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2014.04.27

14/4/26の日記(仙台行き)

●4/26(土)
10:00過ぎにやっと起床、あわてて支度などしてから西船橋スタジオSUNで練習。
いつものEl Solitario Historicoの会場だが、最近LANケーブルが来ているので、やりようによってはネット中継可能。
次回は7/5(土)に決定、競演者は未定(調整中)。次回は20回目ですのでぜひご予定に。

12:00まで練習してから、東京駅へ。列車を待っている最中にチキン弁当を食べきる。

13:20発で14:52仙台着。車中でセミナーレジュメを仕上げる。

仙台到着後名掛丁を歩きソフトバンクの脇を右折し、広瀬通を渡り味噌店や家具店が並ぶ地味なゾーンに入る。駅から10分余でホテルグリーンセレクに到着。朝食付きで8100円という価格にしては、小規模なビジネスホテル臭が強いが仙台は「復興」「観光」「ロックフェス」「羽生選手祝勝パレード(号外をもらい損ねる)」でどうにもならないぐらい人の入り込みがすごいので諦める。3か月前に予約したが8000円程度ではここが一番利便性が高かった。

レジュメを出力しようとしたところフロントにUSBを託して1枚10円というのは不便。部屋もたばこ臭い。ただし広さはまあまあ、従業員にもやる気が見られる(優秀ではないが、全国チェーン系の疲弊した感じよりはまし)しロビーにウエルカムドリンクとして無料コーヒーがありセブンイレブンの水準のものは出るので、朝食付きで7000円程度ならまあまあ優秀なホテルとはいえよう。

震災前は仙台は「価格以上に素晴らしいホテルに泊まれる街」だったのだが、当然のことながら状況は推移するもの。現在の人出が復興につながるのなら、へっぽこケーナ奏者が何を言うべきでもないとも当然思う。

16:00過ぎまでロビーともいえない数人しか座れない空間で待つが当然誰も来ないのでセミナーは中止とし、散歩に出る。

宿のそばの「佐々重」なる味噌店で売っていた、味噌を使ったせんべいを土産で購入する。味噌店はおしゃれな内装であった。味噌バーでもあったら入りたくなる雰囲気。仙台中心部はうらぶれた界隈にも結構おしゃれや目を引くポイントが存在して歩いていて楽しい。

そのまま仙台三越を目指して歩く。途中の「うまい鮨勘 一番町店」(022-268-1822)で17カン程度鮨を食べる。2000円程度。1カンづつ頼んで板前がテンション下がっているのが伝わるし、高いネタがすごくおいしいわけでもないので無条件で素晴らしい店とはいいがたいが、「ヤリイカ生げそ」「ホタテ磯辺(海苔で巻いて食べるホタテ鮨)」「えんがわ三升漬」は安いネタの中で完成度が高かった。特にえんがわ~は酒漬の甘みとえんがわの脂の危うい均衡の完成度が高かった。全体にCPもよいほうだと思う。

その後三越そばの喫茶店「エビアン」でコーヒーを飲んでから、宮城県庁裏手まで歩き「ぼんてん漁港」にて、DAIJITOのレッスン後の食事会に合流し3時間程度飲む。思い切り飲み食いして@2500円、そして海産系のクオリティ低からずという魔法のような店。仙台に来た食いしん坊系呑み助は寄るべし。

そこからバーに行くという流れもあったが、自分は、宿が取れず多賀城泊まりというD氏と駅前まで戻り、セミナーのレジュメを見せながらダークトークを居酒屋とビストロを狙った洋風店(仙台にはこの手の店が多くあり、クオリティはそう低くない)で展開する。

宿に戻ってこれから演奏曲の構成など確認してから寝る。明日は準備から頑張らないと、である。

※セミナーレジュメはあまりにもダークなのでただお渡しするのはアレなのですが、研究会形式で近日中にどこかで発表アンドトークをやれればと念じています。「プロと自認していない演奏者」を基本的には対象としていますが、直で話をしてくださる方ならどなたでもウェルカムです。

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2014.04.26

ヅカ男子の記事についての感想+14/4/26-27仙台で演奏やセミナーします!

