニット“Takuya&Yoshio"は、20年以上に渡り日本各地において数々の演奏活動を行われ、日本とアルゼンチン両国の文化交流の架け橋として貢献されている重要な存在です。
「アルゼンチン共和国大使館賞2012」は、「コスキン・エン・ハポン」フェスティバル内における賞としてだけでなく、アルゼンチン共和国が“Takuya&Yoshio"による日本におけるアルゼンチンのフォルクローレ音楽の普及の功績を認めるものでもあります。
最後に、お二人の益々のご活躍を願うとともに、今後とも素晴らしい芸術の普及にご貢献いただけますと大変光栄に存じます。
アルゼンチン共和国大使 ラウル・デジャン」

動画などはUPされ次第また発表いたします。

最後に、私の報告はこちらです。

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【いよいよ本日!】El Solitario vol.15、菱本幸二氏を迎え12/1(土)開催決定!

皆様こんにちは。
さてここまで14回行われてきた南米音楽業界きっての実験イベント、単独無伴奏ライブEl Solitario vol.15、今回はなんと競演に、アンデス音楽業界で知らぬ人なき世界水準の存在として認識されているケーナ・シーク奏者である菱本幸二さんを迎え開催することとなりました!

ぶっちゃけこれは事件です。
そしてYOSHIOにとっては大試練でございますが、観客となりうる皆様にとってはこのライブを逃す手はないと思います。

以下の要領で開催いたしますので、皆様ぜひのお越しを!
冬ですがまじ熱い展開になるように尽力します。本当に宜しくお願い申し上げます。

El Solitario vol.15
日時:12/1(土)18:10開場、18:30開演(~19:20ごろ終了予定)
会場:西船橋スタジオSUN・Aスタジオ
料金:1000円(ただし大学生以下・大学院生は500円=ともに学生証持参)

「QUENASOLO121201FLYER.pdf」をダウンロード

※曲目ですが、YOSHIOは南米の伝承的名曲3曲+オリジナル1曲(新曲)、菱本さんは曲目を拝聴していませんがケーナのみならず多様な管楽器で演奏くださるとのことです。ぜひお越しください!

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2012.10.29

ラジオで放送される可能性121029

私の演奏が放送される可能性があります。聴ける方、よろしくお願いいたします!
以下引用します。

三角山放送局
 DJ762『世界音楽めぐり・ 南米フォルクローレ紀行』
 10月29日(月)午前8時〜9時(再放送同日午後7時〜8時)

   インターネット放送で全国でお聴きいただけます。
   詳しくは三角山放送局のホームページをご覧ください。

 三角山放送局(http://www.sankakuyama.co.jp/)
   E-mail:request@sankakuyama.co.jp
   FAX:011-640-3331
  サイマルラジオでお聴きいただけます。


今回は「ノルテ・ポトシ富良野公演」と、「民宿ノルテ・ポトシ21周年パーティ−」の 話などなど。
ゲスト出演してくれたあの方々、コスキン絡みであの方の話題も。
マル秘音源などもありますよ。
かなり貴重な(?)演奏も…。

11月21日(水)の岡田さんのコンサートのお知らせもあります。

ぜひお聴きください!

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2012.10.21

2012/10/5-8の日記(コスキンエンハポン日記)

●10/5(金)
出先の階段でふらつくので病院にいったら38・5℃。抗生物質やら何やらをキメた状態でなんとか体力回復を図るが帰宅時にすでにしんどい状態。
なんとか自宅にたどりついて就寝。

●10/6(土)
10時過ぎに家を出る。
12時台の川俣行きバスは混雑、なんとか座る。来年からその場で何人かまとめてタクシーというのも一案か。

会場に到着、受付や挨拶をしてから表彰される。アルゼンチン公使から賞状とワインを貰う。

今回は初日は川俣ホテルという関係で、スーツにて受領してすぐに着替えるという業に出る。
その後竹屋菓子店に行き伝説の銘菓「山木屋チーズさぶれ」を購入し、スーツや靴と一緒にパックしてもらい自宅に送り返す。
(竹屋菓子店は絹蔵から左へ1分程度です)

会場とホテルの往復中にゲストのデュオ・パマルカの皆様にお目にかかる。覚えていただいていてありがたい限りと思う。

※今回会場~ホテル~絹蔵~コンビニというルートで何度か歩くが、ぜんぜん歩けるものの微妙な距離ではあるので、管理がめんどくさくなりますがレンタサイクルの導入などどうでしょう。レンタサイクルがあると、車のない参加者にとって道の駅や公園あたりも行動範囲に入ってくるような気がします。

