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2017.11.20

20171119「ボリビア民衆オーケストラの魅力」を聴きに行きました

標記の件ですが、最近人のライブにあまり行けてない自分が1日全部空けるぐらい楽しみにしていた標記のイベントに行きました。

ロランド・エンシーナスなどボリビアから来たエンシーナス一族、スペシャルゲスト福田大治氏、Estudiantina Boliviana、演奏者兼オーガナイザー牧野翔氏でした。
1部はロランド・エンシーナスを中心としたコンフント(数人程度のユニット)演奏、2部はオーケストラ形式であるEB(Estudiantina Boliviana)と1部出演者という大人数の演奏形態でした。

1部は、3曲目のケーナソロ(旋律は後半はアントニオ・パントーハがViento en los Andesとしていた曲だが確かボリビアの曲)に感動しました。息の音と音色の境界線も駆使しながらケーナ単独無伴奏で余情と情熱を表現しまくる力に恐れ入りました。(この日のロランド氏は天下に隔絶している、その力強くて流麗な音色だけで曲を構成するのではなく、旋律の中途で空気音にする技術を以前より多用していたように思います。こういうことを書くと大ひんしゅくなのを承知で書きますが、その手のスキルを相当使っている小生としては「ロランド氏もこのようなスキルを使っている」というのがめちゃくちゃうれしかったです)

またミロンガのTaquito Militar軍靴の響きはミロンガのリズムを歯切れよく追いかけるケーナが恰好よかったです。

2部では非常に好きな曲であるFlor del Valle谷間の花、あとアンコール曲の特に後半が切れがあって楽しめました(足が治っていたら踊ってました)。Suite Aymaraアイマラ組曲も聞きごたえのある大曲でした。全般にジュリアーノ氏の2部での貢献度が高かったように感じられました。

2部のバイオリン・ビオラパートは、今までの中でもっとも音だけでなく舞台上の姿も乗りと切れがありよかったです。ソロの切り出しのところなどしびれました。

EBは非常に好きなユニットでずっとライブに行っているのですが、音楽ユニットとして稠密性を増しているように思われました。「ボリビア民衆」と「オーケストラ」のバランスワークは、曲アレンジの面からも演奏の面からも難しい点もあろうかとも思いますが、どこまで行くのかぜひ聞き続けていきたいと考えています。(個人的にはSed de Amorを聴きたかったというのはどうでもよい話です)

全般に非常にバランスよく大人数の音色が聴けるという点では今まででも出色の音響だった(コントラバスの重要性が今までの中でもっとも認識できる音像でした)のですが、自分は割と旋律楽器の音圧とかを求めるタイプなのか、バランスの良さを評価する一方で1部・2部通じてケーナの高音域、チャランゴのかき鳴らしなどが削れている感じを受け、その結果1000人以上の大ホールの舞台と最後部ブロックの客ぐらいの遠さを感じる時間帯が結構ありました(実際のホール規模としては400人程度)。
自分には「もう少し演奏のパワーが直で感じられたら伝説のライブなのに」と思う瞬間もまあまあありましたが、これは演奏者の方針によるところなので正解は分かりません。

(今私の申し上げていることが妥当かどうかというのは正直自分でも不明ですが、演奏側の方で気になられる場合はPA卓の録音とエアー(会場)録音を比較して聴いていただけると、「遠い」と小生が感じた理由をご理解いただけるかもしれません)

…いろいろぐだぐだ申しましたが、ロランド氏のガチ演奏だけでなく、さまざまな要素からみて聴けてよかったコンサートだったのは事実です。出演された方、スタッフの方、ボランティアで素敵なコンサートの雰囲気を出してくださっていた北区財団経由のお手伝いの方々に感謝申し上げます。特に企画された牧野氏には「すばらしい機会をまたお願いします」と厚かましいお願いをしておきます。

ロランド氏の演奏に関しては、次回同様のツアーがあるようでしたら、1回は会場小さ目の地方で見ようと思います。(今日おっかけしている方にお目にかかりましたが、気持ちはよくわかります)
またEBはぜひ単独公演も並行してやっていただき、経験値を稼ぐぐらいの気楽な姿勢でばしばしライブやっていただけると嬉しいです。(万が一時と場合が整えば対バンしたい気分もありますが、そのためにまずこちらは精進します)

おまけ:12/3バースデーライブ@新松戸FIREBIRDと2/10情熱クロスオーバーライブ@船橋きららホールのチラシを配布させていただきました。誠に有難うございました。

追伸:この日の日記。
朝はヨーグルトとバナナ、リンゴ。
10:35ごろ家を出て王子へ。北とぴあでチラシ挟み込み手伝い。手伝い前にキヨスクのおにぎりを2つ食べる。
12時前について14:15ぐらいまで手伝い。終了後会場向かいのプロントでジェノベーゼパスタ。
15時からコンサート。17時過ぎに終了。
終了後挨拶などしてから12/3出演メンバーと都合3人で飲む。
王子はインディーズの回転寿司など面白そうな店があるがチェーン系でハマる店がなく、串揚げ田中をチープにした感じのチェーン串揚げ店で5時間程度音楽系のよもやま話を話し込む。

自宅には24時ごろ着。

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Comments

金曜日にエンシーナス氏のワークショップに参加したのですが、その際氏がしきりに言っておられたのが
「観客にとって耳障りな音は(客を冷めさせるので)極力減らさなければいけない」
ということでした。具体的には刺さるような高音とか、ブレスとか。

そういうことを念頭に置いた音作りだったと考えると、非常に合点のいく(そう言った音が入念に排除されていたことがわかる)コンサートだったような気がします。
もちろん「耳障りな成分が聞こえないようなケーナ」を音の主役に据えるとどうしても他の楽器を下げざるを得ない部分が増えてしまい、結果として迫ってくるような圧は出にくくなるので、普段圧のある音楽を聴いている私などにも第一印象では物足りない印象は持ってしまうのですが。

聴きやすさがもたらす陶酔感と音圧がもたらす興奮の両立は難しいことだと改めて感じます。(同時に、第一人者でも同じ部分で苦労していることがわかると少し勇気が出る気待ちもします。)

Posted by: bellwo | 2017.11.20 at 01:46 AM

bellwo様有難うございます、コメント公開遅れてすみませんでした。

エンシーナス氏のおっしゃることには合致したタイプの音作りがなされていた、ということ改めて理解できました。有難うございます。

workshopのお話も有難うございます。個人的にはエンシーナス氏のworkshopに行ったら大変なことになっていただろうなとは想像しますが(苦笑)、両立の難しさというのは本当におっしゃる通りだと思います。

ともあれ第一人者が苦労してチャレンジしているところを示してくださるのは有難いですね。凡人としても頑張らなくては、という思いを新たにします。

独自の活動をされているbellwoさんともまたそれぞれの立場での音作りというところでお話できれば幸甚でございます。繰り返しますがコメント本当に有難うございました!

Posted by: YOSHIO | 2017.11.23 at 01:25 AM

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