2005.03.08

お久しぶりです!2/25~3/7

皆様どうもすみません。久しく更新しない間にコンサートしたりいろいろしていたのですが、取り急ぎ更新します。
今後はまめにすることを目指しますのでお許しくださいませ。

●2/25(金)
20:30ごろまで働いて西武新宿「HOIAN」へ。場所柄からか店の雰囲気は行く度に悪くなっているが生春巻とフォーはかなりレベル高い。野菜を大量に食べられる。チャーハンが蛇足であった。その後同じビルの「ルノアール」へ。終電間際に大人しそうなライトオヤジと太っていてそばかすのあるオドオドした女性のかみ合わない丁寧語と性欲のないまぜトークを向かいで浴びる。

●2/26(土)
朝寝坊して西船橋からの直行バスに乗り遅れる。秋葉原からモノレール経由で羽田空港へ。「ゆうばりファンタスティック映画祭」で出演・演奏した「亡霊極道」(品川亮監督)が上映されるので参加する。
監督・パルコキノシタ氏と3人で行動。千歳到着後自分が北海道在住時にすでにあったまずい空港カレー屋でカツカレーを食べる。高い(1200円程度)。それからツアーバスに乗せられて夕張へ。笠井アナが同乗していた。
「シューパロ」(フォーラム部門上映)で打ち合わせの後ティールームでデザートセット1000円。後ろの机に寺島しのぶがいた。
17:00から他の2作品とセットで上映。他の2作品は「アート系の気の利いたもの」「プロの余興」の10分程度だったので、「亡霊極道」の110分の長さ、映画祭で映画についてどっしりと語るあつかましさ、機材故障による上映中断(これで席を立った客はいなかったが。応援しよう―という姿勢の表れか)などで席を立つ人が半分程度。それまで一生懸命見ていた地元風の客が森監督のエロ台詞で席を立つ、などなかなか厳しい洗礼であったが、このあつかましさを武器にすべきなのであろう。上映できたことに意味はあったはず。舞台挨拶をするがお詫びに終始し後で監督にしかられる。

終了後社交する意欲もなく、市民会館前のストーブ・パーティーという屋外のふるまい肉&酒を40分ほどつまむ。鹿肉はかなり美味しい(熊はそうでもない)がなんせ道民でも寒いと思う気候なので耳と足がもげそうで体力的に限界、タクシーで宿「ひまわり」(高校を改造した宿泊施設)に21:00ごろチェックイン。相部屋の客がすでにいたので布団を敷いて陣地を確保。その後また中心街に宿の車で戻り、「吉野家」という蕎麦屋で掻き揚げ丼+野菜天ぷら。天ぷらがけっこうくどかったが予想よりは美味。映画関係者などだれもいないところで反省会。その後小さい会館風の建物で山本監督の短編2本(「窓女」「冷血デスマッチLOVE」)を23:30より観賞、想像よりB級にいやみがなくて面白い。司会はシベ超のぼんちゃんであった。この監督は「金を自由に使うために商業でやりたい」といけしゃあしゃあというタイプである意味珍しい。出演女優などに挨拶する。

その後「俺家」という居酒屋に奥田瑛二や行定監督などがいて同じテーブルにいる羽目になるが会話に参加できずじめじめ飲む。ただキム・ギドク監督に挨拶する。

26:00ごろ宿に行くタクシーで戻り、風呂に入ってロビーでジュースを飲んだ後就寝。パジャマ姿の自主映画女子に若干興奮したせいで話し掛けられなかったオヤジ3人というロビーの構造であった。

●2/27(日)
7:50ごろ起き朝食。4000円の宿にしては食事はよい。ここで別行動となり、8:30夕張発の千歳行き普通に乗る。切符も売ってないし、キヨスクも久しく開いてなさそうである。中学閉校式のポスターが貼ってある。昨夜のふるまいやにぎわいを思うと、財政的にはもっと大規模なイベントでないと合わないのではと思う。

普通列車はやたらと通過待ちなどをするがそれを楽しみながら寝る。雪原と妙に立派な団地(しかも「輝」「夢」とかなぞの漢字がついている)のミスマッチがひたすら静かである。

南千歳で快速に乗り換えて11:00過ぎに札幌着。「すすきのTOWN情報」を買ったらエロ頁が増大していて残念。少ないページから読み解くのがたしなみだったのだが、同業他誌との対抗か。
まず地下鉄に乗ってから狸小路を西へ、途中「カフェランバン」で相変わらずのディープな珈琲を楽しむ。ここは格調があってすきタンは読み辛いので、置いてあった「クオリティ」を読む。こんなオヤジ雑誌にもギター侍文体が出現している。
すすきのを軽く歩くが、日曜昼のすすきのは地元民はほとんどおらず「ソープめぐりのオヤジ団体」と「肩に触る暴力的客引き」がひしめく最悪の状況。偵察の結果不況を確認したのみで帰還。

狸小路4丁目と5丁目の角のとんかつ「すみだ川」でロースカツ定食1890円。相変わらずドープな脂がよいがけっこうカラッと揚げ度増大。店員は若くなっていたが、勘定の際に顔なじみのおばちゃんと挨拶できる。これで目標達成。
時間が中途半端なので、自分が札幌でもっとも好きな風景である市電沿線の雰囲気を味わうため西15丁目まで路面電車で行き「千秋庵」で「山親爺」を土産に購入。どら焼きをおまけで買う。地下鉄で大通に戻り「丸井今井」で土産を物色するが買わず、札幌から千歳へ。千歳で2人と合流して東京へ戻る。パルコ氏はアイヌグッズを2万円以上購入していた。

帰京後新宿西口の「さくら水産」で食事をして帰宅。

●2/28(月)
本業の書籍の校了日。昼は「香来屋食堂」でポパイ+チーズ、もう少しルーに気を遣えばいいレストランなのだが。夜は「和民」にてデロデロ。

●3/1(火)
遅番。夕食はゲラを受け取りにいってからキッチンジロー。夜はBLDYで茶のみ。ここは茶だけは葉っぱで入れる方式なのでまあまあ。

●3/2(水)
週末の疲れが取れず半休。ひたすら寝る。昼というか夕方は大戸屋で「めかぶ丼」。夜はデニーズでクラブサンドと温野菜。

●3/3(木)
9:00出勤。昼は「丸香」で釜たま3玉+下足天+わかめ。夜は終業後2時間以上通し校正、やっと手が切れてせいせいする。その後BLDYでパスタ。

●3/4(金)
9:00出勤。夕方は「いもや」にて天ぷら+エリンギ+オグラ、夜は笹塚「南蛮茶館」にてサンドイッチ+珈琲。昔の喫茶店という感じで安定していてよいが@1000円以上は思い切り高い。

●3/5(土)
9:00出勤。昼は「香来屋食堂」でポパイ+ラム肉から揚げ(まあまあ)、夜は神保町「福兆」でホットペッパーを駆使して@2500円程度。おおむね美味いが寿司は×。

●3/6(日)
昼まで寝てから船橋「寿し道楽」。鯨が人気であったがカルフォルニアロールがひそかに美味。実年層に人気の「UCCカフェメルカード」にて茶をしばき不動産屋訪問後スーパーで買い物し、家で寄せ鍋。

●3/7(月)
昼から船橋「ハゲ天」で茶そばセット1600円。不動産屋を3軒ほど訪問し自宅で昨日の残り物にて食事。久々に「スタジオサン」にて22:00~23:00まで練習。そろそろ執筆の締め切りが来る。(~3/10と~3/14)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.11.01