会場に戻りがけに会場そばの菓子店でジュースを購入、若干の世間話。会場そばの工場兼自宅といった感じの家の門にいた住人の人に「今年は頑張れよ」と唐突に言われるのでお礼を言う。

ホセ氏のご家族製のオリジナルシャツがかなりロックな感じで好評を博す。
会場のラーメン店で親子丼を食す。出店としてはおいしいといいうるレベル。

演奏はJOSE+YOSHIO。19時ごろというおいしい時間帯で、一定の成果を出す。特にオリジナルの「泊り込み」が好評だったのは嬉しい限り。JOSE+YOSHIOはコスキンで1曲は新曲をリリースしていくアクティブチームになろうと思っています。

今回のコスキンでは結構会場で演奏を聴く。

会場内をうろうろしていたところkawa氏とともに事務局の方から声をかけられ、川俣の中学生に因数分解を教える。自分も解けたのだがkawa氏の説明のほうがシャープであった。
※自分は国語、公民は教材制作プロとしての経験があります。全般に文系のほうが強いのでお声かけの際にはご参考にしていただけますと幸甚です。

弁当を食したり会場で演奏を見たりした後23時以降で川俣ホテルに引き上げる。
ぼんやり福島を舞台にした映画を制作した監督のドキュメンタリーなど眺めてから寝る。トイレに紙がなかった。

●10/7(日)
朝9:30ごろ会場に行き荷物を置いてからバスに乗り11:00ごろ福島着。
ホテルリッチモンドロビーで相方と合流し、駅ナカの「うまか亭」で寿司を爆食。去年との違いは産地名をしつこく書かなくなった点だが、かなり美味。以前弱まっていた店内の声の元気さも復活。

寿司の後は「グルメ珈琲」で珈琲をしばく。

レンタカーを受け取り川俣へ。到着後練習し、15時から絹蔵で演奏。西川哲氏にも3曲ほど混じっていただく。お客様がいてくださってありがたい限り。前ではトダ・ラ・ビダが演奏していて、相変わらずのシュアな演奏にさすが感あり。

終了後戻って練習をしてから控え室。17時過ぎに(いつもは絶対しないのだが)空腹のあまり自分のみ弁当を食べる。これが例年の「2曲め燃え尽き」を抑止した可能性あり。(出番は19時過ぎ)
打ち合わせなどしてから袖に行く。

演奏、待機。待機中にフレンドリーかつ本場的なパマルカの演奏を聴く。特にギターがものすごかった。初めてお会いしたときは小学生か中学生でまだギターをされていなかったはずの娘さんが立派なギター奏者になっていたことに感心しつつ、自分の成長のなさなどにも思い至る。でも成長する気があるというこじれた感じが自分か、とも思う。

発表は最後までロンハーのどっきり(自分らは狩野英孝的ポジション)と思うがそうではなかったので、喜んでいいのだろうがこの後のことに思いをすぐ馳せてしまい行き先をふさがれたルンバのような気分を味わう。

舞台を出ると人生史上ありえないぐらいの多くの方から祝福される。本当に申し訳ない限りです。

審査会終了後PAをするはずだったのだが相方におしつけていたので、慌てて行う。

※ここで深くお詫び申し上げます。すでに一部のブログなどで指摘もなされていますが、引き継いだしょっぱなの「西川と塚田」の1曲目のPAをミスったのは他のどなたでもなく自分の責任です。お詫びして済む話ではございませんが深くお詫び申し上げます(特に1曲目のみの出番だった塚田様にはいくらお詫びしても足りません)。マイク番号の把握ミスという単純ミスに起因するもので、本当に恥ずかしい限りです。無意識に浮かれていた自分が迷惑をかけたという事実に反省してもしたりません。リベンジの機会があるのかないのか不明ですが、次があったらこのようなミスはしないと誓うとともに、「西川と塚田」のお2人の演奏活動のサポートができるものなら最大限させていただければと強く念じております。

自分は2日目の「西川と塚田」~「パッチワーク」の皆様まで担当していました。他の皆様にもご迷惑をおかけした点があったと思いますので、今後の改善のためにお気づきの点はご連絡ください。

※※ただミスをしておいて偉そうなことをいう筋でもないのですが、PAはかなり「出たとこ勝負」となっている現状では困難な問題点を多く抱えています。根本的な改善案はいくつかありますが、取り急ぎの技術的な話で改善点を挙げるとすれば(間違いをしないという前提はさておき)、PAをするほうでは「ボリュームよりもゲインで調整したほうが音像がぼやける可能性は少ないのではないか。また通常のフォルクレベルの音域なら低音域はカットしたほうがハウりにくい」という事項を、そして出演側では「マイクの本数に余裕がある場合は管楽器と歌を同じマイクにしない(ゲインレベルにかなり差があるケースが多いため)」「特に弦楽器はマイクになるべく近づくという原則を原則として守ってみる」などは怖れながら申し上げます。
ともあれ本当に今回はご迷惑をおかけし、恥ずかしい思いをしました。関係各位に再びお詫び申し上げます。

