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2016.04.29

20160428の日記

●4/28
昼は「ベルマーレカフェ」。ここのパスタは地味に水準高い、なおかつ昼ならドリンクつきで1000円(大盛り)という渋谷ではかなり良心的な部類。この日はあさりと豆苗のペペロンチーニ。

夜久々にTAKUYA&YOSHIOミーティング。
渋谷は人大杉なので、反時代的な店舗で落ち着こうと考え、そば「朝日屋総本店」から珈琲「TOPS」のリレー。
反時代的店舗で落ち着きを提供され、有意義に話す。(ちなみにノーアルコール、チーズケーキあり)

メモ的に言うと、
・YOSHIOの演奏活動についての報告および講評
・TAKUYA&YOSHIOの次の演奏予定(コスキン・エン・ハポン)
・名古屋での演奏の可能性

など。

TAKUYA&YOSHIOもじわじわと再始動しますので、皆様のご理解ご教導をいただけますと幸甚でございます。

帰宅後ついご飯1膳とまるごと甘海老フライ、鰯の酢漬け。

…最近のテレビとしては、「ロシア 小さき人々の記録」がかなり刺さった。

※仙台の皆様、宜しくお願い申し上げます。

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2016.04.28

20140429-30の予定(仙台春チャラ、福島シャモ祭りなど)

皆様こんばんは。

ちょっと久々に東北に行きます。(といいつつ年に複数回行ってはいるのですが…)

●4/29(金)
11:14仙台着の新幹線で向かった後、以下のイベントにYOSHIO(チャランゴ曲独奏)、JOSE+YOSHIO(ゲスト)で出演します。

★ボリビアチャランゴ協会公認 国際チャランゴデー企画
    『第9回 春のチャランゴ・フェスティバル in 仙台』 "春チャラ2016"

チャランゴ曲独奏は、Piedras Peregrinas(巡礼する石ころたち)をやります。
JOSE+YOSHIOでは、ライブハウスでバンドマンと切り結んでいる勢いと精度そのままに、数曲熱く演奏します。
ゲストの面目を辱めない演奏をしたいと思います!

今回ゲストとしてJOSE+YOSHIOを呼んでくださった実行委員会の皆様に篤く御礼を申し上げます。

会場などはリンク先を参照ください。ぜひ皆様にお目にかかれればと思います!

終了後は下記のホテルに宿泊。なおJOSE氏は翌日羽村でライブのため日帰りです。

宿泊施設名       :スーパーホテル仙台・広瀬通り
宿泊施設住所      :〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2-9-23

●4/30(土)
仙台10:41発の新幹線で福島へ、福島駅到着後四季の里へ移動。

川俣シャモ祭り(福島市・四季の里で開催)に参加。
12:20〜のラパスさんの演奏に少しだけ混ざります。これも福島の方ぜひ宜しくお願い申し上げます。

終了後シャモを味わうなどしながら、16:23ないし16:50福島発の新幹線で帰京。

■チャランゴというのはアンデス地方などを主に広まっている小型弦楽器ですが、この弦楽器の
ソロ演奏のため曲を、和音の出ないケーナで吹くという暴挙が、
YOSHIOのケーナ単独無伴奏無音源演奏のルーツの1つです。

ただの暴力的演奏を温かく評価くださった仙台はじめ東北の皆様のために、
営業施設における単独無伴奏無音源ケーナ演奏回数でここ2年年間世界一(たぶん)を誇るYOSHIOが
精一杯演奏したいと思います。

■翌日は川俣に寄るつもりだったのですが、お誘いもいただいたためシャモ祭りに初参加してみることにしました。こちらでもぜひ皆様に楽しんでいただけるよう尽力しますので宜しくお願い申し上げます。
なお川俣に行かないことになったので、残念ながら今回は自分にとっての川俣のナンバー1銘菓、
「竹屋チーズサブレ」は購入できなさそうですが、かわりに今まであまり本気では食べていない
川俣シャモを楽しもうかと思います。

(何度も言いますがあの菓子は本当にもっと知られていいだけの実力を持っています。
チーズ濃厚系がいける菓子好きの方には間違いなく推薦できます!)

…勝手なことばかり申し上げますが、お目にかかる皆様何卒宜しくお願い申し上げます!

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2016.04.25

20160424の日記(カンタティコンサート観に行きました、など)

●2016/4/24(日)

昼前に冷凍ピザを温めて食事。
12時過ぎから西船橋スタジオSUNでリハ。

終了後駅ナカで軽く鮨をつまんで新大久保へ。R'Sアートコートでのカンタティコンサート。

曲目として新曲を入れ続けることは攻めという点ですごいと思う(新曲自体は攻めた感じには聞こえなかったが)。
安定して楽しめたのが「パペル・デ・プラタ」「エル・オルビード」「エル・ワホホ」「シ・テ・バス」あたり。
自分は河本氏の歌を世評より「いわゆるラテンテイストとフォルクテイストのバランス」という点で高く評価している。

ケーナ奏者としては、「エル・オルビード」での表現力も当然だが、一定の年齢を超えて「水辺の花」を高音でかますあたりを見習いたい。

ライブとしては、サポートミュージシャンのうちベースはまだしもパーカッションはもっと活性のある人にきちっと叩かせるべきでは。
正直リズムキープ以上の意味を見いだせず、フォルクローレがなめられているように感じた。
(Firebirdで共演や対バンしているパーカッション奏者と比べるのも失礼な、退屈な奏者であった)
特にリズム的に工夫の余地がある「混血の大地」で無気力と取られかねないぐらいのシンプルさでチュントゥンキのリズムを切れなく叩いていたのには失望。

PAも以前よりはましになっていた(サンポーニャの音さばきなど)が、たとえば武田氏のケーナの高音のMAXのところの音響のさばきがあまりにも雑でがっかり。奏者や客に対するホスピタリティーを感じなかった。
(プロかどうかしらないが、まともなリバーブアクションをしていないとしか思えない)

終了後通常は打ち上げに出ているが、この日はベックマン氏との飲み会やリハのため出る。

新大久保から歌舞伎町経由という道筋は、「客を口説いてつないでいるホストの下っ端」などの地獄絵図をここそこに見ることができるある意味社会科見学に恰好のルート。

新宿4丁目まで行き、ベックマン氏やKAWA氏、他数人の皆様と軽く飲む。
ノイズ系の雄のkaetsu takahashi氏を知っている奏者の人を見つけ、業界の進歩を感じる。

その後国立へ移動し、JOSE氏とリハ。

本日のリハの断片はこちら
ぜひ4/29仙台、5/5新松戸で会いましょう。

リハで使っているカラオケボックス楽器室のナチュラルリバーブがすばらしく、再現リバーブがあったら購入したい水準。

終了後はいつものうどん店で飲み食いして帰宅。(うどん店での「東京西部JOSE+YOSHIO懇親会」も企画したいところです)

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2016.04.21

160420の日記(何事もなく)

4/23の即興演奏@新松戸Firebird、損はさせませんので宜しくお願い申し上げます!

