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2022.08.24

【単独無伴奏演奏報告】20220812@心斎橋Barキネマトス、20220814@神足ふれあい町家(長岡京フォルクローレ夏の陣)

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…ここ数年お盆時期に関西をゾンビのように徘徊するYOSHIOですが、

本年も徘徊しました。

(本年は8/11に非音楽的用件で3年ぶりに岡山も徘徊しました。岡山個人的に愛憎ありますが今はめちゃくちゃ好きな街です)

●8/12(金)

単独無伴奏@大阪心斎橋Barキネマトスでした!
今回はリクエストもいただきながら温かい雰囲気で演奏いたしました。
2年ぷりに演奏させてくださいました彩様初めスタッフの皆様、お客様誠にありがとうございました!
写真その1はセットリスト。その2は某ケーナ奏者に撮影いただいた汗拭きシートと化したお札。(実際はもう少しいただきました)
おまけ報告:住之江ボートで以前ずっと花祭りが流れていたとの貴重な証言をお客様から拝聴しました。なおアンコールで花祭りやりました
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(8/13は近鉄特急ひのとりで名古屋に移動し、名古屋でTAKUYA&YOSHIOの練習をしました。
コスキン用のオリジナル曲も仕込みました。破壊的にカブールと川俣へのアンサーソングです)
(その後名大系OBの方々と飲みました。滅茶苦茶濃厚で楽しかったです)
●8/14(日)
ここ最近、関西徘徊の際に供養くださっているsonrisaの皆様が、ビッグイベントをしかけてくださいました。
内容は写真を。
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しかも懇親タイムで観に来てくれたケーナ奏者3人(ビッグネームすぎ~ビッグネーム)がおまけで演奏をしてくださいました。
曲目
1.Potosino soy
2,Nina Wara
3,国境線
4,Boqueron Abandonado
5,Cuequita de los coyas
6,Yove Male Mome
7,インカ皇帝名称~We will Rock You
8,El Minero
9、Antara
10、Inti Yacu
encore:Don Pablo
だいたい1時間ガチで演奏&トークしていました。(トークがややエントロピー低めだったのは要改善事項)
選曲のコンセプトは「フォルクローレファンの皆様にライブハウス的エンタメ曲を聴いていただきつつ、フォルクローレ愛もがっつり表現」というものでした。7が評判なのもよかったですが、4・8あたりがとても好評でした。
この日のことを共同企画の方がこう書いてくださいました。(無断引用すみません)
「Yoshioさんのトークとケーナ、そしてシュッ!(シェッツ!?)は、年々パワーアップされているように感じ、嬉しさがこみ上げました。
Yoshioさん出番の前時間の演奏会では、関東、山陰、関西等各方面からの濃ゆめ?なメンバーが個性豊かな演奏を繰り広げてくださいました。
いつもは、みることができないようなセッションもいろいろあり、刺激をたくさんいただきました。
なんか、真面目で自由な雰囲気が、おもしろかったです。」
またスーパービッグネームの方がこう書いてくださり素直に嬉しかったです。(無断引用すみません)
彼のケーナに対する熱い思いがハンパでないことを確認いたしました。いろいろスタンダードのフォルクローレをなさる方からはいろいろ誤解を受けるような場面も多いかと思いますが、YOSHIOさんも自分と同じく、ケーナとフォルクローレを心からリスペクトしていると言うことがビンビン伝わりました」
…正直とまどうぐらいの楽しいイベントでしたが、これは私の力は一切なくsonrisaの皆様・ご参加の皆様・観客の皆様・物販などでヘルプくださったニャンデス様・会場の運営の皆様のおかげでしかありません。
私はフォルクローレ業界というところでさんざん「アイツには何言ってもいい」扱いを受けてきた人間ではございますが、このような楽しさを体感させてくださったのもそこらへんの攻撃をしのぎ切っている姿勢を多くの方が見てくださっているところもあろうかと思います。
自分らしく音楽を全うすることで、今回またいただいたご恩を返せればと思います。
…要は来年多分また関西に来ます、ということでぜひとも宜しくお願い申し上げます!ゾンビだけになかなか死にません。(というかすでに死んでいるやつでしょうか)

