【YOSHIOの負傷に関しまして】ご報告と今後に関しまして(170802修正、追記などあり)
さて標記の件で大変関係各位にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
17/6/16、新松戸Firebirdで行われましたイベント「愛こそすべて」において、YOSHIOは2番手にレッドステージで出演いたしました。
いつもと異なりMC少な目、20分で5曲という詰め込み系ハイテンションでの演奏をめざし、
さらに1曲目「Palmeras」において、ロングトーンのところで客席を回って煽るという演出の一環で、下から舞台の柵を蹴り上げるというパフォーマンスをしたところ、蹴り上げた左脚を柵に取られ後ろに転倒しました。
幸い頭部などは痛打せず、1、2秒ほど演奏停止した後仰向けになりながら音出しを継続し
さらに立ち上がったのですが(ここだけ覚えていない)、その後歩こうとしたところ左脚が全く力が入らず、1曲目はステージに戻れなくなってしまいました。
右足ケンケンのみで戻った状態で、ケーフェイではないかもと察した店長が椅子を用意くださり、
2曲目以降は座って演奏し、全5曲21分程度の演奏を完遂しました。
最後の「本多工務店のテーマ」では、途中で右足ケンケンで客席に出たりしました。
幸か不幸か、非常にしまったよい演奏だったと多くの方にコメントいただきました。
終了後はスタッフの方やお客様の肩を借りて楽屋に戻り(ここではじめて「ケーフェイ」でないことに気付いた方もいらっしゃったようです)、以降阿仁異さんのテーピング(応急処置として完璧!と救急病院の医師に言われました)やアイシング、湿布、ロットンさんがくださった鎮痛剤などでなだめながらずっと楽屋にいる状態でした。
イベント終了後立ち上がろうとしたのですがやはり左脚が利かず、
私の体格に負けない数少ない関係者であるJAMES氏(この日はお客様でした)の肩を借りながら、
阿仁異さん・店長ダイゴさんのサポートのもと、大統領閣下に新松戸中央総合病院までお車で運んでいただきました。
なお事故発生後、競演の皆様が、お声かけくださったり出番でいじってくださったり荷物をまとめてくださいました。
しかし同病院では整形外科の専門医がおらず待ち時間も長いとのことで、
受付の方が「新東京病院なら整形外科がいて空いている」と教えてくださり話を通していただきました。
そして大統領閣下に同病院まで付き添いいただきました。
同病院は非常にきれいで体制がしっかりしており、看護師問診―若手研修医問診―レントゲン(8枚ぐらい撮影)―専門医の診断で、「骨・靭帯には異常はないが、結構体重が重いところ痛打しているので、どこかのタイミングで腰部のMRIを受けてほしい」とのこと。とりあえず松葉杖を借りました。
(※ただしこのタイプの負傷では救急病院は「その場大丈夫かどうか」のみのチェックとなるため、なるべく病院の通常営業時間にもう一度行く必要があることをあとで痛感しました)
トータルで保険証を持っていき忘れたので、松葉杖レンタル料込で25000円程度でした。(松葉杖は7000円ですが返すと全額バック、保険証を持っていくとあとで保険分返金だそうです。リンさんが教えてくださいました→退院後7月中旬に家族に松葉杖返却がてら行ってもらいました)
この段階で0:40ぐらいだったのですが、大変申し訳ないことに大統領閣下が自宅前まで送ってくださいました。
自宅では家族に声をかけて、荷物を持ってもらいました。
(この時「体臭がおかしい」と指摘を受け、「こんな状況なのに体臭しか気にならないのか」と家族に対して思いましたが、後々考えれば非常に危機的状況の脂汗の匂いだったのかと思い至りました)
本日17日はさすがに所用をキャンセルして自宅で静養しました。
午前中はトイレに行くのも松葉杖が必要で大変でしたが、夜になったら松葉杖なしでシャワーを浴びれるまでに回復しています。
…今回のようなことは2度としないようにするというのはいい年こいた人間の教訓として当然ですが、
イキったケーナ奏者の勝手なふるまいをほとんどの人がご寛容いただいただけでなく、
「闇医者紹介するよ」などのありがたいお話や、「今日あいつが一番のパンクだ」とおっしゃって楽屋に乗り込んでくださったりと、皆様が自分のこの恥ずかしい事態を受け止めてくださったことに感謝しかありません。
そしてお店に迷惑をさんざんおかけしたのに、病院などの方面や初期治療でサポートくださり、ずっとご心配いただいた上で「今日は伝説のライブでしたね」とおっしゃってくださったFirebirdの皆様にいくら感謝してもしたりません。本当に「愛こそすべて」というイベント名の通り、深い意味での愛のあるハコでそこに出演させていただけることに感謝しかありません。
またこの日の一線級ミュージシャンによる特濃なイベントの最後までいさせてくださったこと、演奏を中止させずに最後までやらせてくださったことに、ミュージシャンとしての愛情を感じました。本当に有難うございます。
今後はなるべく早く治療するように努力いたしますが、6月いっぱい以下の対応とさせてください。
(関係各位に個別にご相談申し上げます)
●演奏…基本的に予定通り行いますが、松葉杖での移動となるので椅子に座っての演奏になる可能性が高いです。またリハはご容赦させていただき、治療などにあてさせていただければと思います。大変勝手を申し上げますが、ご海容願います。
●演奏を観に行くなど…大変申し訳ございませんが、6月いっぱいは治療などのためキャンセルさせていただけますと幸甚でございます。体が動くようになったら不義理させていただいた分観に参ります!
以上誠に恐縮ですが、今回挙げきれなかった御恩も含め一生忘れず、コツコツ恩返しさせていただければと思います。
そしてもし宜しければ、ライブにてお目にかかれれば幸甚でございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます!
(今度からはライブ時に保険証を持参することをマストにしようと考えている)YOSHIO 拝
Comments