●16/4/20(水)

昼まで惰眠をむさぼる。

笹久保伸氏の個展に行こうか一瞬考えるが、とりあえず予約していた下北沢の歯科医院へ。
定期的な歯のメンテナンス、今回は4か月空いていたのでゴリゴリと歯石除去。

加齢というのは「最低限のメンテをしていないとどうにもならなくなる」ということと
思い知っているので、演奏活動のためのメンテは惜しまない所存。

終了後代々木上原へまわり、ここまで食事をしていなかったところ「ミ・チョリパン」
チョリパン野菜など盛り放題、ポテトS、キルメスビール、マテ茶で2050円とお昼には少々高いが、
確かに美味。
グルメバーガー系の文脈で評価すべき店だと目される。
(野菜盛り放題はチミチュリ以外のサルサも効いて美味だが、そのままだと肉の質感が野菜にまぎれるので、
次行ったときはチョリ増しにしようと思う)

机にキッチンペーパーが置いてあるのが現地風、と店員の人と話して退出。
機会があれば再訪したく思う。
(客の雰囲気はブルジョワ風だが、店自体はギリギリブルジョワ的な嫌みな感じを
出していないのでOK牧場)

代々木上原は高校生時代に駿台予備校の単科夏期講習を受講していて、
同時期に「シャーロック・ホームズ」を読み込んだり、風情のある坂を歩いたりしたことを
フラッシュバックさせる街。街並みも悪くない。

新宿で永坂更科の立ち食い肉せいろを食べ、JRで帰る。

東武でメバル(バーゲンで2匹500円)を買い、塩焼きにして食べる。あっさりしていながら
脂分と皮のマッチングが特によく、美味。うろこやわたは邪道だが魚店で除去いただいたので
調理も楽。

…この日も小人閑居して不善をなしまくりの一日。

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2016.04.17

【どうでもよい告知】出演者名称に関して160417

震災の中どうでもよい告知で失礼申し上げます。

新松戸Firebird関係の皆様には、おかげさまで徐々に認知いただいています
ケーナ奏者YOSHIOですが、
告知チラシだけだと「この弾き語りの人なんだろう」と思われる事態が
想定されています。

今後新松戸Firebirdでケーナ単独無伴奏にて演奏する際は、
「YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)」というキャッチネームを
使用してみよう、という話になっています。

…これでまだお目にかかっていない方にも認知していただければ儲けものなので、
ちょっと永遠にではないにしろ実行していきたいと思っています。

皆様今後とも宜しくお願い申し上げます。
なおパフォーマンスは今後もより一層精進して切れ味を上げるように
ケーナ道を頑張るのみでございます。

20160417 YOSHIO 拝

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20160416の日記(練習、オペラ研究会など)

※「余震」と当初行っていたのがミスリードになってしまうぐらいの九州地区の群発地震の被害を受けた皆様に、僭越ですがお見舞い申し上げます。地震続きでみなさまがきついことを思い、申し訳ない気持ちになっております。

僭越ですが、4/23のYOSHIO QUENA EXPERIENCE(イレギュラー編成)を何卒宜しくお願い申し上げます!

●16/4/16

10:30頃起床、昼は自宅で前日のかぶ料理の残り、納豆、もずく、豆腐汁。

西船橋スタジオSUNで4/23のイレギュラー編成の新松戸Firebird用のリハを2時間ほど。
いつも新松戸でお目にかかる皆様と西船橋でリハるのが、不思議であり有難い限りでもあり。

皆様、いつもとまた違うグルーブに期待ください。

リハ中コカコーラ500ミリリットルを飲むが美味。体にはヤバいがはまりそう。
(クラシックバージョンに限る。基本的に添加物とかを過剰に気にするタイプではないが、アステルパーム苦手)

リハ後すでに珍しいぐらい昭和水準の店「グレース」で少々話してから、早稲田へ移動。

どうしても寄りたく思いメルシーでラーメンとチャーハン。それぞれ絶妙にコクや量を出しすぎないのが名店の所以。2つで890円、品質から見たら敬礼物の価格設定だが、学生時代にはできなかった贅沢。(学生時代はもっと安くてご飯がついてきた(ただし味のランクは相当下の)稲穂に行くのがせいぜいであった)

オペラ研究会で映画「ドン・ジョバンニ」に関しての発表。発表の本筋ではないが、同映画の冒頭にグラムシが引用されているのが、面白かった。

※この前観た「こうもり」が、だいぶ原作をいじっていることを改めて認識したので、そのいじり方の分析について気が向いたら書きます。(オペラ研究会で聞かれたらと思って調べていたら発見)

終了後少人数で「ニュー・エコー」なる焼肉店へ。軽く焼いてジョッキ1杯、ビビンバも食べて3000円という設定にふさわしい店の質であったが、肉自体は想定よりまともであった。

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2016.04.15

どうでもいい記述160415ライブ前

※本日の新松戸Firebirdでのライブ、何卒宜しくお願い申し上げます!
(これはかなりどうでもよくない)

●16/4/15(金)
マスコミに薄々出ている「規模の割に被害が少ないな」感に若干嫌気がさし、BSやCSで「刑事フォイル」や野球など眺める。
病院に検診の結果を聞きにいく用事があるが取り急ぎ後回し。

昼は家にある食材で。

10日ほど放置している蕪を塩と昆布と日本酒と醤油と梅干で和えたもの、
蕪の茎と人参と大根の皮を炒めたもの、
納豆2パック、
もずく1パック

というなかなか精進なメニューでした。

これから新松戸に行きます。物好きな方の慰みにはなる程度の演奏をすべく、頑張ります。


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【狂熱のイベントの中、必死の奮闘をし倒しました!→JOSE+YOSHIO】20160505、GW終わりに新松戸Firebirdで一撃!

GW終わりの5/5、久々のJOSE+YOSHIOによる新松戸Firebird出演です。

この日は出演陣がもの凄過ぎます。

ハウスバンドである極悪いちご団さん、ファンクが炸裂するシャク&リハビリーズさん、ピアノロカビリーを20代前半にして完璧な演芸スタイルで決め倒すダイヤ・ピアノ・サンタさん、地獄シャンソンですでに各所を恐怖と感動に陥れている蜂鳥あみ太さんと、むちゃむちゃ楽しめる1日です!
(我々は冷汗三斗で、存在を消されないように戦い抜くのみです。トリ前を頂戴しています)

ライブハウスで得られる楽しみとしてかなりピークな1日です!
GW終わりに社会復帰てやんでえな皆様、ぜひ宜しくお願い申し上げます。

ぜひ予約を!