宝塚にはまる男子が増えているという記事について。
なんの数値や俯瞰的な記述もない組み立てにマスコミの劣化を嘆いても仕方がないので、門地なきところから宝塚評論もどきをさせていただいていた男子から。
(現在は出ていないシリーズですが、『宝塚アカデミア』(青弓社)、『宝塚プラス』(小学館クリエイティブ)あたりに痕跡が残っています。自分が携わったなかで評判が比較的よかったのは、まっとう系記事では湖月わたるさんのサヨナラ、エグめ系記事ではハロプロ関連の記事。企画としては演出家を勝手に採点するものなどがカオスだったといわれています)

宝塚が「いやな人」が出てこない演劇というのは実はやや熱心な観劇姿勢による発見とは言えるので、評価としてアリなものいいだとは思うですが、この記事の基調である、宝塚がなんでとことんフィクショナルでデトックスになるのかを考えるのに、女性からの視点は分析上必要でも男性からの視点は不必要だと思います。

(もちろん妙に露出度の高い娘役を見てシンプルに欲情するような観劇姿勢は男性は抑え目にしたほうが、より楽しめるとは思いますが、そういうレベルの話は別にする必要もないでしょう。なぜ宝塚を見る男性がいるか、という視点ではなく、「こんな誰が見てもたまげるようなものがどうして女性をメインターゲットにすることで存続してきたのか」を考えたほうが絶対に楽しいと思います。一方、歴史的に一定数の男性ファンは常にいた演劇、ということへの配慮もほしいところです)

デトックスという観点から見れば、実は出来のよいポツドールもデトックスというか「ああ社会生活頑張んなきゃ」と思わせる点で同じ効果があります。
理想の男性像的なドラマを煮詰めた演劇と、男性のもつ可愛げのないドラマにならないダメさを煮つめた演劇という点での理解に基づいての雑なものいいですが、どちらも「人間って極端だな」と思わせる麻薬的要素があります。
(もちろん宝塚のほうが、システム的にも完成度が高く、手を代え品を替え世界各地に存在する恋愛ドラマを元にしているゆえもあって持続的で骨太だとは思いますが、その骨太さを骨太ととらえず、むやみに男性にとって「安らげる」「デトックスになる」、インテリやエリートのストレス解消になる演劇という記述内容にちょっとイラっと来て、このようなことを書いています)

…週刊ダイヤモンドさん、もしよろしければこの記事よりは数倍煮つまった内容にさせていただき「男が見る宝塚」的な原稿をまとめますが(もちろん男であることにそれほど意味があるとは思いませんが)、いかがでしょうか。
この内容だと「宝塚観ている男性なめんな」ぐらいの感想しかもてません。少なくとも私や仲間の、男性女性を問わない方々は宝塚を、結構さまざまな意味でガン見していてそこまで安らいでは観ていませんでした。そのような姿勢で見ていたからこそ、逆になんらかの人間への共感から「生きる希望」みたいのを貰ったケースがあったように考えております。

まあ安らぎ目当てでもいいので、男性とか女性とかいわず、機会がありましたら宝塚を眺めるのは人生の経験値のポイントゲットとしてはマイナスではないと思います。
ただ絶対音感に振り回されるタイプの方にとっては、並レベルおよびそれより下の男役の歌唱は音の座りという面でちょっとキツいかもしれません。
以上深夜のタワゴトでした。

さて4/27は春チャラに出演します。実は無料でDAIJITOはじめさまざまなチャランゴ奏者の演奏を聴けるチャンス!
私はこちらをケーナ1本でやります。

4/26は、16時から2時間程度セミナーを実施します。無料、あなたの演奏生活のヒントになります(売り込みなど一切なし)。もし「話聴いてみようかな」という方がいらっしゃったら、ホテルグリーンセレクに15:30以降おいでいただけますと幸甚でございます。
終了後は飲み会への合流を考えています。

以上恐縮ですが、仙台はじめ東北の皆様お世話になります。よろしくお願い申し上げます!

