2014YOSHIOのコスキン記録(※内容増やしました)
※この欄は徐々に増えていきます。(1日での更新が困難なため)
1日目の記録はこちらを。
2日目
リッチモンドホテルだが意外とよく寝られない。
TAKUYA&YOSHIOの相方と合流、福島駅内の回転すし。入口でG.サスケ氏が入店をしようとして混んでいてやめていた。
周りが特に騒がない。
さんまが美味。つい3000円近く食べつくす。
レンタカーで移動、絹蔵。途中のコンビニでコーヒーブレイク。
絹蔵で13:30~の予定だが、13:15ぐらいからフライング気味に演奏させていただく。
結局13:55まで演奏。厚かましいことに自己総括。
曲目、
1、Sauce Alegre
2、Potosino soy
3、平和に生きる権利
4、ククリの歌
5、肝にかかてぃ~SOLO LE PIDO A DIOS
6、熟れたとうもろこしの踊り
(ENCORE)CARNAVALITO QUEBRADEN~O
超満員のお客様に恵まれ、ここまでの絹蔵のベスト。関係各位に多謝。
ギタリストのI様御一行にもお聞きいただく。
演奏としては「ククリの歌」がすべり気味だったが、以前のドンズベリに比べればパフォーマンスとして上乗、という勝手な自己評価。
終了後出演記念の手作り人形をもらう。お店の人のリアクションが過去2回ゼロだったが、今回は一定の反応を得る。
会場でHimno a Cosquinn練習。結構な忍耐。
以下黒いので飛ばし読み推奨。
自分へのダメ出しならばまだ我慢できるが、久々に「この人の笛だと歌えないけどどうすんの」と自分でなく共演者に向かって話しかける、などのシンプルないじめと取りうる攻撃に練習中あう。(後日同発言者から「自分がかつて同パートだったのでどうしても言いたい」「音楽を一生懸命作り上げるためにはこれくらい当然」という趣旨のメールでの追い打ちをくらう。最近言葉が通じない人間と演奏活動をしていない自分の幸福さを再認識する)
(同プロジェクトの趣旨には全面的に賛同していますし、参加されたほとんどの方は共演させていただくことが幸せなぐらいの人格者の方々で感謝申し上げますが、来年の参加は正直悩む。最低限の演奏者同士としての敬意を喪失した発信が許容される状況は、少なくとも自分がコスキン・エン・ハポンに求めているものとは違う。また楽曲演奏をなりたたせる、という点からみて理解できない種類の他人の明示化できないこだわりに付き合わされることの不毛さを体感できたことは収穫だったが、コスキン・エン・ハポンがそのような人の数が極小化されるイベントであることを切に望む)
TAKUYA&YOSHIO本舞台。
1、INTI YACU
2、山から来た男
1のほうがより高評価。2は結構決めにいったが、「面白い」という評価が不動。これはこれでありがたいが、TAKUYA&YOSHIOも来年はさらにガツガツ行こうと思う。
Himno a Cosquin本番はなんとか終わる。袖で見ていたEstudiantina Bolivianaは非常に面白く、見られてよかったと思わせる内容であった。(司会・飯田さんの、進行方針および司会業務を逸脱したととられかねない過剰な肩入れの理由は定かではないが、それに乗っかって妙なことをしない限りにおいては、彼らのパフォーマンスは人数的にも視座の確かさから見ても必ず鑑賞すべきものだとは思う。年末に絵本塾ホールでコンサートを主催するそうなので、首都圏にいる人々には必見)
あとDuo Floracionが、審査会時やコスキンでの動画の印象よりも、はるかにキレが増していた。
終了後急いで2階に行き、kawa氏とツイッター中継を開始する。以下その履歴。
おまけ:ツイッターでの審査会中継。一部修正しています。
審査会講評ツイートです。エルナンさんは申し訳ありませんが間に合わず。ピミエンタさん。1曲目はウニャラモスのインカへの賛歌。ギターなし、チャランゴとケーナ。ウニャラモスカバーとしては音の上ずらせ方などかなりうまいがウニャラモスでアルゼンチンテイストを出すのは相当慎重な処理が必要なので、違う曲目のほうがよいかも。2曲目はサンポーニャとケーナ。きれいなサウンドだがこの手の曲でアピールするならもっと1曲目はベタな曲にして現地理解での評価を取るべきでは
次は広島からのK-ANDES。実は事前の下馬評では今回最有力。ただ1曲目の鐘つき鳥はリズムが崩れ気味。この類いの典型的曲目はかなりのハイクオリティが要求されるはず。2曲目は現地理解という点では加点が取れる演目たがアルゼンチン感とか以前にリズムがおざなりな印象が大幅に減点対象
パマルカ。実力だったらここに決まりのはず。今回は娘さんも出演。現地理解など私が言うのも失礼な水準。リーダーがアルゼンチン人という点では派遣は厳しいのかもしれないがコンディションの悪さを乗り越えて強いて選ぶならここしかないか
現地理解でかなりのアピールができているデュオマティスさんです
踊りの評価はできないですが、エレンシアのようにフォルクローレのルーツ的なダンスのほうが現地の共感は得やすいかも。2曲目はサンバの歌唱。ギターの強さがもう少しほしいです
結論、音楽で選ぶならパマルカ、要件で引っ掛かるならデュオマティスなのでしょうか
→結果はパマルカの皆様でした。こちらでの出会いから尊敬しているシルビオさんはじめ皆様、おめでとうございます!