→この日は以下の演目を演奏しました。
1、JYルンバ1(即興気味のルンバ風インスト)
2、Suriqui (ボリビアのインスト曲、チチカカ湖の島の名前)
3、穴を開ける(JOSE+YOSHIOオリジナル)
4、Vasija de Barro(素焼きの甕、エクアドルのフォークデュオの曲。日本語歌詞はJOSE+YOSHIO作)
5、泊まり込み(JOSE+YOSHIOオリジナル)
6、チャラグア(ボリビアのホセ・ホセロ・マルセロの演奏がベース、作曲はビクトル・ハラ)

この日は2番目のクロエさんがやや若さが目立つ程度で、あとはすべてのグループがパワフルかつ芸達者なメンバーがそろっており、特に前のMorning Erectionさんが正しいロックンロールバンドとしての盛り上げをハッピーかつソリッドにされていたため、ハウスバンドとしてトリを務められる極悪いちご団さんへのつなぎ(阿似異さんのバタヤンテイストが増していました)という点で、「この後どうするんだよ」という状態ではありました。

正直4/29の仙台での演奏よりだいぶ粗い仕上がりではありましたが、ケーナの音圧はすでに業界有数だとは思うのですが、通常よりさらに上がっていた(PAの方に指摘されるぐらい)ので、厳しくまた親身なお客様に面白がっていただけた点もあいまって、また一歩新たな境地に進めたと思っております。

対バンの皆様、お客様、お店の皆様、本当に有難うございました!
JOSE+YOSHIOの次回予定は未定ですが、また新松戸Firebirdにて進化したいと願っております。


5/5(木) 新松戸FIREBIRD
"新松戸ゴールデン劇場"
OPEN 17:00
START 17:30
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※1drink charge
※17:30迄にご来場で追加1drink present

ACT
・極悪いちご団
・Morning Erections(岡山)
・蜂鳥あみ太=4号with大和田千弘(pf)→出典をきちんと明示しながら演芸テイストも混ぜる手法とその実力は、本来シャンソン業界でも高く評価されるべきでしょう。非常に勉強になりました。
・シャク&リハビリーズ→シャクさんの人間力を合わせたファンクのつかみが凄かったです。
・クロエ
・かもめのジョナサン→上質のシティポップさと毒とゲスい演芸のまざった「ユ●クロのババア」というサビの曲にのけぞりました。
【レッドステージ】
・JOSE+YOSHIO
・ダイヤ・ピアノ・サンタ→いつものピアノ能力、演芸の確かさプラスショートコントという攻めの姿勢すごかったです。

17:30-17:55 かもめのジョナサン
18:05-18:30 クロエ
18:40-19:05 シャク&リハビリーズ
19:10-19:35 ダイヤ・ピアノ・サンタ
19:40-20:05 蜂鳥あみ太=4号with大和田千弘(pf)
20:15-20:40 Morning Erections
20:45-21:10 JOSE+YOSHIO
21:15-21:40 極悪いちご団

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸2-118新松戸ビル5F
TEL/FAX 047-347-9669
firebird@aj-group.co.jp
aj-group.co.jp/firebird.html

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【想定を超える展開となりました!→Yoshio単独無伴奏】160502、新松戸Firebird(ノイズ系イベント)

新松戸Firebirdでの単独無伴奏出演ですが、ひそかに楽しみにしていた
ノイズ系企画(ノイズ王子makino氏ブッキング)への出演です。

おそらく惨敗しそうですが、GW中に新たな扉を開きたい方ぜひおいでください!

5/2(月) NOISEFREESESSION

kaetsu takahashi / gigigiz / SLAUGHTERTABLE / MURATORIX / Munenoleere / HAIGAN-肺癌- / YOSHIO / 松浦勇次 / アラブ / and more...
OPEN : / START :TBA
ADV 2000yen / DOOR 2500yen

2016/5/2(月)
FIREBIRD presents
NOISEFREESESSION
【ACT】
・Munenoleere
・gigigiz
・HAIGAN
・NRYY
・MURATORIX
・SLAUGHTERTABLE
【RED STAGE ACT】
・kaetsu takahashi
・YOSHIO
・松浦勇次
・アラブ

Open17:00 / Start17:30
Ticket adv\2000+1D / door\2500+1D

live
17:30-17:55 Munenoleere
18:00-18:20 松浦勇次 (RED STAGE
18:25-18:50 gigigiz
18:50-19:10 YOSHIO (RED STAGE
19:15-19:40 HAIGAN
19:40-20:00 アラブ (RED STAGE
20:05-20:30 NRYY
20:35-20:55 kaetsu takahashi (RED STAGE
21:00-21:25 MURATORIX
21:35-22:00 SLAUGHTERTABLE

…フォルク界の方でも名前を知っている方がいるkaetsu takahashiさんやアラブさん、CHARTREUSEの松浦さんとともにレッドステージメンバーです。
頑張りますので気分転換に遊びに来てただけますと幸甚です!

→今回、想定外の展開がありました。
まず単独ステージでは以下の演奏をしました。
1、赤い雲(MAYA)※日本で需要のあるケーナ音の一例として
2、Yove Male Mome
3、Piedras Peregrinas(巡礼する石ころたち)
4、We will Rock You
5、ニュータウンの黄昏(YOSHIO作)

…今回、かなりがっつりノイズ系の方が多い中で、若干の実験をしました。
1→前振りとしては異例の1フレーズがっつり
3→絶対に伝わらない「チャランゴ曲のケーナ演奏」(ただし、指の動きなどで案外インパクトがあったもよう)
5→ラストを自作曲で締める厚かましい姿勢

この日は自由度が高いイベントではあったため、そこに乗っかった演奏はできたかと思われます。

さらにこの日はこれだけでなく、ノイズ即興系の大家の一人であるkaetsu takahashi氏(フォルク界隈ではS氏がご存知でした)と、氏の枠で30分弱即興しました。
かなりのハードな音を想定したのですが、相当ソリッドに抑制的な音調を構成くださったので、逆にプレッシャーを感じながらも、非常に楽しく演奏させていただきました。(上質の環境音楽のようだった、という評もありました)

このような実験をご自身の枠で許してくださいましたkaetsu takahashi様、競演者やお客様、Firebirdのスタッフの皆様に篤く御礼申し上げます。

kaetsu takahashi様やアラブ様とは、その後「世界一音圧的にえぐいケーナ音楽の構築」をめぐって話が盛り上がりました。どこかで実現できればと思っております。

20160502yoshio


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【仙台+福島での演奏報告+日記です!→仙台で演奏します!】160429、春チャラ出演(YOSHIO、JOSE+YOSHIO)+160430の予定

※熊本地区の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。知人がいますが、落ち着くまでこちらからの連絡は控えます。

こちらに僭越ですが出演いたします。
宜しくお願い申し上げます!

