【5/13単独無伴奏ライブ!】5/10,11の日記
明日といいますか本日、新松戸Firebirdで2回目のケーナ単独無伴奏ライブです。ぜひぜひ遊びに来てください、勤め帰りでも間に合います!
●5/10(土)
楽器店コチャバンバに挨拶に行きがてらカルカス公演チケットを購入。ここの販売力はすごい。
その後新宿線で明大前に行き、マイ・スペースにて橋本仁・岡田浩安両氏のライブ。
1ドリンク3000円、少人数の客でもったいないぐらいの、ペルーナンバーもフィーチャーしたケーナエッセンシャル曲の乱れうち。
手拍子を必要としない種類の地味に硬質なライブ(圧迫はなし)。
特にセファルディメドレーなどで見せる、音圧を下げても芯食ってる音色は出色。
橋本氏をMAYAのケーナ奏者としてのみの認知にとどめるのはもったいない、とけっこう各方面に失礼なことを勝手に思ってしまう演奏であった。
1970年代の各種音源が流入したシーンの最良の継承者のひとりでしょう。
岡田氏のサポートワークの場数の踏み方も伝わってくるできであり、伴奏という雰囲気を出さない感じが好印象であった。
1曲入らせていただき、Danza Aymaraを演奏する。橋本さんにチャランゴを弾かせ(橋本さんは相当の名手)恐縮の限り。
太刀打ちするということを考えるのも無駄な話なので、自分の持ち味である想定外の軌道を描くフレージング、ムービング・ファストボールな音色とMCなどのマウンドさばきに磨きをかけていこうとまた誓う。
ホセ犬伏氏もゲストに入り(私とはやってません)、Sed de Amorをやっていた。
打ち上げでは橋本さんの一弦琴も飛び出すアットホームな空間。
店主の運営もいやみでないアットホーム感があり好感を持ちました。
自分もここでイベントできればと思います(演奏は会場にあわせてアトホームとなるわけではないですが、それはこの日もそうでした)。
ひとつだけ思ったのは、最近はとみにエンドの時間を気にされるお客様が多いので、スタートが押した場合は一言コメントがあったほうがよいかと。ご検討いただけますと幸甚です。
面白すぎで23:30をすぎてから店を出て新宿経由で帰宅。
●5/11(日)
渋谷の出先に行った後、新松戸Firebirdのイベントを案内いただき観に行く。
5/11(日) 阿仁異&ディエゴ・カルパッチョ presents ほんの少しの勇気(結城)があれば…
極悪いちご団(BAND) / 瘋癲野朗(BAND) / 結城リナBAND(BAND) / 結城彩(緊縛ショー) / 刃喰い(殺陣) / 愛子(金粉ショー) / よしえつねお(お笑い) / 浜田ケンジ(弾き語り)
…自分は途中から行くが、音楽は実力者ぞろい、緊縛ショーもいやらしさとかではなく、後半の蛍光系の照明でいろどる時間などはポップアートとなっていて非常に魅力的であった。
また緊縛ショーのあとでやりにくいであろう弾き語りの方がものすごい実力者で、3曲できっちり自分の空間を作れていてこのライブハウスの奥深さを体感する。
ラストはこのライブハウスの主的グループの極悪いちご団、初めて拝聴するが演歌テイストとジミヘンテイストをあわせてポップかつハードにするという底知れなさで、祝祭的に締めくくっていた。
ここ半年、ありがたいことにYOSHIOはこちらのライブハウスに半分レギュラー的に演奏および出入りさせていただいていますが(たぶん勘違いだとは思うのですが)、正直ここのライブハウスは一定以上の水準の一筋縄ではいかない水準の演奏者、およびパフォーマーが多く(「売れたい」「バンドとしてかっこよくありたい」という方向での一元性も拒絶しているが、ただ下手な演者が出られる水準ではまったくない)、いつめった打ちにあって出入り禁止になるのでは、という思いはあります。
ミュージシャンとしては間違ってクラブチームに(親切な方の紹介で)所属した草野球チームの2番手クラスの投手、といったところでしょうか。
その後何かの大会で(本来の候補の怪我や引退などで)間違えて日本代表になり、瞬間風速的に国際試合で通用したものの、その後どうなるわけでもないが引っ込むのもアレなので各所で登板する努力をしている、というところが立ち位置かと思います。
5/13は、そんな錯誤を重ねたYOSHIOが、間違えを貫徹するためにまた単独無伴奏であがいてがんばりますので、ぜひ冷やかしにおいでいただけると幸甚でございます。20時台の出番になります。他のグループもお店も一筋縄ではいかない、しかしフレンドリーなかたがたですので、ぜひアジフライとビールで楽しみましょう(アジフライがない場合は代替の揚げ物で)。
宜しくお願いします!
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