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2018.07.31

想定外の成果を得ました!【初登場】新高円寺CLUB LINERでのパーペガイベント20180801

新高円寺CLUB LINERのイベント、バーペガなるイベントに初参戦です。
15分で演奏者が目まぐるしく変わるシステムのようですが、21時過ぎの出演です。
宜しくお願い申し上げます!

2018.08.01(水) CLUB LINER 13TH ANNIVERSARY
BAR PEGASUS VOL.455

MASTER SHOMA vs LORD GANTA LIVE WARS EPISODEⅢ REVENGE OF EXPRESSER

高円寺CLUB LINER
OPEN17:50 START18:00
チャージ¥1,000(d別) ・2drink(¥1000) ・飲み放題(¥2000) ※高校生割あり(チャージ¥500とソフトドリンク¥300)

【Shoma's Lightside】 古郡翔馬(ハングオーバー)/広崎覚(山梨)/井口綾香/ELIZABETH/キャサリン/戦国ジャズ・柏木白泥/ウクレレ高円寺

【Ganta's Darkside】 巌汰・G・くらっしゃー/ジャスミン花子/Xipe Totec/Yoshio/ムッシュ/佐藤達生/エルコ将軍/Shu shu's get extasy

→次の曲を演奏しました。

1、El Antigal (古きもの、アルゼンチンの有名曲)※ハーフ
2、Yove Male Mome(18拍子のブルガリアの曲)
3、We will Rock You
4、Inti Yacu

…正直2回目とはいえ慣れない土地・ハコであり初の企画への出演、ぎりぎりまで詳細がつかみきれなかったということもあり、相当厳しい場となることを覚悟していたのですが、

・共同主催で誘ってくださった方が新松戸Firebirdで対バンし、私の芸を評価くださってのお誘いであった
・競演の方で気心の知れたムッシュさんや、何回か対バンしお話しさせていただいた方がいらっしゃった
・多数の演奏者が出演する企画でよくいらっしゃる、「その場での音楽的なオピニオンリーダー」と目される方が、非常に真摯に対バンを聴いて音楽的にも人物的にも柔軟な方で、当方の演奏姿勢や意図も見抜いてくださった
・スターウォーズにちなんだダークサイド設定で、キャラクターを強く出す雰囲気を許容する感が強かった
・主催の方が2人とも、押しつけがましくない感じで競演者を紹介する姿勢を強く出してくださった
・PAの方がノーリハでしたがこちらの要請に対応くださった
…などの理由により、自分の演奏やトークに食いついてくださる方が相当いらっしゃる成果を生んだだけでなく、ユニークかつアグレッシブな方のパフォーマンスを拝見して非常に楽しく過ごさせていただき、手ごたえを感じました。

これもここ数年新松戸Firebirdを筆頭に、各所で多くの機会をいただき、多くの方によくしていただいたためと改めて感謝しています。(柄にもないが本音)

高円寺という土地には非常に引け目がありました(下北沢の次に)が、想定よりもはるかにトラウマにならず、むしろいい夜となりました。
共同企画のGANTA様・ジャスミン花子様・古郡翔馬様、対バンの皆様、お客様、お店の皆様、本当にありがとうございました!

〜タイムテーブル〜
17:50OPEN
18:00-18:15 広崎覚
18:20-18:35 エルコ将軍→80年代青春経由者を殺しにかかる浜田省吾物まね芸が説得力ありました。
18:40-18:55 井口綾香
19:00-19:15 Shu shu's get extasy
19:20-19:35 佐藤達生→音楽とMCのシャキシャキとした高品質ぶりが突出していました。
19:40-19:55 ELIZABETH
20:00-20:15 ムッシュ→いつもよりテンポよく演奏もネタもブっこんで場を支配していました。フリースタイルが思わぬチェンジアップ効果を発揮していました。
20:20-20:35 キャサリン
20:40-20:55 Xipe Totec →ギターとコラージュワークの即興ユニットの方々(複数回対バンさせていただいていたボディグリッチさんが主導のユニット)でしたが、ギターの攻撃性が灰野敬二バリでした。GANTAさんも飛び入り。
21:00-21:15 戦国ジャズ・柏木白泥→ジャズトラックに乗せて鳥居元忠(戦国時代の武将として相当リスペクトしている人物のひとり)を語り平和の大切さを主張するという独自性すごすぎでした。 ある意味講談の一形態です。
21:20-21:35 Yoshio
21:40-21:55 ウクレレ高円寺→昨年夏Firebirdで怪我により対バンし損ねてから対バンを楽しみにしていました。お噂通りの存在感でしたが、この日は想定よりストーカー風味よりも前向きなテイストをマシマシにされていて勉強になりました。「ケーナとウクレレは同じくらいモテない」と喝破されていましたが(歌の中で)、たぶんウクレレのほうがモテます。 複数の方から「YOSHIOさんからウクレレ高円寺さんの流れはゴージャス」と言っていただけて光栄でした。
22:00-22:15 ジャスミン花子 →運動量が凄かったです!
22:20-22:35 古郡翔馬 →濃い中で全うな歌唱をどうすれば冷めないか、という点を知り尽くしたパフォーマンスでした。あと初対面でしたがホスピタリティーが凄く頭が下がりました。
22:40-22:55 巌汰・G・くらっしゃー→大ラスとして、楽しいだけでなく、ぶっといチャレンジ精神を見せていらっしゃいました。応援しています!(生意気な話を終演後してすみませんでした)