YOSHIO 拝

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2014.04.22

仙台でのセミナーご案内+4/21の日記

★標記の件ですが、4/27仙台春チャラ(チャランゴ奏者のフェスティバル)に単独無伴奏チャランゴ曲演奏ケーナ奏者として暴力竹笛芸者的出演をさせていただきますが、それに付随して以下のような企画を考えております。

音楽の専門教育を一切受けず、カネ・コネ・看板、すべて「持っていない」人間の演奏活動模索についてYOSHIOの例をもとに話をさせていただき、参加される方と音楽キャリア形成について一緒に考えていくというあやしげ(ただし何かへの勧誘一切なし)な勉強会をできればと考えています。

まずYOSHIOがレジュメを元に数十分お話しし、その中で参加者の方が掘り下げたい論題についてさらに話し合うという形式を考えています。

4/26(土)16:00、ホテルグリーンセレク(〒980-0014 仙台市青葉区本町2-9-14、TEL:022-217-3117)ロビーにお集まりいただければ幸いです。2時間程度を予定しています。途中参加・途中退出OKです。

会場としては同ホテルロビー、ないし喫茶店などの周辺施設を検討しています。当日分かるようにいたします。

実験イベントなので参加料金無料(コーヒー代などは実費)です。音楽経験の有無、ジャンルなどは問いません。YOSHIOに身体的危害を加える意思のある方以外は全員歓迎です。

終了後はDAIJITOのチャランゴワークショップ後の食事会に合流することを考えています。

少しでも興味がある方は、宜しければこちらにメールでもいただけますと幸甚でございます。お名前と連絡先をいただけますと助かります。
なおここでいただいた情報はYOSHIOの音楽活動関連の告知以外には使用いたしません。

●14/4/21(月)
昼は「寿亭」で牛肉と鶏肉の焼肉ランチ(カルビ50グラム追加)。夜は豚肉炒め。肉づくしだが野菜も大量摂取。

佐藤泰志の作品がまた映画化されたとのこと。「海炭市叙景」は映画見損ねたが、重厚な北海道的近代やるせなさを現代にはめた叙景の短編が、徐々に村上春樹な感じに侵食されて崩壊する感じがえぐい作品集。
今回は「そこのみて光かがやく」が映画化されたが、しょうもないなりに若者のほとばしりが見られるこっちよりも断然ほとばしらない「海炭」をお勧め。日本版「ダブリン市民」レベルの作品。
あの雪が微妙にかき混ざる2,3月の函館の古い町並みと路面電車、そんな路面電車の終点そばにある、肉は異常に安いが味付けが濃く、やたらとビールを勧めてきて水を出してくれないしょうもない焼肉店あたりに魅かれる人はまじはまるでしょう。

フォルクローレ的にはグルーポ・アイマラ函館公演(確か1993年)で、ルシアーノがレコードよりもいい音をびしびし出していたのが思い出。
会場4割程度の集客、芸能人的ジャッジをするなら地方公演は流すはずだが、東京公演よりはるかによい音を集客いまいちの地方公演で計算なく叩き出すルシアーノはロックレジェンドなケーナ奏者でしょう。

以上忘れる前につらつら書いてみました。ブログの主要な機能は備忘録、とひとりつぶやいて見つつ。

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2014.04.21

【御礼】14/4/19,20川俣で演奏してきました!+4/19-20日記

皆様こんにちは。

YOSHIOおよびTAKUYA&YOSHIOは、4/19(土)にYOSHIO単独ライブを川俣町絹蔵で、コスキン・エン・カワマタ(4/20)にてTAKUYA&YOSHIOで演奏してまいりました。

川俣町の皆様はじめ多くの方々に絶大なお世話になりました。深く御礼申し上げます。

4/19絹蔵では、El Solitario Nuevo vol.3として、単独無伴奏で1時間コンサートを行うという暴挙を行いましたが、20人近くのお客様に聞いていただけました。
6/22の伊達復興音楽祭の主催者の方にも聴いていただきました。
本当にありがたい限りです。

以下の曲目でした。
1、Mi Quena
2、Antara
3、El Minero
4、Helme
5、Yove Male Mome
6、El Antigal
7、Quena Suburbia
8、Don Pablo
(otra=con LA PAZ, famoso grupo en Kawamata)
9、Cunumicita
10、Potosino Soy

