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2016.05.31

無事演奏してきました!+日記つき→20160605(日)、福島県伊達市の音楽祭に出演します!

皆様こんにちは。

6/5(日)に、福島県伊達市で行われる「すまいる&みゅーじっく」に出演します。

伊達を音楽で盛り上げたい、とほぼ徒手空拳で3年前にイベント開催に挑まれた主催者のH様・K様の意気に呼応する形で完全手弁当にてRadical Andes Connectionのメンバーで出演し、3年連続3回目となります。

これまで川俣町の方々とはご縁があったのですが、このイベントにより伊達市の皆様にお目にかかることができ、大変うれしく思っております。2015年には自分たちの演奏を地元のケーブルテレビで流していただき、さらに感激でございました。

率直に申し上げて、首都圏ではあまりこのタイプのイベントに出ていないYOSHIOでございますが、
今回はRadical Andes Connectionプラスアルファ(地元の方と初共演)で臨みます。

10:00~17:00ごろまでのイベントですが、自分たちは13:15ごろの出演予定(ただしこのイベントは巻くケースが多い)です。

地元の物販などもさまざま出るようですし、このイベントはJRの駅から歩ける場所に会場がございますので、
ぜひ福島の方、東北の方、関東の方も遊びがてらぜひお越しいただけますと幸甚でございます。

「福島を元気にする」などという口幅ったいことを言う資格も志向もございませんが、
伊達市をはじめとする観客の皆様に「あいつらの演奏は楽しかった」と言われるように尽力したいと思います。

もちろんバンドシーンなどで得たスキルやスピリットも、昨年以上にステージにて出せるように精一杯演奏します。

どうか皆様、宜しくお願い申し上げます!

[追伸]福島ではセレクトン福島に泊まります。前日の6/4(土)は19時から伊達市にて主催者による懇親会に出席しますが、22時以降で福島駅周辺にて飲みたい方はぜひお声かけください

→今回は、仙台で知り合ったM氏(伊達市ご在住)のサポートを得る形(4・5にて)で、以下のように演奏いたしました。
メンバーはYOSHIO、鈴木龍、YOKOです。

1、La Teresita(アルゼンチンのチャカレラの代表曲のひとつ)
2、La Arenosa(砂地のクエッカ)
3、Moliendo Cafe(いわゆるコーヒールンバ、鈴木龍氏のソロ)
4、Achacachen~ita(アチャカチの娘、ボリビア曲)
5、Quena Suburbia(YOSHIO作)

…1・2はややどきどきしながらの演奏でありましたが、3で鈴木氏がいいセットアップグルーブを出してくれました。
4・5でお客様に盛り上がっていただき、本当にありがたく思っております。
PAも特に後半でアゲアゲにしていただき、気持ちよく演奏させていただきました。

私どもはありがたいことに、3年連続3回目の出演となりますが、「すまいる&みゅーじっく」になってから3年連続で出演している出演者の中では一番運営的な面での貢献度が低いチームですので、正直いつ切られても不思議ではないと思っており、一期一会の精神で出演しています。

ただ、このイベントの主催・開催運営協力をされている皆様、競演の皆様、なにより伊達市を中心とするお客様の皆様に楽しんでいただければ、という気持ちだけはブレがございませんので、もし宜しければ、「フォルクローレとも何ともつかない謎のサウンド」をたたき出す私どもに、また伊達の皆様にお目にかかる機会をいただけますと幸甚でござます。
機会をいただけましたら、また「すまいる&みゅーじっく」の中で成長していきたいと念じております。

なお今回、正ギタリストのS氏が諸般の事情で来られなかったので、後半どうしてもギターのグルーブがほしかったため、前述のように2曲ほどM氏にサポートいただきました。
アイリッシュが本業のM氏には申し訳なかったのですが、またぜひどこかで共演できればと願っています。
(演奏の感想もいただきました。一応同じ音楽やっている競演の方から「軽快でした」と言われたのは少々「あんだけ死ぬ気でやったのに、そんなに音構成が軽かったかな?」とか半分残念ながら振り返りをいたしましたが、非常に喜んでくださった方々に深く御礼申し上げます。お客様の声をまたいろいろお伺いできれば幸甚です)

ともあれ、昨年よりさらに私ども出演者が楽しませていただきました。篤く御礼申し上げます。

今回はTOYO草薙さんの登場(フレンドリーに、かつプロフェショナルに場を締めてました)の一方、お子様のダンスや複数のタイプの歌の方のご出演など昨年よりも出演者のバリエーションがあり、コンテンツとしてもよかったのではないでしょうか。主催の皆様のご尽力に改めて敬意を払います。
(弾き語りの凛音さんの前で演奏しましたが、もともとバンド活動されている方で、Firebirdにも出演経験があるなどで盛り上がりました。対バンしたことがある福島のバンドとして、宮田さんの名前なども共通に上がりました。本拠地はいわき市とのことです)

※関係者の皆様へ。Radical Andes Connectionは年内にフリーセッションも含んだライブを打てればと考えております。土曜日あたりでいけそうな日をリストアップいただけますと幸甚でございます。詳細はまたメールします。

以下は日記です。

●6/4(土)
13:15ぐらいに東京駅日本橋口に集合し13:36発で出発。車中でチキン弁当。
福島到着後「ホテルセレクトン福島」にチェックイン。元のビューホテルで設備・立地は6000円程度で泊まるのが申し訳ないぐらいの水準だが、部屋の備品が最低限(いちいち請求しなければならない)だったり、朝食について尋ねると「ありますけど1400円です」と「お前には払えないだろ」と言わんばかりの返事(ちなみに翌日チェックしたところ朝食は1400円の水準ではない)で、ホスピタリティにだいぶ難あり。