Yoshio20180801jpg20large


おまけ。この日の日記。

●8/1(水)
朝船橋駅構内でおにぎりを2つ購入し(海老天と叩き梅)出先へ。
休憩なしで16時までなので、非常にいい歳して人間力のなさを発揮する形でアレだが、休憩室などを使うのがはばかられトイレでおにぎりを手早く食べる。
16時に出て新宿メトロ食堂街の「永坂更級」で大ざる+肉天。感動するほどではなく高いが(1000円超えてしまう)、やはり立ち食いそばとしては有数の水準。

丸の内線で新高円寺、到着後ドトールで着替え&休憩。ここのドトールは治安接客ともに水準高め。
100円ローソンでおにぎり3つ(案外行ける)とお茶を購入しCLUB LINERへ。

顔合わせ後、飲み物を飲みながら過ごす。

終演が23時過ぎ、23:25ごろ出て東京駅4分の乗換で最終の快速にぎりぎり間に合い船橋へ。
サンクスでペペロンチーニパスタやメキシコ産のグレープフルーツカップなど買って自宅で食べる。

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2018.07.21

【どうでもいい報告】2018年の演奏回数の見込み

皆様、本日ライブを観に行く予定が予約をしそこねた関係で自宅療養などに費やしているYOSHIOです。

さて標記の件ですが、現段階ですでに出演、ないし決定しているライブ本数が2017年の82本と同数になりましたので報告申し上げます。

怪我や病気をせずにライブを飛ばさなければ、少なくとも史上最高だった前年並みの回数人前に立てる、ということで本当に有難い話です。

さらに上積みも想定される話ではありますので、恐らく年間演奏回数としては個人のキャリアで最高になることがほぼ確実となっています。

…もちろんバンドマンや弾き語りの方々のうち一定数の方と比べれば全然少ない(さらに言えば、Firebirdの「ビッグ4」(物理)と言われているうちでJames氏やMr.Black氏に比べても少ない)ので、数からみてそんなにえばる話でもありません。

さらに言えば、ライブの内容をもっともっと充実させなければという課題は、常に存在し続けています。

ただ、40代になってからライブサーキットに入り、数年間連続で年間60回以上のライブをできている、しかもそのほとんどがいわゆるミュージシャンとして戦っている人たちとの現場を共有できている状況というのは、本当に感謝しかありませんし、この経験によって演奏者としてミュージシャンとして自分が少しずつでも進歩していることも、日々痛感しております。
(ケーナを初めて聴くのがYOSHIO、という現場が多いことも、信じない人は信じないでしょうがいつも背筋を伸ばす思いで演奏しています)

ライブの回数にしがみつくところではありませんが、このような充実した機会をさらに実のあるものにしていくべく、そして聴いてくださる方々に楽しんでいただけるよう精進していきます。

今後ともご指導など宜しくお願い申し上げます。いつも応援くださっている皆様、本当に有難うございます!

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コンディションの中で健闘できました【レコ発イベントに混ぜてもらえました!】20180816単独無伴奏@新松戸Firebird

お盆休み最終日の方も結構いらっしゃるであろう(?)この日は、
エレキバイオリンを駆使されてエレガントさと力強さを合わせて発揮されているJIGENNさんの
レコ発イベントに混ぜていただけました!

この日は他にも、ジャンベをロック的に使ってすごみがあるNDNQさんなど、
充実の布陣ですので、埋没しないように頑張ります!
また「おきあがり赤ちゃん」さんは、変態揃いの出演者に慣れている
Firebirdスタッフをして「ヤバい」と太鼓判の新鋭です。

ぜひお盆を惜しみに遊びに来ていただければ幸いです。
予約はこちらまで。

→次の曲を演奏しました。
1、7 Leguas
2、Yove Male Mome
3、We will Rock You
4、Inti Yacu
5、Todos Vuelven

あと3と4の間にMAYA「紅い雲」の旋律の一部を吹いたりしました。(音圧をかけない演奏、かける演奏)
なんといいましょうか、この日は身体コンディション的にだいぶいま一つではあったのですが、
そんな中でも1などの珍しい曲を演奏させていただき一定の成果を得るなどでき、感謝しています。

正直フィジカル的にやや苦しい点もあった状況での演奏であったこともあいまって、
たぶんはたからみると相当滑稽な演奏風景と思う方もいるかもですが(といいますか笑える要素を加えることで演奏を成り立たせているのは自分の芸風でもありますので滑稽の要素がないと困るのですが)、
とりあえずこの日も含め、いただいた場所でベストを尽くし続けることで得られる能力というのは
確かにあることをこの日も痛感しました。