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【単独無伴奏、どちらを選ぶ?】20220828@越谷ごりごりハウス、20220901@新松戸Firebird

皆様相も変わらず大変なご時世ですが、いかがお過ごしでしょうか。

当方はなんとかなんとかで活動を継続させていただいています。

(ペースダウンしている、というご指摘も頂戴していますが、

バンドの展開など含め音楽への密度はマシマシですので宜しくお願い申し上げます)

 

今回は「いままでさんざんやっているじゃん」という外野の声を無視して、

敢えて単独無伴奏のプレゼンをしたいと思います。

おかげさまで、ここ最近、これまでよりも明らかによいレスポンスを頂戴していますので

今更ですが自信を持ってお勧めしています。

 

まずは8/28(日)、越谷ごりごりハウスでの単独無伴奏です。

 

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【ポイント】

・居酒屋として居住性が確保された空間でかなりの高水準の音を楽しめます

・飲食物のクオリティも、居酒屋として極めてまっとう。ボリュームも問題なし

・実力派の弾き語り中心、大人な歌と雰囲気を楽しめます

・YOSHIOの演目は、最近ニーズが増している「エンタメ的でない、ケーナにかなり向き合った」内容。かなりフォルクローレ愛を隠さない選曲を考えています

・越谷は東武スカイツリーライン沿線、武蔵野線「南越谷」からは東武で1駅。東京東部、埼玉県東部の方にとどまらず武蔵野線沿線・武蔵野線へのアクセスが容易な方に好適な場所。ひそかな音楽シティでもあります

・YOSHIOの出番は20時からです。日曜夜、平日を迎える前にさくっと楽しめます

 

続きまして、1月半ぶりの新松戸FIREBIRDです。YOSHIOを形作ってくださった大恩あるライブハウスでの刺激的かつコクのあるイベントへの出演です。

Yoshio20220901

【ポイント】

・YOSHIOのオペレーションにもっとも慣れているFIREBIRDでライブハウスとして、安定の楽しさと高品質の音を満喫

・出演陣がメインイベンター中心、かなり豪華!正直対バン聴くだけでお得すぎ

・7月に甲府で評判を呼んだ「ピヨピヨクラブ」とのセッションも当然あり、虫をめでる曲にケーナぶち込み!

・YOSHIOの演目は最近同店では珍しい単独無伴奏でエンタメ性高く、そのなかにもフォルク愛を混ぜるスタイル

・アジフライは食べるしかない!他にもメニュー充実(なはず)

・YOSHIOの出番は平日18時からと観るのが難しい時間帯かもですが、20:55からのピヨピヨクラブでもYOSHIOの音は聴けますし、セッションミュージシャンとしてのYOSHIOの音を聞いてほしいです

・ツチヤヒトミさんの似顔絵もあり、頼むしかなし

 

…以上になります。

ひと夏の経験(昭和か)を経て、ちょっといろいろ思うところあり、非常に単独無伴奏のモチベーションも上がっています。

ぜひぜひお聞きいただければと思っています。ご予約などのご連絡お待ちしています!

 

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2022.08.07

みんなのフォルクローレ祭についての感想の断片のかき集め

さまざまな評判を呼んだフォルクローレ界のビッグイベント・「みんなのフォルクローレ祭」についてYOSHIOが書いたSNSでのコメント、およびその後のぶっちゃけコメント(SNS未掲載)です。文責は全部YOSHIOです。

トータルとしては、
「参加する前ゲンナリ(フォルクローレ業界に無秩序に接するだけのメンタルの強さが今薄め)」
→「駒込・野田焼売店での香港風味のナイスな昼食によりバイブス上げ」
→「会場の雰囲気、および内容が圧倒的によくて楽しむ」
→「飲み会が特濃」
という1日でした。おおむね幸せでした。