16:00に福島駅東口にてM氏と合流し、駅周辺で一番治安のよさそうなカラオケボックス「シダックス」で、当日会員になって1時間練習。終了後M氏以外のメンバーは17:35発の電車で伊達、駅から歩いて会場へ。
会場にてサウンドチェックなどをさせていただく。有難うございました。

19時ごろから前夜祭を市内の「三島屋」で。いか人参や汁などの名物だけでなく、ケータリングパックに入っていて期待していなかった食べ物がおいしく、持って帰りたい水準(仕出しで有名とのこと)。その場はT氏の主導により酒の入ったうたごえ喫茶状態であった。

21:48発の電車で福島に戻り(会場と駅への送迎本当にありがとうございました)、コンビニに寄った後ホテルの部屋で25:30ぐらいまでフォルクローレ業界情勢分析にいそしむ。

●6/5(日)
駅ナカの立ち食いそば屋が美味とのことなので7:50に頑張っていくが9時開店とのことで、マックでフィレオフィッシュセット。

8:25にチェックアウトして8:45発の列車で伊達、会場入り。

会場では出番までにカフェアメリカーナと唐揚げ(某高校生が前日群がっていた店のもの。脂っこいが臭みやしつこさはなく相当の水準)、出番d後にチキンカレーとビール、桃ジュース。

16:30ごろ終了し、翌日の都合を考え打ち上げを辞退し徒歩で伊達駅に到着後駅の中で売っていた朝どりのきゅうり3本(@40円)を購入。
福島駅帰還後「檸檬」3つ、駅弁などの土産を購入し帰京。

19:40ごろ東京着、20:30ごろ自宅着。きゅうりを塩もみにしたところ甘みさえ感じられ超美味。

次福島に来るときは駅ナカの寿司店と蕎麦屋に行くようにしたい。

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2016.05.23

20160522の日記(菱本幸二氏ライブ鑑賞など)

●2016/5/22(日)
朝6時前に起床し、6:25に自宅を出て駒澤大学駒澤キャンパスへ。
富士そばで朝天玉、1人態勢の時間帯に6人以上客が訪れオペレーション崩壊で非常に愛想のわるい接客を堪能。

9時ごろ撤収し自宅に戻る。
1時間半仮眠し、和幸のエビフライ(水準高い)などを食べる。

御茶ノ水、池袋経由で成増に行き菱本幸二ユニットの演奏会。以下定価払っているので本音で勝負。

演奏内容自体は、チョベーラの曲でかねがねふらついていた音階が柳和男氏の着実な演奏が光るサブケーナで補正がかかっていて品質向上するなどしており、オリジナル中心で勝負していることを考えればまあ満足の部類。てっぺんの演奏は「夕日のチョリータ」と「空には南十字星」。
菱本氏が単独無伴奏の際などに繰り出すボリビア的リズムステップに出てくるグルーブを全面的に浸透させるためにも、ホセ氏のギターの存在価値が高まっていたように感じる。

以前から正直日本の音楽シーンでは通用しない水準としか思われない技術レベルのクラウディア氏のバイオリンは、昔と違って騒音の度合いは減り、タリーハ風のクエカ曲などではまあ許せるとは感じたが、アレンジが凝った曲での旋律パートでのふくらましのなさなどを鑑みると、もっと上手い演者を使わないと曲の世界が広がらないのでは、という懸念は依然存在する。パーカッション専念でいいのではないでしょうか。

それよりもこの日の会場が、「人が住んでいるコーポの3階の一室で、備品などがない状態のところで演奏を拝聴」というもので、ボリビア音楽の正統な奏者として一時代を築いているはずの人物の自主ライブとしてはさみしいものがある。もっと音楽的に世代を超えて勝負している感を出してほしい、と、客席で自分が最年少に近い状況もあわせてつくづく思う。
カブールの曲などで垣間見せたユニットとしてのびしびし感も、もっと畳み掛けていただけますと幸甚です。

ちなみにこのスペースを管理しているカフェの店員の接客もたいがいでした。(3人いても4,5人の客の質問に対応できず、当方放置気味でシステムの案内も要求するまでできずパニクる、演者のことをろくに知らない、その割に自分たちの活動だけ押しつけがましく話す、会場の案内も入口に表示がないなど不完全極まる。3階の会場の部屋に何も表示がなかったので、17年以上昔に池袋のマンション内の違法風俗店にうっかり遊びに行った際に部屋番号を間違えて案内され、住人に平謝りしたときのことを思い出しながら恐る恐る部屋に入りました。客に不安な思いをさせ、しかもろくなアナウンスもしないというのは、店として正直落第点。菱本氏の客への対応などは、ナチュラルなホスピタリティがあっただけに返す返すも会場が残念)

菱本氏のユニットには、生音で演奏したいとの希望があるのかもしれないが、とにかくもっと音楽的な環境での演奏を切望したい。

終了後挨拶程度で成増駅に戻り、少々散策してから(とんねるずのアルバムを思い出す)、有楽町線で飯田橋まで戻り水道橋、ネカフェで所用を足してから神保町へ。四川料理店で友人と飲み食い。

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2016.05.22

【ふたたびいじられまくりで無事演奏!→YOSHIO単独無伴奏】SEGAREさんと3年連続3回目の単独無伴奏演奏です!

この日も単独無伴奏ですが、自分が定着するきっかけを作ってくださった
3年連続3回目の対バンとなる和歌山の和風メタルバンドの雄、SEGAREさんや
ちばゆきさんをフロントに擁するen’pacaさん、
クロメさんやROIさんなどかなり実力派バンドな日です。

ぜひその中でツーシームを投げるYOSHIOのいけてない
単独無伴奏を満喫ください!