仙台地区の皆様に毎年このイベントでお目にかかれることを嬉しく思っています。
今年はJOSE+YOSHIOがゲストとなりますので、
こちらのほうは完成度とアナーキズムの両立を果たす演奏を行い
「ライブハウスで鍛えられた」パフォーマンスを満喫いただければと思います。

首都圏のみなさまももし宜しければ春爛漫の東北に遊びにきませんか?
打ち上げとかマジ楽しめます。

ボリビアチャランゴ協会公認 国際チャランゴデー企画
    『第9回 春のチャランゴ・フェスティバル in 仙台』 "春チャラ2016"

   ■日時 :2016年4月29日(祝・金)
        13:30開場 14:00開演 (17:00終了予定)

   ■場所 :太白区文化センター 地下1階 「展示ホール」(地図)
        仙台市太白区長町5-3-2
        (地下鉄長町駅 南1番出口直結/JR長町駅より徒歩3分)
   ■ゲスト:JOSE+YOSHIO

   ■一般入場料:無料

   ■主催:春チャラ実行委員会

→今回、まず参加者として以下の曲を演奏しました。
1、Piedras Peregrinas(巡礼する石ころたち)

…前年に続いて2回目の演奏となります。前回より音をひずませる方向ではなく、旋律的になることを恐れず、石の一生を表現するように努力しました。5月の東京でも演奏いたしますので何卒宜しくお願い申し上げます。
(来年は「私のリャマ」に挑戦することに打ち上げでなったもようです)

続いてゲスト「JOSE+YOSHIO」として、以下の曲を演奏いたしました。
1、Suriqui
2、穴を開ける(JOSE+YOSHIO)
3、Vasija de Barro(日本語題として「俺が死んだら」、歌詞JOSE+YOSHIO)
4、泊まり込み
5、Charagua

…今回ダイジートが急きょ不参加だったため、ゲストとして音楽的に一定の水準を示さなければというプレッシャーも正直ありましたが、表現への欲望がまさった演奏だったかと思います。
多くの善良な聴衆の方にとって正直ベストなゲスト演奏ではなかったかとは思いますが、自分たちのコアは見せることには死力を尽くしました。(少数の方ですが、一般のお客様が「すごいね」とおっしゃったり、「肺を少し切っているんだけどどうしてもケーナをやりたくなった」とおっしゃってくださったのがすごくうれしかったです)
主催の皆様はじめ、許容、あまつさえエンジョイくださいました多くの皆様に、篤く御礼申し上げます。

会場からどうしても花祭りを聞きたいというお話があったので、主催者のかにーたさん、ミドラスの植松さんとJOSE+YOSHIOで花祭りを演奏しました。無心にソリッドに喜んでくださった車いす姿のその方を見て、演奏者としての原点に返ることができました。本当に有難うございました。

打ち上げでは「Legend of マーライオン」から、「水辺の花」などのネオフォルクケーナ曲など、さまざま演奏させていただき、楽しく過ごさせていただきました。本当に有難うございました!

●160430(土)は、現在のところ、川俣のシャモまつり(福島市で開催)を見学に行こうかどうかを検討しています。

→お招きをいただき、ラパスさんのステージの第2ステージで演奏しました。
1、谷間のカーニバル2、ハウハ3、コンドルは飛んで行く4、アチャカチェニータ5、エンクエントロス6、花祭り
というナンバーでした。
もっぱらチャフチャス(自動的に演奏できる曲を別バージョンで合わせるのは、知らない曲をすぐに合わせるよりも大変でした)でしたが、ハウハ・アチャカチェニータ・花祭りではケーナも演奏しました。

今回お招きくださいましたラパスの皆様に篤く御礼申し上げます。川俣コスキン参加者として非常に名誉なことでございます。今度はもっと貢献できるように精進します!
聴いてくださったみなさま、運営の皆様にも御礼申し上げます。

おまけの日記です
●4/29(金)
7:30に起床し8:30に家を出て9時過ぎの新幹線で、11:14仙台着。東西線にうっかり行ってしまい南北線に戻る。
長町の会場に12時前に到着、顔合わせなどしてから、JOSE+YOSHIOで食事。いわいというお米屋さんが弁当をやっている店にて弁当を店内にて食べる。賞味期限まぎわということで100円以上キャッシュバックされただけでなく、高級な緑茶もいただく。1000円以上食べるが野菜も補給できCPよし。

演奏、打ち上げ。

終了後広瀬通のスーパーホテル(名前はしょぼいが設備はかなりよい)にチェックインした後中華料理店で2次回。干し豆腐炒めや豆苗を食べた後のビールが微妙においしくつい飲みすぎる。

終了後L氏、D氏といつものメンバーで3次会。ichinoiという店でドリンクと牡蠣のワイン蒸し(一人3個程度)で1200円とおしゃれ風の割にCPよし。ただ睡魔を克服できず同行者に迷惑をかける。

26時すぎに戻り就寝。

●4/30(土)
6:00、7:00と目が覚める(楽しいイベントの後はこんな感じ)、8:00すぎに起床して朝食。健康朝食とのことだがちょっと微妙(ライブラリーホテルのほうがよい)。

10時ぎりぎりでホテルを出て、つい「伊達の牛タン」で牛タン定食を。

福島到着、T氏にお送りいただく。

演奏後食べようとするがあまりに並んでいる(シャモが相当安いもよう)ので、シャモ1かけ(解体ショーの後)を食べたぐらいで撤退。

T氏に飯館由来のうどん店(親戚のふるまい風で素人的に美味)でうどんを食べたのち駅まで。T様本当に有難うございました。

福島から新幹線で帰宅。夕食はインド料理、3800円でフルセットビール付きとかなりCPよし。


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2016.04.14

20160413の日記+おまけの感慨(単独無伴奏での演奏活動に関する)

●2016/413(水)

朝はワイズマートのおにぎり3つとささみのフライとミックスサラダ。

諸般の事情により東大駒場キャンパスへ。

民族音楽愛好会の看板も、新歓時期にふさわしくありました。

20160413minonpanel

…東大に進学された方、周辺の大学に進学された方でアンデス音楽に
興味を持った方、音楽方面で大学デビューしてみたい方、
何か今までと違うことをしてみたい方、ぜひご参加いただけますと幸甚です。

(出身者で40歳を超えてライブハウスに出入りするスタイルのミュージシャンが発生するというのは
このサークルとしては想定外だったかと思われますが、一応私も出身者です。)

