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2021.12.27

20211225・26の日記

●12/25(土)

いったん7時ごろ目が覚めるが、10時過ぎまで二度寝。週1これをやることで体調の破局を防ぐ感じ。

味噌汁とご飯、納豆やクリスマスオードブル(前日のスーパーの売れ残り購入分)を食べてから

西川口まで秋葉原乗り換えで。

西川口に行くのは多分20年以上ぶりだが、今回はオンラインコスキンも出演していた

Grupo Tioさんのライブを観に。

ジャズとケーナというのは実はやや抵抗がある組み合わせだが、

このユニットはかなりフラットに両方取り組んでいて好感を持っていた。

Nisikawaguchi20211225

…演奏としては第一部が4,第二部は2・3が隔絶してよかった。

第二部2は低音のアプローチが特に丁寧なため高音の存在感が引き立つ組み立て、

3はイケイケソングになりやすいカルカスの同曲を

曲構造の堅牢さをピアノで引き立てるいい意味で落ち着いたアレンジにしているだけでなく、

フォルクローレ的な音の強さも付与されていて瞠目するのみならず、

日本フォルクローレ界も層が厚くなってきていることを痛感。刺激を貰いました。

 

あとは自戒を込めた発見としては、

「他ジャンルの曲をやるときは特に、冒頭のワンフレーズでの音の水準に留意するかどうかで説得力が段違い」という点。

今後こちらの点に留意して精進します。有難うございました!

 

合間に要請により「El Antigal」を無伴奏で、「Zuriki」をセッションで演奏。有難うございます!

 

リーダーのO氏のお話だと、ジャズセッションイベントを通じてできたユニットとのこと。

音を出して知り合ったことによるフラット感と互いのジャンルへのリスペクトが音に出ていて、ジャズに微妙な苦手意識を持つ小生にとっても心地よかった。

O氏と話して「他のジャンルにはそれぞれいくらでも凄い人がいる」という発見の重要性で共感する。

お店も居抜きのスナックだが、ある種ライブハウス的グランジ感があっていやすかった。

機会があれば出演したいと思います。

 

終了後近くの星乃珈琲でオムライスを食べながら雑談。

その後送っていただいて西川口へ。そこから秋葉原周りで御茶ノ水。

九州料理メインの居酒屋でRAC忘年会&今後に向けての話し合い。5時間以上飲む。

サバがめちゃくちゃ美味であった。

 

●12/26(日)

所用で早稲田に。

昼は30年近くぶりぐらいで「ごんべえ」にて手打ちうどんと辛子カツ丼定食、650円。

ここのうどんは安定性とCPが高かったこと、「梅干しうどん」がかなりよかったことを食べながら思い出した。

この価格帯が、学生時代の昼で行けるギリの価格帯であった(当時)。

金がなければ自宅で弁当作成、普通の状態は生協食堂(立ち食いそばだと逆に食欲連鎖を誘発するので避ける)、少し余裕があれば外の食堂ないしうどん(当時はなぜかラーメンやそばよりうどんの方が腹持ちがよかった)、

あるいはスノッブな気分のときは当時「ごんべえ」の上にあったバタカップという喫茶店でイカ墨パスタを食べるのが、日常での精一杯でした。

学生当時世の中はかなりバブルで、家庭教師で時給3500円とか軽くもらっている学生がいましたが、

勤労にも不熱心で興味のない分野への勉強意欲も喪失した文系学生はひたすら貧しく自由にしていました。

 

20時過ぎに忘れ物を取りに前日の居酒屋へ、無事受け取りスーパーで半額弁当や寿司を買って帰宅。

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2021.12.23

【演奏の報告】20211221YOSHIOと遊ぼうブラザーズ@新松戸FIREBIRD

Yoshiobros20211221

…「愛こそすべて」(そこそこ充実したブッキングだが平日が多い、FIREBIRDのコクを象徴するようなイベント、2017年6月の同名イベントで脚を折りました)の2021年ファイナルでYOSHIOと遊ぼうブラザーズにて演奏しました。

YOSHIOと遊ぼうブラザーズはノープランで即興するバンドです。タイトルだけ決めてそれに基づかずに演奏します。

1,Big Shoes

2,Boy’s Night

3,Bad End

4,Beautiful Sea

5,We will Rock You

…1はアメリカンな感じでハードめな演奏。2は「ひねくれてクリスマスイブに吉野家に行くような少年」をモチーフにした(つもりの)ひねくれたプログレ演奏(最後はケーナ放置)、3はグランジな即興(こういう曲想で短めにするようになったのが進歩)、4が今年一番爽やかな即興演奏となりました。

月イチで即興演奏を無目的にするというのもなかなかな贅沢ですが、芸術に寄らない、前衛に行かない、普通のことをしないという緩やかな方針で4年以上やっています。

管楽器が入ってコンスタントにロックフォーマットで即興というのも、まあまあ珍しいかと。ぜひ今後とも緩く聴いていただけると幸甚です!