「最近波形が魚の骨みたいになっている」などの指摘もありがたかったです。

対バンの皆様、お客様、Firebirdの皆様に篤く御礼申し上げます。

8/16(木) JIGENN『風が吹くとき』リリースイベント

artist

JIGENN→エレキバイオリンの音の生っぽさとバンド感がすばらしいバランスでした。レコ発おめでとうございます!
夜王子
星追い
MUYOKU
NDNQ(富山)→グルーブと(女声の使い方などの)国際的インディーレベルのインサイドワークの巧みさをこの日も堪能しました。
YOSHIO(20:00~)
アンナ・マレェ→ものすごく透明感のあるパフォーマンスが素晴らしかったです。
おきあがり赤ちゃん→アンティーク的な要素もある赤ちゃん人形のアンビエント音楽、非常に衝撃的かつアートでした。
bon /halumi ando(ライブペイント)→全員の演奏を聴きながらのライブペイントが、非常に雄大な和の要素もあり感動しました。

OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshio20180816


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想定を超える評価をいただきました!【単独無伴奏で久々のトリ!】20180808@新松戸Firebird

この日は実力派の弾き語りの方が多い1日です。
なんとトリをさせていただきます!

夏真っ盛りで異常に暑いことが類推されますが、
もし宜しければぜひ遊びにおいでください。

(業務連絡:会場入りが17:30ごろになりますことお詫び申し上げます)

→今回は以下の曲を演奏しました。巻いていたので所定の時間より3分以上早めに演奏したのですが、
結局終わりが1分出る程度になってしまいました。申し訳ございませんでした。

1、Llorar de Quena ケーナが泣いている(A.Pantoja)
2、Yove Male Mome ヨベ・マレ・モメ
3、歴代インカ皇帝名称~We will Rock You
4、Inti Yacu(インティ・ヤク)
5、Todos Vuelven

この日はケーナが好評でした。丁寧、強弱の区分けなどが際立ってました。
台風の中本当に有難うございました!

8/8(水) 新松戸唄酒場

artist
正木健太郎
リサキケンヤ
加賀屋みき
金子TKO
MUYOKU
津田新風
Jerry
James
YOSHIO(21:30~)

OPEN 17:00/ START 17:30
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshio20180808


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将来へ向けて気付く機会を得ました!【久々にDJイベントに出演します】20180725単独無伴奏@津田沼Meditteraneo

現状YOSHIOがコンスタントに出演している唯一の船橋市内のライブスペース(本来はDJ+レストラン)、津田沼Mediterraneo に久々の出演です!

この日は遅い会場入りになりますが、出番からなるべく前に入るようにしますので
ぜひ遊びに来ていただけますと幸甚でございます!

◆Date
2018年7月25日(水)
◆Title
Huevo Feria~卵フェア~
◆Genre
ALLMIX
◆DJ Start
23:59

【Description】
地中海に点在する全てに国で欠かせない食材、卵!!日本人だって大好きです!!卵をとにかくふんだんに使った料理をバンバン出しちゃうイベントです!卵とお酒と音楽でハッピーになりましょう~!

→この日は所用で21時過ぎの到着となってしまい、okudaさんのアルペジオとシンセ的音響の不思議なギターライブの途中からとなりました。
申し訳ございませんでした!

次の曲を演奏しました。
1、Baby Don't You Do it
2、Yove Male Mome
3、We will Rock You
4、Inti Yacu
5、Todos Vuelven

…どの曲が受けたか、などというのが判然としない感じではございましたが、やり切らせていただきました!
感覚としては、3で結構半々な感じになって、4~5の原曲の魅力もあいまってギリギリというところでしたでしょうか。

1は久々にやってみたのですが、もう少しブラッシュアップが必要です。

ともあれ今回共演の皆様、Mediterraneoの皆様、お客様、本当に有難うございました!

Meditteraneoでは今後3か月に1回程度イベントもやる予定ですので、興味のある方連絡待っております!

【LINEUP】
18:30-19:10 Ken miura(被 la 夜)
19:10-19:50 TAKEO
19:50-20:30 Sachi
20:30-20:50 [LIVE]K.okuda
20:50-21:30 MR.BLACK(BLACK or WHITE)
21:30-22:10 SG0(Hammers)
22:10-22:30 [LIVE]Yoshio
22:30-23:10 ネコミミおじさん(Hummers)
23:10-23:40 SeaNA(Danza Viernes)

※おまけ=民族音楽ベースのDJに興味がある方はぜひお声かけください。
こちらでイベントができればと考えています!