個人的にはレッドステージを、厚切りジェームズさんよりも面白い外国人
パンク歌唱を継続されているJamesさんと務めることも
喜びのひとつです。

→この日は以下の曲目でした。
1、シコージャス
2、Yove Male Mome
3、インカ皇帝名称~WE WILL ROCK YOU
4、ニュータウンの黄昏
5、本多工務店のテーマ

…この日は「17拍子なんてわかりにくいことをやらないでください」と言われたりで、相変わらずSEGAREさんにいじっていただきました。有難うございます。
バンドイベントで通用する可能性を初めて示せたのが、2年前のSEGAREさんとの対バンの時で、それ以来ライブハウスシーンで出させていただけていることに感慨がございます。

今回もSEGAREさん、クロメさん、en'pacaさんなど、非常に熱めのバンド連の中での
演奏を変わらずさせていただけたことに感謝申し上げます。en'pacaさんに「YOSHIOさんの後だとやりやすい」と言っていただけたことは望外の名誉です。

6/24(金)
新松戸FIREBIRD
"DON DOKO DON"

Open 17:30
Start 18:00

18:00-18:25 ROI (ももいとうさみ)
18:40-19:05 ぷらいどちきんず
19:15-19:40 三角形の時間
19:40-20:00 YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)
20:05-20:30 en'paca
20:35-20:55 James
21:00-21:25 クロメ
21:35-22:05 SEGARE

Yoshio20160624


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2016.05.19

【大変な成果とともに完了!→Yoshio,エレキチェロの魔神と即興共演!】20160610新松戸Firebird

6月は原則金曜日は毎週ライブとなっています。
この日はFirebird仲間でも有数の声の美しさと音楽的えぐみを持つ浜野海さんの
誕生日イベントですが、
日本でも有数の名手であるチェロ奏者の化身である斎藤孝太郎大統領閣下(YOSHIOのバースデーイベントにもご出演)と
即興で共演です!

相当ボコボコにされるかと思いますが、ケーナとチェロで想定する
美的環境とは異なるアグレッシブサウンドは必至です!

ぜひご予約を!

→エレキチェロとケーナという世界的にもない即興状況、
さらにガチガチのプロフェッショナルである大統領との演奏で
どうなるか、いやどうもなるまいと強く思ったのですが、

Gベースの即興→浜野海氏へのHAPPY BITHDAY TO YOU(Cコードベース)→即興
で合計25分という即興でした。

大統領が組み立ていただいた音組みが大胆かつ繊細に空間を構成するものであったため、
前半は美しめのYOSHIO,後半はパワー系という感じで非常に面白く演奏できました。

このユニットは次もなるべく早めにFirebirdで演奏します!冗談抜きでチャクラが開きますのでぜひ。

写真はこちらです。

20160610yoshiodaitoryopicarab


…誕生日祝い対象になっている浜野海氏を中心とするバンド「絵かきの手」(Mさんの重く流麗なエレキソロギター最高でした。70年代の音作りがすごい)はじめとして多くの演奏者がこの日素晴らしい演奏をされていました。

自分たちもそのムーブメントに乗ることが出来たかもしれません。

今後とも宜しくお願い申し上げます!  YOSHIO 拝

6/10(金)
新松戸FIREBIRD
"KAI HAMANO BIRTHDAY LIVE"

OPEN 17:30
START 18:00
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※別途1drink charge
※18時までにご来場で追加1drink present

ACT
・絵かきの手
斎藤孝太郎大統領with YOSHIO
・ヘルメッツ
・GOLDEN COIL
・CHARTREUSE

【レッドステージ】
・江崎掌
・アラブ
・沼田謙二朗


Live
18:00-18:25 CHARTREUSE
18:30-18:55 沼田謙二朗
19:00-19:25 GOLDEN COIL
19:30-19:55 アラブ
20:00-20:25 ヘルメッツ
20:35-21:00 斎藤孝太郎大統領withYOSHIO
21:05-21:30 江崎掌
21:35-22:05 絵かきの手

bar time22:10drink or die!!!

セット別25分(絵かきの手30分)

Yoshio20160610


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【想定よりも楽しく終了しました!→Yoshio単独無伴奏】160603新松戸Firebird

この日は、翌日から伊達遠征になりますが、あえてブっこみました。
ぜひ遊びに来てください!
個人的には、労働者フォークの現代系として正しい内容のピスたちおさんと
久々対バンなのも楽しみです!

→この日はベテランバンド、若めのバンドやシンガーの皆様が入り混じるなか
埋没が懸念されましたが、大幅なシフトチェンジをして生き残りました!

1、Sicoyas(ボリビアの作曲家、M,Gutierrezの名作)※ダイジェスト演奏
2、La Tarde de la Montan~a (山の午後、高校時代から演奏していたケーナ練習曲集に入っていた曲)
3、House of the Rising Sun(朝日のあたる家)
4、We will Rock You
5、ニュータウンの黄昏(ここ最近やっとものになったYOSHIOオリジナル曲)
6、Yove Male Mome(17拍子のブルガリアの曲、以前日本人がきまじめに踊っていた動画がツボだったのですが最近掲載停止になったもようです)

今回当たり前といえば当たり前なのですが、歌で押す方ばかりだったので、いいアクセントになったもようです。
選曲的にも、いつも2番目にやる6をあえて持ってきて「手拍子お願いします」と言い放つMCなどがはまりました。
あと2や3が想定より受けました。

この日はなにげない中にも凄みのある演奏者が多く、本当に勉強になりました。
また多くの世代の異なる方と交流できたのが望外の喜びでございました。
今後ともとことん行けばわかるさ、の精神で(プロレス的には全日派でしたが)、演奏を突き進んでいきたいと思います。ご指導ご鞭撻宜しくお願い申し上げます。

お客様、対バンの皆様、Firebirdの皆様に篤く御礼申し上げます!