夕方は菱田屋やキッチン南海などが閉まっていたため、25年ぶりに「満留賀」へ。
学生当時のイメージは「やたらと大量のそばを出し接客が悪い店」というものだったが、
かき揚げせいろ大850円を食べた結果、店への印象が、
「接客はふつう、麺の量などでコスパはいいがいまいち清潔感に欠ける店」
という、ある意味妥当性が高いが想定内の印象に上書きされてしまった。
もっとデモーニッシュな感じが思い出としてあったのだが…。
(恐怖・食べても食べても水面が変わらないたぬきそば、などが過去の思い出。
10代の小生の「1キロ冷凍ピラフ完食」レベルの食欲を勘案していただけば
そのヤバさが伝わると思われる)

まあ現在では、駒場周辺でなんか食べるなら、基本は菱田屋一択、
あるいは話のタネにキッチン南海や井上(まだやっているのか不明)といったところでしょうか。

夜は渋谷の「冨士屋本店」なるワインバーで友人と少々。
肉とマルベック赤ワインのマッチングは美味だが、
店員のレベルは「酒の追加注文と勘定だけ1回で来る」という低く外れたもの。
渋谷のこの手の店でまともな接客の店に遭ったことがない。

◎どうでもよい話ですが、私がケーナの単独無伴奏無音源での演奏という形で
新松戸Firebirdに定着してからこの4月で3年目のシーズンとなります。

以前どこかで書きましたが、ケーナ単独無伴奏無音源というのは、
曲りの悪いツーシーム一択でマウンドに上がり続けるようなもので
非常にスリリングなものです。

そんな中でも、2年目に入ってから、やや一定の成果を上げるための方程式を
見出した気分にも正直なっておりましたが、
3年目は安定部分がひずむ展開も導入することで、ふたたび不安定かつブルーオーシャンな境地を
目指していきたいと思います。

計算が立つ内容を犠牲にして、とことんお客様を懐疑の海に投げ込む展開もありえますが、
ライブハウスシーンで2軍落ち→引退という展開にならないためにも、
精一杯エンターテインするよう努力いたします(芸術の森に逃げ込まないようにもします)ので、
今後ともご寛容、かなうならばご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

まずは4/15(金)の新松戸Firebirdでの単独無伴奏(20:30ごろから)、何卒宜しくお願い申し上げます。

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2016.04.12

2016年4月のFirebirdライブ予約特典+160411の日記

皆様こんにちは。

2016年4月、YOSHIOは以下の2回、新松戸Firebirdに出演します。

4/15…YOSHIO単独無伴奏、Firebirdで多くマッチアップしている安定のハイクオリティーミュージシャンの皆様を中心とした、アットホームかつソリッドなイベント

4/23…いつも予測不可能な即興ユニット、YOSHIO QUENA EXPERIENCE、今回はイレギュラーな形ではありますが、ベースも入った4人編成による攻めダルマ演奏を楽しめます。インストバンドのみ出演。週末開催

…以下の2回について、YOSHIOに予約くださった方には、以下の特典があります。(先着のべ2名様)

★2ドリンク無料券を差し上げます!

手順は以下のようになります。

YOSHIOに予約連絡後(SNSでの連絡でもOK,メールはこちら)、当日新松戸Firebirdにご来場ください。
ご来場後早めに場内にてYOSHIOに声かけてください。券を差し上げます。
(なお先着2名様終了後は、1ドリンク券ないし食品購入券(300円ないし200円相当)を差し上げます)

皆様のご連絡お待ち申し上げております!

続きまして日記です。

●160411(月)
昼過ぎまでAXNミステリーでミス・マープルやグランチェスターを見まくりながら(イギリスでの戦争の傷跡を眺めまくり)、失敗したさんま炊き込みご飯(水分の加減が)を茶漬けにして、生臭さをらっきょうなどで消去しながら食べる。

夕方6時過ぎに家を出て渋谷へ、渋谷から渋51の東急バスに乗り松見坂下まで行き、「COSTA LATINA」で記念日系食事として1年ぶりにアルゼンチン・アサードコースを食べる。

サラダ(後味が南米風)・ポテト(オリーブ油揚げでヘルシー)はお代わりあり、エンパナーダ小1【以下1人当たりの量】とモルシージャ半本とチョリソー大1、豚の脂身小1と鶏の脚1/2、イカマリネ(口当たりを代えるためのもの)とおそらくBife Angosto [サーロイン]部分150~200グラム程度という感じ。最後のものは骨の周りも食べられる。

このアサードコースにデキャンタワイン赤、デザート盛り合わせ(ティラミス、チョコケーキ、チーズケーキ、アイス2種ぐらい。量少な目だがクオリティ高い)とコーヒーで@6200程度。非常に贅沢ではあるが、肉の品質などから考えるとそれほどぼったくりではなく良心的といいうる水準。接客も前回より大幅にホスピタリティーが上がっていた。

ここで肉を食べると(1年ぶり)、ブエノス・アイレスのプエルト・マデーロにある「HAPPENING」に人生でもう1回だけ行ってみたい、などという気持ちにもなる。生理的に肉を食べれない人以外はアルゼンチンで牛肉を試す価値はあるかも、と思う。(この店の肉は品質が似ているアメリカ産のものとのこと)

帰りは渋54バスが2分程度の待ち合わせで来て渋谷へ戻り、帰宅。

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2016.04.09

160408-09の日記(関西遠征演奏、宝塚観劇など)

●160408(金)

8時に起床後荷造り(トランクに楽器ケースごとぶっこんで移動)などして9:08ぐらいに自宅を出て9:44ごろ東京着、9:56発のこだまのグリーン車で移動。

・車内販売などがなく新幹線改札前でチキン弁当も売り切れでテンションだだ下がり、やむなくホームで購入した代替の焼き肉弁当に美点なし。追加で買ったシウマイも食べたときはよいが後で生臭い(むしろ各駅で5~6分停まるため静岡などで駅弁購入すべきであった)

という状態でいろいろやるつもりが、電源もなく、結果車内雑誌講読(「一個人」と「WEDGE」、後者は微妙な右テイストが売り)と睡眠でほぼ終了。車内のくそまずいコーヒーでも買えないとなるとわびしい。今後はこだまで移動するときは、東京駅で時間に余裕を設定すべし。

14時に新大阪下車後劇的にアクセスよくなった御堂筋線乗り場に行く途中の土佐料理店(「yanaken boo」という名の、ちょっとおしゃれなまちおこし風の店)のかつおたたきが想定よりもかなり美味(鶏のから揚げは想定の範囲内)。