24時すぎに会場を出る。25時過ぎにチェックインするが2人とも疲れ果て祝勝会などなしで部屋に。自分は家族と今後の対応など相談して26時過ぎ就寝。

●10/8(日)
7:00に目覚め急ぎ身支度して7:15から朝食を食べる。2人とも今後に直面した感じ。途中で福島民報と福島民友を購入(証拠物件)。大学のサークル後輩が審査会の結果を知らず「新聞買ってどうしたんですか」といわれたので「いや選ばれたから証拠物件に」というと「えー!」という反応。

8:00ごろ相方と別れ、松川まで電車で。松川から事務局の方に乗せてもらう。昨年と同じだが、微妙な違い、でも心持は一緒の会話。9:00前に会場に到着。

午前中マイクセッティング表管理などの仕事をする。最初だけ担当の学生スタッフが疲弊していてちょっと遅れたので、会場にいた学生スタッフと事務局と自分でマイクをセットする。

※学生スタッフの皆さんの疲弊は重大な問題だと思います。自分のころより作業水準がすごく高く、申し訳ない気持ちでした。

今年は大して手伝いとしては役立たないまま終了。すみませんでした。

午後は演奏を見たり、会話したり。ラスまでいさせていただく。

終了後本来は派遣に関する話をいっぱいしなくてはいけないのだが流石に頭が回らない。
ほうほうの態でまう氏に乗せて貰い福島まで。アウトクトナ系のアングラビデオを拝見しヤバい世界を垣間見る。「アンデスのこと少しは知っている」と口が裂けても言ってはいけないことを再認識させる内容。

福島から新幹線で帰宅。風邪は治っていた。

※本当に今回のコスキンは人生のエポックメイキングなできごとでした。深く御礼申し上げます。

聞いたチームで印象に残ったチーム(もちろんこれ以外にもすばらしいチームは多々あります。見た範囲で好き勝手書いていますがご容赦ください)

・INU
・AKO Y CHIMICHURRI
・CHUFLITAS
…年代はそれぞれですが、女声ピンの低めのヴォーカルが決まっていたチームです。南米アンデス音楽業界は、プロレベル含めてぶっちゃけボーカルがウイークポイントと勝手に思っていますが、これらのチームのボーカルの方はそれぞれ要改善点はあるものの非常に一般にも通じる魅力があり、今後とても楽しみです。と同時に、南米音楽における女声の高音部の困難さにも思いをいたしました。

・なんとかなる
…チーム名だけみると「えー」という感じも受けましたが、なんか演奏全般にひたむきさが出ていてチーム名とマッチしていて印象に残りました。

・kanita
…仙台の名手として知られていますが、このキャリアでコスキンでCopagiraを浴びせてくるガッツがとても良かったです。演奏もかなり原曲のパワーを保ちつつリリカルさを出していて好きでした。

・M.I.B
…実は実力者集団。「MOTO MENDEZ」終了後のNさんと司会の飯田さんのやりとりのスリリングさは本年コスキンのベストバウト。武闘派のはずのYOSHIOがびびりました。DECEPCIONのケーナは2人ともよく、特にS氏の音伸びは近年まれに見る水準でした。

・西川と塚田
…自分のミスのお詫びは前をご覧ください。しかしこの演奏で西川氏はチャランゴソロでトップレベルを語れる存在になったことは、「La Partida」での情感アルペジオとパワーストロークの融合などで会場を完全支配したことで証明されたと多くの方が思ったでしょう。見てどうなるか不明ではありますが、ソロならまじ世界見えてますよ。

・半仁門
…春よりもこなれてタイトな演奏。あとは2曲目のときに「サンポとチャランゴ両方やれている」の驚きからもう一段持っていくことができればと思います。スロー曲などいかがでしょう。

・ぽんぱ de はぽん♪
…袖で聞いていて驚倒しました。軽く「バラと火山」のハイコードのゆらぎまで表現していました。パワーアップすればもっといろんなことができそうなユニットです。

・TMO+H
…川俣系チームの選曲には70年代の曲目をベースとした独自の世界があります。そこをうまく統合して現代にも適用できる形で完成させているのがラ・パスの皆様ですばらしい演奏なのですが、その世界と違う若い選曲をする川俣のこのチームも個人的に偏愛しています。これからも一緒に頑張りましょう。