あとこの日はハードバンド、→さんとセッションしました。ぶちかます感じで即興的にやらせていただき滅茶苦茶アガりました。個人的にはF#キーでG管行けたのが収穫。(もちろんケーナは構造上各種キーへの対応は可能ではありますが、なかなか音圧高めなケーナな音を半音連続の状況で出すのは大変です=音が出ればできた、ということではないかと僭越ですが思っています)

この日は非常に充実した出演者(含むアーティスティックな即興演奏+ペイント大久保真由さん×佐藤加奈さんと、ポップかつシャープさが際立つニシモトヒサオさん=YOSHIOTシャツ作画ご担当、のライブペイント)でしたが、基本的にはギザジュウが全部持っていきました。

人が死なない感じでは最上級のナチュラルドラッグパンクでした。

この日ご覧くださった皆様、共演者の皆様、ガヤ入れまくりの皆様、FIREBIRDの皆様、どうも有難うございました!

今後もその場にいる全員が好き勝手にハッピーになれるような感じでやれれば、と来年に向けて思いますです。

 

おまけ、この日の日記。

10:20に親と待ち合わせてdocomoへ。親のガラケーをスマホにする仕事。初めて知ったが80歳以上の人がスマホを買うときは家族同行が必須。

自分の料金プラン見直しもかけたり、ウイルスソフトの更新・共有対応などしていたら、10:40に始めて終わったのが14時すぎ。そこそこの乱打戦1試合分。基本親切だが、ときどき容赦なくぶっこんでくるいらない契約をカットするのがまあまあ集中力を要する。

終了後ハゲ天で食べて、荷物(ピヨピヨクラブさんのCD)を受け取ったりちょろちょろ作業をしたら新松戸へ。

24:06発の電車で帰宅。

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2021.12.20

楽しく演奏いたしました! 20211219JOSE+YOSHIO@小平アンデスの家ボリビア

Jy20211219

…9月に予定していたJOSE+YOSHIOのワンマンライブ、12/19無事決行させていただきました!

多くのお客様にお越しいただき、篤く御礼申し上げます。

(通常だとフォルクローレ関係の方が多いのですが、今回半分は初めてフォルクローレのライブを聴く方、ということで

「説明は丁寧に、演奏はアグレッシブに」という方針で頑張りました。

なおJOSE+YOSHIOが有観客ライブを行ったのは、今年の2月の「情熱クロスオーバーコンサート」以来となります。

 

曲目リストです。

1、Qoullur 星(melodía aymara folk. s. XVII)17世紀のアイマラのメロディー この曲のみJ-QUENAで演奏

2、Mi Quena 私のケーナ グルーポ・アイマラのケーナ奏者の曲
3、Zuriki スリキ ボリビアのコンフント、ルミリャフタの曲
4、Sauce Alegre 陽気な柳 カブール作のカルナバリート曲

5、YOSHIO Solo(Don Pablo)
6、春夏秋冬(即興、JOSE+YOSHIO)21オンラインコスキンでも演奏した即興曲
7、El Antigal

8、JOSE solo(再会のサンバ【ホセ犬伏】)
9、Inti Yacu インティ・ヤク 太陽と水(Daniel Navarro)
10、House of the Rising Sun 朝日の当たる家(trad)アメリカのブルース曲
11、Charagua

アンコール
1,Los Mineros 鉱夫さん(trad)~Quebradeño 谷間のカーニバル(Hermanos Abalos)

…おおよそ1時間弱で12曲演奏しました。

演奏終了まではスタミナ切れも特になかったのですが、帰りの電車乗るところで階段が苦しかったりと、

いわゆる足には来ている状態だったようです。生音で12曲人前でバチっとやるのはそれなりの負荷にはなりますが

現段階では特に問題ありません。

 