ハートンホテル心斎橋に移動し小休止。その後早大ラテンアメリカ協会の後輩で現在多様な音楽を習得されているK氏の勤務先(南堀江。宿から行く途中に「全員白カッターシャツ+紺ネクタイ」の古風な会社のオフィスを眺める)で少々旅行や音楽談義。ライブによさそうなホールも見せていただく。(フィドル倶楽部という名前)

17:30ごろから移動し、途中のビレッジバンガード風の書店で立ち読みなどした後(となりのコンビニでは5円コピーOK)、Barキネマトス。ご挨拶、瞬殺リハなどした後近くの「龍の巣」でホルモン系2皿+ご飯中+ウーロン茶+かすうどんで2200円。ホルモン系もなるほど品質がよく塩で食べると突出して美味(たれが甘味強すぎ)ではあるが想定内(CPはよい)、ただしかすうどんはかすがかりっとクリアであり得ない水準の味。ここは2人ぐらいで数品ホルモン焼いてからかすうどんというパターンで再訪したい(ただし接客は関西らしいホスピタリティがなく雑)。中国人のいい服を着たカップルの女子が店のたたずまいにとまどいながら食べていた。ドヤ顔の男子のほうはキャベツのおかわりを頼めず、スマホを駆使していた。(ちなみに自分は放置され出してもらえなかった。金にならないとみなされたもようだが、中国人ぐらいぐいぐい行くべきだったかも)

ミナミは全般に外国人多く、夜中じゅうやっている寿司店も19時の段階で韓国人などが10人程度並んでいた。

食事後はす向かいのいかにも街の喫茶店で酸味まみれのコーヒーを飲んで店に戻る。

21時からパフォーマンス。宝塚アカデミア時代からの友人K氏に来訪いただく。感謝。

パフォーマンス終了後、ビール2杯、差し入れの餃子(お店のすぐそばの人気店)、12月のキネマトスで知り合った音楽の知識もすごいM氏からの差し入れである「なおらい」なる店のカツサンド(レア系のビフカツがとんでもない水準)などをむさぼり食べる。
Barキネマトスはいつも結城彩さん・阿仁異さんはじめスタッフの皆様に親切にしていただき申し訳ない。親切を返せるパフォーマーになるためにさらなる精進。

(SMバーというカテゴリーではありますが、雰囲気は彩さんの人柄もありきわめてアトホームで治安もよいのでぜひ遊びに行ってみてください。パフォーマンスがない日はチャージ1000円、ドリンク600円程度からと周辺の価格からみても格安です)

25時ごろお店を辞し、朝5時までたこやきを焼いている居酒屋「味穂」(自分にとってテーマパーク)に単独で行く。
梅酒ハイ、たこ焼き(ポン酢で食べる)、どて焼き、おでん(大根と筋)で1400円。たこ焼きで15分程度待つが夜中の食事として有数の高水準。接客も関西的ホスピタリティあり。ここもぜひ再訪したい。

26時過ぎに歯も磨かず就寝。さすがに睡眠中胃酸が上昇するシーンもあるがノーリバースでフィニッシュ、つまりは特にコラーゲン的なものの食べ過ぎ。

●4/9(土)
8:30ごろ起床、シャワーや荷造りをして9:25チェックアウト。
御堂筋線で梅田乗り換え(コンビニでおぼろこんぶ握りをかじる)、西宮北口の駅そばで卵ご飯+てんぷらミニそばセット380円を食べるが、サーブに7分もかかり、3分で食べて移動。急ぐ人には不向き(別に時間のかかる麺ではなかったが。ただしつゆは一定の水準)。

個人的に阪急今津線は、かんべむさしの「激闘!日本シリーズ」(タイトル不正確かもしれません)を思い出させていただきテンション上がる。これが書かれた時期の関西はまだ東京と張り合うだけの経済力があった時代。

10:30ぐらいに宝塚南口に着き大橋を渡って劇場へ。非常に地元感があるこのルートが大劇場へ行くのには推奨。桜もまあきれい。

宝塚宙組『こうもり』『THE ENTERTAINER』。前者はオペレッタベースで谷正純、後者は野口幸作演出。
『こうもり』は北翔海莉と妃海風がまあオペレッタ風に歌おう・演じようとしているのが感じられた(前者は流石、後者は最高音部はほぼ外していたがそこまでは真似レベルはできていたので健闘といっていい水準)が、他の出演者がオペレッタの枠組みを補強しようとしていなかったので、オペレッタの楽しさの側面は表現できていたものの、全体に構造がゆるくなって「感動はしないが腹も立たない」作品になったかな、との感想。
紅ゆずるは今回くらいのいきいきした感じが持ち味で楽しかったが、トップを視野に入れるならもう少し「話のわからない貴族」感を出してもよい時間があったような気もするし、芝居達者なのは分かっている星条海斗は、ファナティックさを出す方向をもっと「大貴族」を押し出してほしかった(これが足りなくて、ロシア皇太子という設定から嘘なのかどうかがわかりにくくなっていた。オペレッタでは自明だったとしても、宝塚でやるには枠を強くしないとこの設定が揺れてしまう=まあ演出の谷が仕事をしていないだけであろうが)。
拾いモノの演技はロザリンデ役の夢妃杏瑠。素直に若い貴族の嫁というテイストを出せていた。
汝鳥伶さんのここまでの功績からか歌の場面が振られていたが、一観客としてはもう少し短くてよかったかと(残酷ですが、後半雰囲気を作りきれていなかった)。

芝居は事前に「それなり」と聞いていたのでショーを楽しみにしていたが、宝塚から若干離れた邪悪な観客から見ると「ところどころ美しい場面があるが、ちょいと眠いショー」であった。
初舞台生が「102」のマスゲームで階段降りする(102期の初舞台)場面やラスト近くのデュエットダンスなどは美しいのだが、演出が淡く進んでいくのと、よく歌えているが特にショーで歌声的にやや一本調子になっている北翔と、歌に難がある他の男役スターという構造で正直メリハリを持って見続けるのがしんどい。

一番客席がぐっときていたのが、完成度は相当低い(特に振付は「過去の引用」を1ミリも出ない給料泥棒ぶり)第7章第20場(若手スターが出てくるところ)というのもうーん、という感じ。

あとこの公演に限らないが、コロラトゥーラ的に歌えないのに無理にそれ風にするのは、そろそろやめてはどうでしょう。

…などいろいろ文句を行ったが、3500円でここまでいろいろな情報が提供されるエンターテインメントもそうはないので、これからも時々は観に行って「観察」するようにしたいと思う。

劇場でジェラートを食べたが、期待よりおいしくなかったのはさておき、注文を紙に書かせる(たった8種類しかないのに)相変わらずの殿様商売ぶりにがっかり。店員は2人いて1人は知り合いの客と雑談した結果次の客の注文品の提供でトラブり、結果その次の注文であった私のアイスを少し溶かしてくれました。こういうところが(昔より改善されてはいるが)宝塚のぬるくてダメなところ。