23時過ぎまで飲んでいて翌日9時に渋谷というのがまあまあきつかったのはお年頃ゆえでしょう。

(最初のポスト)
今度の土日の「みんなのフォルクローレ祭(略して「みんフォル」)ですが、小生都合により7/30のみ観に行きますので、会場で見かけたら宜しくお願い申し上げます!
「みんな」にはとうてい含まれない邪道外道非道なフォルクローレプレーヤーが言うのもなんですが、確かに今後行われるかどうかわからない種類のイベントですし楽しみな出演者もいらっしゃいますので、料金分楽しめればいいなあと思っています。
(ボランティアでお手伝いされている知人も複数います…本当にお疲れ様です)
【以下被害妄想かつ後ろ向きな要素がある発信で恐縮です】
なお同イベントには正規料金を払った観客として参りますので「招待されやがって」「大して手伝いもしてないくせに」などの「ちまたの噂」はご容赦いただけますと幸いです
  ↓
(当日の感想)
みんなのフォルクローレ祭観戦&開演前に多少の手伝いしました。もちろんチケット代は払っております。
覚悟していたより楽しく過ごさせていただきました、出演の皆様初め関係各位の皆様ありがとうございました!
最後鳥貴族で少人数・川俣コスキン的な濃い打ち上げしてたら途中からフォルクローレ業界の原液レベルの飲み会になりました。
  ↓
(翌日に書いた感想)
7/30の「みんなのフォルクローレ祭」で自分が勝手に感動した曲リスト。
・「ボリビアの鉱夫たち」
・「人生は美しい」
・「愛とケーナとレトゥンボ」
・「ノスタルヒア」
前2者は木下尊惇氏(「人生は~」はルシア塩満氏と共演)、後2者はグルーポ・カンタティ+ルイス・カルロス・セベリッチ氏など。
木下氏のアンデスへの気持ちがストレートかつタイトに出た演奏、ルシア氏のアルパをチャランゴ的に入れて原曲のエッセンスを強化する音作り、河本氏のケーナのいい意味での揺れが奇麗に出ている感じ(および武田氏が合わせるというよりはストレートに曲想を表現している感じが出ていたセカンドパートケーナとしての強さ)、ルイス氏のセンティメントと力強さの両立…ここらへんに痺れました。
くそ生意気なことを言いますが「みんな」に入っていない演奏者の一員としてさらなる精進を誓いたくなる演奏を聴けました。
これからさらにバンド、デュオ、単独無伴奏問わずルーツをリスペクトしつつも自分の表現を深彫りしていきますので宜しくお願い申し上げます!
(他の曲や演奏者がどうのということではなく、あくまで実は30年以上日本フォルクローレの生演奏を聴き続けた人間としての率直な感想ですので許していただければ)
  ↓
(しばらくたってからの感想New!)※SNS未掲載
・出演者バランス、曲数、尺などはかなり枠組みとして完成度が高く素晴らしかったです。
・PA、守備的でよかったと思いますがピアノとギターとパーカッション(特にボンボ)はもっと聴きたかったです。
・イベントのコンセプトとかイベントをやるにあたってのフォルクローレへの思いとかをもう少し明確に、第三者にわかりやすい形で説明できる時間帯や人材の配置があったらもっと「みんな」のためのイベントになったかもです。出演者いじりよりそういう真面目な説明をもっと聴きたかった、とかいうと「柄にもなく真面目志向か」という批判が来そうですが…。
・菱本幸二さんの、どのポジションでもどのPA水準でもきっちり自分の音を見せつけなおかつ演奏を支えるビエントスワークまじ神でした。あと武田耕平さんのケーナのキレが明らかに増していました。
・東京リャマ計画、楽しかったけど「はじまりのうた」や「El Encuentro」のような曲での勝負感をもっと味わいたかったです。ただの若手ではなく相当のキャリアをもったミュージシャンの皆様でいらっしゃるので…。
・ルシア塩満さんの音圧こそがアルパなことがもっと一般に広まると嬉しいです。
・最近フォルクイベントに客として行くと鳥貴族で打ち上げしがちです。鳥貴族安くて少人数なら予約なしでさくっと入れてハッピー、機会があったらご一緒しましょう?たいてい焼き鳥、ポテトフライ、キャベツのいずれかをかじりながら黒いトークをしています。

…以上たらたら書いて恐縮です(まとめた文章にすると角が立ちすぎるため)。とにかく皆様ありがとうございました!

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