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2018.07.20

20180719の日記(とくになにもないですが、パソコン購入しましたなど)

●7/19(木)
朝何も食べず、エクセルシオールの珈琲のみ。

昼は「ネパリコ」のダルバートノンベジセット。その後「サンドイッチハウスイズ」でエスプレッソダブル。

夜渋谷から秋葉原へ移動し、駅ナカのうどん店(案外旨いがそば店のほうが激込み)でゆずぶっかけを食べた後、モバイル系のパソコンを探す。
といっても家電店をあんまりめぐる気もなく、自分にとって安定の異常に男女比のバランスが悪い(つまり昔の秋葉原っぽい)ツクモ本館で、ゲーマー系の人向けのカスタマイズ系PCが多く並ぶ中スカスカな普通のPCコーナーにてレノボ・ジャパン 80XF0007JP ideapad Miix 320を見つけ、予算内であり、なおかつサンプル機材でキータッチしたところ行けそうだったので購入。

39800円が36800円になっていたところ、レジを通してみたら34800円になっていた(すべて税別)。
これと5年保障とLAN-USB変換ケーブルを購入して42000円弱(税込)。

今回のPCはセカンドマシーンとして、旅行中や出先などでの情報検索+ネット発信+簡単な文書作成用なのでofficeは読めて簡単な作成ができればOKレベルで手を打つ。
(一応真面目な話をするならば、コスキンインフォメーションセンターでの活用も視野に入れています)

帰宅後キムチと冷奴と三つ葉とトマトの冷菜、そしてトマトラタトゥイユベースのパスタ。後者は昨年の療養中多く食べたメニュー。

※非常にどうでもいい情報ですがYOSHIOのパソコン遍歴についてはこちらこちらを参照ください。
現在のメインマシンは後者のときに購入した現在5年目のToshibaです。

なおどうでもいい話を続けると、通常の家電は船橋にあるビックカメラで購入するが、PCだけはどうしても品ぞろえがダサく感じられるため、そこそこPCが揃っていて店員がガンギマッてない秋葉原の電器店に行く傾向が強い。
価格相場を知るためにはチェックするものの、いざ買うとなるとネット通販やネット直販だとイメージができないだけでなく、家電店レベルのアフターサービルをつけられるか不安なため店舗購入に走るという情報弱者ぶりで恐縮です!
(昔SOTECのPCをネット直販で買ってえらい目にあったことも、ネットでの購入に二の足を踏ませる要因となっている)

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2018.07.15

どうでもいい日常20180715(本当に何もありません)

●7/15(日)
10時過ぎに起床し雑用をしてから津田沼皮膚科へ。
かぶれなどがほぼ治癒したとのことで白色ワックスのみ購入。この病院は20分程度しかかからない効率のよい病院。

帰宅後買ってきた「わかまつ」の弁当で昼食。エビフライが弁当としてはかなり大きい。

西船橋に行き、美容院で散髪。5か月ぶり。

船橋の「ピーターパン」でパン購入。ソーセージパンが意外な美味。

…ここ最近オーバーヒート気味だったので、酷暑のなか体調を整えました。
これで夏に向かえる気分。
(なお昨年はひたすら自宅で療養していた…あれで結果としては疲れを取ることができた、と前向きに考えることに)

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【今更で恐縮です】ボリビア音楽普及に尽力された方についての個人的な思い出&追悼

今更の文章で恐縮でございますが、6/22に亡くなった福岡稔さんについての記憶を少々。(どんな方だったかはこちらから)。前提として、謹んでお悔やみ申し上げます。

●初めて会ったのはたぶん1989年の5月かそこら。自分は大学の1年生の時には、氏が営む楽器店&ボリビア音楽普及拠点の「ボリビア」に行っていなかったので、2年生のときに「1年生を連れて楽器を買いに行くツアー」へ同行したのが初めてであった。新松田まで船橋から向かったが、小田急線はなぜ日曜午前の下りも座れないのかとかつまらないことを考えていた記憶がある。

新松田に到着後駅前の「マニラ食堂」とかいうどうしようもない大衆食堂でご飯を食べてバスに訳も分からず乗る。びしびしと山の中に連行され、前年初めて行った川俣町の記憶とともに「フォルクローレ関連スポットはバスで山に分け入らないとだめなのか」という印象が強化される。(まあ日本で普及しているフォルクローレは「山の音楽」だからその印象は間違いではないのだが)

当時は自分のいた大学サークルは活動活発な2期上、人数がいた1期上からみて「底値の世代」だったため、福岡さんが私のことを「自分の大学で活動せずに楽しんでいる」と言っていたという話を漏れ聴いていて、正直印象は良くなかった(ただ今から考えれば、その前から、そのころから、そして晩年まで氏は学生フォルクローレシーンの人物について分析していたわけで、こんなに真摯な先行世代のフォルクローレ関係者はいない)。

そこに行くと、だいたいみんなアハユの歌口回りだけ赤くあとはクリーム色の「国鉄急行色(キハ58系)」ケーナ(音はそこそこ出るがピッチや音質はいまいちだった。ただ口当たりのいいケーナでなく現地のケーナをいきなり使うのは組織としては相当の修業的効果はあったと考えている)を買うのだが、自分は何も買わず「ピントスケーナ最高」とかノートに書く大人げなさをいかんなく発揮してきた。
(ちなみに当時の自分の同期は、ケーナを多少本気でやりだすとアドリアンのケーナを買っていました)