04年10月の日記

10月の思い出:「呼吸器が冷えていやな感じがするこの時期、毎年東北に行くのがここ17年のならいである。特にロマンや達成感もないのだが」
10月の総括:「外面はよい1ヶ月であった。関係ないが猫も頻繁に遊びに来る。ただ体調はぼろぼろであった。体調がよくなればきっと外面が悪くなるのであろう」

●10/1(金)
13:00出勤、風邪を引いて体調不良。夕食は同僚と「揚州商人」、帰りに当該同僚と立ち話をして1:00ごろ帰宅。

●10/2(土)
休み。体調不良を押して多摩センターへ向かう用事があり7:30ごろ家を出て9:20着。駅構内のドトールで書類を書いて10:00~12:00まで。その後以前常連だった「菊華飯店」でランチ、さすがに知っているウエイトレスはいなかった。

書店で川原泉『事象の地平』購入後桜上水の友人と、80年代風ありがち喫茶店でパスタセットを食いながら2時間以上状況報告合戦。帰宅中に日比谷へ行くことをもくろむがあまりに体調が悪く帰宅。声が蛙のように裏返るのがどうにも。先日設置された置き薬ではまったく良くならない。

●10/3(日)
珍しく週末まともに休み。当初の予定では掛川での練習に備えてゆっくり移動するつもりであったが体調が悪く、練習時間が繰り下がったのを幸いに12:30にやっとの思いで家を出る。掛川に15:45ごろ到着するまでにこだま車中で「貝づくし弁当」と「天むす」。前者はまあまあ、後者はデパ地下ものに数段劣る。

掛川でTAKUYA&YOSHIOの相方に拾ってもらいスタジオへ。ちんたらしている割に前払い・書類記入を厳格に強要されたり、スタジオは通りに面した楽器店の3階で二重窓以外の防音設備なく、機材は見たこともないようなメーカーのものが最小限置いてあるのみ、録音不能。確かに安い(@1000円台前半/時間)が地方の駄目な側面を見せ付けられる。

声が出ないがそうも言ってられないので歌の練習も。そこそこ仕上がってから、駅そばのまあカジュアル路線としては小奇麗な部類に属する中華料理店で定食を食べてからこだまにて帰宅、24:00ごろ着。

●10/4(月)
9:00出社、途中医者が白衣も着てないようないんちきなクリニックで1週間分の風邪薬を貰う。昼は「ハングリー味川」なるカレー屋、注文があってから野菜を焼く姿勢はいいのだが注文がなかなか通らず、オーナーの頭の悪さに付き合わされる感。夜は岩波ビル地下のタイ料理店「ムアン・タイ なべ」で宝塚関係の食事会。タイすきは想像より美味であった。4500円ほど。

●10/5(火)
9:00出社、昼は珍しくマックで後輩とビッグマックセット。

●10/6(水)
9:00出社、昼は同僚と「大戸屋」で牡蠣フライ定食。夜当該同僚に立ち話中ののしられる。

●10/7(木)
9:00出社、社外の打ち合わせが2件入り本来の業務が進まない。昼は同僚と「大戸屋」で鶏と野菜の黒酢炒め定食、黒酢は好きだがいまいち。

●10/8(金)
13:00出社、ここまで咳とたんが止まらず練習ができておらず不安になるが仕方がない。

●10/9(土)
週末休ませてもらえるのはありがたい。ただし体調修復に追われ練習ができていない。台風が来たのでコンビニに這っていって食事を確保。17:00~19:00ごろにピークとなる雨風が木の雨戸を叩く音を聞く。

●10/10(日)
朝8:00ごろTAKUYA&YOSHIOの相方から電話あり、台風上陸後の復旧業務関連で「コスキン・エン・ハポン」は出演できないとのこと。予想された結果ではあったので、出演はするという線で調整をしなおして9:30ごろ家を出て「つばさ」に乗車して12:30ごろ福島着。SUICAだと構内の自販機で乗車券を買えないという攻撃を浴び危うく乗り遅れそうになる。

福島到着後宿をキャンセルして「イラ・イ・アルカ」「コンフント・サトゥルノ」の宿に混ぜてもらうこととし(川俣から福島へ1人でタクシーで帰るのは辛いため)、パセオ通りの「柚邑」(024-522-3369)にててんぷらつき蕎麦1450円。店構えほど本式ではないが結構満喫。客筋は若夫婦が多い。その後ドトールでチラシを作りながらコーヒー、福島のドトールは愛想が良い。駅前のコンビニでコピーする。

14:00過ぎ発のバスに乗り川俣町へ。車中でチラシの紙きりに勤しむが阿武隈川の水位がしゃれにならんぐらい上昇している。なんとか小降り~止み気味の雨模様を眺めながら会場着。関係各所に挨拶をしてから会場前で一人練習。地元の親父に「いつものお連れさんは?」などと話しかけられたり川俣町の高校生に話しかけられたり、若干の同情票を買いながら地元の人に親切にしてもらう。高校生には「恐れ入ります!」というキャラだと認識されたらしい。関東フォルクローレ連盟まわりの人、東大民音の後輩や仙台系の人たちとも話す。その他「ティンクナ」の吉田さんに久々に会う。福井さんの近況を聞くなどしたときに北海道時代を思い出して懐かしくなったが「ねこの森には帰れない」という歌を訳もなく思い出す。

17:00ぐらいから秋田の「ボニータ小町」「ベル・ヴィエントス」が第2会場で出演するので観てください、と誘われたので顔を出し場つなぎに1曲「肝にかかてぃ」を独奏する。

会場に戻って弁当を食べたころから流石に緊張を強いられる情勢となる。20:40ごろ出演、ぱっと見300人ぐらいいそうな状況で「ケーナが泣いている」「アンタラ」を独奏する。袖でロス・コージャスと木下尊惇さんらが見るというのはいかがなものか。前者ではマイクを下に向けて足音をボンボがわりという戦術で逃げを打つ。普通には1曲目、マニア筋には2曲目の評判がよかったようだ。成功かどうだったか不明だが、緊急避難としてはぼちぼちといったところ。

終了後あまり休む間もなく「イラ・イ・アルカ」の応援演奏。ティファナで購入した「エル・ソリタリオ」のマスクをかぶって演奏するがケーナの音でバレバレだったらしい。

終了後コンビニ経由で宿についたのが23:00過ぎ、その後風呂を浴びてから軽く飲んで25:00ぐらいには寝たような。長い一日ではあった。1曲目の終了時に痛打した膝がやや腫れていた。

●10/11(月・祝)
 8:00前に目が覚めて風呂に入る。9:00過ぎに出発してコスキン会場に戻る。11:00ごろから秋田の連中と第2会場にて遊んで「パスカ・リンダ」などを演奏する。最後にホセ犬伏氏と「PAISAJE CON NIEVE」を演奏する。よい経験になった。
 13:30ごろ会場を出るバスに乗り新幹線に乗って帰る。流石に込んでいて宇都宮まで立ち席。東京到着後銀座の画廊に顔を出すため知人と待ち合わせ。その前に有楽町「吉野家」にて初めて食べた牛鉄鍋定食」が想像よりまともであった。画廊のオープニングパーティーではシャンパンを飲んだり珍しいチーズを食したり、主催者には申し訳ないぐらいリラックスする。その後男2人で「Duffy’ s」(03-3289-1601)で飲みなおす。よいアイリッシュ・パブだがジョイス読者的には豆料理が欲しいところ。23:00過ぎに帰宅してとりあえず銭湯に行って寝る。