6/3(金)
新松戸FIREBIRD
"愛こそすべて"

OPEN 17:00
START 17:30
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※1drink charge
※17:30迄にご来場の方は追加1drink present

ACT
・Rife on the Lock
・モグらいおん
・幽霊会社みちづれ
・地球がくそやばい。
・Seisyun Zombie

【レッドステージ】
・YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)
・SENRI
・ピスたちお
・ジョニーアラタ

Open 17:00
Start 17:30

17:30-17:50 ジョニーアラタ
17:50-18:15 Seisyun Zombie
18:20-18:40 ピスたちお
18:40-19:05 地球がくそやばい。
19:10-19:30 SENRI
19:40-20:05 幽霊会社みちづれ
20:05-20:25 YOSHIO
20:30-20:55 モグらいおん
21:05-21:30 Rife on the Lock

END22:00drink or die!!!

メイン25分/レッド20分(セッティング別)

20160603yoshio


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【動画追加!まさかの共演もしながら無事終了しました!→YOSHIO単独無伴奏】160527、5月最後のステージです!

5月最後のステージはやはりFirebirdです。
若手あり、ベテランあり、ブルースバンドあり、変化球のアコースティックバンドあり、の中で
トリ前にてまたかまします。

ある意味「企画性が高い」日ではないので、Firebirdの地力を感じられる日だと思います。
遊びに来ていただけますと幸甚です!

→この日はなんと、電氣唄雀さん(ベース・ドラムつきで4人バージョンでした)からお誘いいただき、「猫娘」を再び一緒に演奏しました。追試でしたが、前回よりも音圧の中盛り上がることができました。動画はこちらです(最後の曲のみの参加です)
電氣唄雀の皆様に篤く御礼申し上げます。

自分のステージでは、
1、こわれたクエッカ
2、赤い雲(さわりを)
3、YOVE MALE MOME
4、WE WILL ROCK YOU
5、TODOS VUELVEN(みんな戻ってくる)
6、DON PABLO
を演奏しました。想定より1が受けたのですが、5が細かいミスでいま一つでした。精進します。

この日はかなり電氣唄雀さん、ダニーさんのバンド、ナップルタップルズさんなど音圧も上手さも兼ね備えたバンドの中で苦闘しました。
トークも黒くなってしまいましたが、酔っぱらって踊ってくださる方や、「前回観て面白かったんで、きょう出演リストに名前があったので来てみた。死ぬほど面白かった」などという声を頂戴したり、本当にありがたい限りでございました。

今後も精進しますので、お客様、競演の皆様、お店の皆様に篤く御礼申し上げます。

5/27(金)
新松戸FIREBIRD
"愛こそすべて"

OPEN 17:30
START 18:00
TICKET 前売¥2,000/当日\2,500
※1drink charge
※18時迄にご来場の方は追加1drink present

ACT
・Seisyun Zombie
・幽霊会社みちづれ
・オカダケイ(Theシーチキンズ)
・ナップルタップルズ
・DANNY'S DEVIL'S BLUES

【レッドステージ】
・橋田裕哉
・電氣唄雀
・ロットン瑠唯
・YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)


Open 17:30
Start 18:00

18:00-18:20 橋田裕哉
18:25-18:50 Seisyun Zombie
19:00-19:25 電氣唄雀
19:30-19:55 幽霊会社みちづれ
20:00-20:20 オカダケイ
20:25-20:45 ロットン瑠唯
20:50-21:15 ナップルタップルズ
21:15-21:35 YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)
21:40-22:05 DANNY'S DEVIL'S BLUES

END 22:10 drink or die!!!

ソロ20分、他25分(セット別)

Yoshio20160527


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2016.05.17

【出演報告御礼/追記あり】第10回チャランゴの集いに出演しました!+160514-16の日記

■YOSHIOは以下のイベントに出演いたしました。

「チャランゴの集い・第10回記念イベント」
10mo. Aniversario de Encuentro del Charango en JAPON

2004年に産声をあげた「チャランゴの集い」は、おかげさまでこの度10回目を迎えることになりました。今回はスペシャルゲストとして現代ボリビアチャランゴ界を代表する巨匠アルフレド・コカ氏も迎え、盛大に開催いたします。どうかご期待下さい!

日時:2016年5月14日(土)
14:00開場
14:30開演
(17:30終了予定)

場所:ティアラこうとう小ホール(江東区住吉2-28-36、東京メトロ半蔵門線住吉駅A4出口から徒歩5分)

料金:3000円

ご予約先:daijito@hotmail.com(世話人・福田大治まで)

出演:
TOYO草薙、富谷雅樹、小黒謙治、貝谷吉浩、福田大治、岡田浩安、植月佳奈、斎藤征範、鈴木龍、荒川美樹子、際田泰弘、YOSHIO、土手暁、鈴木萌里、恵泉女学園大学チャランゴ部(順不同)。

第10回記念スペシャルゲスト:
アルフレド・コカ氏(ボリビアチャランゴ協会・現会長)

後援:ボリビアチャランゴ協会(Sociedad Boliviana del Charango)

…チャランゴというのはアンデス地方に多く存在する弦楽器です。
このイベントは弦楽器での演奏をする皆様の演奏なのですが、弦楽器のソロ曲をケーナでむりやり演奏するという
「乱暴すぎて伝わらない」演奏を、私はここ7年程度展開しています。

今回は、
El Arriero(牛追い、チャランゴ近代化の祖、マウロ・ヌニェスの作品)
Piedras Peregrinas(巡礼する石ころたち、現代チャランゴをアグレッシブにしたエルネスト・カブール作)

を演奏しました。
今回は1曲目のほうが完成度が高かったのですが、原曲の雰囲気が残っていたのは2曲目、という声を頂戴しました。
「牛追い」はチャランゴソロ曲のなかでもストローク率が高く、相当の難曲です。それゆえに演者としてはロマンがあります。

