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2019.10.05

歴史的な出来事でした!今後のツアーも要チェック!【ライブハウスにヒメネス登場!】20191010YOSHIO+イルパウィ@新松戸Firebird【超絶エンタメイベント】 【ライブハウスにヒメネス率いるボリビア音楽ユニット登場!】20191010YOSHIO+イルパウィ@新松戸firebird【超絶エンタメイベント】

フェルナンド・ヒメネス氏率いるイルパウィが新松戸Firebirdに登場!

とんでもないエンタメイベントにてボリビア音楽の魅力をアピールします。

フォルクローレ関係者には申し訳ありませんがYOSHIOも参上、ともども闘います。

新松戸Firebirdは企画力のきわめて高いライブハウスですが、そこでも一線級のエンターティナーが集合、

お客様にとって相当満足度が高いことは保証します。

ぜひ! 予約はお店かyoshioまで!

 

10/10(木)
新松戸FIREBIRD

新松戸ゴールデン劇場
"YOSHIOの友達がボリビアからやって来る!!! 篇"

OPEN 18:30
START 19:00
TICKET 前売\3,000 当日\3,500
※別途1drink(\600)charge
※19:00迄にご来場の方は1dYoshio20191010 rink orローストポークプレゼント

open 18:30
start 19:00

live
19:00-19:35 道太郎(ORIF)→オペラ歌手のスキルを生かしたナンセンスソングが炸裂
19:45-20:20 蜂鳥あみ太=4号with大須賀聡(gt)→すでに地下シーンでは著名、猥雑なシャンソンの精神を発揮した地獄シャンソン、東欧曲など多様な歌曲と強烈なキャラクターで見せる
20:30-21:05 極悪いちご団→股旅歌謡ロックの雄、今年フランスツアーも成功させたレジェンドバンド
21:15-21:50 YOSHIO with イルパウィ

→次のように演奏が行われました。

【イルパウィセット】

1、Rio abierto…「開かれた川」という訳がありますが、実際は大きな川が人生を象徴しているという曲想です。インカスのホルヘ・ミルチベルグの曲をイルパウィはある種ボリビア化して演奏していました。

2、K'OLO KOLITO…コロコリートとは「コロコロの人」という意味で、作曲者はビクトル・フローレス。ヒメネスのサンポーニャ奏者としての名声を高めた曲です。

3、Collita… F. Román による20世紀前半の曲。私はWARAのキラキラしたバージョンが大好きなのですが、今回イルパウィが演奏してくれて感動しました。ラパスのキラキラした都会のイメージを伝える曲です。エンクエントロスとどちらをしようか、となった際に、迷わずこちらをお願いしました。

 

【YOSHIO】

4、Inti Yacu

5、Yove Male Mome

6、インカ皇帝名シャウト~We will Rock You

【セッション】

7、こわれたクエッカ Cueca destrozada…ボリビアきっての魔王的天才チャランゴ奏者、エルネスト・カブールの曲。この曲で「想定よりゆっくり演奏することで逆に破壊力を上げる」難しさと凄みを痛感しました。

アンコール、Vamos a Cantar(さあ歌おう)…やはりカブールの曲。7とともに、カブールの持つ天才性・ジャンルを超える凄みがびしびし伝わる曲でした。

 

正直彼らにライブハウスに出ていただく(しかもとんでもない企画力を持つFIREBIRDの中でも一線級のエンタメ力を持つ方々に出ていただきましたが、その中に出ていただく)ことは、内弁慶のきらいがある業界的にどうなんだろう、妙な雰囲気になるのではないのか、とも思いましたが、さすが皆様、ガチンコのセメントマッチにも強さをいかんなく発揮しました。

 

ヒメネス氏はインスト奏者としてもミュージシャンとしてもスーパースター(隣で立っていて最盛期の清原レベルの凄みを感じました。自分はいいとこ李スンヨプレベルでしょうか)ですが、他の皆様の実直さとのマッチングが素晴らしく、ボリビア音楽としての雰囲気をまとったままボリビアの曲をすんなり聴けるユニットとして注目です。

非常に手が早く動く、などの方向性はないのですが、勝負どころで無駄打ちしない凄みを感じました。特にギタリストのハイメ氏の柔軟性と構成力は瞠目に値します。オスカル氏の味のあるチャランゴ、セルヒオ氏の最小限で入れてくるパーカッション、相田氏の「ラパスで録音しているアーティスト」レベルの管楽器も注目です。

 

なによりヒメネス氏が、かつての「とにかく音が強い」という方が向性よりも、旋律の出し入れのすごさが、サンポーニャもさることながらケーナなどでむしろ出色でした。

…たぶんフォルクローレマニアの方には「ロックのライブハウスだからわからず盛り上がっているだけ」とか思う方もいるでしょうが、むしろ「音圧の高さを使って音をきれいにするすごみ」に多くの聴衆が気付くなど、音楽をただの消費物でなく、その発生現場から丸ごと楽しもうとしているハイレベルの聴衆・競演者に評価されている事実を重視すべきでしょう。

正直音圧あってこその音の説得力を多くのフォルク愛好家に気付いてほしいと思いますし、その重要なチャンスです。

さらに一定弾ける人なら「あんまり早くないし」とか思うでしょうが、「いくら技術で上回っても、なにか芯を食わない自分」に悩んでいる方なら、その秘密を知る重要な機会になるかと思います。

このユニット、相当注目です。ぜひ!

最後に、このブッキング及びイベントの成功に協力くださったすべての方に篤く御礼申し上げます。みなさまのご協力あってこそ、この世界的にも実験でしかないイベントが成功しました。本当に有難うございました! 最後にイルパウィのみなさまが競演者のCDを欲しがっている風景が本当に嬉しかったです。

 

 



新松戸FIREBIRD店長 ダイゴ

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸2-118新松戸ビル5F
TEL/FAX 047-347-9669
firebird@aj-group.co.jp
http://www.aj-group.co.jp/firebird.html

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