●10/12(火)
 疲労から久々に出社したくない気分になるがそういうわけにもいかないので13:00出勤。部会が長引くなどの事情による多忙で昼夜抜きの目に逢う。同僚にせんべいを恵んでもらう。

●10/13(水)
 力尽きて10:00に出勤。昼は後輩と「ノルブ」で焼肉定食。肉は少なめだが民俗酒場風の落ち着きはまあまあ。夜は高くて話にならない店。その後ちょろっと面接指導をする。

●10/14(木)
 9:00出勤。昼は久々に「DDTステーキ」。夜は神楽坂で飲み。こじゃれた居酒屋を気取った店でのビールを上着にこぼしても謝るだけで拭こうとしない駄目すぎる応対に、現在の神楽坂に瀰漫している「若者相手に適当にやればいい」という雰囲気を感じ激怒する。ここにいたるもせきが止まらず、どうも気管支炎に移行していたらしい。

●10/15(金)
 休み。昼は親と「ハゲ天」にて茶そばセット。体調不良でせっかくの連休をなかなか生かせない。

● 10/16(土)
 休みだが体力が回復せず苦闘。練習もできない。夜はシチューを作るがにんじんを入れすぎる。

●10/17(日)
 9:00出勤。夜は同僚と「揚州商人」で油麺のチャーハンセット+杏仁豆腐。

●10・18(月)
 シチューを食べている。このころにコンビニで安い赤ワインを購入してシチューに投入する。このころ「アスクロン」を服用し眠くて仕方がない。
 夕方から渋谷でIKAIと会い、タワレコチェック(エレカシの新譜はだめな感じだが、4曲目は見るべきものがある。復活には若干の距離ありか)→九州系の仕切りのあるラーメン屋(前回より味が向上していた)→TSUTAYAチェックの合間に、ぴあで当たったLyrico(前の名前は露崎春女)コンサートを聞きに行く。ライブレポートを下のように書いて送ったが掲載されないであろう。
(レポート)10・18、オーチャードホール
Lyricoの歌の魅力をライブで強く感じることができたのは後半。圧倒的な声量とパワーがほとばしるナンバーが連打されて、それまでホールの雰囲気に合わせて(?)大人しかった会場内の雰囲気がヒートアップしました。アンコールも1曲目は優しい感じでクールダウンさせておいてラストの曲でミディアムテンポに乗せてのオフマイク歌唱が圧巻。カジュアルでありながら礼儀正しいトークとシンプルな舞台装置も客に歌へ集中させるという点でよかったです。ただ惜しむらくは声量とホールの残響の計算ミスによるものか、歌詞を聞き取りづらいPAだったため前半のスローナンバーで客席が世界に浸りづらかった点がありました。


●10・19(火)
 9:00出勤。昼は同僚と「揚州商人」。夜19:00過ぎに退社して新宿「かどや」の天玉せいろ大盛り550円ほど。なかなか美味だが近くに座ったクラブサウンド系クリエーター気取りとその彼女という客の安い自慢トーク(「会社安定させて年末にはロンドン行きたいな」など)を浴びる。「エル・パティオ」にてエドガル・ビジャロエル+カンタティのライブを見に行き知人と帰宅。「カリプヨ・トレシータ」が非常によかったが、もう少しルミリャフタ初期ナンバーを聞きたかった。

●10・20(水)
 9:00出勤。仕事では久々に面接を担当して駄目だしまくり。台風接近により19:00で業務終了、13:00出勤だが早く上がれて若干喜んでいた同僚と帰宅。サンクスで健康弁当購入し帰宅後大雨が降る。23:30過ぎに銭湯に行ったところ閉まっていたが「体洗うだけなんで」と無理に入る。76.0キログラム。さらに2キロほど痩せる。

●10・21(木)
 13:00出勤。夜は同僚と「大戸屋」でカキフライ定食+小松菜のおひたし。同僚が部屋のガスが壊れたかなにかでしばらく銭湯がよいをしなくてはいけない、という愚痴を拝聴する。

●10・22(金)
 出勤前に「KAMIROO」でカット。13:00出勤。夕方に同僚と「大戸屋」の秋刀魚塩焼き定食+おひたし。同僚が銭湯に行ったところ店主のおやじがどかどか入ってきて迷惑した、という愚痴を拝聴する。

●10・23(土)
 9:00出勤。昼は同僚と「大戸屋」で「さんま明太丼」+おひたし。それなり。イベントで司会などをさせられる。夜はOBと後輩で「和民」にて飲むが地震の余波で電車が遅れる。

●10・24(日)
 休み。だいぶん体調がよくなるがベストには今一歩。夜18:30に「三省堂書店」で前職の同僚と待ち合わせし資料購入や学参情勢分析に勤しむ。「さくら水産」で飲み。さわやか系飲み物メニューが増加していた。

●10・25(月)
 13:00出勤。夕方は後輩と「ふらんす亭」にてレモンステーキバリューカットセット1690円。腹具合など体調がはっきりしないので思い切り食べてみたら吉と出た模様。

●10・26(火)
 11:00出勤、休みの予定が飛ぶ。出版関係の打ち合わせを行う。夕方に同僚と「大戸屋」で「トロあじの開き定食」+おひたし。

●10・27(水)
 9:00出勤。昼は単身で「フラミンゴ」にてバジルツナスパゲッティ大盛りセット800円。バジルが薬くさすぎていまいち。

●10・28(木)
 休み。13:00にお茶の水で「ボリビア・ボンビー」メンバーと「SKYLARK GRILL」にて食事。カサゴとイカリングのフライのランチは750円で一見よさげだったが量があきれるほど少なかった。コンサートへの協力を依頼した後2時間ほど盛り上がる。その後保健会館別館のJICEFへ行き「世界人口白書」を貰う。1階の資料館で学芸員と社会状況とリクロダクティブ・ヘルスに関して1時間ほど話し込む。
 帰路津田沼へ足を伸ばし1月ぶりにマッサージ。施術者と相性がよくストレスを解消する。

●10・29(金)
 13:00出勤。昼は同僚が珍しく所用とかで早く帰るとのことなので、夜後輩と神保町三省堂方面のいもやそばの大戸屋系定食屋で食事する。ご飯が御代わりできるのはいいが、そう安くはない。サバのから揚げ定食。
 執務終了後22:30ごろから緊急事態が発生したので宝塚系の同人仲間と水道橋東口「和民」で26:00まで飲み。横になって眠りたかったので「水道橋グリーンホテル」(03-3295-4161)に宿泊、8500円。今後泊まるときはファミマに行って端末で21:00までに予約すると1000円程度安くなるらしい。次こういう事態の際は「ラ・クーア」にもトライしたい。ホテル自体はお茶セットがないのはいただけないがビジホとしては上乗。
 

●10・30(土)
 8:30にチェックアウトしてTALLY’sに寄って出社。昼は単身「香来屋食堂」でポパイ+なす大盛り。サラダは台風の影響でやってなかった。夜水道橋西口「和民」で飲み。帰宅後今年2回目のシチューを食べきる(今回は結構バランスよく美味であった。スネ肉は煮込むとおいしい)。