・旧友
…ギターのタッチがフォルク的でないため、管楽器とのバランスにフレッシュさがあります。侮りがたい実力派社会人チーム。

・ねこじゃらし
…春よりも若干完成度は下がってはいますが、このチームのアレンジは「フォルクローレ的音楽をやる人が絶対拒絶できない領域」を確実に攻めてくるセンスが横溢していてすばらしい。ぶっちゃけファンです。これからもすばらしい演奏を楽しみにしています。

・Todos Juntos
…こちらは春よりもタイトになって切れが増していました。特にRadical Andes Connectionの正ベース奏者でもあるayanaさんのアコギでのベースワークが、フォルクロックとして完璧すぎる感じ。この分野での業界の最重要人物でしょう。もっと多くの人に聞いてほしいチーム。

全般に特に学生系チームの演奏上の企画およびスキルが「人に伝える」水準になってきていて、多士済々感すごいです。いつ抜かされるか、もう抜かれているかというヒリヒリ感をもとにこれからも演奏していきたいと思います。

また川俣の皆様、運営に携わられた皆様への恩返しができずに苦しいのですが、恩知らずではございません。今後もどうかいろいろ何かさせてください。宜しくお願い申し上げます!

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2012.10.19

公開個人練習20日にやります!

皆様こんにちは。
コスキン後初の公開個人練習を10月20日 17時から1時間西船橋スタジオSUN Aスタジオで行います。楽器弾き放題なので気軽に遊びに来ていただければ幸甚です。
終了後座談会も格安で予定しています。

お待ち申し上げております!

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2012.10.15

【御礼】ムリウイでグロズダンカの皆様と対バンしました!

皆様こんばんは。

さて10/13に、JOSE+YOSHIOのユニットにて、ブルガリアを中心とする音楽ユニットのグロズダンカの皆様と、祖師ヶ谷大蔵のムリウイにて演奏する機会を得ました。
本当に有難うございました。

グロズダンカのお客様が7割以上だったとは思いますが、店内は満員となりました。本当に御礼申し上げます。
「YOSHIOさんにお祝いを言いたくて職場を休みました」という方もいらっしゃり、恐縮しつつ感動しておりました。
まず聞いてくださった皆様に深く感謝申し上げます。

構成ですが、JOSE+YOSHIOで演奏いたしました。
1、Charagua
2、Paisaje con Nieve
3、Zuriki
4、El Antigal
5、Antara【QUENA SOLO】
6、泊り込み
7、カルナバルのメドレー
(otra)Los Mineros

…今回は「ロック的テイストからのアンデス音楽」というご案内を申し上げて演奏いたしました。お客様が本当にハイブロウで、真剣に温かく聞いてくださったことに感謝申し上げます。3拍子でもすぐに拍手を下さったのですが、考えてみればブルガリア音楽は変拍子の嵐なので、愛好家の皆様にとっては3拍子はお茶の子さいさいだったようです。
6が案外好評だったのも嬉しい話でした。

勝手にアルゼンチン行きの報告などしましたが、温かく聞いてくださったことにも感謝申し上げます。

さて今回のメインのグロズダンカの皆様です。キリル文字が入力できないのでタイトルの日本語訳だけ書きます。

1、ブルガリアのお祭りの定番曲
2、トラキアとストランジャの歌
3、マケドニアの舞曲
4、マケドニアの11拍子の舞曲
5、ブルガリア黒海沿岸の9拍子の舞曲
6、ショップ地方のメドレー
7、マケドニアの11拍子の舞曲
8、ドブルジャ地方の曲
…グロズダンカの皆様は、想定よりもエスニックテイストというよりもバンドサウンドとして骨の太い感じがして、ブルガリア音楽をあまり知らない当方でも一聞きでわかる、非常に素晴らしい演奏でした。ぜひまた観客として聞きにいきたいと思っています。客席の皆様との踊りも随所で行われたのですが、自然な感じがよかったです。ブルガリア音楽は、舞踊から入られる方の比率が高いともれ聞きました。佐藤さんの歌唱も見事で、とくにどこか久保田早紀の曲のテイストを感じた2と、リズミカルでコマーシャルな旋律と哀愁の両立があった8が印象的でした。

そして2バンドによるセッションです。
1、Piel Morena(Bolivia)
2、Yove Male Mome (Bulgaria)
…1でのガイタ(バグパイプ)とケーナの合奏の音圧はものすごくスリリングでした。ガイタの名手である大野さんのハードなバンドテイストという隠し味もあって、エスニックかつハードなサウンドを演奏できて本当に楽しかったです。2は変拍子に腰が引けながらの参加となりましたが、18拍子(たぶん)のリズムを体感しながら演奏させていただけて本当に嬉しかったです。