喋りを長くさせていただきましたが、皆様に聞いていただき感謝しております。
比較的好評でしたのが、1・5・6、10でした。
最後はラ・パスのメンバーの方と一緒に演奏させていただきました。幼児の方にもチャフチャスで参加いただきました。トラウマにならないことを祈念しております。
この音楽を始めたきっかけなどもコンサート中質問されたのでお話したのですが、お客様の中に、非常に壮健な80代後半の方で「オカリナを吹いていたがケーナのほうが音量が大きく響くので習っている」という方もいらっしゃいましたのが印象深かったです。

4/20は、レジェンドチーム(自称)TAKUYA&YOSHIOで、コスキン・エン・カワマタに出演させていただきました。
このイベントは桜満開の時期に行われるイベントですが、川俣町中央公園野外音楽堂で実施されます。
この場所は3年前の4月末にお伺いしたときの印象が鮮烈でした(鮮烈すぎて当時の日記には何も書いていない)ので、ここで平和に演奏できることを喜びたく思い、恐縮ですがお願いして出演させていただきました。
桜が満開の下、桜に不似合いなチームでございますが、演奏いたしました。

曲目は以下です。
1、Romance de Viento y Quena
2、Sauce Alegre
3、Pascua Linda
4、Danza de Maiz Maduro
5、肝にかかてぃ~Solo le Pido a Dios
6、山から来た男
7、Carnavalito Quebraden~o
(otra)
8、Vasija de Barro
9、Libertango
…レジェンド言っている割に前半マイクワークでミスをしてしまった(100%われわれのボーンヘッド)などはあったのですが、5~7は一定のご好評をいただいたようでなによりでした。またリクエストで9がかかったので、いそいそとやらせていただきました。

今回完全ボランティアとはいえ、我々のためにお忙しい川俣フォルクローレ関係の皆様に準備していただき演奏の機会を設けていただいたことに恐縮しながら、コスキン40周年に向けてさらなる恩返しを誓っております。
TAKUYA&YOSHIOも、きっと川俣で形成された作品の一部なのだと思います(とパクリ気味に)。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます!
※絹蔵では今後定期的にコスキン事務局サイド主導でブッキングするかたちでフォルクローレコンサートをすることを検討されているようです。

おまけの日記です。

●4/19(土)
昼すぎに自宅を出発、新幹線で福島で。チキン弁当。ホテル辰巳屋にチェックイン。
雑務をしようと思うがついノートPCのセキュリティ更新と西武オリックス戦を眺める。
中合に行きももりんタオルを購入。その後グルメ珈琲でビターカレー+コーヒー。
Tさんに拾っていただき川俣へ。川俣にて絹蔵カレーを開演前に。開演前に竹屋チーズサブレを追加購入。

終了後川俣の料飲街を通過し某店で打ち上げをしていただく。その際焼きうどん。
その後M氏に送っていただく。本当にあいすみません。
いったん部屋に戻ってから、若者グループがチェーン居酒屋などをへめぐっている通りを歩いて「龍鳳」で揚げそばと餃子。

流石に食べ過ぎで腹を壊す。

●4/20(日)
朝起きて腹具合も戻っていたのでホテルの食事。オムレツは異常に美味でとても7000円以下の料金とは思われない。
チェックアウトして相方と合流、レンタカー手配して川俣へ。
中央公園にたどりつき、挨拶や演奏拝聴してから演奏。
川俣の桜も稠密で一見の価値あり。

終了後お弁当をいただく。
三々五々解散となっていたので(14:00~は太鼓の舞台であった)、車で出発し「アクリ(漢字は「木へんに亞、久里」)」にてケーキとコーヒー。その後16時過ぎの新幹線で戻る。

帰宅後は片付けなどしてから、たいめいけんのレトルトロールキャベツで食事。

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2014.04.19

14/4/19,20川俣で演奏します!+4/18の日記

皆様こんにちは。
標記の件ですが、YOSHIOは4/19(土)、4/20(日)川俣で演奏します!