●10・31(日)
 昼前に目覚める。終日家に篭ろうかと思うが友人から戦略会議の誘いを受け東陽町「VELOCE」にて会議。なかなか好成績を挙げているようである。終了後門前仲町「牛角」にて2200円程度飲まずに軽く焼く。牛角としては屈指の応対のよさ、ウエイトレスの水準の高さにびっくりする。隣の客は男性と子供で、子供への応対の威厳のなさ(口調は長井秀和系)にいらいらするが自分より若そうであることに気づきある種の自己への呵責に囚われる。帰宅後は執筆に勤しもうとするが進まない。76.4キログラム。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.23

04年8月の日記

8月の思い出:「友人の実家にお邪魔して関西の夏を満喫したことがある。神崎川のペンキ臭さに圧倒されながら高校野球のテレビ中継をスクリーンセーバーのように眺めていた。」
8月の総括:(終了時記入)

●8/1(日)
出勤して懇親会だかにも参加。終了後OBと水道橋「和民」にて会話をする。体重は78.2キログラム。

●8/2(月)
休み。昼はコンビニで講習していた梅ご飯+おしんこを茶漬けにして食す。夜はすきっぷまーとに行き、ビビンバ焼肉弁当に野菜掻き揚げ、コロッケを購入する。糸三つ葉も購入し、お浸しにしてそれらとともに食す。

●8/3(火)
昼はキッチンジローでメンチ+スタミナ焼定食。夕方に業務の合間にタリーズのサンドイッチを食べる。立ち話を同僚と1時間半ほどしてから帰宅、夜食に納豆巻きを1本食べる。

●8/4(水)
記録がない。この日も同僚と立ち話をした後でなんかばてていた記憶しかない。原稿も進まず苦労するが、猛暑による睡眠の浅さもカバーできていない。

●8/5(木)
昼というか夕方に「大戸屋」で同僚と定食を食べたが、小松菜のおひたしがかなり美味。同僚と1時間ほど立ち話をして帰宅。

●8/6(金)
昼は神保町の新しめのラーメン屋に行くがあまりうまくなかった。最近のえせサーファー系ラーメン屋の味覚への執着のなさは常軌を逸している。

●8/7(土)
この日を勤め上げれば8日間休み。昼は社員が1人しかいないのでAMPMの弁当やら惣菜を食べる。結局20:00過ぎまで勤務した後、D2Tステーキにて225グラムステーキ+にんにくスライスで1180円ぐらい。さらに御茶ノ水「江戸湯」(03-3258-2611)へ赴き銭湯に入る。基本は400円だがタオル、シャンプーなどのセットを合わせると900円。館内は狭いが、ロッカーは旅行者でもなんとか荷物が入るぐらいの大きさ。ただ都心ビジネス街の湯なので銭湯マナーに通暁していない者が多く、湯をいつまでも他人にかけて平気なやからがいたのでにらみつけたところ「そんなにらむことないじゃないですか」と弱気な反撃を仕掛けてくるのでさらににらんで追い払う。
湯上り後はアジア杯決勝を観戦し、終了時間ごろにちょうど閉館時間となったので退出。総合的にはよい施設であるかと思う。

御茶ノ水から新宿へ向かい、かなり離れたホームまで行き「ムーンライト信州81号」に乗車。23:59新宿発。1週間前にチケットを購入できたが当日は満員。客は単なる旅行者は少なく、山登り系の率高い。183系なので快適ではある。後ろに座った高校生だかのオタクなのに社交的であろうとする、隣の客に無理やり話しかける痛いトークに耳をふさぎながら熟睡する。

●8/8(日)
4:32松本着。途中で隣の客が降りて足を伸ばせたのでもう少し乗っていたかった。
下車後荷物を持ったままとりあえず城のほうを目指して歩くが若干駅出口から見て左に寄り過ぎる感じとなる。方向を修正するために地方都市としての落ち着きを持つ住宅地の小道(外国人向け旅館などがある)や長屋のような飲み屋街(戦争後、といった雰囲気)を通過して大通りに戻り城まで歩き20分弱松本城に面したベンチで休憩。犬の散歩以外歩いている人士は城の中にはほとんどおらず、隣で徹夜明けのカップルがじゃれている程度。城を出て大手3丁目を通過して(朝日新聞支局のあるこのエリアには、鉱泉やら自由に飲める自噴の井戸水があり面白い)駅へ戻る。妙に浴衣姿などの若者が徘徊しているので何故かと思ったら、「松本ぼんぼん」なる祭りの翌朝であった。松屋しか駅周辺では開いていないが、どうしてもコーヒーを飲みたかったので「99ショップ」でペットの茶を買った後6:00の開店を待ってマクドナルドに入りフィレオフィッシュセット。コーヒーは最近のマックの水準から見ると激しくまずかった。全般に松本は東京から案外遠くないので、18きっぷ日帰り気分転換ツアーとしては目的地として面白かろうと思われる。

駅へ戻り6:38松本発普通で中津川8:45着。良い景色だったが爆睡。到着後駅構内天ぷらそば400円、つゆがまだ濃い口で総合的に許容範囲なレベル。駅そばにきれいな観光案内所兼土産物屋があり、土産として栗きんとんを狙うがまだないので「栗麩」300円ほどを購入。

中津川で乗車整理券310円を購入して「セントラルライナー2号」9:16発。無駄遣いかと思ったが体力回復には案外有効。金山10:17着で、10:24発新快速で大垣11:00着、たまたま座れた乗り継ぎで11:06大垣発で11:42米原着。トイレ使用後米原で駅弁を買うこととし、迷うが「メディアに紹介されてます」という粗雑なセールストークに乗って買った「湖北のおはなし」(井筒屋、1000円)がヒット。メインの鴨ローストはさほどでもないが葱と油揚げのぬたが激ウマ、漬物もヤマゴボウなどが入るなど品目も多く白おこわも上品であった。11:56発の新快速の車中では大阪までは江原啓之のスピリチュアル系の話を繰り広げる女2人と同席、神戸から加古川ぐらいまではどこぞの高校の男子バスケ部軍団に囲まれ、出来の悪い清原みたいな顔の先輩だかの女連れ込みトークなどを浴びる。こういうときに限ってつい景色を見ていると寝そびれる。

姫路に14:12着、若干時間があるので駅外へ出ると若者が多い印象を受ける。一当り回るがあまりに暑いので駅構内のサーティーワンでレモンシャーベット210円、こんなときこそダイキュリーアイスでも食べたいものである。14:45ごろ戻るとたまたま15:01発の列車が入線してきたので座れたが車中はその後ラッシュとなった。岡山には16:29着。

岡山到着後まず「三井ガーデンホテル岡山」(086-234-1131)にチェックインし、大風呂に入りひげを剃る。これでかなり疲れが取れる。HOTELANDのネット予約なので込みこみで4800円。18:00ごろまで休憩を兼ねて大学からの友人に返事をしたりした後、奉還町商店街へ向かう。岡山在住時通っていた「倅」にてJrランチ大盛750円。ミックスフライ定食なのだが、まぐろのかま2つ、ほたて2つなどと相変わらず質量申し分なし。「お盆休みですか」と声をかけられながらスポーツ新聞を読みこむというパターンでリラックスする。

食事後19:00過ぎから岡山での三線サークルの仲間と会うべく田町の沖縄料理店「あすか亭」(086-221-8855)へ。@3500円。岡山の沖縄料理店はサーファー、クラブ系文化に浸食されがちだがここはまっとうな沖縄料理店。ソーミンチャンプルーもきっちりソーメンが油にまぶしてある。4人で沖縄やら人生やらの話をする。22:30ぐらいにお開きにして宿に戻る前に駅そばの「山富士」にてねぎラーメン650円。どうということはないラーメンであるが、ねぎが草原のように広がっているさまは一見に値する。