そもそもこのイベントは、ボリビアから協会の会長が出演しているのでもわかるように、チャランゴの名手勢揃いでしたが、
ケーナで無理やり出演しました。(女性ボーカル大会にむりやり裏声で乱入するようなものでしょうか)

乱暴です。乱暴であるがゆえに、競演者に「お前は芸人で出ているんだからわきまえろ」とか「本当はケーナうまいらしい」とか言われても(年間60本以上ガチでライブやっている演奏者に本来そういうこというのはどうかと思うところですが)、まったく腹が立たないぐらいの立ち位置であり「出させてくださってありがとう」と衷心から思う状況です。

小生チャランゴが好きである(けど演奏できない)と同時に、チャランゴ奏者が好きというのもあるかもしれません。

さらにいえば、単独無伴奏演奏(今の最大の出演回数を誇るスタイル)のきっかけが、この「チャランゴの曲の演奏」でした。

今後とも出演できるよう、レパートリー・水準ともに拡張させて頑張ります。皆様のご寛容を伏して乞うところでございます。

※なおチャランゴ協会のアルフレッド・コカ氏は非常なナイスガイでいらっしゃり、「チャランゴが好きだが弾けないのでケーナでやってすみません」と打ち上げでお詫びしたところ、「君の演奏もチャランゴでの演奏と同じだよ」と言っていただけて、(社交辞令だとしても)その寛大さに頭を垂れるのみでございました。今後とも振りぬきます。

チャランゴ奏者の演奏を聴いていてどれもすごかったのですが、メモ的に。失礼の段ございましたらお詫びします敬称略。
変な言い方だが、今回はほとんどの出演者がこれまでよりもアゲアゲな演奏で、「発表会」テイストを粉砕できていたように思われましたが観客の皆様いかがでしょうか。

・恵泉女学園チャランゴ部…Cholita pacen~aがかなり頑張ってかき鳴らしでの旋律裏の走り込みなどにクエカ感あり。
・土手暁…リプイ・リプイがリズムと情感のかねあいがおそらく自己ベストレベルでは。
・鈴木萌里…オリジナル曲のほうが自身の音色にあった高水準の演奏になっていた。
・鈴木龍…神への捧げものが仙台春チャラ時よりもリズムを強化していて品質向上。
・荒川美樹子…あさきゆめみし、ゆるめの曲調での重ための音色が逆に表現力を出していた。
・LA PLATA…バイレシートメドレーなどで顕著なストロークの歯切れよさが音楽的活性を保障していて◎。
(・福田大治…すみません、出演後で息が上がっていて聞き切れていませんでした)
・岡田浩安…大樹の記憶、ストイックな音色のためか、シークでの演奏よりも説得力高い。
・際田泰弘…次こそベネズエラ曲で旋律を出す感じの演奏を期待。
・植月佳奈…夜の街の犬がホセ犬伏の好サポートを得て、抑制的でも旋律の存在感を出すことに成功。
・富谷雅樹…全般に今回はマニア的スキルよりもストレートな感情が伝わる演奏で、鉄弦チャランゴの中高音にハッピー感あり。
・SABOR ANTAN~O…禁断の愛を持ってくるあたりのポップセンスとマニア気質のマッチング、超ベテランの証。
・齋藤征範…アビエルト・ミ・コラソンで1曲目の倍以上の声が出ていた。思いの強さが伝わる。
・TOYO草薙…R138 で魅せた実験的側面など、さらに芸域を広げている姿に敬礼。(演奏とは関係ないですが、冒頭での「もちろんコカさんが主人公ではあるのですが、頑張ってチケットを売って練習してきた出演者全員が主人公」という挨拶で、非常に会の意義が明確になったと思われます。功績大)
・アルフレッド・コカ…カルーヨのメドレーで聴かせる弦のスクラッチ音が「ルーツ音楽」の凄みを感じさせるもの。演奏としてはPANCHITAやクエッカ・バイレシートメドレーなどが万人にわかりやすい演奏。録音よりもはるかに巨大な印象を抱かせる奏者。ポジションの押さえ方の生真面目さなども印象に残る。
(追記)私がいわゆるボリビア曲を聞き出したころにヒットした(1988年)、Paloma del Alma Miaのチャランゴソロがコカ氏だとは思いませんでした。自分は、素直に憧れて演奏している先行世代をうらやましく思いながらデスなアレンジをしていたようなひねくれたあこがれとともに、この曲に接していましたが…。
(追記2)発表会的雰囲気がなかった理由の一つが、ベテランの方々を中心に「格式」にこだわる傾向があるこの手のイベントで、現地のトッププロが来たために同系の雰囲気が排除されたためでもあろうかと思います。

この会を主催してくださりコカ氏を招いてくださった福田大治氏、TOYO草薙氏、ISHINO氏、荒川氏はじめ実務をしてくださったみなさま、なによりお客様に深く御礼申し上げます。
出演者としてここまで楽しんだからには、今後も何らかの貢献をするように努力していきたいと念じています。

おまけで日記です。

●16/5/14(土)
10時から整体。数日前にぎっくり腰を起こしていたが舞台は勤められそう。
錦糸町経由で住吉、コンビニでチラシコピーして会場へ。
顔合わせ後会場にある昭和なメニューのレストランでカツカレー。パスタはどうみてもソフト麺レベル。

