2014.03.27

14/3/25,26の日記(岩川光ソロライブ)+告知

●3/25(火)
昼は小諸そば+回転寿司2皿。

夜「ホメリ」という喫茶店で岩川光氏のライブ。完全ソロ、投げ銭というかなりチャレンジングかつ良心的な設定。
内容も、特にハッチャケーナでのチェロ的音の切り出し、空気音のワークとバロック的運指の切り替え、音の存在感もかなり納得度が高く、演者がだいぶ率直に音を出している印象。
少なくともハッチャケーナ(だいぶバロック楽器化しているようには見えるが)の使い方の前衛として、本来ならもっとケーナ奏者が聞きにきて刺激を受けるべき内容。

ハコの性質からみても、中低音のほうが響いてよい会場だったもよう。

氏は翌日ブエノスに戻るが、また11月に日本でライブをやるとのこと。

一般のケーナ奏者の人で彼の演奏に接していない人は、ライブに行く機会を作るべきでしょう。
彼のケーナ音を微分して表現力を拡張している様子は、野球でいうとストライクゾーンをめいっぱい使った配球のようなものなので、まねできるかどうかはさておき研究すべき内容。

一方氏のケーナ微分王としての存在感はもはや一流であるがゆえに、氏のケーナ音以外に芸術性など感じない(=他のケーナ奏者は愚鈍で雑な底辺校在籍者との認識)、という人がいるのは事実のようだが、底辺校のロートルとしてそこには立ち向かうべく、せいぜい生存闘争は続けていきたいと思う。
なかなかケーナ奏者周りの世界は、リスナーも含めて「みんな違ってみんないい」とはならないのだが(自戒も込めて)、演奏者として存在をかける人が多ければ否定だけするわけにもいかなくなるので、なんらかのシーンの活性化にはつながるでしょう。

氏のアルゼンチンでの活躍を祈念するとともに、機会があれば現地で聴く機会があればとも思う。

終了後西葛西の鳥貴族でざっくり反省会。歯が痛んでいて食事ペース遅し。

●3/26
下北沢の歯科医へ。虫歯を治すつもりが、左下の歯が縦にまっぷたつに割れていたことが判明し抜歯。
神経が入っていたので痛いし大流血だが仕方ない。3年ぶり。
昼は回転寿司。巻物が美味。
夜は中村屋カレー(キーマ)。

★4/12、つくば市のフィンガランにてケーナ単独演奏で出演します!久々のつくばです。Hanjinnmon氏に御礼申し上げます。詳細はまた後ほど。歯がへし折れても演奏頑張ります。

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2004.11.01

04年10月の日記

10月の思い出:「呼吸器が冷えていやな感じがするこの時期、毎年東北に行くのがここ17年のならいである。特にロマンや達成感もないのだが」
10月の総括:「外面はよい1ヶ月であった。関係ないが猫も頻繁に遊びに来る。ただ体調はぼろぼろであった。体調がよくなればきっと外面が悪くなるのであろう」

●10/1(金)
13:00出勤、風邪を引いて体調不良。夕食は同僚と「揚州商人」、帰りに当該同僚と立ち話をして1:00ごろ帰宅。

●10/2(土)
休み。体調不良を押して多摩センターへ向かう用事があり7:30ごろ家を出て9:20着。駅構内のドトールで書類を書いて10:00~12:00まで。その後以前常連だった「菊華飯店」でランチ、さすがに知っているウエイトレスはいなかった。

書店で川原泉『事象の地平』購入後桜上水の友人と、80年代風ありがち喫茶店でパスタセットを食いながら2時間以上状況報告合戦。帰宅中に日比谷へ行くことをもくろむがあまりに体調が悪く帰宅。声が蛙のように裏返るのがどうにも。先日設置された置き薬ではまったく良くならない。

●10/3(日)
珍しく週末まともに休み。当初の予定では掛川での練習に備えてゆっくり移動するつもりであったが体調が悪く、練習時間が繰り下がったのを幸いに12:30にやっとの思いで家を出る。掛川に15:45ごろ到着するまでにこだま車中で「貝づくし弁当」と「天むす」。前者はまあまあ、後者はデパ地下ものに数段劣る。

掛川でTAKUYA&YOSHIOの相方に拾ってもらいスタジオへ。ちんたらしている割に前払い・書類記入を厳格に強要されたり、スタジオは通りに面した楽器店の3階で二重窓以外の防音設備なく、機材は見たこともないようなメーカーのものが最小限置いてあるのみ、録音不能。確かに安い(@1000円台前半/時間)が地方の駄目な側面を見せ付けられる。