●8/9(月)
9:00前に起床し、シャワーを浴びてから10:00までのスケジュールで朝食バイキング700円。CP無茶苦茶よい。10:20にチェックアウトし駅前商店街のネットカフェに行くが潰れていて、上のフロアがレンタルオフィスになっていた(「ランダムゲート」、086-227-9429)。時間貸しがあったので事務所で交渉した結果入会金こみ1500円で3時間ネット使い放題のブースが使えることとなったので会員登録をして使用する。使用者は他にだれもおらず、靴を脱ぐなど妙にアットホームな雰囲気。最初の1時間はメールチェックやネットサーフィンに勤しむが、残り2時間で原稿を1本仕上げる。

12:40ごろブースを出て、奉還町1丁目「ビストロZizi」(086-254-0745)。以前はかなりストイックな洋食屋だったのだが、和食もありの店に変化していた。ランチパスタ大盛(イカとトマト)800円は相変わらず温順な味であった。店の奥様に「結婚した?」と尋ねられる。その後これも常連であった「ザ・マーケット」(086-255-1100)でエスプレッソ350円+おかわり250円。以前からパンを焼いていたNさんが店の運営者になっていて世間話をする。エスプレッソのおかわりをする客はもういないらしい。お互い様子も身の上も変わらないよね、という話をしていたところ犬連れのマスターが店に来たのでまったり話をする。もう少し大きなカフェをオープンさせたとのこと。「今度会社辞める時には連絡して。戻ってこれるようにするから」といわれ苦笑する。15:20ごろ店を出際に翌日の移動時の食料としてフルーツシリアル1/2本450円を購入する。

西口のホテル「第一イン岡山」(086-253-5311)にチェックインする(旅の窓口予約、3990円)。第一ホテル系列で若干古いがこの値段としては良質のサービス。ただし10月末で西口再開発に伴い閉館。荷物を置いてすぐに岡山駅へ移動し、16:04のマリンライナーで高松17:02着。瀬戸内海を4年近くぶりに越える。高松築港から琴電で瓦町、いったん外へ出てまた乗り木太東口にて前職で執筆者としてお世話になったY氏と待ち合わせ。18:15ごろにやはり4年ぶりに会う。近くのレストランでハンバーグ定食+コーヒーをゴチになってからご自宅へ伺い、社会情勢の話をさせていただいたり天皇制存続に関する研究の成果を拝聴したり、アクセスを使った蔵書・年表管理システムを拝見したりする。22:00過ぎの電車で高松築港へ戻りうどん屋でもと探すが、駅周辺が再開発が進んでいてかつて見かけた店が見当たらずどうにもならない。やむをえず駅のコンビニで土産として「一六タルト」と「生鰹節」2本を購入、ついでにじゃこ天160円を購入。じゃこ天はやはり旨い。23:15発の最終マリンライナーで岡山0:20着、車掌に起こされ疲労を実感する。今回も高松に行ってうどんを食べ損ねるがうどんを食べに行ったわけではないのでやむを得ない。

駅東口を出て左側の「丸天そば」にてラーメン500円(メニューはこれしかない)。岡山ラーメンというのは麺に腰がないという弱点がありここもその例外ではないが、昔風のチャーシューが何枚か載っていたりして非常にCPよく安定したラーメンとなっている。「おやすみなさい」と挨拶してから店を出て宿に戻り、疲労状況を勘案して当初予定より出発を遅くすることとして2:00前には就寝する。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.14

04年6月の日記

6月の思い出:「梅雨の合間は『台風クラブ』よりも開放的な気分になれそうな気がよくする。もっともそれで楽しい思い出を作れたことはあまりないのだが」
6月の印象:「きっかけになればいい布石が打てたような錯覚にひたった一月であった。しかし錯覚からよい結果が得られることもあるという可能性に自分はまだ執着している」

●6/1(火)
9:00出勤。終業後ちょっと久しぶりの知人と飯田橋「北海道」にて飲む。ほどほど。

●6/2(水)
13:00出勤。

●6/3(木)
9:00出勤。面接などをこなす。昼はカレー「エース」大カツ580円。値段の割には美味だが野菜のたぐいはないストロングスタイル。終業後実家へ。

●6/4(金)
休み。実家から昭島まで向かう。宝塚花組「ジャワの踊り子」観劇。脚本などは古くて仕方のない代物だが、春野寿美礼・蘭寿とむはよい。劇場内でサンドイッチとコーヒー。
昭島をさすらう時間的余裕がなくまっすぐ帰宅。

●6/5(土)
9:00出勤。昼は「浅野屋」で天もり大+1枚追加計1250円。天麩羅系がこの辺の蕎麦屋の中では一番しっかりしていてリーズナブル。(満留賀は天麩羅が弱い)
夜は「まるじゅう」でロースカツ定食770円。ボチボチ。
帰宅後個人練習をしようとするが疲れ果てて布団も敷かずに寝こみ、スタジオをキャンセルするはめになる。

●6/6(日)
水道橋に9:30過ぎに集合。いつもの出勤時間とほぼ一緒。
「STUDIO NODE」(03-3230-4646)で1時間「TAKUYA&YOSHIO」で個人練習後神保町から曳船へ、途中押上で10分以上待つ。
「アンデスのこだま」リハーサルのために曳船文化センターへ。昼は近くの回転寿司だが、独立系のまともな寿司屋で想像より美味。リハーサルでの出番は14:45ごろからの20分弱、演奏の出来自体はまあまあだったが待機時間の処置に苦しむ。中や周りにコーヒー店がないのが辛い。
終了後運営者と近くのファミレスで打ち合わせた後19:00前に帰宅。夕飯用に買ったサンクスのサイコロステーキが不味い。

●6/7(月)
9:00出勤。昼はカレー「エース」で大カツ、夜は神田女学院隣の蕎麦屋「富多葉」で大もり420円。店は犬が歩いていたりと衛生的に問題があるが、安い割りに極めて上品な蕎麦が食える。帰宅後パンとコーヒー、体重は81.6kg。

●6/8(火)
11:00出勤。朝は自宅そばに来る移動式パン屋の「野菜フランス」125円。昼は天麩羅「いもや」で定食+鮎(幼魚)+オグラ+お新香で900円。夜はスーパーの寿しと惣菜のひじき。

●6/9(水)
13:00出勤。朝はパンとコーヒー。昼は「浅野屋」で天もり大+1枚、その後タリーズでアイス。
帰宅後翌朝早い状況で逆にハイテンションになり、やっと「アカデミア」議事録などに着手する。寝たのは27:00過ぎ。

●6/10(木)
9:00出勤。朝は「富士そば」で天麩羅そば。昼は「満留賀」で鴨せいろ大。夜は「エチオピア」で牛肉カレー大+グリーンサラダ。

●6/11(金)
結局起きられず通常の出勤時間に家を出て、目黒の「アルコクリニック」へ健康診断を受診に向かう。10:00過ぎに終了(バリウムは辞退)してから「ITOYA」(03-3491-4194)でモーニングのサーディントースト。武骨だし安くもないがきっちりした喫茶店。客の年齢層は高い。
その後恵比寿から国学院~青山学院と大学にパンフのメンテ。途中氷川神社に参拝したり塙保己一記念館を覗く。昼は青学の食堂で魚フライ定食450円。学食では近くの会社と思しき、作業服姿のメタルカラーリーマン男子が紀伊国屋の惣菜を食い、その連れの家庭的な風貌のちょいポチャOLが弁当を食べるという風景に出会うが関係ないので通過。
駅へ向かう裏道のギャラリーでタイポグラフィーの展示会があったので書体帖を自腹購入。「CAFFE franco」(03-5485-8249)でエスプレッソしばいた後帰社。帰宅後布団も敷かずに睡眠。