…Twitterでは以上中継したが、全般には「パマルカのシルビオさんの執念はすごいが、ほかのチームは割とあっさり演奏しているような感じだな」という印象を持った。もちろんいたずらに客に訴えるだけがパフォーマンスではないのであっさりに見えるケースがあってもよいと思いますが、なんとなく現地奏者との比較をした感覚だけに基づいた感想なので許してください。
ただ自分が見た限りで記憶をさかのぼっても、例えばミドラスやKoji氏や高橋咲子氏や自分らってもう少しネバネバした感じがあったように思うのですが、記憶の美化でしょうか。
審査会の参加者が増えたのはいい傾向だが、もっとネバネバした感じ(プロとかアマとかでなく)、キメてくる感じがあると盛り上がるだろうなあ、という観客のたわごと。
ともあれパマルカの派遣は個人的には非常にうれしい。2008年(たぶん)に出会って認めてもらってから自分のアルゼンチンストーリーが再起動したようなもんなんで、成功を衷心より祈念します。
リンダさんのボンボがもっとリズム的に来るようになると、現地での喝采にさらに近づくのではないでしょうか。
木下尊惇さんの演奏を久々に聴くが、チャランゴで琴とセッションというのよりは、ギターでがっつりボリビアものをやってほしいな、と思った。あと復興トークはもういいんじゃないんでしょうか。
演奏その3.
RADICAL ANDES CONNECTION
1、LA TERESITA
2、LA ARENOSA
2のほうがやや反響あり。「宇宙系フォルクローレ」という評価あり。硬質さと熱量を出せるユニットの可能性を再発見。
自分らの前であった「アシタバ」は、面白い試みだが、歌手のキャラ設定をもっと汚れにする、などのコンセプトワークをすれば気持ち悪く目立てるのではないでしょうか。という勝手な感想。ただ彼らのような年代で、単なるカバーでない攻めの演奏をするという風潮が出てきたのは、業界の興隆につながる可能性を秘めているように思う。
終了後車で戻る。
部屋でカップめん反省会を30分した後、動画を拝見する別の反省会に出る。
2:00ぐらいまで飲んでいたような。
3日目。
宿で相方と朝食を7:45まで食べ別れる。
会場まで送っていただく。M様有難うございます。
PAを少しだけ担当。自分は「音が聞こえるように」のみに注力。自分がPAをした演奏者が好評を得ているのを見るのは楽しいが、自分の功績でもないので、「なるべく動かさないように」に徹する。
中田悠喜氏というチャランゴ奏者の方とPAYAに特にしびれる。前者はアルペジオの音圧がやや低いが、El Arrieroの後半の盛り上げの丁寧さと、全体に「音楽をするしかない」感じが表現されていて大変魅力的。
後者は選んだ曲の構成のよさもあり、あまりにもシンプルにかっこよい演奏となっていて、四天王プロレスを見ていたG.馬場の気分もかくや、という感じ。
Charca Nativaにちょっとだけまざる。一応追悼の意味。
会場で少々運営などの話をする。最近豚汁をいただいていないが、ご高配により頂戴する。感謝。
台風をおそれ13時台に会場を出る。
川俣の菓子店「竹屋」まで行き、ちーずさぶれなど購入してからバスに乗る。
川俣の洋菓子は「ちーずさぶれ」を筆頭に結構な高水準。
なお「竹屋」は炊き込みご飯のおにぎりも何気に激美味なので、会場内の食事に飽きた人には推薦。
お世話になった皆様に深く御礼申し上げます。
来年はもっと皆様の演奏を聴いていくようにしたいと思っています。
(今回はTAKUYA&YOSHIOの相方のほうが聞いていました)
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