声が出ないがそうも言ってられないので歌の練習も。そこそこ仕上がってから、駅そばのまあカジュアル路線としては小奇麗な部類に属する中華料理店で定食を食べてからこだまにて帰宅、24:00ごろ着。

●10/4(月)
9:00出社、途中医者が白衣も着てないようないんちきなクリニックで1週間分の風邪薬を貰う。昼は「ハングリー味川」なるカレー屋、注文があってから野菜を焼く姿勢はいいのだが注文がなかなか通らず、オーナーの頭の悪さに付き合わされる感。夜は岩波ビル地下のタイ料理店「ムアン・タイ なべ」で宝塚関係の食事会。タイすきは想像より美味であった。4500円ほど。

●10/5(火)
9:00出社、昼は珍しくマックで後輩とビッグマックセット。

●10/6(水)
9:00出社、昼は同僚と「大戸屋」で牡蠣フライ定食。夜当該同僚に立ち話中ののしられる。

●10/7(木)
9:00出社、社外の打ち合わせが2件入り本来の業務が進まない。昼は同僚と「大戸屋」で鶏と野菜の黒酢炒め定食、黒酢は好きだがいまいち。

●10/8(金)
13:00出社、ここまで咳とたんが止まらず練習ができておらず不安になるが仕方がない。

●10/9(土)
週末休ませてもらえるのはありがたい。ただし体調修復に追われ練習ができていない。台風が来たのでコンビニに這っていって食事を確保。17:00~19:00ごろにピークとなる雨風が木の雨戸を叩く音を聞く。

●10/10(日)
朝8:00ごろTAKUYA&YOSHIOの相方から電話あり、台風上陸後の復旧業務関連で「コスキン・エン・ハポン」は出演できないとのこと。予想された結果ではあったので、出演はするという線で調整をしなおして9:30ごろ家を出て「つばさ」に乗車して12:30ごろ福島着。SUICAだと構内の自販機で乗車券を買えないという攻撃を浴び危うく乗り遅れそうになる。

福島到着後宿をキャンセルして「イラ・イ・アルカ」「コンフント・サトゥルノ」の宿に混ぜてもらうこととし(川俣から福島へ1人でタクシーで帰るのは辛いため)、パセオ通りの「柚邑」(024-522-3369)にててんぷらつき蕎麦1450円。店構えほど本式ではないが結構満喫。客筋は若夫婦が多い。その後ドトールでチラシを作りながらコーヒー、福島のドトールは愛想が良い。駅前のコンビニでコピーする。

14:00過ぎ発のバスに乗り川俣町へ。車中でチラシの紙きりに勤しむが阿武隈川の水位がしゃれにならんぐらい上昇している。なんとか小降り~止み気味の雨模様を眺めながら会場着。関係各所に挨拶をしてから会場前で一人練習。地元の親父に「いつものお連れさんは?」などと話しかけられたり川俣町の高校生に話しかけられたり、若干の同情票を買いながら地元の人に親切にしてもらう。高校生には「恐れ入ります!」というキャラだと認識されたらしい。関東フォルクローレ連盟まわりの人、東大民音の後輩や仙台系の人たちとも話す。その他「ティンクナ」の吉田さんに久々に会う。福井さんの近況を聞くなどしたときに北海道時代を思い出して懐かしくなったが「ねこの森には帰れない」という歌を訳もなく思い出す。

17:00ぐらいから秋田の「ボニータ小町」「ベル・ヴィエントス」が第2会場で出演するので観てください、と誘われたので顔を出し場つなぎに1曲「肝にかかてぃ」を独奏する。

会場に戻って弁当を食べたころから流石に緊張を強いられる情勢となる。20:40ごろ出演、ぱっと見300人ぐらいいそうな状況で「ケーナが泣いている」「アンタラ」を独奏する。袖でロス・コージャスと木下尊惇さんらが見るというのはいかがなものか。前者ではマイクを下に向けて足音をボンボがわりという戦術で逃げを打つ。普通には1曲目、マニア筋には2曲目の評判がよかったようだ。成功かどうだったか不明だが、緊急避難としてはぼちぼちといったところ。