そしてアンコールが来た瞬間に、今回のプランナーでもあったナイの石田秀幸さんがコンドルは飛んで行くをナイで演奏され、自分が一部ケーナで下パート、ガイタでさらに重ねるなどの豪華すぎるコンドルは飛んで行くセッションが展開されました。
これは本当に東京的な空間だな、とムリウイの素晴らしい雰囲気とあわせて勝手に幸せになっておりました。

お客様とも話をする時間をいただけ、本当に嬉しかったです。さまざまな民族音楽の方と当事者として出会えたことの喜びは代え難いものがございました。

今回のプロデュースをしてくださったのは、学生交流会からの知り合いであった石田秀幸さん、そして石田みかさんでいらっしゃいます。先輩とはいいつつもぼんくらケーナ奏者であった自分を使ってくださり、このような素敵な体験をさせてくださったこと、いくら感謝してもしたりません。
今後もなんらかの形で絡ませていただけますと幸甚でございます。有難うございました。

お店の終了まで打ち上げをし、わずかな時間ですが他所でも打ち上げをいたしました。
改めてグロズダンカの皆様に深く感謝申し上げます。
まだ打ち上げがしたりない感じがしておりますので、また飲み会でもしましょう。

…JOSE+YOSHIOとしても、一定の前進をしておりますので、また演奏の機会を、曲を育てながら探っていきたいと思います。今後ともTAKUYA&YOSHIO、RADICAL ANDES CONNECTIONともども宜しくお願い申し上げます!

JOSE+YOSHIO YOSHIO 拝

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2012.10.11

【御礼】Cosquin en Japon '12に参加しました+今後

皆様、標記の件でございますが、YOSHIOはJOSE+YOSHIOで10/6に出演、またTAKUYA&YOSHIOで10/7の日本代表審査会に参加させていただきました。

TAKUYA&YOSHIOにおきまして、アルゼンチン賞受賞、ならびに日本代表審査会で代表に選ばれるという栄誉を得ました。
深く深く、皆様に御礼申し上げます。

●在日アルゼンチン共和国大使館賞(TAKUYA&YOSHIO)
 詳細はこちらをご覧ください。
こちらは、2011年にトダ・ラ・ビダさんが受賞したものです。ケーナの響くまちづくり実行委員会および川俣町教育委員会の推薦に基づいて大使館が出すものになっているようです。自分は夏ごろに業績をまとめた文書、および身分を書いたものを推薦者の要請に応じて提出しました。

文面を拝見すると(非公式訳ではありますが)「『アルゼンチン共和国大使館賞2012』は、『コスキン・エン・ハポン』フェスティバル内における賞としてだけでなく、アルゼンチン共和国が、"Takuya&Yoshio”による日本におけるアルゼンチンのフォルクローレ音楽の普及の功績を認めるものであります」という空恐ろしい内容となっています。
NOTA EPADO V. № 179・180/2012という文書番号になっています。

アルゼンチン音楽をもっと真摯にされている方からの批判は甘受しますが、アルゼンチンと密接な関連を持つコスキン・エン・ハポンへのこれまでの貢献とこれからの貢献の可能性を見ての受賞(にしても「貢献」とはいかにも過大な評価ではございますが…)と理解いただけますと幸甚です。
けしてTakuya&Yoshioがアルゼンチンフォルクローレを正統にやっています、と喧伝することはありませんのでご安心ください。(もちろん少しでもちゃんとやる、ないし理解して演奏をする努力はいたしますが)

…しかしこれまで「ラテンフェスティバル」での賞以外に表彰歴のない、まして大使館による表彰などはおろかコネクションなどないプータローユニットであったTAKUYA&YOSHIOとしては、都会に連れられてきた田舎のねずみ状態なのは間違いありませんでしたので、思わず自分は礼服で出てしましました。
川俣町の厚意に感謝するとともに、「正直これ以上の栄誉は考えられないから、審査会はまた『敗北を抱きしめて』状態だな」とこのときは思いました。

ともあれTAKUYA&YOSHIOは、この賞を重要なものと捉えています。
今後もアルゼンチン賞にふさわしいと少しでも言われるように、受賞に尽力くださった皆様にご迷惑をおかけしないように、アルゼンチン音楽に最大限の敬意を払いつつ、ガチでノーバリアに演奏をしていきたいと思います。

直接受賞くださいました公使はじめ皆様に今一度御礼申し上げます。

●代表審査会(TAKUYA&YOSHIO)
 代表審査会への参加は、2002年の第5回からになります。2004年の30周年では実施されなかったので、実際は今回で10回目、11年目となります。(なおコスキン自体へのTAKUYA&YOSHIOの参加は、今回で21年連続21回目でした)