JOSE+YOSHIO史上最大にボリビアリスペクトをむき出しにした感じでしたが、いかがでしたでしょうか。

一番客席が沸いたのはスリキでしたが、どの曲ももちろんさらに向上させていくのは当然ですが、演奏者として相応の手応えあってよかったです。

なによりこの忙しい時期にワンマンをさせていただき、多くの方に集まっていただけ聴いていただけたこと、

「自然に笑顔になる感じ」「ケーナに対して漠然と持っていたイメージと違い、パワーをもらう感じ」など

たくさん自分たちの演奏姿勢に共感いただけたお言葉をいただけて嬉しかったです。

 

また我々をブッキングくださった店主の福岡様はじめ応援くださっている皆様にも、篤く御礼申し上げます。

SNSには書き散らしたことなのですが、このような恵まれた活動をさせていただいている現状において、

「私がボリビアリスペクトな生音ライブですとか書くと『お前にボリビアリスペクトとか言われる筋合いはない…とか言われる』とか

以前は発信していましたし事実結構言われてきたのですが、そういう鬱屈した事実の開示は名誉棄損レベルでない限りやめます。

何を言われても私はフォルクローレ大好きですので」という宣言を、あえてこちらのブログでもさせていただきます。

(でも言われた事実の記録は取りますけど)

本日のライブもフォルクローレが好きということを隠したりひねったりしない感じで、がっつりやらせていただきました!

(ひねらずにやりまくる姿勢は、本日会場にいらしてくださったチャランゴ奏者のN氏に見習うところ大であります)

…JOSE+YOSHIOは2/20の船橋きららホール、また5月にも話が決まりつつあります。

今後ともJOSE+YOSHIOはソリッドに攻めた感じで演奏しますので、あわせて応援いただけますと幸いです。

(下は演奏中の写真。ホセ氏のポンチョ姿はかなりレア)

Jypic202112192

 

…おまけ。朝は冷凍うどん、昼は久々に西船橋の駅ナカ立ち食い寿司。12分で13カン食べる。

高田馬場乗り換えで小平へ。

ボリビアはコーヒーなどもおいしいのだが、演奏者だとどうしても食べ損ねる。

 

終了後閉店間際の東武地下に行くが「あさひ」で焼き鳥をゲットする程度。

成城石井で5%引きの弁当や総菜を買って帰宅。

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2021.12.12

コンサート観てきました:202112113人アンデス・東京リャマ計画

こちらのコンサートを一般観客として観てきました。

(自分主催コンサートのチラシ配付などもいただき、有難うございました。僭越でしたが、チラシ組みやチラシセット配付などで少々お手伝いもいたしました)

 

●3人アンデス…秋元広行さんの歌唱はボリビアの一線でやっている凄みを十分感じる水準。ステージのメインアクトとして彼が入るかどうかで音楽の強度が変わる。秋元さんの歌唱による「カンバの娘」あたりを日本で生で聴けるのは財産。あと「津軽海峡冬景色」のあとの、たぶん「コルケチャカマンタ」が切れ味鋭かった。

●東京リャマ計画…最後の「ぶっTobas」の桑原健一さんのチャランゴの導入がロック的強度と楽しさを表現していてとても好き。この曲は素晴らしかった。

両チームに言えることだが、もっと管楽器系の音をPAで強く出していただけると、なおユニットとしての強度が出てよかったと思う。(特に後者のバンドではグランドピアノとの兼ね合いなどがあったとは思いますが、笛の名手が所属している両チームだけに、というのがケーナ奏者としての率直な感想です)

2チーム合同の「コロコリート」が音圧・リズムとも圧倒的に良かった。

イベント自体としては、ボリビア大使館のコミットぶりが異色ではあるがまあまあスマートといいうる感じで、ボリビア音楽の多様性を伝えようとしてくださっている牧野翔さんのMCも以前よりだいぶこなれていたと思います。(津軽三味線をコミュニティの楽器というのは、高橋竹山の映画とかを見ている自分には抵抗ありますが…)

 

ホールのフォルクローレコンサートとは、という点でいくつかの気づきをいただける、良い機会でした。

企画の皆様、ご出演の皆様、運営サポートされた皆様、今回一観客の私に「2月行きますよ」とか「オンラインコスキンの司会がよくて、一言いいたいと思っていた」などと声をかけてくださった皆様に篤く御礼申し上げます。

 

※終了後4人ぐらいで久々に赤坂の鳥貴族でやった観客打ち上げが極めて楽しかったです。

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