終了後また宝塚南口まで歩き西宮北口経由で三宮で。大学サークルからの友人と三宮地下街の中で一番雑そうな喫茶店に入り2時間ほど話す。ここでスタミナカレーなるもの。可もなく不可もなく。

別れた後梅田に戻り新梅田食道街の「松葉」で1540円程度、タコハイと串揚げを食べる。変わらず美味。

心斎橋で荷物を回収、御堂筋線で新大阪、土産などを購入し19:50発ののぞみ普通席で現在帰宅中。

※関係各位の皆様に深く御礼申し上げます。今後も関西を多く訪問したいと思っておりますので、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。

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2016.04.08

【動画リンク先追加!世界的に珍しいテンションで終わりました!→詳細公表!→速報】20160525(水)新松戸Firebirdでアナーキーすぎるイベントを開催

標記の件ですがある意味事件です。

弾き語りなどの出演の方1枠ごとに、ケーナがむりやり1曲からむという変態かつケーナをここまで使うライブハウスはなかろう、というイベントです。

おおむね対バンしたことはある方々ですが、曲を覚えている方ばかりではないので、
いきなりその日合わせるという展開もあります。

これは「ケーナでさまざまな人とコラボしたい」と1ミリでも思っている人
全員敵情視察に来てください!

→この日ですが、リハ頭から入り、ほとんどの方とその場で軽く打ち合わせて、
出場1チームごとに1曲(例外あり)演奏し、ラストは1ステージ単独無伴奏で演奏、という
なかなかスタミナ的にも大変な日でした。(推定60分以上ステージにいました)

私がこのイベントをFirebird店長と合同で考えたのは、単純にいろいろな人と共演してみたかったという欲望や、ケーナの魅力を伝えるという柄にもない気持ちや、世界初という内容への野心も無論ですが、

・ケーナが歌手の人とやる場合、「いい感じでのプラスアルファ」の役を求められ、気持ちいいの範囲内でややルーツな音色やサウンド構成に徹するケースが多い(そしてミュージシャン的扱いをしてもらう)」という、自分にとってわくわくしない相互贈与構造がある(こういうタイプはえてして東北、特に福島で演奏する場合「福島を元気にしてきます」とか、自分の影響力のランクからみて不釣り合い、かつ東北や福島の聴衆がダメだしする自由を狭める、自己抑制のないミュージシャン的なせりふを吐く)が、そうではなく、「ケーナが屹立して主体性を発揮したうえで、同じく主体的に歌唱する歌手や演者と勝負」という稽古的神聖さを、より多くの人と展開してみたかった

・ケーナ奏者としてお利口かつとりあえず活動を広げる方法なのは、「自分のケーナの音色を買ってくれる、ちょい自分の音楽的ランクよりも高めの歌手やユニット、あるいはDJに高く売るためのプレゼンに注力する」ことだとわかってはいたが、そういう自分で枠を狭める展開なしで、ケーナでさまざまなレベル・芸風の方とことんガチでやりたかった

というのがあります。(それくらいの感情がなければ40過ぎた、一応一定の活動場所がある奏者がこんな大変なことを全力ではやりません=「あいつは世界的とか言われて自意識を満たして、調子に乗ってライブハウスで遊んでいる」とかいう批判を、観に聴きに来ないのに執拗にかます人には、そこだけは強調しておきます。その種の批判はライブハウスの方やお客様、競演の方々にまず失礼です=直接聴いてくださった方はもちろん批判や否定をする権利がありますが…)

今回共演してくださったみなさまは、YOSHIOのこんな片意地的な意図を汲んでくださり、
ご自身の曲やご自身の好きな曲を指定くださり、自由にやらせてくださいました。
本当に有難うございました。お客様にとって、演奏者の皆様にとって、お店の皆様にとって
少しでも楽しい時間になったことを祈念いたします。

少なくとも自分にとって、ある意味プレッシャーもあったのですが至福の時間のひとつでした。
次回は8/2(火)、そして第3回も構想の可能性が出ています。
皆様もぜひ、ケーナ奏者とガチンコでやってみませんか?オナシャス!
そしてケーナ奏者の皆様、一度ぜひFirebirdに遊びに来ませんか?

…いろいろ言われることも多いのは相変わらずですが、真剣に音楽で遊んでいる方々との共演に
感謝しながら、また竿頭さらに一歩上へ進めるように(元ネタは漫画「ファンシィダンス」)努力しますので
今後とも宜しくお願い申し上げます!

5/25(水)
新松戸FIREBIRD
"世界的ケーナ奏者 YOSHIOと遊ぼう! Vol.1"

OPEN 18:00
START 18:30
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※1drink charge
※18:30迄にご来場で追加1drink present

ACT
・YOSHIO
・浜野海
・染谷芽依
・林イッペー
・にょっぴー
・電氣唄雀
・アラブ
・宮田崇寿
・太田圭二郎

Live(敬称略)
18:30-18:50 太田圭二郎→代表曲「アンブレラ」で共演いたしました。渋い突き放した感もある歌唱にどう絡もうか迷ったのですが、攻め攻めでさせていただきました。曲と歌詞、個性とのマッチングの素晴らしさを共演して再認識いたしました。
18:55-19:15 宮田崇寿→チャゲ&飛鳥の「もっと」「男と女」で共演しました。この日の中では相当フォーマットを守った演奏だったようです。初期チャゲアス(薬使用前、たぶん)なのでフォーキーな展開がうまくはまりました。ケーナが使用されていた「万里の河」でない曲にしていただいたこと感謝しています。動画はこちら
19:20-19:40 アラブ →「フローレンス家の娘」です。冒頭に「ウィンダムヒルのようなリバーブで」と指定を出され気合が入りました。音楽的引き出しの豊富なアラブさんに上手く乗せていただきました。
19:45-20:05 電氣唄雀→「猫娘」で入りました。このあたりで若干疲労が出たのか、キーコードがDのブギ調なのに沖縄風コード進行で押し切ってしまいブギにはめきれなかったのが反省材料です。ブギにどう絡むか、修業したいと思います。メンバーのJERRYさんの感想はこちら
20:10-20:30 にょっぴー→代表曲「スペースデヴリ」です。このあたりで疲労がピークでミスショットがリハより多く、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。勢いだけで押し切ることになってしまいました。
20:35-20:55 林イッペー→このようなセッションをするきっかけをくださった方で、深く感謝しております。その際にやった「日刊フリーダム」ではなく「君がいつも泣いたから」でセッションしました。安定の強い歌唱に安心してガンガン乗っかってしまい恐縮でしたが、ここからコントロールが戻りました。演奏の動画はこちらです。
21:00-21:20 染谷芽依→この日一番の年齢差でどうなるか不安でしたが、初めて演奏された曲というYUKIの「愛に生きる」を一緒にやりました。透明感があって強い高音部の歌唱に思いっきりアタックするケーナでしたが、受け止めてくださり本当にありがとうございました。染谷さんの感想はこちら
21:25-21:45 浜野海→普段の弾き語りではなく、かなりアンビエントかつきわどい即興キーボード+ボイスパフォーマンス演奏に後半唐突に混じりました。アンビエントの原液濃縮エキスのような演奏をさせていただきました。
21:50-22:10 YOSHIO→1、AMANECER ANDINO(グルーポアイマラの曲)2、YOVE MALE MOME 3、インカ皇帝名~WE WILLROCK YOU 4、ANTARA(ペドロ・チャルコ)、本多工務店のテーマ…という通常(だいぶ速め演奏)モードでした。4が想定より好評でした。