とにかく遠いのでその後学生時代に氏の元にあまり通った記憶がない。

●卒業後札幌勤務とはいえ月1で首都圏に戻っていたのだが、そんな時期から氏の店に顔を出し、氏と話をするようになった。そして氏の印象は大幅に改まっていった。

・とにかくボリビア音楽を広めるために、特に影響力を持つ就職先に就職した学生OBOGを把握していた(例:マスコミ業界、など)
・自分なりにボリビア音楽を聴いて論拠を持って感想を言うと、ボリビア音楽を聴きこんだ人間として共通の言語を探してかなり真摯に受け答えしてくれた(そういう人は昔も今も多くない、特に自分より年齢が上の方においては)
・演奏レベルをないがしろにして話すことがなく、演奏レベルが一定の人のことをきちんと重んじていた

……私の率直な感想だが、氏はどう控えめに評価しても、南米音楽業界で実は相当の演奏者割合を持つにいたっているボリビア音楽普及に最大の貢献をした人物だが、特にキャリアの後半においてそれにふさわしいリスペクトをこの音楽関係者の万人から得ていたとは言い難い。
それは上に挙げた項目を忠実に履行する、自分のミッションに対する筋の通し方(逆のタイプの人をコテンパンにやっつける傾向はあったらしい)によるところかというのが推測であるし、リスペクトしない人にも明確に理由なり事情はあるのでそこをどうのこうのいうのも妥当ではない。

しかし私にとって、「自分の目的のために評判を気にせず自分の道をやり切る」スゴイ人物という評価は、ベースとして変わらないものであった。

最後に氏のところで楽器を買ったのはたしか吉祥寺の小学校そばにあった店で、現在も使用しているチャフチャス(We will Rock Youで振り回している爪ベースの打楽器)を買った。アハユのチャフチャスで、「これはボリビアの有名チームも使っているやつで」とおっしゃっていたのに、「ほーん」という感じで思い切り振りまわして「これ頑丈そうですね」と言って買ったときは、あまりいい顔をされていなかった。(そりゃそうだ)

●氏と友達でもなく忠実な弟子でもなく取り巻きでもないので、自分としては「遠くから尊敬している」レベルの対象だった。体調不良の話を聞いてはいたがいつもなんとか復帰されるので、今回も…と思っていたのが正直なところ。

●福岡氏やコスキン・エン・ハポンの創始者である長沼氏について思うのは、たとえその人物に反発を覚えたとしても、反発からアウフヘーベンできるだけの度量や凄みを持った人物と直接コンタクトできた幸運についてである。

反発しながらでもその存在を受け止めさせることで周囲を成長させるタイプの人は、近年絶滅危惧種であり(自分もそこまでの器量を持てていないという反省はあります)、本当に感謝しかない。

特に「音楽的に厳しいことを言える」という福岡氏の厳しさを、全肯定しないにしろその厳しさをどこかで認知することを人前で演奏する人間としてわきまえていれば、近年某SNS上などで跋扈している「音楽を深いところで舐めていて(なんJ用語)その不勉強さをベースにした厚かましさで他人にマウントする」たぐいの輩を抑制できるのに、という思いを禁じ得ない。
(不勉強であることは人それぞれの事情があるので仕方がないケースも多いですし自分も明確に不勉強な領域はありますが、不勉強であるという事実を認識した上でのいくばくかの自己抑制と、その反転攻勢としての攻めの姿勢なり自分なりの分析・対策なりはほしいところ)

ただそういう話をしてもどうしようもないので、(別に他人のことをつぶすとかが目的ではなく)福岡氏に教わった厳しさのかけらでも自分が演奏で表現できるか、今後も自分の道を精一杯やりたいと思います。

●最後に書かなくてもいいことですが、本来福岡さんの最高傑作であったはずの木下尊惇氏のミュージシャンとしてのリブート(再起動)を本当に期待したい。
もう一旗、ボリビア音楽の前線にいた人としての凄みを揚げてほしいと切に願います。

……末尾になりますが、特にTAKUYA&YOSHIOを無条件で色物扱いを当初からしなかった氏の公平さのおかげで音楽活動できた側面もあります。本当に有難うございました。面汚しになるかもしれませんが今後も頑張ります。

2018年7月15日 YOSHIO 拝

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戦線に踏みとどまらせていただきました!【弾き語りメインイベントでの破壊工作員】20180730単独無伴奏@新松戸Firebird

この日は、グッナイ小形さん中心のイベントで、
実力派の弾き語りの人が集まっているイベントです。

他のハコでは私のようなタイプが絡むなどありえない(というか弾き語り愛好家に怒られる)のでしょうが、
この流れが新松戸流(NM SYSTEM)なのでしょうか。

ともあれ大変恐縮ですが、自分としてはとことんやりますので
聴くだけ聞いてやっていただけますと幸甚です。

また弾き語りイベントにあまり興味がない方にも、お勧めできるイベントです。

※この日は「北関東のフォルクローレ演奏者と知り合いで、実はケーナを持っている」らしい伴野あやめさん(Firebirdで会ったのは2人目。MCがやりづらい…でもやります)や、油断しているととことん個人情報コミコミでえぐってくる恐怖の(※一応敬意といくばくかの自分なりの親しみをこめての表現です)シンガー染谷芽依さんなど、なかなかな人たちの中での演奏であることを今一度強調申し上げます。