 2002・3・5の3回は、審査会という場所を活用してエッジの効いた行為をすることに注力していました。
 初めて選ばれる可能性を考慮し、十分可能性があり、現地からコスキン市市長・水溜さん(故人)までいらっしゃった現場で該当者なしを叩きだしてしまったのは、2006年です。そのときの演奏はこちらの記事にあります。

 ここからも連続で敗北し続けたわけです。審査会という場所をどう捉えるか、さまざま意見はあるのでしょうが、最大限の努力は(ベクトルはどこであれ)してきたつもりではあります。しかしどうにもならない現実はあるため、迷走・沈潜・挙動不審な演奏であり続けたわけです。
 
 2011年、川俣町広報誌で「魂の音楽祭」というネーミングのもと、TAKUYA&YOSHIOの写真がデカデカと載るという事件が発生しました(9月号)。このとき、再び「ひょっとすると」という思いはありましたが、そのスケベ心はやはり成就しませんでした。

 そして今年です。審査会に臨むに当たって、可能な範囲で後悔しないだけの対策をしつつ攻めるということ以外のチョイスが浮かびませんでした。それが、ここまでずっと応援くださった方、さらに審査会を共に戦った方々へのけじめになるのでは、と思いました。

 1、Solo le Pido a Dios(ただ神に願うことは)(Leon Gieco)
 …以前もやっていた曲ですが、ケーナを増量しパンチライン化することで曲想と歌詞のロック的な統合領域の拡大を狙いました。ですがちょっとケーナが美メロシフトしてしまった分、想定より小粒にはなったかと思います。

 2、紙飛行機(井上陽水)
 …ご案内が不十分でオリジナルと誤認した方には謹んでお詫び申し上げます。井上陽水の1970年代初期の(シングルカットはされていないものの)人気曲のひとつで、ライブアルバム「もどり道」のバージョンをベースに、よりロックよりにアレンジしました。1992年ごろに親元を離れて就職して札幌で生まれてはじめての一人暮らしをして冬の寒さにとまどっていたときに、相方が送ってくれたこのアルバムのテープを繰り返し聴いていました。今回はケーナでどれだけ叙情フォークをヴァイタルにするか、そして基盤の歌も原曲よりロックにしてゾーンを上げるようなアレンジで、フォルクローレ的生命感が出ることを願って演奏しました。
 なお曲の前奏のケーナ独奏はJorge CafruneのZamba de mi Esperanzaからもってきました。非常に好きなナンバーですが、このような曲をさらっと表現するような力量はないので、希望を求めつつも不安定な内面、という表現の際の「希望」の側面を示すために演奏しました。

 ここらへんの事情を聞いて見破った俊英ケーナ奏者の評はこちらです。

 まず審査会が成立したこと、そして一緒に演奏できたことについて、鈴木龍さん、高橋咲子さんに感謝申し上げたいと思います。この2人のそれぞれのハイクオリティの演奏(鈴木さんのダウナー系前衛性、高橋さんの正統性)に自分の演奏が勝ったのではなく、ハイクオリティの演奏の合間の自分らの音がたまたま審査にひっかかっただけだと思っています。お2人のようなそれぞれ勝負をきっちりされるミュージシャンのおかげで、TAKUYA&YOSHIOの演奏も多少なりとも説得力が出たのでしょう。今後ともライバルとして仲間としてかかわらせていただけると幸甚です。

 11年間、ずっとアドバイスを下さった友人・知人の方々にも御礼を申し上げなければなりません。思い出すだけでも「ちょっとYOSHIO色一色になっている」「ちょっと技術に走っている」「どうしても照れが出てしまうのではないか」「むりに動かなくても、マイクに近づいて演奏して音の独自性をアピールしたほうが伝わる」などのアドバイスがなければ、今回のような演奏にはならなかったでしょう。自分の筋を通しながら、でも審査会に出続けるという傲慢な行為に理解を示してくださり、時として(自分には何の得にもならないのに)審査に対して敢然と異議を申し立てたり、現地事情を親切に教示くださったり、動画や録音、写真を下さったり、励ましてくださった演奏仲間の方々の名前をここには出しませんが、何度お礼を言っても足りません。というかこれからずっと言わせてください。

 ずっと応援してくださり、真剣に演奏を聴いてくださった方々にも感謝を申し上げます。2006年のとき侘びていた自分に「これに懲りずに川俣を嫌いにならないで。夫婦で徹夜で議論したの」と言ってくださった方や、今年会場そばを初日に歩いていたら「今年は頑張れよ」と声をかけた方が審査会後会場に来て「よかったな。観に来ちゃったよ」と言ってくださった方など、またまたここでは書けないほど多くの立場、多くの方の応援があったことを認識しております。これからも何度でもお礼の挨拶をさせてください。自分たちの演奏スタイルなどについて、さらに批判が来るだろうと欝っていたときに「ここの会場のこれだけの人が喜んだことだけは忘れないで」と言ってくれた方の言葉にならおうと思っています。

