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2013.10.15

10/12-14の簡単な記録(2013コスキン・エン・ハポン)

●10/12(土)
 7:30起床、9:10まで必死で荷造りなどして出発。
 11:40ごろ福島着、回転寿司「うまか亭」でさらっと8皿程度食べた後、東大・専修の貸切バスに同乗させていただく。
 S様お声かけいただき有難うございました。また話をしてくれた現役学生の皆様にも深謝。

 到着後受付、挨拶などしてから、正式名称「TAKUYA&YOSHIOアルゼンチン派遣報告ブース」、尊大な略称「YOSHIOブース」を設営する。
 仮設感満載だが、自分の能力ではこれが精一杯。盾やポスター、新聞などの上に写真を散らす構造。後で増設コンセントを購入し、動画上映も敢行する。アイキャッチしていたのは動画、写真、そして意外にもベネッセ社内報の記事。立ち止まった方(知り合いの方もそうでない方も)に声をかけるという業務に精励し、会期中でおそらく70人以上の人と話をする。川俣町の方へは社会的道義上説明義務があろうかと無理に実行委員会にお願いして設置しましたが、ご協力ご理解をいただいた皆様に篤く御礼申し上げます。
 ブースにいたところアルゼンチン大使にお声かけする機会を得、名刺交換。

 また今回3ページにもわたってプログラムに報告を掲載いただきました。お気に障る点もあろうかとは思いますが何卒ご容赦ください。多くの方にお褒めいただき、特に小川紀美代さんに、人間力の重要性の話なども含めて激賞いただいたのが本当に光栄でした。

 基本ブースにいつつ、少々Himno a Cosquin(歴代日本代表の有志がコスキン賛歌(いくつかのリズムのメドレー)をやるという企画)の練習で醜態をさらしてから、JOSE+YOSHIOのあわせ。1発でハイテンション。学生の方に音の歪ませ方などについて質問いただく。
 
 21:20ぐらいからJOSE+YOSHIO。今回は木下尊惇ユニットの後で「SURIQUI」と「穴を開ける」。後者はカラオケボックス5時間+スタジオ2時間でジャムから構成力を上げていったナンバー。木下さんの「バラと火山」の硬質なノリにのっかる感じで「SURIQUI」をおいしく演奏させていただき、「穴を開ける」では久々に「こいつキチだ」と思われる中間のパワープレーたたみかけ+謎の長音の部分を行いつつ、ファンクロック的にがっつり旋律も演奏する感じでヘビーに完了。今後ともJOSE+YOSHIOをお願い申し上げます。アコースティックなのに音圧高すぎて出入り禁止という伝説を持つバンドです。ケーナとギターの極北犬ぞり旅行を志向しています。

 終了後少々「ぶっぱなしている感じ」などの感想をお伺いできたのち、22:00~1時間ほどPA担当。TMO+H~作業服まで担当いたしました。出演の皆様にお詫び申し上げます。
 川俣コスキンのPAは、演奏者の力量差がものすごい上に事前のマイクレベルチェックすらできない状況(現地コスキンではさすがにこれはあった)のため、かなりハイリスクの一発勝負です。それだけに、私は私以外でPAを担当されている方に無条件の尊敬を捧げます。といいますかマイクセッティングなども含めすべてのスタッフの方(私以外)に尊敬を捧げます。
 川俣での伝統的なPAバランスは管楽器を音量・エフェクト強めに取るものですが(旋律が安定的に聞こえないと音楽マニアでない聴衆にとっては辛いので、一定の理由があるバランスワーク)、今回学生交流会から応援に出ていた方はかなりゲイン・エフェクト調整などもされてギターの音色の芯などを明確に出していました(かなりのスキルですが、演奏者の力量差を見極める必要がある手法)。
 かたや私は、もとよりスキルが高くない上にリスクヘッジのために今回はあまりいじらない方針で、個人的趣味により弦楽器の音を厚めに出そうとはしていましたが、全般にハウリングを避けるためとはいえボリューム不足だったように反省しております。申し訳ございませんでした。

 PA台で拝聴していて特に印象深かったチームについて述べさせていただきます。「Los 先輩と後輩」。ケーナのN氏は野球でいうと私より球速の速い投手で、なによりケーナを吹きたい、というモチベーションをストレートに出してくる姿勢が出ている方です。「ひとりぼっちの帰り道」では(実は私はあまり好きなタイプの曲ではないのですが)かなりのハイレベルでのバランスワークとパワーの共存に驚嘆しました。選曲のライン作りや旋律の吹き分けをきっちりしていけば、全然演奏スタイルは違いますが日本版Mariana Cayonといわれるだけのポテンシャルはある方ですのでこれからも楽しみにしています。ギターのT氏は特にこの日大活躍されていました。音のクリアさはPA台でもひしひしと痛感しました。
 もう1チームは、チーム名がざっくりしてますが「作業服」。余計なことをしないで十分な音圧と楽しさを出してくるのが素晴らしかったです。