ともあれ宜しくお願い申し上げます。

→この日は次の曲を演奏しました。

1、Punchayniquipi(今日は君の日、というペルーの曲。Baltazar Zegarra Pezo (1987-1967)という人の作曲です。本来の演奏形態はこちら。)
2、Carisiri カリシリ(YOSHIO作曲、ボリビアに出る悪魔をイメージした曲)
3、Yove Male Mome ヨベ・マレ・モメ
4、We will Rock You
5、Inti Yacu (太陽とzj(Daniel Navarro)

…この日は弾き語りイベントとして相当のアウェイ感が当初ありましたが、
いつもより丁寧にMCをするなどして何とかやり切りました!

コクのある奏者ぞろいでしたが本当に良かったです。

お客様、対バンの皆様、Firebirdの皆様有難うございました。引き続きがんばりますので宜しくお願い申し上げます!

(終演後某女性シンガーの方と「いいね!と同数のマイナス評価をしてくる輩」について話が盛り上がりました…)

FIREBIRD presents
グッバイ、グッナイ小形 - 関東旅立つよ。篇
2018/7/30

open17:00
start17:30

live
17:30-17:55 ハリー小池
18:00-18:25 KUNI
18:30-18:55 YOSHIO(シュっと吹くケーナ奏者)
19:00-19:25 染谷芽依→犬の曲がしみました。
19:30-19:55 伴野あやめ
20:00-20:25 梅星えあ
20:30-20:55 毛皮のさえこ
21:00-21:25 システム、オール、グリーン→むちゃくちゃ刺さります。
21:30-21:55 グッナイ小形→声よすぎです。

Yoshio20180730

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勉強と成果を得ました!【ゴリッとしたメンバーの中で単独無伴奏】20180727@新松戸Firebird

この日は稀代の引きこもりテイストブルースポエマー沼田謙二朗氏を筆頭に、
「弾き語りをするバンドマン」を軸として、ピンで変わった人が絡む
密かにエグイ日です。

そんな中でどのような演奏ができるか不明ですが、
いつもと同じように一期一会で頑張りたいと思います。

週末が嫌いな方お待ちしています!

(関係各位:この日は17:30ごろの入りになってしまいますので、顔合わせが微妙です。ご容赦ください)

→この日は以下の曲を演奏しました。

1、カリシリ Carisiri (YOSHIO)1分10秒ぐらいの曲 カリシリの意味はこちらを。アイマラ語です。
2、Yove Male Mome
3、We will Rock You
4、Quenas (原曲は例えばこちら。ペルー・アヤークチョの作曲家の曲)
5、Don Pablo

…この日は細かいタッチや旋律でのリズムのアゲなどにだいぶ課題はありましたが、なんとかやり切りました。
この日は腹に一物系のバンドマンの弾き語りの日でギターワークなどで想定外の業師が多い日でしたので、
完成度よりも勝負に行って非常に勉強になりました。

競演の皆様、お客様、Firebirdの皆様どうも有難うございました!

個人的な備忘録など。

1…ポップだけど邪悪な感じを想定して、Mario Gutierrez(ボリビア・アイマラ族出身の天才作曲家,英語による紹介サイトはこちら)・PSY(江南スタイルの人)とMonoral zombieリスペクトで作った曲ですが、1分ちょっとでした。自分がさくっと作る作曲レベルだとどうしてもそうなってしまうことを痛感しました。旋律楽器奏者なのに旋律作成に照れが…。
4…今回はInti Yacuをあえて外して勝負しました。勝負曲の素質があるだけのいい曲で、この日一番ケーナ奏者の側面を出せた曲ですが、さらに修業します。
5…久々でしたが時間がなくてちょっとばたついたのが反省。

7/27(金) みゅーじっくちゃんぷるー

artist
沼田謙二朗
山本晃→温和な立ち姿から想定外の声で刺してくる感じがすごかったです。
James
狩野竜士
YOSHIO(19:00~)
大谷貴広(ヘルメッツ)
松田(THE VINYL)→楽しみにしていましたが急遽キャンセルでいらっしゃいました。
カジハラタカシ→何度が対バンしていますが、今回冒頭のARBカバーが原曲のもつ重さをいかんなく表現されていました。

OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshio20180727

おまけ。この日の日記。

●7/27(金)
朝船橋駅構内に再び出るようになったおにぎり店のおにぎりセットを購入しホームで食べる。このセットのおにぎりは「高いけど旨い」テイストが薄かったので、次回以降はおにぎり単品オーダーで。

この日は16時まで拘束休憩なしで、終了後すぐに駅へ。「しぶそば」でピリ辛冷やしそば、ジャンクだが美味。
銀座線~千代田線で顔合わせにぎりぎり間に合う。

演奏前にアジフライ、演奏後に新商品のはみだし鱈カツ丼。後者は想定よりさっぱりしていて美味。この日から販売とか。

演奏中は冷や冷やしたが終了後はかなり楽しく過ごす。終電で帰り片付けの途中にパンツ1枚で倒れ込んで寝る。

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想定よりも楽しく演奏できました!【珍しく日曜夜に単独無伴奏で見参です!】20180722@新松戸Firebird

白状すると7月のライブはすべて新松戸Firebirdです。

この日は久々に日曜夜の出演です。
あまり遅くない時間の出演ですので、月曜が嫌な方に遊びに来ていただけますと幸甚でございます!