演奏。体のキレがいま一つだったが客席に降りる(草薙さんのアシストあり)などをこなす。有難うございました。

演奏終了後打ち上げ、一般のお客様がいる展開だが、最後は(ケーナはさすがに無理だが)演奏も始まる展開。

●5/15(日)
ヘロヘロだが9時に渋谷。珈琲大量摂取。
昼は「寿亭」でランチ焼肉。
夜はファイヤーバードで知り合ったT氏と「大統領」なる串焼き店で軽く飲んだ後(人気店で少し並ぶ。串焼き店としては接客がかなりよい)、浅草ゴールデンタイガーでネルマーレさんやPEPPERMINT Uさん、ロンボトランヒップショットさんのライブ(ネルマーレにしか間に合わなかったが)を観る。新松戸感強し、とみなさんに言われる。
ネルマーレは新ナンバーやミュゼット的な演奏などを聴いても確実に成長されているので、自分も頑張らなければと思う。(バンドシーンにYOSHIOを入れてくださったのがネルマーレなので、その恩を果たしていきたいと思う)
お店の人にも挨拶する。

終了後浅草橋まで歩く。微妙に楽しくない道の風景(中華料理店が目立つ)、つい松屋でプレミアム牛丼。

●5/16(月)
昼は「穀雨」で担担麺。
夜は自宅でトマトパスタ。

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2016.05.14

20160513の日記+緊急呼びかけ(チャランゴの集いに関して)

●16/5/13(金)
昼はベルマーレカフェ。ソラマメのパスタが原価安いが美味。
夜は総武線快速で帰っていたところ総武線全面運休、JR改札での手続きに長蛇の列という事態に遭遇し、やむを得ず東京駅で脱出、丸の内線~新宿線で帰宅。東西線よりおそらくはるかにましで、馬喰横山で座って本八幡まで。

本八幡で「魂麺」へ行く。
店の見かけは千葉の街道筋にありそうな凡庸なラーメン店(そこまで清潔でもない)が、中華そば・魂麺そばともに麺とスープ、具のバランスなど相当の高水準。素材の良さも明確に伝わる品質で、都内なら絶対行列のレベル。自分は魂麺中心に食べたが、年齢的には中華そばで次回から行きたい。

なお想定より2段階上で感動を誘う水準のラーメンの提供者は、gold bread two bearの名義で何度か対バンした方。

独自の詞世界(ざらついたフォーク)が特徴的な方だが、今後も対バン&ラーメン宜しくお願い申し上げます。

★この知らせを観たあなたにラッキーカード!
本日のチャランゴの集い、予約者1名が体調不良で飛んでしまいましたので、
急遽再募集! 金額相談! お知らせはこちらへ。14時までに。

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2016.05.12

160511の日記+「チャランゴの集い」予約呼びかけなど

●16/5/11(水)
昼はGOLD RUSHで300グラムハンバーグ+サラダ(メニューには載っていない)。

夜は久々に「寿し道楽」で。数の子、コハダ、うに、トビウオのたたきなど1皿140円の水準をはるかに超える。

★ボリビアの名手・アルフレッド・コカ氏を迎え行われる5/14のチャランゴの集いですが、あまたの一線のチャランゴ奏者にまぎれて、YOSHIOも出演しています。

14:30開演ですが、YOSHIOは15:50から2曲やるます。
次の奏者はこの会の主催者の1人である福田大治氏の演奏なので、結構おいしい枠になっています。
(ケーナ1本単独無伴奏でチャランゴのソロ曲を演奏という枠です。おそらくチャランゴ業界においても、濃尾どころか世界無双(Cシグルイ)の芸です)

…今回大変恐縮なのですが、諸般の事情によりYOSHIOに直接予約をいただけますと、YOSHIOが通常からさらに倍で感謝する状況となっています。

大変ダサい宣伝ですが、どうかYOSHIO宛に予約をいただけますと幸甚でございます。
相談ある方も含め、お気軽にご連絡ください。

■『ロックを生んだアメリカ南部』(バーダマン・村田著、NHKブックス)読了。
数か月前に三省堂本店の叩き売りの棚で買ったもの。

学術書としては証拠・論証不足で、一般人向けとしてはこなれなさすぎなのが
あまり売れなかったであろう原因かと思われるが、プレイヤーの生活環境や社会環境、
音楽演奏の現場をビビッドに論じようとする形で、ディープサウスなどを語っているのが
ミュージシャン的に有益な内容。

「もともと絶望から出発するブルース音楽が否定的な絶望に終わらないのは、つねに心が愛のほうを向いているからだ」(p15)などは、演奏者の心構えとしては最適のもの。いわゆる南米音楽をルーツミュージックと考えて、この本の論調のように近代化とルーツの化学反応をポジティブに考えれば、もっと幸せな演奏者が増えるだろうなあとも考える。(こういうことを言って「郷愁という幻想の共有化」という一種のゆがんだ聴衆に持つ愛情への反応を排斥すると動員に響くのも事実だし、JOSE+YOSHIOでVASIJA DE BARROにつけた日本語詞で「千の風になるとかそういうのはいらない」とうたった時の反発も思い出すが、時代は死に美しい幻想を持たせづらく変化してきているのではないでしょうか、とかも思いつつ。自分より上の世代、特に現役を引退しつつある方々の幻想を満たせない三流ミュージシャンとしての処遇を甘受せざるを得ないであろうが、喜んで甘受してやるとも思いつつ)

…5/14もいつものように精一杯2曲で出し切りますので、どうかご予約をお願い申し上げます!

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2016.05.09

【無事完了しました!→Yoshio単独無伴奏】160518、弾き語り系の中で場違いに出演!

今回急遽出演となりました。
以前対バンした方(たとえば谷洋幸さんとはFirebirdでの、HAL=tonnyさんは赤坂天竺でのイベントでの対バン歴あります)やはじめましての方の中、
空気を読まない感じで新松戸の老狂犬ぶりを発揮します。

ぜひちくちくした雰囲気をお好みの方、お越しいただけますと幸甚でございます!
→諸般の事情で20時過ぎに到着、21時過ぎのトリにて演奏します。
対バンの皆様本当に申し訳ございません!