…一番アナーキーなのは、この企画、第2弾までは決まっているという事実です。→8/2が第2弾、第3弾は10月の可能性があります。

5/25会社を早く上がれたり休めそうな可能性がある方、いろいろご相談にも応じますので
宜しく応援ください! 予約はYOSHIOまで。

20160525yoshio


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【有意義に盛り上がって終了!同日の日記付き→ケーナ即興バンド】20160423(土)イレギュラー編成のYOSHIO QUENA EXPERIENCE登場!

GW前の週末、4/23(土)夜に新松戸Firebirdにて、ライブハウスとしては異例の
インストバンド(歌なしバンド)が集まって演奏しまくる、という
ある意味ロックヴォーカルに思い入れがない方にとって
逆に聴きやすいかもしれないですが、
コンセプト自体はとがったイベントがあります!

ケーナによるライブハウスジャックをかましているYOSHIOも
厚顔無恥の批判を恐れず、当然のような顔をして出演します。

ケーナ即興トリオとして一部で絶賛されているYOSHIO QUENA EXPERIENCEですが、
今回ドラム・パーカッション担当の米元美彦氏が多忙のため、
急遽ドラムにFirebird店長でもあるディエゴ・カルパッチョ氏(極悪いちご団)、
さらにベーシストとしてしょーへー氏(Pibotto Club)をそれぞれヘルプに
お迎えし、メンバーの変態ギター・横沢慶氏とYOSHIOの4人態勢で
やばく激しく再現不能に演奏します!

この日はチェロの齋藤孝太郎さんやベースのうしろから前川さんといった、
YOSHIO誕生日イベントでも出演くださった凄腕ミュージシャンが
多く参加します。

ぜひとも「ゴールデンウィーク」に楽しみがあまりない者どうしで
どうでしょう?
予約はYOSHIOまで。

→無事演奏いたしました!
セットとしては1が標準のアンビエント~ペースアップ、2と3がレゲエベースの
アプローチでした。
今回は「初めまして」の方が比較的多かったので、自己紹介をせずにやったところ
フリーセッションと思われていなかったようなので、2セット目の前に言い訳がましく言いました。

YOSHIO QUENA EXPERIENCEは通常ドラム・ギター・ケーナですが、
今回はイレギュラー編成としてドラム・ベース・ギター・ケーナで挑みました。

それぞれ反省点はありますが、かなり面白かった(お客様からも一定の評価をいただけた)ので、
通常編成のYOSHIO QUENA EXPERIENCEにこの経験をフィードバックするとともに、
イレギュラー編成での再演もまた考えていきたいと思います。

今回イレギュラー編成に協力いただいたディエゴ・カルパッチョ様、五十嵐翔平様、
YQEのメンバーの米元美彦様、横沢慶様、そして競演のみなさまや
お客様、Firebirdの皆様に改めて御礼申し上げます。

4/23(土)
新松戸FIREBIRD
"インストゥルメンタル フェスティバル Vol.1"
OPEN 17:00
START 17:30
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※1drink charge
※17:30迄にご来場で1drink 追加present
ACT
・KOTARO SAITO GROUP
・吉野(from大阪)
・Civilized
・YOSHIO QUENA EXPERIENCE【この日のみ横沢慶・YOSHIO+ヘルプとしてダイゴ氏・しょーへー氏】
・MaRS VIOLET LOVE(from名古屋)
・SoberBrown
・Munenoleere
【転換インストDJ】
・ハマノカイ(絵かきの手)

一部の方で恐縮ですが感想を。

17:30-17:55 Munenoleere→いつも通りの壮大かつ完璧な自己完結型ゲーリー・ムーアギターにしびれました。「モルダヴ」が毎回刺さります。
18:00-18:30 SoberBrown
18:45-19:15 MaRS VIOLET LOVE→自分と同年代の方の女性ギターの方のロック的熱量十分のパフォーマンス、スゴイなと思いました。名古屋からおいでになりました。
19:30-20:00 YOSHIO QUENA EXPERIENCE
20:10-20:40 Civilized
20:50-21:20 吉野→大阪からいらっしゃいました。繊細さと強さを旨く切り分けた、センスと強さをあわせたサウンドで惹かれました。弾き語りで知られるJAMES氏がFirebirdに紹介されたとのことです。
21:30-22:00 KOTARO SAITO GROUP→チェロの斎藤孝太郎氏、ベースのうしろかわ前川氏、ドラムの大西英雄氏によるユニット。音の隙間がないところにエレキエフェクトチェロが暴力的にザッパ曲やオリジナル曲で旋律をブっこんでくるハイクオリティユニット。インストバンドのみのインスト祭りにふさわしい展開でした。
転換インストDJ:ハマノカイ→裏MVP。情感よりも初期ゲーム音楽的ピコピコ感を出して場をクールに締めてました。
END 22:00 drink or die!!!

→インストバンドだけというイベントは大変な実験イベントですが、また開催されるもようです。
バンドの(特質ではありますが)ストレートな自意識表出が厳しい方、ぜひひねくったインストバンドで「音に身をゆだねる」経験はいかがですか?(とインストなのに自我が出てうざいケーナ奏者談)

Yqe20160423

●4/23(土)
朝整体後船福のおにぎり4つ。
新松戸でライブのリハ。
終了後コメダ珈琲店(WIFIは有料のSWS1DAYが速い、電源はない席多し)で睡眠とネットとシロノワールミニ。どろどろ。さらに天やでオールスター天丼小そばつき。

顔合わせ、本番。民俗音楽仲間のU氏に来ていただき感謝。

本番終了後シャンディガフ、カシスオレンジ、キューバリバー、唐揚げ、アジフライ、ローストポーク丼。

リアル終電で帰宅。

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