★4/19(土)…福島県川俣町の物産スペースである絹蔵にて、18:30~1時間程度、単独無伴奏で演奏します。
【El Solitario Nuevo vol.3】
8曲程度演奏しながら、ゆるやかにやりますので、(お酒や食事も出る空間とのことなので)気軽に聞いていただければと思います。ただしお酒がおいしくなる種類の演奏はできませんが、ご容赦ください。

★4/20(日)…福島県川俣町中央公園の野外音楽堂で桜祭りの一環であるCosquin En Kawamataにてレジェンドチーム(自称)TAKUYA&YOSHIOで演奏します!イベント自体は10:00~13:00、TAKUYA&YOSHIOは相方日帰りのため12:00過ぎから演奏の予定です。ぜひ遊びに来てください!

この時期の川俣は、コスキン時期とは違ってまったりとした雰囲気が非常に乙です。
(観光的には翌週のシャモ祭りなどのほうがお客さんがいらっしゃるのですが、町の雰囲気ということであえてお勧めします。「行きたいけどよく分からない」というリアル知り合いの方はYOSHIOまでSNSなどでお問い合わせください)

…おまけで日記を載せておきます。音楽的成果はありません。

●4/18(金)
昼はティーヌンでパッタイ大盛、夜は久々の「登運とん」にラストオーダー中に入り込む。串系は安定しているが、特にステーキが碌に味付けをしていないのに旨い。

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2014.04.15

【御礼】つくばフィンラガンで単独無伴奏決行しました!+ライブ情報とりまとめ

お疲れ様です。

標記の件ですが、YOSHIOは4/12(土)、つくば市の住宅地の一角にあるアイリッシュ・バーであるフィンラガンにて行われている演奏会に参加させていただき、単独無伴奏にて5曲演奏、El Solitario Nuevo vol.2を決行させていただきました。

今回のイベントは、継続的にししょーという芸名のS氏(大学サークルの知人であります)を主軸として行われていたところ、近年各地で活動しているワンマンバンド演奏もこなす奏者の半仁門氏が初のまとめ役となり、YOSHIOに演奏の機会を下さったものでございます。

今回は以下の5曲を演奏いたしました。
1、Siete Leguas~Mi Quena
2、El Antigal
3、Yove Male Mome
4、Quena Suburbia
5、Don Pablo

…3はブルガリアの曲、4はオリジナルですが、それ以外は意外なほどオーセンティックな選曲をいたしました。

演奏のコンディションとしては、1~3では足踏みなども含め反省が多々ございましたが、4でなんとか持ち直し、5は現在一番クローザーができる曲のひとつでなんとか持っていけた感じです。
ともあれ演奏者としては精進をまたしよう、と誓いたくなる内容でした。
また、開始時間が遅い割に今回比較的遠距離ということもあり、宴たけなわになる前に帰ったため、共演者の方の演奏をしっかり拝聴し交流しきれなかったのは残念でした。

ですが、さまざまなジャンルの方に一定の印象を与えることはできたもようで、また生き残った感じはいたします。
さらに、筑波大系のOB・現役の方にも聴いていただけたことや、民音時代の知り合い(たぶん20年ぶりぐらいに会った方)にも聴いていただき、「音は太くなりましたがブレないですね」と言われたのは望外の喜びでした。

今回出演の手配を下さった方に深く感謝申し上げます。お店のビールもかなり美味で、なにより「寝る前に寄った」感じの人が多いカジュアルな雰囲気も面白かったです。
次回チャンスがあれば、より多くの方とお話しながらゴリゴリ演奏したいと思いますので宜しくお願い申し上げます!

