150724-26の日記(笹久保伸氏リサイタル鑑賞など)
●150724(金)
休み。昼に「寿し道楽」で鮨を決めた後アメ横に行ってオレンジパンツを探すがなかなか成果なし。
銀座線で表参道に行き、「希須林」で久々に中華。
ドリンクを1杯だけ飲んで、あとはサラダ(カンパチが載っていた)、黒酢酢豚、酸辣湯、レタスチャーハンぐらい。
やや高いが@2750ぐらいでそこそこの接客と体に応えない中華を味わえるのは買い。
●150725(土)
昼は「亜寿加」でパイコー担担麺。この季節なので温かいほうが美味。
ただし体調全般にいま一つ。夜は炊飯器購入後自宅で鰯。
●150726(日)
夜近江楽堂で笹久保伸リサイタル。
Twitterなどでは、評論家などの「意識高い」系の絶賛が吹き荒れていたが、以下は「意識が低めコーナーいっぱい」のどインディーケーナ奏者のしょぼい感想ですので、意識高い人はスルー推奨です。
前半は高橋悠治氏作品を演奏する趣向で、「龍は動く」の、演奏の合間におそらく故意にぶっきらぼうに短詩を朗読するしかけや、「重ね書き」の条理と不条理を行き来するかのような演奏はシャープで美しかったが、体調いまいちの自分には、他の曲は旋律がなかなか浮いてこず冗長に感じる。(あくまで個人の感想です)
後半はLlorando se Fue(CD録音よりもシャープで野性味あって素晴らしかった)で始まるさすがの南米ナンバー(アルゼンチンのチャカレラもあり)で、前半よりもはるかに音圧が高く素晴らしかったが、もっともすばらしかったのはプリペアドギターの2曲であった。(1曲は「ジョン・ダウランド~」に入っていた「蜘蛛の糸」)
ただ改めて思うのは、笹久保伸氏の特にペルーものでのプライドをかけたように見える速奏のスタイルは、ロック的感覚で楽しめる水準(今更自分が言うまでもないが)。
主に後半によって、チケット代の価値は十分にあるライブだったと思う。笹久保氏は8・9月に都内などでカジュアルな場面での演奏会をいくつかされるので興味がある方ぜひご覧ください。
Comments