 PAは1時間半程度で外れ、ブースにいつつ鑑賞する。とあるチームでカンペ芸ともいうべき歌姿を見て、非常に勉強になる。楽器のスキルとかとは別にフロントマンの能力がある人というのは確かにいて、この方は明確にフロントマンの資質がある方であった。フロントマンの資質はもっと業界的にも重要視すべき要素だと思われる。

 この日は最後までいる。1:20ごろフィニッシュ。川俣ホテルに戻ってただ寝る。

●10/13(日)
 8:00すぎに起床し、会場に行きグリムパンのサンドイッチ350円とコーヒー100円。これまでよりコーヒーの水準が向上しているような気がする。サンドイッチもCPはかなりよい。酪王牛乳の飲むヨーグルトをあわせると、会場で一定水準の朝食が食べられたのが発見。
 10:00ごろまで会場にいてからバスで福島へ移動。道中大学サークル時代の先輩・後輩の方と突っ込んだ話をしながらで時間が経つの早し。
 
 到着後ドトールでTAKUYA&YOSHIOの相方と合流し、徒歩数分のさんかく広場へ。丼サミットでの演奏。「一杯のどんぶり~」と歌うプロの方のあとで13:00~演奏。
 1、詩人メルガール 2、陽気な柳 3、ラ・ボリビアーナ 4、ポトシ男 5、Inti Yacu 6、コンドルは飛んで行く 7、Danza de Maiz Maduro 8、谷間のカーニバル
 1~4は2がややよい程度で風を避けたりしつつかなりシビア、MCでなんとか取り戻して5が案外好評、6~8でなんとか持って行く感じ。勉強になりました。お聴きいただいた方に感謝申し上げます。

 終了後丼は並んでいるので近くで軽食を取ろうとするが店が開いてないので、レンタカーを借りて回転寿司などに行こうとするが競馬場そばの吉野家で牛丼大盛。案外まとも。
 川俣へ向かい、会場にちょっとだけいてからまた絹蔵へ。16時から演奏。
 1、詩人メルガール 2、Pascua Linda 3、ポトシ男 4、Danza de Maiz Maduro 5、谷間のカーニバル 6、MAGGOT BRAIN 7、山から来た男 8、SAN BENITO
 5分程度押してしまいましたこと深くお詫び申し上げます。こちらも多くのお客様にお聴きいただいたこと御礼申し上げます。感想など後で教えていただけますと幸甚です。
 
 終了後車で会場に戻り、Himno aCosquinの練習で冷汗をかきまくる。終了後少々ブースにいてから今度はコスキン本番。審査会に出ないのは久々なので、なんか微妙な感じ。18:30ごろから。
 1、Len~o Seco 2、Solo le Pido a Dios
 1がパワーコードリフ勝負で、久々にヤバ系のTAKUYA&YOSHIOではなかったかと推量。ただ以前よりは音色などに安定はあったとも評される。2は「トゥクマンの月」を前振りに。
 この後歴代日本代表の演奏をする。18:50ごろ~。
 1、Himno a Cosquin
 カンペ芸をする余裕もなく、「書類を読んでます」状態の歌唱ですみませんでした。終わって解放されると現金なもので、この企画の意味やら面白さなどに思いをいたすようになる。ここまで6時間で19曲人前で演奏という新記録。

 終了後写真撮影をしてから、審査会後半のみ鑑賞。
 Duo Floracion…1曲目EL CHOCLOはのけぞるぐらい伴奏のサンポーニャが音を出さず、音圧が低く観客としてキツかった。Vino Tintoは伴奏とのバランスがよく、印象は悪くなかった。リズム活性が出るとアルパの丁寧さも生きるのかな、と僭越ながら思った。
 パマルカ…シルビオさんのコンディションが4月にお目にかかったときから大幅に変化していてびっくりした(4月にはお一人で1時間程度歌われていた)。もともとの力量を知っているだけに、というのはあった。沖縄に行かれたらぜひ「あまんかい」を尋ねてみてください。
 
 日本代表はDuo Floracionに決まりました。おめでとうございます。高橋咲子さんは審査会参加者演奏会などで何度か一緒にやっている仲間ですので、めでたいと思う気持ちが強いですが、その一方で率直にいって心配という気持ちもあります。
 審査会講評中で「伸びしろ」という評の表現があったようですが、コスキンでは、普段MCなどで発揮されている定評ある発信力を演奏時により分かりやすく発揮されることを祈念申し上げます(とえらそうに言って恐縮です)。川俣とコスキンの交流関係の死守のためにも、微力ですが一定の協力はさせていただければと思っております。

 審査会終了後22:20ごろ会場を出てリッチモンドホテルへ。23:00から1時間半ほどTAKUYA&YOSHIO名物カップヌードルをすすりながらの反省会。YOSHIOの今後についても検討がなされ、現役にとことんこだわるキングカズ路線を目指すことを定めて終了。その後別のコスキン参加の仲間と飲んで26:40ごろ就寝。