●6/12(土)
珍しく週末2連休だが眠く、布団を敷きなおしたら17:00起床、計18時間睡眠する。19:00から実家に向かい、実家に転がり込んでいる狸の子供をデジカメで撮影する。

●6/13(日)
14:00過ぎに実家を出る。その前にカレーやアジフライを食べる。
ネットカフェで1時間半ほどサーフィンした後帰宅。18:00~20:00でスタジオサンにて個人練習、Aスタなので身体も動かせ好都合。コンサートへ向けてピッチを上げていかねばならない。
帰宅後賞味期限ギレのフランスパンを齧って風呂へ。80.5kgだが痩せなくては。
睡眠時に微妙に左アゴが痛い。

●6/14(月)
前夜プログラムの原稿執筆に勤しみやや寝坊する。
朝は自宅で生そばをゆがいて納豆とともにぶっかけ状にして食す。生そばの値段は半額になっていたので29円。
13:00出勤、昼は16:00ごろに「いもや」にて天麩羅定食+かき揚+お新香900円。
帰宅後入浴する。体重79.6kgだが、血行がよくなったせいか左アゴの痛みでどうにもならず目を覚ます。

●6/15(火)
血行が悪くなったらやっと痛みが引いたのでうとうとする。
朝ゆがいた蕎麦と小松菜としめじを食べる。
午前半休を貰い歯医者「丸江歯科」へ。応急処置のみされ、中央病院への紹介状を貰う。親知らずが虫歯になって痛んでいるので除去の必要あり。
夕食は「王将」にて「レバニラライス大餃子両個」。

●6/16(水)
10:00出勤。昼は「とんちゃん」でトンカツ定食、おまけでアスパラガスの揚げ物がついてくる。
夜は友人と「Nid cafe」で戦略会議、ビールとパスタやグラタン。中でも塩漬け豚肉と豆の炒めが美味い。
京葉線で帰宅。郵便を開けたらコスキン審査会中止の案内。そこまでTAKUYA&YOSHIOを選びたくないか、と誇大系被害妄想に浸る。

●6/17(木)
昼は「魚かし日本一」でシャリ大の特盛握り13貫1080円。夕方に「六花そば」で大もり300円を食べたあと、帰りがけに同僚と「楊州商人」でラーメン。

●6/18(金)
休み。12:00から宝塚日本青年館「NAKED CITY」千秋楽を宝塚系の知人と観劇。駄目なりに細かいつくりを丁寧にした芝居だがスタンディング・オベーションはやりすぎ。
終了後飯田橋の「ハイチコーヒー」でドライカレー、うまいが量が少ない。

●6/19(土)
昼は「浅野屋」で天盛り1150円。夜は船橋の回転寿司「寿司道楽」で14皿。

●6/20(日)
休み。夜は買ったチャーハンとししゃもの唐揚げ。

●6/21(月)
13:00出勤。出勤前に船橋中央病院の歯科に行き手術日予約。「アンデスのこだま」終了後とする。出勤途中に「リトル・ブレッズ・トゥ・ゴー」という船橋の手作り系パン屋で購入したパンをネットカフェで食べる。無花果のパイが極めて美味。夕方に「いもや」で同僚と定食+オクラ+掻き揚げ+おしんこ。

●6/22(火)
昼は「満留賀」でそばセット。夜は「DDTステーキ」で220Gステーキ+スープ。

●6/23(水)
昼は「松翁」でざるそば892円、高飛車な応対が腹立たしいがそば自体は本式。でもあまり行かない方向で検討。夜は神保町の「和民」で関係者と飲み。

●6/24(木)
休み。10:00ごろ出発し東京駅から普通列車グリーン席で熱海へ。乗り継いで沼津着後カフェにてランチを食べる。量は少なめだが案外美味。静岡へ到着し「ホテルドルフ静岡」にチェックイン。ついでにホテルの中にある英国風足裏マッサージを受ける。体の鋭角になっている部位へのマッサージは微妙な共通感覚を有することを発見するが、嵌りこむほどではない。
ホテル隣の菓子屋で手土産用菓子を購入して掛川にて17:50にTAKUYAと待ち合わせ。スタジオに行ったところ予約を勝手に1週間前に入れられている。「スローライフ都市」宣言をしている街にふさわしいとろい応対にあきれつつ、結局紹介された隣町のスタジオで18:30~20:00まで「アンデスのこだま」仕上げ練習。このスタジオは民家の改造っぽいつくりといいカビの生え方といい、スポーツドリンクを購入したところ冷蔵庫から出されたマイナーブランド(神戸物語、とかいう名前)のペットを100円で売る姿勢といい、韓国の田舎旅館っぽい世捨て感があるがなぜかナスカのケーナを販売していた。
終了後掛川へ戻る途中のデニーズで食事、菊川駅まで送ってもらってJRで静岡へ戻り宿泊。

●6/25(金)
休み。朝はホテルの朝食だが、体に優しい感じで高評価。静岡から東京へ向かい着いたのが12:00、ドコモ系の用事を済ませたあと渋谷へ向かい元同僚の知人の昼休みに合わせて食事。「アンデスのこだま」に誘うがあまりよい反応をされず。「チケット代が高い」とのこと。その後渋谷のネットカフェ「らくだ」に行ったところ「わいせつ行為禁止」だの「男性のほうが割高」だので場所にふさわしい荒みを感じる。さらに神保町タリーズに行き友人と討論。「キッチンジロー」でメンチ+スタミナ焼定食を食べて帰宅。

●6/26(土)
出勤。夜は同僚と「楊州商人」でラーメン。

●6/27(日)
休み。昼は御茶ノ水駅そばの立ち食いすし屋で食べるが、そんなに安くも美味くもない。湯島での「木下尊惇ワークショップ」で16:30まで、この日はカルナバリート。だんだんただの教室っぽくなってきてちと困惑。終了後本郷三丁目経由神保町へ歩いて戻り、友人と三省堂書店定期観測後「さくら水産」で飲む。

●6/28(月)
昼は「カレーエース」で大カツ。自宅で2ちゃんのリンクを押したところトロイの木馬系ソフトにやられる。

●6/29(火)
昼は「浅野屋」でもり3枚の天もり。自宅のPC放棄計画を進めるためにデータの救出に着手。

●6/30(水)
あてにしていなかったボーナスが些少出るのでPC購入を計画。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.21

2004年5月の日記

5月の思い出:「GWが終わってから梅雨までのこの時期が、実は軽はずみなことをするには好適な時期である。五月病になるのは梅雨に入ってからでも遅くはない」
5月の印象:「やれる範囲でやりたいことをやった1ヶ月のような気もする。ただ眠くてしかたがない」

