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2014.05.06

【御礼・訂正あり】春チャラ出演いたしました+4/27-5/5の日記

☆YOSHIOは仙台市にて4/27に行われました「第7回 春のチャランゴ・フェスティバル in 仙台」(春チャラ)に、単独無伴奏にて出演させていただきました。

これも植月佳奈様はじめとする実行委員会の皆様、参加者、100人以上おいでいただいた観客の皆様のご寛容と、特にボリビアチャランゴ協会日本代表の福田大治様の格別なご配慮によるところでございます。

関係の皆様に篤く御礼申し上げます。

演奏者といたしましては、「Golpear de Bombos」を演奏いたしました。一人でチャカレラの曲をやるリスクを存分に味わいましたが(ダンサーでもないため、なんかインターミッションでどたどたしているあやしい感じになっていました)、お蔭様で熱量とリスペクトだけでも評価いただいたようで、アンコールを頂戴して「Don Pablo」を演奏いたしました。

また(演奏者が業務をやるイベントである春チャラの精神により従事した)リハ進行+音響との折衝業務におきましては、参加者の皆様のご協力をいただきなんとか参加ほぼ全チーム(20チーム参加中19チーム)のリハを2時間程度で通すことができました。現場でも進行が止まるクラスのトラブルはありませんでした。
これは音響の方や特にマイクセッティング担当のK様はじめスタッフの皆様、出演者の皆様のおかげです。またまた御礼申し上げます。

マイク表などがない状態でしたので、音響との折衝は不完全だったと思いますが、ここにつきましては参加者と観客の皆様にお詫び申し上げます。

観客としては、すべての皆様がリハより素晴らしい演奏で東北の皆様の本番への強さを感じるとともに、レベルの上昇を僭越ですが実感いたしました。うかうかできません。
その中で以下特に気になった演奏チームについて述べます。敬称略。
・ゆもっこ…児童によるチャランゴのハンマーダルシマ化に前回も瞠目しましたが、今回は人数が10人以上に増強されていてまじびびりました。動員力もおそらく一番であったでしょう。
・土手暁…ペルー風チャランゴにスペシャリティーがある方ですが、今回「La Partida」をアヤクーチョ風のチャランゴで打ち出してきました。後半の盛り上がりに独自の味がありましたが、La Partidaという曲のチャランゴ奏者にとっての大ネタ化も感じました。
・かしわもち…東大民音が生み出したチャランゴ・ギターユニットとして注目のデュオ。char char charanguitoでは切れと表現力がマッチしてすごい演奏でした。旋律楽器奏者としてみれば抑揚をつけながら音圧が観客に伝わる下限を下回らないようにする(特にゆるい曲で)のがさらにレベルアップする際の課題でしょうが、切れと表現力のあるチャランゴだけでなくボリビア風のゴツいアプローチのギターも注目です。
・ロス・ミドラス…東北で有数の営業力を誇るユニット。現在の編成では歌中心のようですが、特に男声の魅力を生かしつつ締まったパフォーマンスです。さすがの構成力。
・齋藤征範…ポトシ風、でも真似だけでなく人生も表現に入ってきているパフォーマンス。このイベントのセットアッパーとして欠かせない演奏でした。
→その後ご本人から、「今回はポトシではなく通常のチャランゴでコチャバンバ風カルージョをスイスの歌手風の歌い口で」とのことでした。私の知識も半端なもんだな、と思うと同時に、先入観の恐ろしさを学びました。齋藤様はじめ皆様にお詫び申し上げます。またこのような「細かすぎて伝わらない」こだわりも、この方の魅力だったりします。

・ヒロミータ…この曲好きなんだな、と分からせる情感優先の歌唱とともに、ダイジートのギターがかなりラテンに盛り上げる感じで好印象。
・Kanita、Gustavo…Kanitaは今回バリトンチャランゴ。欧州の古楽奏者的な音で表現力があるのですが、通常のチャランゴでびしびし高音を引くなかで同様の表現もできるだけにそこも聞きたい感じ。Gustavo氏は非常に繊細な演奏をしていて印象が変わりました。
・daijito…La Arenosaが、(曲を知らない人のためには、1回は旋律をちゃんと聞かせたほうがよかったのでしょうが)有名な旋律をガリガリに消しぎみにする演奏でハードな水墨画っぽい感じ、正直新境地でした。DAIJITOがこのイベントのクローザーであることを証明した演奏といえたと思います。
ボリビアチャランゴ協会代表という地位自体は、僭越ですが私にはリスペクトを無条件でする事実ではないのですが、ハイメ・トーレスやエルネスト・カブールという巨匠の息吹を感じさせるDAIJITOの存在がこのイベントの価値を高めているのは、間違いないかと思います。そう思わせる演奏でした。
(リスペクトは強制されるものでなく、演奏などで自然になされるべきかと思います。ただ搾取関係などなしで、自分の力で歩いてきたプレーヤーがリスペクトをその道の先人に払う風景は音楽伝承の風景としていいかな、とも思います。この動画(シャキーラがメルセデス・ソーサをリスペクトしながらともに歌っている)を観てさらにそう思いました)

打ち上げでは「花祭り」をちょっとフフイ風を意識して演奏したり、「Potosino Soy」を演奏したりさせていただきました。
大変楽しいイベントで、東北の皆様がお許しくださるようでしたら、またぜひ参加させていただければと祈念しております。本当にお世話になりました。

続きまして日記など

●4/27…朝起床できたのが結局8時。慌てて朝食に。朝食はよくできた民宿程度のバイキング。妙に女性同士の集団が多い。宿は地下鉄から近いので助かる。長町につき9:30ぐらいに会場入り、慌てて手伝いなどする。
11:00~リハで結構テンパる。

途中でおにぎり2個。朝食をしっかり食べていたのでなんとか持つ。

本番終了、片付け中にパネル締具で手を怪我。皆さんも気をつけましょう。

打ち上げは残念ながら途中退出。23時には帰宅。

●5/3…親と会った後美容院。自分の髪は異常にクセがきついので店長でないとまとまらず、店長復帰を待っての調髪。4ヶ月ぶり。
終了後渋谷へ。「山家」に行くが、焼き鳥以外はCPがよくなかったのが反省。「鳥安」を狙っていたが17時の段階で並んでいた。

●5/4…朝青山学院大学へ所用で行く。その後渋谷経由で帰宅。渋谷はGW中は完全に観光地。
自宅で夜テレビにて宝塚番組を見る。かなり取材してあったが、演出家の仕事ぶりがかなりトップはじめ出演者に投げている反面、振り付けで榛名由梨が丸い体を振り絞って自ら示していたり、「出演者はいろいろな指導にも対応しなければいけなくて大変だな」と思わせる感じが印象深かった。

●5/5…朝出先に行くが、昼で退出。少々目が回って吐き気が出るが「香港ロジ」でジャージャー麺を食べて帰宅し休んでなんとか回復。
夜は浦安で5/31大森「風に吹かれて」でイベントをされるTOMOYA~♪さんとのリハで、田窪一盛さんともセッションというか練習させていただく。
後述で告知しますが、YOSHIOは同イベントで単独無伴奏枠にて演奏するとともに、懐かしいアニメ曲などで数曲伴奏に入ります。伴奏のお仕事をしない(というかできない)YOSHIOの数少ない機会に要注目。

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