お客様におかれましては、ぜひ最初からご覧いただけますことを切望いたします。
本当に恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます!

→千代田線で人身事故があったりして、出先から直接乗り込むような状況でしたが、無事出演いたしました。
曲目は以下になります。
1、赤い雲
2、YOVE MALE MOME
3、WE WILL ROCK YOU
4、ニュータウンの黄昏
5、DON PABLO

…この日はトークこみで22分程度。
2~4がまあまあだったように思われます。
シリアスな弾き語りの方が多い中で申し訳ない、という感じだったのですが
そこそこトリとしての役割は果たしたもようです。
次回以降より完成度も上げつつ、スリリングさも維持するような演奏を
単独無伴奏では心掛けていきたいと思っています。

安田太さんはじめミュージシャンの方と仲良くしていただけたのがラッキーでした。

終了後はFirebirdの皆様と、ブラックかつハッピーなトークをさせていただきました。
(私の会話は基本ブラックですが)

対バンの皆様、ブッキング担当のロットン様はじめ対バンの皆様、お客様に篤く御礼申し上げます!

5/18(水) Being Alone Is Fashion

安田太 / 優里 / 谷洋幸 / yone / HAL=tonny / 戯言あざり / YOSHIO / and more...

OPEN : / START :TBA
ADV 2000yen / DOOR 2500yen

FIREBIRD presents
"Being Alone Is Fashion"
2016/5/18

YOSHIO(シュッと吹くケーナ奏者)
優里
安田太
HAL=tonny
戯言あざり
yone
谷洋幸
工藤ちゃん

OPEN 17:30 START 18:00
前売り\2000 当日\2500
※+1drink charge
スタート前ご来場の方には1ドリンク追加プレゼント

18:00-18:25 工藤ちゃん
18:30-18:55 谷洋幸
19:00-19:25 yone
19:30-19:55 戯言あざり
20:00-20:25 HAL=tonny
20:30-20:55 安田太
21:00-21:25 優里
21:30-21:55 YOSHIO

20160518yoshio


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2016.05.08

随想160507(笹久保伸氏、宝塚、ケーナの球速)

★次の公演は5/9に単独無伴奏で巣鴨獅子王です!都内です!

●160507(土)
いつも演奏しているわけではない、そんな1日。
渋谷の出先で終日。

昼は「香港ロジ」で油淋鶏定食。定食系ではかなり爽やか。
夜はさわらの照り焼きなど。

以下エッセイもどきの感想。

■ペルーギター、現代音楽の鬼才であるだけでなくゲージツ家的な活動がめだっている笹久保伸氏が「新潮」6月号に2ページエッセイをドロップしているとのことで、脱法的手段で拝読。(すみません、ただ同時掲載されているいくつかの斬新なふりをしてクリシェにはまりまくった、毒にも薬にもならない文芸もどきの小説にどうしても金を払いたくなくて…)

非常にわかりやすく秩父前衛派の説明がなされています。氏の、音楽家としてアイデンティティを安易に日本音楽に求めないで、さまざまな角度から自身の基盤を探していった姿勢の表明など読みどころです。秩父でまったりやっていた文化系の人にとって、氏の存在はそうとう悪質だと思いますが、より悪質化して暗殺対象になるぐらいメジャーになっていただく日を俟ちます。
(氏の作品や演奏にわたる活動から、表現発表の基盤的構造をどこに置くのがメジャー化という文脈で便利かを勉強しています…というのはちと毒舌でしょうか。ただ自身の精神をかえずにメジャー化するスタンスに素直に敬意を表します)

良い子のみなさんはきちんと購入して講読ください。

■TAKARAZUKA SKY STAGEが1週間無料なのでつい眺める。
小柳某の演出によるアリスのなんちゃらなど画面で見るに堪えない作品が多い中、以下の2作品に不覚にも感動。
1、「ベルサイユのばら」(2014年地方公演)…不覚にも後半で泣きました。もともと好きなフェルゼン編ですが、若手の技術はなくともソリッドな「お迎えが来たのですね」芝居と、演出に潜ませてある歴史的必然のテイストのマッチングがよかった。

2、「VICTORIAN JAZZ」(2012年バウ)…望海風斗の宝塚愛がしのばれる、いやみのない軽さを出した誠実なステージング。さらに桜一花の大人っぷりに感動。役付きの一定数のスキルが低いし、田渕大輔の演出は正直ややむちゃくちゃな点もあるが、正塚晴彦的な誠実さがあり◎。

■手前味噌ですが5/5は過去最大音圧を出して演奏をやり切り、、正直2、3日肺を休ませることができてホッとしています。(過去気胸の病歴あり、現在なお喘息体質。呼吸器が強くなくてもケーナはできます、を体現しているつもりです)。以下妄想文。

自分のケーナは野球でいうなら、フォームは丁寧なサイドスロー(ピントスで通常太い音は出しません。イメージとしては故・小林繁氏を連想ください)なのにノーコン気味に投げ込むタイプでした。球速でいうと、2008年ぐらいまでは140キロ台出ていますがノーコン傾向、2010年ぐらいからは145キロぐらいの球速でときどきですが安定してストライクを取れるようになり、これが2012年10月のコスキンでのアルゼンチン行きにつながりました。ここ2年では最速148キロぐらいになっているつもりですが、5/5は150キロ超えていた自己認識です(あくまで自己認識)。

これからも試合を作れる演奏をしながら、球威で負けないよう頑張ります。なお誰がサイドスロー、スリークオーター、オーバースロー、アンダースローなのかなどは後日暇なときにまとめてみます。オーバースローで真っ先にイメージするのは数年前に来日したファン・カルロス・ママニ氏などですが、いかがでしょうか。