(おまけの感想ですが、渡辺大輔氏が活動を本格化させていることで、筑波地域の南米アンデス音楽演奏者周辺に特需的な演奏機会の増加があることを現地で改めて認識しました。これは相当な底上げにつながるのではないか、と勝手に期待しております)

※今回久々に会ったO氏に、「ふなっしーと共演してはどうですか」と言われたのですが、野望のひとつとして掲げて置こうとは思います。汁の量だけなら対抗できるかもしれません。

◎この週末はかなりいろいろなライブが行われています。勝手に紹介します。

1、日本フォルクローレ受容史を考える上で外せない演奏ユニットであるグルーポ・カンタティのプリマベーラ・コンサートで4/20にR's COURTと行われます。今回学生料金が設定されているようです。
(体調がOKレベルならば打ち上げには潜入しようかと厚かましいことを構想中)

2、各地の現地色濃い音楽をやり続けているイラ・イ・アルカの20周年ライブも4/20にライブをするようです。こちらは当初の場所が閉店となったため違う場所のようです。ちなみに空席はほとんどないようなので、案内するだけ迷惑だったかもしれませんが一応ご案内します。FACEBOOKでイラ・イ・アルカを探してアクセスしてみてください。
…そういえばTAKUYA&YOSHIOって20周年は超えているのですが、何もしていません。(1991年設立)
25周年でやるのもどうでしょうか、っていう感じですので、レジェンドチーム(自称)として、切りの悪い感じでねばねばし続けたいと思います。

3、千葉北西部有数のアグレッシブ音楽空間・新松戸Firebirdで対バンさせていただいたRough Colorさんたちの2マンライブが4/19(土)に三軒茶屋であります
音響系のアプローチをしつつブルースロックな骨のある女声は魅力的で、自分の演奏がなければ行くつもりでした。
こういう人とYOSHIO単独無伴奏が対バンになっている新松戸Firebirdおそるべしです(と自分でやっておきながら)。
実はRough Colorさんとは5/13に新松戸Firebirdでまた対バンになるようですので、またお目にかかれることを楽しみにしております。皆様も振り幅の広さを楽しみに来てくださると幸甚です!

4、1~3のライブに行かず不義理をするのは、ひとえに自分も演奏させていただくためです。

●4/19…福島県川俣町絹蔵で、単独無伴奏YOSHIO演奏 El Solitario Nuevo vol.3の演奏会を決行します。
なんと18:30~1時間程度、完全生音。
持つのか持たないのか、お客様の胃がもたれないのかというところですが精一杯頑張ります。ぜひ遊びに来ていただけると幸甚です。(絹蔵は確かお酒も飲めるらしいです)

実は絹蔵での演奏には微妙に成功体験がないのですが、曲目もトークもマシマシで臨みますので、歴史的瞬間をぜひ目撃しに来てください!

●4/20…川俣町中央公園での桜祭りの一環としてのコスキン・エン・カワマタで、レジェンドチーム(自称)TAKUYA&YOSHIOが演奏します!12:00過ぎから13:00ごろまでの演奏になります。桜を見ながら演奏を聴いていただけると幸甚です。ちなみに相方は日帰りですが、そこまでしても出たいと思っていたイベントです。

以上勝手を申し上げますが、特に福島の方や福島を旅行する方にお目にかかれれば幸いです!

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2014.04.12

本日つくばで演奏します!+14/4/10-11の日記

おはようございます。
本日4/12、つくばフィンラガンでケーナ無伴奏演奏などします!
ライブは19:40~で、私は20:40~の出演となります。

つくばに行くのはおそらく学生時代以来ぶりなので、20年程度ぶりです。
当時はバスしかなかったですが、現在はTXがあるので、首都圏の方全般にご覧いただけます。
(22:00過ぎに店を出れば23:30ぐらいには秋葉原に戻れます)
今回は茨城を中心に通常の演奏のほかワンマンフォルクバンドの活動もされている半仁門氏にお誘いいただきました。
またこちらでオーガナイザー的活動をしていらっしゃる方は、実は東大民音の後輩にあたる方です。
(社会や音楽シーンに出れば先輩も後輩もないのですが、久々にお目にかかれるのがただ嬉しいです)

彼らも当然出演しますので、ぜひ遊びに来ていただけると幸甚です!
ビールがおいしいお店のようです。

おまけで日記です。

●4/10
昼は「寿亭」でランチ焼肉。CPよいほう(880円)。カルビ50グラム追加。
その後FLYING BOOKSに行き小林大吾の「1/8,000,000」を購入。
「棘」が刺さる。