終了後あまり休む間もなく「イラ・イ・アルカ」の応援演奏。ティファナで購入した「エル・ソリタリオ」のマスクをかぶって演奏するがケーナの音でバレバレだったらしい。

終了後コンビニ経由で宿についたのが23:00過ぎ、その後風呂を浴びてから軽く飲んで25:00ぐらいには寝たような。長い一日ではあった。1曲目の終了時に痛打した膝がやや腫れていた。

●10/11(月・祝)
 8:00前に目が覚めて風呂に入る。9:00過ぎに出発してコスキン会場に戻る。11:00ごろから秋田の連中と第2会場にて遊んで「パスカ・リンダ」などを演奏する。最後にホセ犬伏氏と「PAISAJE CON NIEVE」を演奏する。よい経験になった。
 13:30ごろ会場を出るバスに乗り新幹線に乗って帰る。流石に込んでいて宇都宮まで立ち席。東京到着後銀座の画廊に顔を出すため知人と待ち合わせ。その前に有楽町「吉野家」にて初めて食べた牛鉄鍋定食」が想像よりまともであった。画廊のオープニングパーティーではシャンパンを飲んだり珍しいチーズを食したり、主催者には申し訳ないぐらいリラックスする。その後男2人で「Duffy’ s」(03-3289-1601)で飲みなおす。よいアイリッシュ・パブだがジョイス読者的には豆料理が欲しいところ。23:00過ぎに帰宅してとりあえず銭湯に行って寝る。

●10/12(火)
 疲労から久々に出社したくない気分になるがそういうわけにもいかないので13:00出勤。部会が長引くなどの事情による多忙で昼夜抜きの目に逢う。同僚にせんべいを恵んでもらう。

●10/13(水)
 力尽きて10:00に出勤。昼は後輩と「ノルブ」で焼肉定食。肉は少なめだが民俗酒場風の落ち着きはまあまあ。夜は高くて話にならない店。その後ちょろっと面接指導をする。

●10/14(木)
 9:00出勤。昼は久々に「DDTステーキ」。夜は神楽坂で飲み。こじゃれた居酒屋を気取った店でのビールを上着にこぼしても謝るだけで拭こうとしない駄目すぎる応対に、現在の神楽坂に瀰漫している「若者相手に適当にやればいい」という雰囲気を感じ激怒する。ここにいたるもせきが止まらず、どうも気管支炎に移行していたらしい。

●10/15(金)
 休み。昼は親と「ハゲ天」にて茶そばセット。体調不良でせっかくの連休をなかなか生かせない。

● 10/16(土)
 休みだが体力が回復せず苦闘。練習もできない。夜はシチューを作るがにんじんを入れすぎる。

●10/17(日)
 9:00出勤。夜は同僚と「揚州商人」で油麺のチャーハンセット+杏仁豆腐。

●10・18(月)
 シチューを食べている。このころにコンビニで安い赤ワインを購入してシチューに投入する。このころ「アスクロン」を服用し眠くて仕方がない。
 夕方から渋谷でIKAIと会い、タワレコチェック(エレカシの新譜はだめな感じだが、4曲目は見るべきものがある。復活には若干の距離ありか)→九州系の仕切りのあるラーメン屋(前回より味が向上していた)→TSUTAYAチェックの合間に、ぴあで当たったLyrico(前の名前は露崎春女)コンサートを聞きに行く。ライブレポートを下のように書いて送ったが掲載されないであろう。
(レポート)10・18、オーチャードホール
Lyricoの歌の魅力をライブで強く感じることができたのは後半。圧倒的な声量とパワーがほとばしるナンバーが連打されて、それまでホールの雰囲気に合わせて(?)大人しかった会場内の雰囲気がヒートアップしました。アンコールも1曲目は優しい感じでクールダウンさせておいてラストの曲でミディアムテンポに乗せてのオフマイク歌唱が圧巻。カジュアルでありながら礼儀正しいトークとシンプルな舞台装置も客に歌へ集中させるという点でよかったです。ただ惜しむらくは声量とホールの残響の計算ミスによるものか、歌詞を聞き取りづらいPAだったため前半のスローナンバーで客席が世界に浸りづらかった点がありました。


●10・19(火)
 9:00出勤。昼は同僚と「揚州商人」。夜19:00過ぎに退社して新宿「かどや」の天玉せいろ大盛り550円ほど。なかなか美味だが近くに座ったクラブサウンド系クリエーター気取りとその彼女という客の安い自慢トーク(「会社安定させて年末にはロンドン行きたいな」など)を浴びる。「エル・パティオ」にてエドガル・ビジャロエル+カンタティのライブを見に行き知人と帰宅。「カリプヨ・トレシータ」が非常によかったが、もう少しルミリャフタ初期ナンバーを聞きたかった。