普段とちょっと違うライブになるかと思います(知り合いがたぶん甚兵衛さんぐらいしかいない…)ので、そこも含めて遊びに来ていただけますと幸甚です!

→この日は以下の曲を演奏しました。

1、Masi(友達) Jose Joselo y Marceloの曲
2、Yove Male Mome
3、We will Rock You
4、Inti Yacu
5、Todos Vuelven(みんな戻ってくる)

……今回はMCが意外とスムーズだった一方(その分長めでした)、2あたりでケーナの出音トラブルがありましたが曲を止めずに立て直すことができました。
あと3が爆発的に受けた一方、すべての曲を熱心に聴いていただけた様子が伝わってきて嬉しかったです。

この日が初ライブといういろどりーふさんのお客様が、紙テープを演奏にあわせて投げてくださったりしました。
本当に有難かったです!

日曜夜はずいぶん久しぶりでビビりながら演奏しましたが楽しく過ごさせていただきました。
お客様、出演のみなさま、Firebirdの皆様、誠に有難うございました!

7/22(日)
【夜の部】新松戸セントラルパーク

artist
パブガール・ナナ
トーイ(La Caie)
えんさん
かずくん
いろどりーふ
甚兵衛
YOSHIO(18:30~)

OPEN 16:30 / START 17:00
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshio20180722


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【7月最後の即興バンド炸裂!】20180718YOSHIOと遊ぼうブラザーズ@新松戸Firebird

というわけで、YOSHIOと遊ぼうブラザースまたもライブです。
この日はある意味手堅い面子の中でトリを務めます。

ケーナとギターとドラムとベースで即興演奏を決めるというのは、そこそこ変わったことではあるのですが、
そんなことを度外視してバンドサウンドとして面白いのでぜひ遊びに来てください!

連絡はこちらまで。

7/18(水) チキチキ大作戦

artist
THE VINYL
James
YOSHIOと遊ぼうブラザーズ(21:20~)
田中雅紀
ピスたちお
林イッペー
狩野竜士

OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshiobros20180718


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2018.07.13

意外な成果を挙げました【ちょっと久々の単独無伴奏】20180713@新松戸Firebird

この日は(と言ってもUPしているのは当日)、Firebird最若年スタッフである千夏さんの誕生日イベントなのですが、出演者はなぜかオヤジが多い面妖な日となっています。

小生もパンチ系として出演です。
(ただケーナマニアに聴いてもらえないだけで、そこそこマニアなことを実はしていますです)

夏の暑気払いに気が向かれた方ぜひどうぞ!

→今日は次の曲を演奏しました。

1、PUNCHAYNIQUIPI(今日は君の日、ペルーの作曲家、Baltazar Zegarra (Cusco, 1897-1968)の曲)管楽器も入ったペルー民謡風の演奏はこちら。もともとは軍楽的演奏用の曲との話も聞いたことがありますし、がっつりと歌曲でもあるようです。Youtubeに歴史的音源が転がっています
2、Yove Male Mome
3、We will Rock You
4、コザの公園にて(Yoshio)
5、Todos Vuelven(みんな戻ってくる)

…この日は実はほぼ半月ぶりのライブハウスでの単独無伴奏でしたが、1で想定より手ごたえがあったのがなによりでした。
千夏さんは変わらず激切れのナンバーを歌ってくださいました。今後立場の変化はあるにしてもまたfireibirdでお目にかかれますと幸甚です。

FIREBIRD presents
市村千夏㊗20歳お誕生日企画!
2018/7/13

市村千夏
ロットン瑠唯
セキヤ
みわ
YOSHIO(シュっと吹くケーナ奏者
ネックス
JAMES
セクシーJ→音頭を替え歌にしてアカペラでやってらっしゃいました。

DJ Mr. Black

OPEN 17:30 START 18:00
前売 \2000 当日\2500
スタート前ご来場の方には1ドリンク追加OR
ローストポーク単品プレゼント

===

18:00-18:25 ロットン瑠唯
18:30-18:55 セキヤ
19:00-19:25 みわ
19:30-19:55 YOSHIO(シュっと吹くケーナ奏者
20:00-20:25 ネックス
20:30-20:55 JAMES
21:00-21:25 セクシーJ
21:30-21:55 市村千夏

DJ Mr. Black

Yoshio20180713


おまけ、この日の日記。

夕方まで動けず。朝はヨーグルト、昼は白飯とイワシの酢漬け。
顔合わせ後コメダ珈琲でサンドイッチ。
アジフライ、ローストポーク丼、打ち上げ時の揚げ物などを摂取し終電で帰宅。

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2018.07.10

【本日!即興ギグ炸裂の巻】20180710YOSHIOと遊ぼうブラザーズ@新松戸Firebird

当日告知で申し訳ございません。
本日は、即興セッションで鳴らすバンドユニット、YOSHIOと遊ぼうブラザーズでトリを務めます!

