13/2/22-3/3の日記(ライブ評中心に断片)
●2/22(金)
横浜中華街へ。萬来亭で上海やきそばや海鮮やきそばを食べる。非常に美味。
この店は平日昼だと格安ランチも出していて地元感あって中華街としては高水準の雰囲気。
別に観光も何もせずとっとと横浜へ出て総武線快速に乗って帰る。
●2/23(土)
RADICAL ANDES CONNECTIONの練習をした後コチャバンバへ寄り多少ゆんたく。
チラシを置いていただく。
その後目黒のカフェイリブロスへ行きFIESTA BAILABLE。演奏はESTUDIANTINA BOLIVIANA。
前回聞いたときよりも旋律の強化(バイオリンの貢献度大)、PAの良化(マンドリンなども聞こえる)、なにより「何かを仕上げる」という要素よりも「この音楽の楽しさを表現する」にシフトした演奏者の姿勢により圧倒的に良くなっており、今後の展開が楽しみな水準。
今後はフォルク関係者でない人をどう演奏や観客に取り込むか、のマネジメントが課題だとは思いますが、頑張ってほしいです。
ここまでは爽快だったのだが、主催者がチャリティを集めるときに、一度さらなる寄付を呼びかけたのみならず(ここまではいい)二度も、「次の4月まで待てませんのであと8万円入れてください」と強要する姿勢が、SF商法っぽくて後味悪し。
さらに「学生はともかく社会人はお金あるんだから出してください」と言い募る主催者の論法は、「お前金持ってんだから出せよ」とカツアゲするチンピラのロジックと同一であることだけは指摘しておきたい。
社会人は音楽関係者に金を捧げるために働いているのではない前提すら理解しない人が、自分の努力および必要性を腰低く表現せずにチャリティーをする正当性はまるでない。関係者には猛省を促したい。同じ業界に属する人間として恥ずかしかった。(よく批判をすると「直接言えば」といわれるが、この件に関しては直接言うことすらわずらわしいし、反省がないならば正直係わり合いになりたくない。言動には責任を取るべきである)
EBの皆様の演奏のすばらしさは、また別の場所で味わえると思うので、皆様もぜひチェックしてみてください。
●2/24(日)
神保町のイワトという空間で笹久保伸氏とイルマ・オスノ氏のライブ。
伝承音楽中心ということで非常に安定した高水準であったが、特にラスト(アンコール前)の曲が、伝承性と構成力を併せ持っていてすばらしい演奏であった。氏による「アレンジされた伝承音楽」の魅力は、圧倒的すぎるのでぜひ1人でも多く聞いていただきたい。
個人的にはイルマ氏のきれいなスペイン語発音にびっくりする。聞き取りやすいことこの上なし。
●3/2(土)
WARRIORS CELTでのライブ。
その前に秋葉原のスタジオで練習。
練習終了後上野のルノワールでまったり。
その後会場下のハンバーグ店で300グラムハンバーグ。
演奏無事終了後、一部出演者お客様と徹夜。おおむね話すが、3:00すぎからオーナーとともにワイニョやクエカを演奏。
帰宅したのは30:30ぐらい。
●3/3(日)
いったん昼に起床し整体に行った後また寝て、起きて慌てて荻窪へ。
名古屋大OB送別ライブとのことだが、そういう内輪要素なしで評価できるクオリティ。16曲ライブで短いと思えるのはすごい。
特にSICURIADA #1、PUELCHE、LOS MINEROSのそれぞれのサンポーニャ、チャランゴ、歌のクオリティは絶対にプロが対応に苦しむ水準。
24,5~30歳前後の学生OBOGの水準の高さが業界水準を押し上げていることを実感。
えらそうに励ましの言葉などいってはいたが、自分もうかうかしていられないことを痛感して帰宅。
※各ライブにて多くの方にお祝いの言葉をいただいたこと、本当に御礼申し上げます。
今後も頑張ります。
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