●10/14(月)
 7:00起床、7:15から食事。8:20にホテルから車で送っていただき本当に助かる。
 9:00に入り、PA補助。川俣系のチームが多く和やかさと一生懸命さを満喫しつつ12時まで。中で学生系のAlma de Todosのギターのベースワークの強さとサンポーニャのスキル、歌のフリーダムな感じが新鮮。高橋咲子さんはCascadaが高水準であった。
 ラストは今年はコンフント水餃子。その前説でEstudiantina Bolivianaを飯田氏が絶賛。
 水餃子の「学生現役です」といっても通用しそうなエバーグリーンな演奏を楽しんだあと、ラストまでいてビバビバを満喫する。その後また送っていただく。
 また福島の回転寿司で13皿程度食べた後帰京。

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Comments

コスキンお疲れさまでした。
ブースを見学させて頂いた際には世間話に終始してしまい申し訳ありませんでした。でも楽しかったです!
ちなみにその後YOSHIOさんが席を外されている間にじっくり見させていただきました。記念品の盾がかっこよかったです。

そしてありがたいお言葉をありがとうございます。
YOSHIOさんに応援していただけるなんて本当に光栄で、大変嬉しいです。また、いつも非常に参考になりますのでありがたく拝読しております。
実は一時期、笛を含め人生そのもののモチベーションが下がった際にも偶然お声かけ頂いたのですが、その事があったからこそ今も笛を吹いているんだと思っています。

フォルクローレ界のレディ・ガガと呼ばれるまで頑張ります!

Posted by: よのせこ | 2013.10.15 at 08:46 AM

コスキンお疲れ様でした!LOS先輩と後輩について言及していただきありがとうございます。
コスキンのPA、本当に難しいと思います。個人的には管楽器よりも弦楽器特に音量の小さいギターを厚めにとるYOSHIOさんの配分は素晴らしいです。名古屋大学のPAは伝統的にギターを聴かせる設定にするので、大変気持ちよく演奏させていただきました。

とはいえ、今回のコスキンでの自分の演奏は近年稀に見る最悪の出来でした。曲の難易度の割には練習をほとんどやってないのが原因ですが・・・一緒に演奏した人々には申し訳なかったなぁと思っています。
結局最近は演奏に対するモチベーションが下がっている状態でどうしようもないのですが、YOSHIOさんはどのようにモチベーションを保って第一線で演奏しておられるのでしょうか。参考までに是非お教えいただけませんでしょうか・・・

Posted by: ギターのつかだ | 2013.10.15 at 12:36 PM

コスキン初日にYOSHIOブースでお話させて頂き、翌日丼サミット→絹蔵→本番と追い掛けさせて頂きました。
(名刺まで頂いてしまい大変恐縮でした。。)

初日のJOSE+YOSHIOの2曲と合わせて、夫婦で2日間21曲!という非常に濃い時間を過ごさせて頂きました。
丼サミット@福島市の当日は非常に風が強く、また演者の方の目の前でそっちのけで丼を掻きこむ親子連れが相当数
居るアウェーの雰囲気で難儀されたのではないでしょうか。ただ文中にある通り、後半に掛けて聴き入る観衆が
増えていった様な気がします。(客席から見た感じではそう感じました)

今回演奏された『さんかく広場』は、駅前区画整理の一環でここ2~3年しか経っていない新しい場所で、あそこに
ステージが出来てアマチュアミュージシャンの方が演る様になったのは去年からだと記憶しています。(去年は焼き鳥絡みのイベントでした)
ご存知かと思いますが、川俣のコスキン開催期間と同じく福島駅前でのお祭り(稲荷神社大祭)が毎年開催されています。
今回のTAKUYA&YOSHIOが福島市で演ったという事をきっかけに、コスキン出場者の方々に、福島市でも演奏出来るんだ!という事が認知されていけば幸いです。
長くなってしまいましたが、今年も素敵な演奏をありがとうございました。来年もまた複数ステージでの出演
ご検討宜しくお願いします。

Posted by: 観客@福島市から | 2013.10.15 at 12:36 PM

皆様コメント有難うございました。

>よのせこ様
こちらこそいつも絡んでいただいて有難うございます。色物もありシリアスもあり、という幅の広さを目指す演奏者としてぜひ今後もお互い頑張りましょう。打ち上げの件も宜しくです。

>ギターのつかだ様
1日目大活躍でしたね。昨年のPAで大迷惑を貴兄におかけしたので努力しましたが…難しいものです。
モチベーションですか…「自分に過大な期待はしないが、何かプラスアルファはする」「やめるともったいないのでやめない、やめたくなったら叩く人を思い浮かべる」とかいう感じでやっていました。貴兄は若いころの私とは違いすでにまともな演奏者ですので、続けてれば何かいいことがあると思われます。ぜひ今後もギター聞かせてください。ダークな話も含めまた飲みましょう!

>観客@福島市から様
本当に有難うございました!演奏にお付き合いさせてしまい恐縮でした。おっしゃる通り、丼サミットの前半は相当まずい展開でしたが、馬齢を重ねたおかげで後半は何とか演奏者としての最低限の使命は達成できたかに思います。福島市では今後も演奏をしたいと思っています。今後ともご教導宜しくお願い申し上げます!

Posted by: YOSHIO | 2013.10.17 at 12:36 AM

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