 川俣町および実行委員会の厚意にも篤く感謝申し上げます。特に古川道郎町長の「復興元年であきらめない川俣をモットーにしていますが、この2人の諦めない努力に学ばされた思いです」というコメントは過分で恐縮ですが、栄誉であります。もちろん実行委員長の齋藤様はじめ事務局の皆様、そして婦人会の皆様のご厚情・ご配慮は、人気チームなどという過分な評価と裏腹のプレッシャーで潰れそうなチンピラチームが審査会に参加し続けることを大きく支援くださいました。皆様がわがことのように喜んでくださったことは、人生レベルの思い出になりましょう。さらに、時として悪態をついていたときもある審査委員の皆様に対しても、よく自分らの挑戦を封じなかったこと、真面目に付き合ってくださったことに御礼申し上げます。

…これだけ並べると、TAKUYA&YOSHIOはもう達成することはすべて達成したかのようになっています(事実、会場で一生逆さに振ってももうないであろうぐらいの多くの方から祝福を受けました。アイドルでもスターでもない自分があんなに多くの方と握手やABRAZO、挨拶をすることは想定していませんでした)。ただ、これは本番のコスキンの舞台で演奏しなくてはいけない、そしてその後も少しでも前進した演奏を続けなくてはいけないという事実を無視した話です。

 今後のことを考えると結構呆然としますが、この年齢で呆然としていても同情の余地もないので、皆様の厚意を無にしないように、TAKUYA&YOSHIOらしい活性だけは失わないようにして、ごまめの歯軋りよろしく頑張ります。あまりにごまめすぎてお腹立ちの折もあろうかと思いますが、ごまめなりに精一杯やりますので、今後とも皆様どうか宜しくお願い申し上げます。

 この件について最後に一つだけ。2007年までの審査会で「お前の演奏などアルゼンチンで受ける可能性はない」と言われさすがにへこんでいた自分のケーナ演奏を賞賛くださった「デュオ・パマルカ」のシルビオさんとリンダさんが審査中のゲスト演奏をしてくださっていたのには、本当に奇遇を感じました。私にライトを下さった本気のアルゼンチンミュージシャンにはいくら感謝してもしたりません。演奏も素晴らしかったです。どこかで「あまんかい」にお礼に行ければ、と念じています。

●JOSE+YOSHIO
 初日にホセ犬伏さんと演奏しました。TAKUYA&YOSHIOよりもさらに攻撃性のあるユニットだと思われます。
 1、Charagua(Victor Jara)
 2、泊り込み(オリジナル)
 …1は看板曲ですが、2のほうがよりインパクトがあったようです。ケーナでのリフを作り、そこからコード展開をジャムで定めて旋律を作っていく(しかも渋谷道玄坂の床がペタペタする安いカラオケボックス)という状況にふさわしい斬新性を得られたように思います。この手法で曲になる、というのはかなり新たな発見でもありました。オリジナルのシャツもかなりロケンローな感じで絶大な評価でした。
 
 JOSE+YOSHIO,そしてその拡大系であるRADICAL ANDES CONNECTIONも、より音楽的にエッジを立てて活動していきたいと思います。

 JOSE+YOSHIOは、10/13に都内でライブをやります

 今後とも、皆様のご厚情を得つつ、迷走しつつも頑張りますので宜しくおねがいもうしあげます。以上長文乱筆失礼申し上げます。

 2012/10/11 YOSHIO(溝口祥夫)拝

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2012.10.10

【取り急ぎお詫び】ご報告遅れ申し訳ございません

皆様、標記の件でございますが、お祝いなどへのお返事、さらにはご報告が遅れておりますこと深くお詫び申し上げます。

10/10中にご報告、お祝いへのお返事やご挨拶、メールへのご返信などは恐縮ですが今週末をめどに行いますのでどうかご容赦いただきますようお願い申し上げます。

なおブログでの報告はまだでしたので以下のみ報告申し上げます。

「TAKUYA&YOSHIOは、コスキン・エン・ハポン2012におきまして、アルゼンチン賞受賞、および日本代表審査会において日本代表に選考されましたことを報告申し上げます。まことに有難うございました。これからも頑張ります。」

福島民友新聞の記事はこちら

最後にすべての関係各位への最大限の感謝のみ記させていただきます。

2012/10/10 TAKUYA&YOSHIO YOSHIO 拝

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2012.10.07

コスキン審査会曲目

おはようございます。
標記の件ですが以下になります。よろしくお願いいたします!