5/1(土)
執筆に着手するが仕上がらず、昼に中野へ。フォルクローレ関係の方の別荘に中軽井沢へ。到着後演奏、周辺散歩など。中軽井沢は落ちついた別荘地帯で、私が持っていた軽井沢への悪印象がいくらかほぐれる。
クレソンの天麩羅と鮎が非常に美味。30年以上もののテキーラを演奏中水のように飲んで酔う。
「コンドルは飛んで行く」「ケーナが泣いている」「灰色の瞳」「君の影になりたい」「TRISTEZA」など。

5/2(日)
朝また散歩する。午前中に北軽井沢・ミルク村そばにイラ・イ・アルカのメンバーが開いたレストラン「パンカーラ」(0279-84-3843、通年営業の予定)に陣中見舞い。「アンデスのこだま」のチケットを置いてくる(なので万が一お店に行かれた方はご購入をご検討下さい)。
昼別荘に戻り、15:30ごろの新幹線で東京へ戻る。「峠の釜めし」が新幹線ホーム以外では売りきれていた。軽井沢駅の駅そばは意外とうまい。
荷物を東京駅構内へ預けた後、有楽町へ向かい「秋園美緒食事会」に出席。フレンドリーな会でほっとする。最後に唄った「涙そうそう」が水準高い。

5/3(月)
昼は日本青年館へ宝塚月組「イトシキヒトヨ」を観劇。齋藤吉正のボケナス世界観に付き合うのは苦痛だったが出演者はおおむね良く、出演者の力量を殺さないだけマシかと思う。演出家の言うことを聞いていないだけという考えもあるが…。
近くの「ホープ軒」でラーメンライス。
終了後はひたすら執筆。

5/4(火)
13:00出勤。いまいち力が入らない。

5/5(水)
9:00出勤。眠い。

5/6(木)
9:00出勤。編集業務が結構タイト。

5/7(金)
休み。執筆でドロドロした後「TAKUYA&YOSHIO」の「アンデスのこだま」練習のため静岡へ行く。「データイムグリーン券」で普通列車にて移動。途中沼津で下車し、「魚がし鮨 駅前店」(055-951-3750)でセット2200円。まあまあだがランチのお値打ち感には及ばないので14:00までに入店すべし。その後仲見世商店街の「マルサン書店」(055-963-0350)で業務上の学習参考書を購入。ここは本が揃っているし、文化拠点な感じがして好印象。さらに雑居ビルの2階のカフェ「CAFE TORRENT」(055-962-1539)へ。ここは露骨に女性向けで店員も女だが、プディング系の菓子が美味。男独りは珍しかったらしく話しかけられる。開放系でまた来たい、と思わせるカフェであった。

静岡到着後「ホテルドルフ静岡」へ。エコノミーシングル6980円。北欧風の内装を持つ小さいホテルで、以前会議で使っていた。全般に落ちつきがあってよい。ビデオも無料で流しっぱなしなのだが同一のものがぐるぐる回るので何回も見ると頭がおかしくなる。
相方のTAKUYAが待ち合わせに遅れるとのことなので、隣のコンビニでいなり寿司、さらに菓子屋のスイートポテトを購入して待つ。合流後20:00から東静岡の楽器屋で練習。店員が頭悪く切れそうになる。
スタジオはミニライブができる空間で、ステージとフロアに分かれているので早速遊んでいたところデモ録音が進まず、24:00までフルパワーで練習するハメになる。面白いスタジオであったが疲労しまくり、最後中腰でバンドの写真撮影をタイマー撮影でしていたときにAV男優のようなうめき声を出す仕儀となる。
終了後は25:40まで「デニーズ」でステーキを食いながら雑談。このあたりからダイエットを放棄し始める。ホテルに戻ったのは26:00ごろ。

5/8(土)
6:40に起床し7:00にホテルを送迎車で出発。新幹線に乗り8:20ごろ東京着、そのまま出勤。鼻水が止まらない風邪を引いてしんどいが業務上のトラブル(ゲラが届かない)が発生しさらにテンパる。
夜は高田馬場で大学以来の友人と食事。

5/9(日)
朝9:00に出勤し、遅れた業務に着手したところで上司とPR活動のため外出。雨がそぼふり風邪にはきつい。当初は終日拘束だが容赦願い、あとはひたすら編集作業。
昼は立ち食い蕎麦、夜はらんぷ亭で牛丼セットとかなりバッドな食生活。帰宅後は執筆に勤しみ布団を敷かずに仮眠を2時間ほど。

5/10(月)
朝送信した後出勤。昼は満留賀でそばセット、夜は「えびやこなまる」でかき揚蕎麦冷やしで410円、美味。帰宅途中で寿しをスーパーで購入して食べる。

5/11(火)
9:00出勤。体調が悪いが翌日から休みが多いので堪える。

5/12(水)
休み。船橋での買い物→東船橋でのマッサージの後は延ばしに延ばした執筆に明け暮れる。布団を引かずにまた仮眠生活。

5/13(木)
明け方1/7がどうしても完成しないがとりあえず完成分を送り、2時間仮眠。その後早稲田に赴き、「メルシー」で野菜そばとチャーハン。かなり美味いが学生のような食事量。
ツテにより中曽根康弘の講演会を聴く。「小泉」と「橋本」を言い間違えていた。話の内容自体は予想の範囲内だったが、質問などに思ったより率直に答えていた。
終了後知人と演劇博物館、無料にしてはいい施設。早稲田もたまには銭ゲバでないこともするものである。その後よく考えるとグロッタ入った施設である大隈小講堂で占領期検閲資料データベースに関する研究の発表会を聴く。「GHQ憎し」系のオヤジが学術発表の席にしては感情入れた質問を浴びせていた。

終了後友人と表参道のマックで作戦会議。久々にビッグマックなどを食う。京葉線で帰宅。

5/14(金)
13:00出勤。夕方の休憩時間に満留賀で天ザル→こなやえびまるでかき揚蕎麦冷やし大盛りというそば連投に出る。微妙にやけっぱちである。帰宅後は仮眠もなく徹夜執筆。

●5/15(土)
朝4:10まで原稿執筆、その後納豆茶漬け(赤味噌を入れるのがポイント)を丼1杯食べ、4:45家を出る。5:10発の空港バスに乗り羽田へ、羽田でチェックイン後万世カツサンド+コーヒー、早朝の奇妙なハイテンションとカツサンドのまいうー感が微妙なマッチング。空港の保安チェックでZIPPOのライターを取り上げられている奴がいた。

6:35のJAL1501、久々のアッパーデッキに乗って伊丹7:35着。モノレールで蛍池、阪急のクロスシート普通列車に乗って梅田に8:25ごろ着。携帯電話使用のロッカーに荷物を預けたのち駅構内のKINKO'Sで26分執筆の仕上げ→納品。420円。終了後ジューススタンドでミックスL260円をがぶ飲みしていたところインド人団体にとっつかまり(目が合ったら「COIN LOCKER?」と訊いてきた)でかいロッカーを案内させられる。その後場外馬券の客でごった返す一角の「ESPRIT」なるカフェバーもどきの店で399円のモーニングを食っていたところ、隣のカップルが山崎パン(?)「超熟」に針が入っていただかでスーツ姿の男2人にクレームを入れている図にぶつかる。クレーム入れられているほうは灰皿に砂糖をまぶしていた。

昔からの知り合いに会いにJR芦屋へ。早く着いたので駅構内「DELI CAFE LIVING芦屋」(0797-32-5141)へ。思ったよりマシな接客・コーヒー(ただし薄い)。駅のコンビニ前で待っているとトヨタよりもBMVの数が多い。11:00過ぎに合流してから、オープンカフェ系の「BRASSERIE JOJO」(0797-31-1000)でランチ。子供連れだったが、店の応対・雰囲気はナチュラルで高評価に値する。ただし食事の量は少ない。以前忘れていった雨傘を受領する。

