14/3/25,26の日記(岩川光ソロライブ)+告知
●3/25(火)
昼は小諸そば+回転寿司2皿。
夜「ホメリ」という喫茶店で岩川光氏のライブ。完全ソロ、投げ銭というかなりチャレンジングかつ良心的な設定。
内容も、特にハッチャケーナでのチェロ的音の切り出し、空気音のワークとバロック的運指の切り替え、音の存在感もかなり納得度が高く、演者がだいぶ率直に音を出している印象。
少なくともハッチャケーナ(だいぶバロック楽器化しているようには見えるが)の使い方の前衛として、本来ならもっとケーナ奏者が聞きにきて刺激を受けるべき内容。
ハコの性質からみても、中低音のほうが響いてよい会場だったもよう。
氏は翌日ブエノスに戻るが、また11月に日本でライブをやるとのこと。
一般のケーナ奏者の人で彼の演奏に接していない人は、ライブに行く機会を作るべきでしょう。
彼のケーナ音を微分して表現力を拡張している様子は、野球でいうとストライクゾーンをめいっぱい使った配球のようなものなので、まねできるかどうかはさておき研究すべき内容。
一方氏のケーナ微分王としての存在感はもはや一流であるがゆえに、氏のケーナ音以外に芸術性など感じない(=他のケーナ奏者は愚鈍で雑な底辺校在籍者との認識)、という人がいるのは事実のようだが、底辺校のロートルとしてそこには立ち向かうべく、せいぜい生存闘争は続けていきたいと思う。
なかなかケーナ奏者周りの世界は、リスナーも含めて「みんな違ってみんないい」とはならないのだが(自戒も込めて)、演奏者として存在をかける人が多ければ否定だけするわけにもいかなくなるので、なんらかのシーンの活性化にはつながるでしょう。
氏のアルゼンチンでの活躍を祈念するとともに、機会があれば現地で聴く機会があればとも思う。
終了後西葛西の鳥貴族でざっくり反省会。歯が痛んでいて食事ペース遅し。
●3/26
下北沢の歯科医へ。虫歯を治すつもりが、左下の歯が縦にまっぷたつに割れていたことが判明し抜歯。
神経が入っていたので痛いし大流血だが仕方ない。3年ぶり。
昼は回転寿司。巻物が美味。
夜は中村屋カレー(キーマ)。
★4/12、つくば市のフィンガランにてケーナ単独演奏で出演します!久々のつくばです。Hanjinnmon氏に御礼申し上げます。詳細はまた後ほど。歯がへし折れても演奏頑張ります。
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