●4/11
昼は船橋本店の「将泰庵」なるところに行くが、1300円焼肉丼の肉が減って温泉卵でごまかす、本店船橋なんですねといっても「そうですが」みたいに会話切断傾向、カウンターのはじの書いていない伝票の上に無造作に前菜を出していく姿勢、片付いていない感じなどがデッドな雰囲気なので再訪なし。以前は高いなりにそこそこ高級感のある肉を出していてよかったのだが、たれも安っぽく意味なし。

夜は「八十郎商店」。いつものメニューに加えデザート。ここは品質安定。

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2014.04.06

【御礼】JOSE+YOSHIO、新松戸での演奏を再び遂行!

皆様こんにちは。

標記の件ですが、JOSE+YOSHIOは4/4、新松戸Firebirdにてまたも演奏を完遂いたしました。
今回は前回よりはややアコースティックによったセットではありましたが、ライブハウスに今回はギターもマイク集音で乗り込むという暴挙を行いましたが、なんとか生き残ることができました。
これもFirebirdの皆様、共演者の皆様、観客の皆様のおかげでございます。有難うございます!

今回は以下の曲を演奏いたしました。

1、El Cigarrito(V.Jara)~カルナバルのメドレー
2、泊り込み(JOSE+YOSHIO)
3、El Antigal
4、穴を開ける(JOSE+YOSHIO)
5、Charagua

…前回は、2・4のオリジナルのほうが圧倒的に好評だったのですが、今回意外にも3が好評でした。YOSHIOも少しは押して引くセンティメントが必要なサンバを演奏できるようになりつつあるのかもしれませんし、このような曲をがっつり聴いて楽しんでいただけるFirebirdはスゴいハコだな、と思いました。
評としては「MCなども含めてポテンシャルがある」「アコースティックだけどがっつりくる」「普段は芸人さんですよね」などというものがありました。
Firebirdは音楽的にシリアスかつハイスキルな雰囲気もある一方、かなりフリーダムな要素もある、いい意味で一筋縄ではいかないライブ空間です。
何より、客同士、出演者同士、出演者と客が話しやすい空間です。お店の皆様のホスピタリティーも一流です!
南米音楽愛好関係の方もぜひ遊びに来ていただけますと幸甚です!
次回は5/13(火)にピン芸人として演奏します。

共演の皆様も素晴らしかったです。
弾き語りでアダルトなハイスペック感を出していた佐藤せいごさんや田中浩平さん、同じく弾き語りでパワフルな透明感が光った森口真実さん(モリッシーTシャツがいけてました)、このハコに導いてくださったネルマーレからの派生ユニット(アコーディオンとギター)のショコラ(ゴツゴツとフラメンコストロークで攻めた「チャールダッシュ」のアプローチが面白かったです)、アルペジオサイケギターとフリーダムドラムがプログレ感だしまくりのアラブ&よね(よねさんは佐野まりさんと共演歴があります)、今回唯一のバンド編成で音圧と叙情感を出していたmeld palette、超絶テクのベースとドラムがいやみなく炸裂する後ろからの光、といった皆様でした。

変態ケーナ奏者で場所をにぎやかす一方で、こういう出演者がさらっと出てくるのがこのハコの底力です。

終了後残っていた人打ち上げでまたも僭越ながら乾杯の音頭をとらせていただきました。

今後ともJOSE+YOSHIOは、あがき続けるアラフォーデュオ、攻めダルマとして奮闘していきますので、皆様乞うご期待!とまたまた僭越ながら申し上げます!

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2014.04.03

EL SOLTARIO HISTORICO vol.19動画挙げていただきました、など

4/4新松戸FirebirdでJOSE+YOSHIOです。今回パワーセンティメント、略してパワセンをテーマとして前回とまた違うテイストでライブハウスに出陣します。学生の皆様は新人歓迎などでお忙しいでしょうが、万が一気分展開をされる方にはスーパーキャッシュバックなどありありです。またご自身の活動のヒントにしたい方もぜひどうぞ!

