160105の日記+2015年の演奏活動振り返りその1
●160105(火)
昼まで寝る。食事は「あまねや」でエビ入り天せいろ大+2枚目。そば三昧。
スタバで雑用を済ませた後(2時間居座るがうち40分は睡眠)、
ときわ書房で立ち読み。(書店の方には重々お詫び申し上げます)
1、ウェルベック『服従』…クローズアップ現代な展開の衝撃性(ただしパリの風景を思い出すと奇妙な納得度はあり)、インテリながら性欲にも縛られる主人公への納得度などから一気に立ち読む。もちろん示唆に富む点や「それはないっしょ」という記述もあるが、社会的などうのこうのというよりも、イーデス・ハンソンの『花の木登り協会』みたいな感じで読めばいいのではないでしょうか。
この文中にあった列車のサービス(特に食事)へのこだわり(その点でいえば欧州列車は劣化が進んでいる。RENFEはドリンクすら出ず壊滅だし、無料で食事が出るのがユーロスターぐらいになりつつある)なども欧州的感覚で面白い。
ベストセラーの『素粒子』よりえぐみや寓話性は薄いですが、大幅に読みやすいと思います。おすすめ。
2、中野渡進『球団と喧嘩してクビになった野球選手』…文庫になっていたのでさくりと。露悪的だが自分の限界点を見定めた上での毒舌がクール。文体の構成力もあるので、いいプロデューサーが入っているとは思われる。もつなべ店は閉店したようだが、行ってみたかった感じ。しかしベイスターズは高森勇旗氏など面白い語り手を養成するが、球団の雰囲気が他と違うのであろうか。これも野球マニアにはおすすめ。
フリーの日は前年比100%以上で読書に費やしたい、というだけ読書から離れた自分の現状でもある。
その後は自宅で。夕食は雑煮と数の子、小松菜のおひたし。
★2015年は64回人前で演奏する機会を頂戴しました。本当に有難うございます。
ライブハウス界では、他に生業を持ちながら100回以上の出演をしている方がいらっしゃいますが、
自分としては人生史上最高の本数でした。
今後も量も追うことも目指しつつ(ただ「共演者がいるライブの場合、可能な範囲で共演者の演奏もきっちり聴けるコンディションでライブをしたい」という意志があるので物理的には難しいでしょうが)、より質も追求し、かかわってくださるすべての方に喜んでいただけるように、自分の演奏を貫きたいと思います。
今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。
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