1、Solo le Pido a Dios
2、紙飛行機

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2012.10.04

Aspiracion a Cosquin en Japon '12 + お悔やみ

!10/13の祖師ヶ谷大蔵ムリウイでの、バルカン音楽ユニットグロズダンカとのライブにぜひどうぞ!

皆様こんばんは。

遅れに遅れましたが、YOSHIOは今年もコスキン・エン・ハポンに参加させていただくことがかなうこととなりました。これも皆様のおかげです。御礼申し上げます。

今回は2つのチームで演奏いたします。

☆開会式(10/6〔土〕13:30~)
 もしいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひ開会式をご覧ください。詳細は諸般の事情でここでは申しませんが、TAKUYA&YOSHIO(梶川拓也+溝口祥夫)が珍しくも表彰される可能性がございます。その際にはYOSHIOが舞台上に立つかもしれないのでご笑覧ください。

★JOSE+YOSHIO(10/6〔土〕19:00~)
 ホセ犬伏氏とのコンビで演奏します。このコンビはコスキン初登場。服装(オリジナル!)のみならず演奏アレンジなどもTAKUYA&YOSHIOと大幅に異なりますのでぜひお聴きいただけると幸甚です。このチームの看板曲である1とともに、リフから作った曲というだけですでにコスキン会場では異色なオリジナル曲である2をぜひ楽しんでいただけますと幸甚です。

 →1、Charagua(Victor Jara) 2、泊り込み(犬伏青畝・溝口祥夫)

☆TAKUYA&YOSHIO con kawa en 絹蔵(10/7〔日〕15:00~15:30)
 審査会前にTAKUYA&YOSHIOが、気鋭のチャランゴ奏者西川哲氏をゲストに迎えて練習がてら、TAKUYA&YOSHIOのヒット曲(?)を中心に絹蔵でぶちかまします! 
 ぜひTAKUYA&YOSHIOに対して何らかの印象をお持ちの方に、また「TAKUYA&YOSHIOって何者?」という方にもぜひ絹蔵の郷土特産品や飲食物とともに楽しんでいただければと思います。

 →風の詩、スリキ以外は未定、計6曲程度(リクエスト募集中!)

☆TAKUYA&YOSHIO 日本代表審査会演奏 (10/7〔日〕19:00ごろから)
 TAKUYA&YOSHIOはコスキン21年連続21回目、審査会には10回目の参加となります。今回はアルパの高橋咲子氏、チャランゴの鈴木龍氏という、仲間たちとのしのぎあいとなります。

 いつもそうですが、今年も必死でやるだけです。そしてこれもいつもそうなのですが、申し訳ないことに今年も、自分たちがどうしてもやらなければいけないと僭越ながら感じさせていただいたことをやらせていただきます。

 恐縮至極ですが、だれの意向に従うわけでなく、自分たちの意志と責任で、疲れを知らない子どものようにとことん正直に演奏いたしますので、どうかお付き合いいただけますと幸甚でございます。もちろん結果も希うものではございますが、自分の道の先にあればいいな、という厚かましい願いも併せて持っております。

 →曲目はコスキン開幕後発表いたします。かなりシリアス系フォークロックなタッチになろうかと思われます。

◎当然、皆様の演奏を聴いて、お目にかかり、可能ならセッションないしロビーでのディスカッションもし(ブログで呼びかけも検討しますので見かけたらぜひ!)、なにより実行委員会のサポートとして運営にも参加し…と、自分の演奏だけでな重大な楽しみやなすべきことがあまたあります。どうか会場で気軽に絡んでやってくださいませ!

◆お悔やみを申し上げます。コスキン・エン・ハポンの日本代表派遣などへの尽力などでご存知の方も多い、水溜侃氏が亡くなられました。詳細はこちら
 自分は2006年に来日されたときにお目にかかってお話をさせていただいただけですが(しかもそのとき参加した審査会結果は「該当者なし」となってしまい、コスキン市長をご案内されていた水溜さんのいわば顔にドロを塗った主犯格の一人になってしまっていました)、わずかな会話の中にも人物の大きさと、アルゼンチンで確かな地歩を築かれた凄みというものを感じておりました。
 自分のようないわばチンピラ的自由主義演奏者が言う筋合いではないですが、謹んでお悔やみ申し上げるとともに、哀悼と感謝の意、そして裂帛の気合を持って追悼式および審査会に臨むことでせめてもの罪滅ぼしをしたいと念じております。

以上くだくだと申し上げましたが、どうか宜しくお願い申し上げます!

2012/10/5 YOSHIO(溝口祥夫) 拝

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