阪急芦屋川駅まで送ってもらい、新開地へ。新開地を初めて歩くが、みなとまつりの影響で商店街にブラバンが徘徊していたので裏道へ。1泊2000円のドヤの前などを歩いた後鰻やでうな重を食べる。いまいち。

新開地から思ったよりローカル色強い神戸電鉄にひたすら乗り有馬温泉へ。宝塚ツアー。合流後宿泊先の「有馬ビューホテル」(078-904-2295)へ向かう。到着後入浴、食事、飲酒兼会議と過ごし寝たのが26:00ごろ。途中から眠気が不定形になる。

●5/16(日)
6:10ごろ起床し朝風呂を浴びる。7:00から50分ほどかけてバイキングの食事を堪能、阪急系ホテルは朝飯が美味い。チェックアウト後9:30のバスで宝塚へ、雨が強くなり後ろに座ったおばさんに「靴の中を拭くティッシュをくれ」と言われる。

11:00の宙組「ファントム」を総見なのだが、劇場内が「すみれ売り」も徘徊する結果ごった返す異常事態。雨なので非常に動きづらい。

観劇終了後駅付近で定食を食べた後「ルピシエ」にて茶話会。終了後「のぞみ」で帰京する。

●5/17(月)
9:00出勤。昼は「満留賀」。

●5/18(火)
13:00出勤。朝に洗濯を強引に行う。昼は「こなやえび丸」でかき揚そば+かつ丼だがかつがちゃんと煮えておらず堅い。夜はコンビニのパスタサラダ。

●5/20(木)
9:00出勤。本社のランチミーティングなるものに呼び出され会社の2トップと新入社員10人(ほぼ全員中途)で食事をするはめになる。弁当を5分以内に食べ終えたら笑われた。

●5/21(金)
13:00出勤。昼は「こなやえび丸」でかき揚そばを食べるが天麩羅の数が減る。

●5/22(土)
昼は狛江「マンマパスタ」にて知人と。もう行くことはないかと思われる。夜は浜松町にて劇団四季「この生命はだれのもの?」。おおむね上手いのだが、一部いかにも劇団四季で受けた指導を忠実に履行している役者がいて失笑。あとベテランだからといって上手いわけでもないことを、抑えた演技のつもりで流れをぶち壊していた婦長役を見て痛感。

●5/23(日)
9:00出勤。

●5/27(木)
9:00出勤。職場で面接なるものを担当する。ツッコミとしての性格を抑えるのに苦労する。さらに夜は船橋市の解説も行う。

●5/28(金)
休み。新宿で所用を済ませた後、日比谷にて貴城けいの出にかち合ったあと「ザ・サイアム有楽町店」で知人と4時間ほど飲み食い。ソフトクラブの炒めなど思ったより美味、楽しく過ごす。ただし執筆は進まず、週明けでご容赦願う。

●5/29(土)
9:00出勤。終了後ボックスシートで巨人VS横浜戦を見る。巨人の楽勝ゲームだったが河原登板時だけ横浜ファンが盛り上がった。終了後「揚州商人」でラーメンを食べる。

●5/30(日)
朝日比谷に行くが空振り。「宝塚アン」で麻乃佳世写真集を入手。
午後から湯島へ。意外と上野から近いことを再発見。
「東京うどん天神」(03-5846-4040)、カフェっぽい店構えや運営方針、値段の高さはむかつくがうどん屋としては天麩羅がうまい。「谷中珈琲店湯島店」、個人経営っぽいチェーン展開の偽装がむかつくが豆自体はよい。キリマンを購入。
14:30~16:30で木下尊惇リズムワークショップ。ボリビアのリズムを愚直にやる木下さんは評価に値するが、運営は相変わらずまずい。
帰宅後は原稿の仕上げ。仮眠を少し取りながら執筆三昧。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.05

04年実施センター国語乱暴分析

…というわけですが国語Ⅰ・Ⅱの本試験のみ、です。
一応指導者向けの分析、という体裁を取ってはいますが実際はただのバンザイ突撃型の
エセ分析です。

センター国語が気になるけどむかついている人に捧げます。

【全般】各予備校のいうように確かに易化。ただ実力が忠実に反映される試験だったかというと疑問(→各大問分析を参照ください)。

【第1問】
●素材文…ポストモダン系の音楽評論家による評論文。この筆者は宝塚の戦前などを評論したものでは、歴史的事実を調べて、それにかなり忠実に展開して結論を出すといったタイプの論じ方をするので、語り口自体が面白かったり論理的構築性の高いタイプではない。今回の文章は西洋音楽鑑賞という、あまり独自性のない内容なのでこのタイプの筆者が書いて面白いわけのない文章。典型的な最近のダメ評論。無難な語り口と内容の無党派性が、選定された理由なのだろうが、受験生に読んでほしいタイプのものではない。ここ数年の「評論素材文のつまんなさ」の潮流に乗ったもの。

●問題…確かに簡単だが、同じ内容をくどく言い換えているタイプの内容把握設問になっている箇所あり。解いていて爽快感に欠けるがこの素材文ではやむなし。明確な誤答選択肢を切ったらあとは考えないで選んだほうが正解率が高いのでは。
問3は簡単すぎて、実力のある受験生は5を選んでしまったかもしれない。問4は設問箇所前後の表現を重視すると3と間違えうる。正答の5の選択肢中「精神を集中」はあいまいで出来の良い表現とはいいかねる。

【第2問】
●素材文…こちらは一転して古風な小説。鴎外でここまで注がつくことにびっくりしたが、現在の高校での小説読解レベルを考えるとやむなし、むしろ出題しようとした意気込みを評価すべき。ただ時代小説を読む感覚で読むと解釈の多様さが出てきて内容把握が難しいが、鴎外の文学上の立場を慮って読めば、設問箇所の解釈は簡単であったと思う。

●問題…上で述べたように、ただ文章を読むと迷う箇所もあるが、これは藤沢周平などでなく鴎外であるということを思い浮かべればたやすい。
問6などは選択肢文が3行ではあるが、内容はさほどつまってないので楽。問4の選択肢は工夫されていて好感を持った。

【第3問】
●素材文…また擬古文。覇気のない内容でかなりかつての国語Ⅰレベル。和歌解釈を出さないと間が持たない文章で、個人的にはこの潮流には賛成できない。「宇津保物語」を出した頃のチャレンジを許さないほど、受験生の古典能力は低下しているのだろうか。

●問題…問2は全部について検討しなくても、助動詞の把握だけできていれば解けるが、このタイプをセンターが出せば識別学習などへのモチベーション向上に活用できる。問3は内容要約の能力が問われる。実力というか、過去問などを解いて感覚をつかんでおくことが必要な問題であった。4と間違えた受験生が相当数いたのではないか。問6は、3と4の選択肢の見極めが難しい。

【第4問】
●素材文…マイナーだが、古文に比べると気の利いた内容。出題者のチャレンジ精神を感じる。

●問題…現在の受験生には案外難しかったのではないだろうか。問3のDは読んですぐ分かる受験生はあまりおらず、選択肢検討で選んだケースが多かったのではないかと思われる。問1(イ)は漢文対策の足りない受験生には難問。問6がややたやすいが、全般に実力を問われる問題になっていたとみなしうる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)