ただしケーナは音の大きさや正確な音調だけで測れるものでもありません。まして「本国で習ったからすごい」とかいう、文脈だけで楽しむものでもありません。単純にいろいろな比較をしてみて、ファン・カルロス・ママニ氏から岩川光氏まで表現姿勢の異なる奏者が活動できているケーナ業界、構造が単純な楽器にしては世界的に見ても案外面白いシーンかもです。自分も極北目指して頑張ります。(以上汁ケーナ奏者上がりのたわごとです)

…以上何か書こうとしていたのですが、失念してしまいました。今後も宜しくお願い申し上げます。

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2016.05.03

【非常に有意義な機会となりました!→急遽単独無伴奏!】160509巣鴨獅子王でYOSHIO出演です!+160509の日記

皆様、4月にCHARTREUSEのくめさん誕生日企画で初登場した巣鴨獅子王に、2回目の出演となります!(Firebird以外では初の展開です)

今回もノイズイベントとのことですが、東京にて奮闘するYOSHIOをぜひGW明けに見学しに来てください!

前売り1500円です。19:40からなので、お勤めが通常に終わる方は間に合います。たっぷり30分。
予約大歓迎!

→今回は以下の演目を演奏しました。

1、コンドルは飛んで行くの断片~赤い雲
2、Yove Male Mome
3、Piedras Peregrinas(巡礼する石ころたち)
4、We will Rock You
5、ニュータウンの黄昏
6、Don Pablo

評判としてはやはり4が突出、ついで2という感じですが、6はともかく3が想定より演奏中の盛り上がりがありました。
今回完全にすべることを想定してかなり覚悟してMCも内容的に手数多く飛ばしたのですが、やや受けたことをいいことに相当長く話し、終了したら所定の30分ほぼジャストでした。

このイベントはノイズ系ではありますが、機械優先のバンドはなく、音楽的にシリアスでかなりインプロ要素が強く非常に「あずましい」内容でございました。お客様も柔軟に聴いてくださり、本当にやりやすかったです。

共同主催の秋元様と波流乱満様、対バンの皆様、お客様、お店のスタッフの皆様、本当に有難うございました。
(月1回この実験イベントをされているとのことです。7月以降のどこかでまた再出演の可能性もあるとのこと、深く御礼申し上げます)

=百花繚乱 Vol.8=

ミュージックチャージ¥1500
ドリンク¥500

Open 18:30
Start 19:00

① 19:00-19:30
=コヤーノバンド→サックスのインプロが特に後半変態でした。

② 19:40-20:10
=YOSHIO

③ 20:20-20:50
=乖離。 →一人芝居的弾き語りなのですが、音楽センスの高さに瞠目しました。

④ 21:00-21:30
=波流乱満地獄変 →ごりごりのエレキギターとフルート・サックスのセッション。最後のほうでぴきぴきのギターにねじ込むサックスの暴力性が凄かったです。

⑤ 21:40-22:10
=宮西計三+AURAL FIT →ドラムの人がX JAPANばりの無茶たたきを20分以上継続するすざましいステージでした。

おまけに日記を。

●16/5/9
昼まで寝る。13時ごろから「モンテルバーノ」というイタリアサスペンスを眺める。
移民関連の事件に熱心に取り組む理由をきかれ「昔はドイツの喫茶店で『犬とシチリア人はお断わり』といわれ哀れだったが、自分たちは今その哀れさを忘れている」(舞台はシチリア)というフレーズが、共悲という面からささる。

14時過ぎに出発し巣鴨へ。前回とはPA担当者が違い、「シュッの音が耳障り」などと言れずにスムーズに音作りを進めていただき、リハは5分もかからず終了。

地蔵通り商店街を歩くが、かつて時々食べていた「東興飯店」とかいう名前の横路地の中華はすでに閉店(市場の勤労者対象のため)、古奈屋はやっておらず、「ときわ食堂」へ。往時からは想像できないぐらいマニュアル的接客で綺麗な店だが、食材がいいのは当時と変わらずガチ。いろいろ食べそうになるのを、アジフライ2枚定食とポテトサラダだけで済ませる。910円。

食事後土産にみずのの塩大福を購入。その後駅内ショッピングセンターのパン店喫茶スペースでデニッシュとコーヒー。
焼き鳥弁当を450円で購入(JREカードをどこで作ったか職質されかなり不愉快)、控室で食べる。

演奏後3杯程度シャンディガフ、ジンジャーハイボールを飲み、打ち上げで少々食べ物をいただいて帰宅。

帰宅後ドキュメンタリー(シリアもの)を観ながら薄焼きせんべいを数枚、塩大福1個食べる。

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勝手な呼びかけ2つ(コスキン関連、Firebird関連)

以下勝手な呼びかけ2つです。

●熊本地方の震災に遭われている皆様にお見舞い申し上げます。
コスキンエンハポン実行委員会では、コスキン参加経験があって現在被害に遭われている方に、何か(東日本大震災の際の御礼としての)支援ができれば、と考えられているもようです。

該当される方は、こちらをご覧のうえ連絡先にご連絡いただけますと幸甚です。

●新松戸Firebirdでは、YOSHIO以外のケーナ奏者の出演を希望しているもようです。皆様YOSHIOが他分野のミュージシャンとの交流を重ねているライブハウスで、「自分こそが正統なケーナ奏者だ」と言ってみたり、あるいはご自身も武者修行をされてみませんか?

民族音楽業界でのランクや実績などは一切不問とのことです。条件とスケジュールが合えば必ずチャンスをいただけるところであることは、小生が保障します。

興味があるかたは、こちらをご覧のうえ連絡先にご連絡いただけますと幸甚でございます。

…以上勝手なよびかけ2つでした。ご質問がある方は、YOSHIOがなるべくとことん回答いたします。

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