標題の件ですが、久々にEL SOLITARIO HISTORICO の動画を挙げていただきました。K様多謝です。

14/3/22のvol.19です。

Saigenjiさんのk'arallantaはこちら

YOSHIOのSIETE LEGUAS~MI QUENAはこちら

YOSHIOのオリジナル、QUENA SUBURBIAはこちら

…セッションなどは事務所NGですが、さわりだけでも楽しんでいただいて、次はぜひ西船橋へお越しください。

あとは雑記です。

・チリ沖地震による被害を私がしたところでどうということはないのですが、憂慮しています。日本のメディアでの情報の入りがあんまりよくないように思いますが、無事を祈念します。被害が懸念されているイキケにはこんなエピソードがあります。オールドフォルクローレファンに比較的認知度が高い「イキーケのサンタマリア」の話です。
(個人的には八木氏の文章などに見られる特に日本的な公権力への怒りはともかく軽蔑を隠さないタッチが記述内容の是非は別としてやや苦手ですが、ラテンアメリカ音楽についての氏の知見は極めてベーシックとすべき示唆に富んでおり、その文章は必読かと愚考します。
…軽蔑を隠さないタッチが苦手なのは、権力というものは軽蔑すると確実に復讐してくる、ないし軽蔑したことを利用して差し込んでくるものなのではないか、そのようなスタンスで臨むことは必ずしも現状の改善には繋がらないのではないか、という皮相な感覚があるからなのですが、それはどうでもよい話です)

・大学の新入生歓迎時期、フォルクローレサークルも頑張っているようです。
以下にぱっとHPを発見できた大学サークルを挙げておきます。

ぜひ周辺の方やご本人で「大学生になってなんか面白いことやってみたいけど大学デビューではない感じで音楽をやりたい」「ちょっと変わったことをしたいけどそんなに変わりたくない」とか、「ぶっちゃけ気張らなくても、経験者じゃなくてもいられる音楽サークルを探している」という方がいらっしゃたらぜひこれらのサークルを訪問することをお勧めください。
(女子大も含め、他の大学にもあるケースがあります。「民族音楽」「中南米音楽」「フォルクローレ」「ラテンアメリカ音楽」などというキーワードのサークルがあったらチェックしてみてください。ご自身の大学にない場合でも、他の大学でも入れるサークルがあるので相談してみてください)

東京大学民族音楽愛好会
…TAKUYA&YOSHIO(6期)出身のサークル。2013年に30周年を迎えました。
早稲田大学ラテンアメリカ協会
…YOSHIOも在籍して、確か1990年度にフォルクローレのパートリーダーをやってました。本年度フォルクローレパートを復活させるために部員の方が頑張っているようです。Saigenjiさんもご出身です。
慶應義塾大学ラテンアメリカ音楽研究会
…動画を挙げてくださったK様、バルカン地方の笛奏者である石田秀幸さんなど多様な人材を輩出しています。タレントのふかわりょうさんもここに在籍していました。
筑波大学フォルクローレ愛好会
…JOSE+YOSHIOのJOSE氏、DAIJITOをはじめとする近年かなり業界への人材輩出打率の高いフォルクローレサークルです。
名古屋大学フォルクローレ同好会
…フルコンタクトな演奏スタイルで著名なサークルです。中京圏を中心に多様な人材を輩出しています。今度40周年とのことです。

近年の大学サークルの演奏水準や内容は、自分のときには想像もつかない水準になっています。たぶん技術レベルでいったら、ドーハ組と現在の日本代表以上の差が存在しているのではないでしょうか。
自分の学生時代のことを考えると、往事渺茫都似夢と言いたいところですが、当時やっていたことに対していまだ後悔やら煩悶やらがあり、それは演奏活動にプラスになっていると思います。
ともあれ、大学サークルはこの分野の音楽愛好者の有力な人材養成拠点となっています(それが目的で設置されている組織ではないですが)。
無理はしてほしくないですが、少しでも多くの方がサークルでこの音楽を楽しまれることを祈念するとともに、何か少しでもお手伝いできれば、せめて邪魔しないようにしなければ、とも思っております。(手伝いといってもそれは「演奏を聴いていただく」とかではないことは明白ですが…)

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