このユニットこそ「面白くて音楽を聞かせる」場所であるFirebirdが生んだ成果のひとつと
僭越ですが自負しております。

弾き語りの方中心ですが、かなり熱いイベントですのでぜひ。
個人的には鉄道トークができる慶皓氏と久々対バンなのも嬉しいです。

皆様ぜひ!真夏の夜の悪夢をお届けします。

7/10(火) 愛こそすべて

artist
YOSHIOと遊ぼうブラザーズ(21:20~)
田中雅紀
大上ゆーや
James
Jerry
津田新風
リサキケンヤ
平林啓祐
慶皓
DJ:Mr.BLACK

OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500

Yoshio20180810


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2018.07.08

日記20180707

●7/7(土)
この日は渋谷の出先へ。朝はエクセルシオールのモーニング、タマゴサンド。
ドリンク+100円はトク。

昼は「タイ料理研究所」でヤムウンセンライス。そこそこ辛いが同店で一番甘くない本格派。

夜は3か月ぶりぐらいに「八十郎商店」。パレルモ唐辛子のアラビアータにパクチーを乗せてもらう。前よりも美味。

……などと太平楽なことを書いているが、低気圧の被害が大変なことになっている。
中国地方などにありがちな「海のすぐ後ろに山がある風光明媚な街」「山から離れた平野に大河が流れている開けた景色」がことごとく牙を剥く様子にのけぞる。

今年に入ってからの西日本の災害の多さに正直非常な不公平を感じる(まあ他の地域も首都圏でないと報道されにくい傾向は強いが)が、まずお見舞いを申し上げるしかできないのがごまめの歯ぎしり感。
(呉とかいい街だったのですが…)

とりあえず日々のことをしながら何かできることを探します。

※千葉の地震では奇妙なぐらい何も被害はありませんでした。一応報告申し上げます。何かの大地震の予兆かもしれませんが、これも日々のことをしながらの対策となります。

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2018.07.06

【記憶の森】1990年代のオウム真理教について記憶しているいくつかの私的事柄

本日オウム真理教の麻原彰晃や関連人物が処刑されたという一報を聴き、記憶のバックアップに。
自分のどうでもいい記憶を書くだけですが、まず被害を受けた関係各位に改めてお見舞いとお詫びの気持ちを伝えたいと思います。

1、麻原彰晃と私が会話した(?)テレビ上のできごとはこちらを参照ください。

この番組を受けて信者が増えたという批判を後日聴きました(自分の質問を無視した幸福の科学に比べ、やや知的に生意気な若者が聴きやすそうなトーンで話した麻原の魅力が目立った)が、自分としては詫びても仕方がないですが事件の被害者などに詫びるしかない気分です。

2、私は1990年代の数年間、巣鴨のとげぬき地蔵にある編集プロダクションで働いていた(当時よく古奈屋本店に通っていた。周辺は市場があった関係で下品だが旨い中華や、すっぽんの三浦屋などそこそこなグルメ的スポットがありました。ヤツメウナギの店に行くのは贅沢な年数回の楽しみでした)のですが、そのプロダクションの元社員でオウム真理教に入信して出家した人が2人いました。(私が入社前に2人とも辞めていました)

伝聞の話ですが、共に教材編集者だったのですが、1人はマンションを財産として寄進したところ教団出版物の編集をしていて、1人は寄進する者がなかったため上九一色村の施設造成の穴掘りをしていたとのこと。

地下鉄サリン事件の当日朝に職場に「オウム真理教への弾圧が始まっています」というFAXが届き何事かと思ってテレビを見たら事件が起こっていました。

社長が「最近『会いませんか』と誘われて、南青山だかの本部に来るように言われて怖いから断ったところだったんだ」という話をし出してびっくりした記憶があります。

事件のおそらく1、2か月後に巣鴨署だかの公安刑事的な人が来て質問して回っていました。アジトと勘違いされたようです。名刺には電話番号と名前しかなく、去り際に「みんな整形してんじゃないの」と嫌みを言っていました。

ちなみにこの編集プロダクションで働いていた同僚には、アダムスキー型円盤のコピーを大量に取ったり旧飯野町の某施設に掲示されていた写真を撮影したりしていた女性がいましたが、私の退職後ヘール・ボップ彗星が来るので退職したそうです。
他の社員はもとより、職場としては非常にまっとうなところでした(ここを辞めたのは自分の判断としては悪いほう=後悔はしないものの)が、職場とは無関係にこれらのエピソードは自分も含め二線級の知的な若年層の自我と社会の一員としての判断力の弱さを感じさせる契機にはなりました。

……以上がささやかな20年前レベルの記憶です。何か差しさわりがある場合は削除しますが、読んだ方の判断材料のひとつにでもなれば幸甚です。記憶のバックアップにお付き合いいただき申し訳ございません!

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