●10・20(水)
 9:00出勤。仕事では久々に面接を担当して駄目だしまくり。台風接近により19:00で業務終了、13:00出勤だが早く上がれて若干喜んでいた同僚と帰宅。サンクスで健康弁当購入し帰宅後大雨が降る。23:30過ぎに銭湯に行ったところ閉まっていたが「体洗うだけなんで」と無理に入る。76.0キログラム。さらに2キロほど痩せる。

●10・21(木)
 13:00出勤。夜は同僚と「大戸屋」でカキフライ定食+小松菜のおひたし。同僚が部屋のガスが壊れたかなにかでしばらく銭湯がよいをしなくてはいけない、という愚痴を拝聴する。

●10・22(金)
 出勤前に「KAMIROO」でカット。13:00出勤。夕方に同僚と「大戸屋」の秋刀魚塩焼き定食+おひたし。同僚が銭湯に行ったところ店主のおやじがどかどか入ってきて迷惑した、という愚痴を拝聴する。

●10・23(土)
 9:00出勤。昼は同僚と「大戸屋」で「さんま明太丼」+おひたし。それなり。イベントで司会などをさせられる。夜はOBと後輩で「和民」にて飲むが地震の余波で電車が遅れる。

●10・24(日)
 休み。だいぶん体調がよくなるがベストには今一歩。夜18:30に「三省堂書店」で前職の同僚と待ち合わせし資料購入や学参情勢分析に勤しむ。「さくら水産」で飲み。さわやか系飲み物メニューが増加していた。

●10・25(月)
 13:00出勤。夕方は後輩と「ふらんす亭」にてレモンステーキバリューカットセット1690円。腹具合など体調がはっきりしないので思い切り食べてみたら吉と出た模様。

●10・26(火)
 11:00出勤、休みの予定が飛ぶ。出版関係の打ち合わせを行う。夕方に同僚と「大戸屋」で「トロあじの開き定食」+おひたし。

●10・27(水)
 9:00出勤。昼は単身で「フラミンゴ」にてバジルツナスパゲッティ大盛りセット800円。バジルが薬くさすぎていまいち。

●10・28(木)
 休み。13:00にお茶の水で「ボリビア・ボンビー」メンバーと「SKYLARK GRILL」にて食事。カサゴとイカリングのフライのランチは750円で一見よさげだったが量があきれるほど少なかった。コンサートへの協力を依頼した後2時間ほど盛り上がる。その後保健会館別館のJICEFへ行き「世界人口白書」を貰う。1階の資料館で学芸員と社会状況とリクロダクティブ・ヘルスに関して1時間ほど話し込む。
 帰路津田沼へ足を伸ばし1月ぶりにマッサージ。施術者と相性がよくストレスを解消する。

●10・29(金)
 13:00出勤。昼は同僚が珍しく所用とかで早く帰るとのことなので、夜後輩と神保町三省堂方面のいもやそばの大戸屋系定食屋で食事する。ご飯が御代わりできるのはいいが、そう安くはない。サバのから揚げ定食。
 執務終了後22:30ごろから緊急事態が発生したので宝塚系の同人仲間と水道橋東口「和民」で26:00まで飲み。横になって眠りたかったので「水道橋グリーンホテル」(03-3295-4161)に宿泊、8500円。今後泊まるときはファミマに行って端末で21:00までに予約すると1000円程度安くなるらしい。次こういう事態の際は「ラ・クーア」にもトライしたい。ホテル自体はお茶セットがないのはいただけないがビジホとしては上乗。
 

●10・30(土)
 8:30にチェックアウトしてTALLY’sに寄って出社。昼は単身「香来屋食堂」でポパイ+なす大盛り。サラダは台風の影響でやってなかった。夜水道橋西口「和民」で飲み。帰宅後今年2回目のシチューを食べきる(今回は結構バランスよく美味であった。スネ肉は煮込むとおいしい)。


●10・31(日)
 昼前に目覚める。終日家に篭ろうかと思うが友人から戦略会議の誘いを受け東陽町「VELOCE」にて会議。なかなか好成績を挙げているようである。終了後門前仲町「牛角」にて2200円程度飲まずに軽く焼く。牛角としては屈指の応対のよさ、ウエイトレスの水準の高さにびっくりする。隣の客は男性と子供で、子供への応対の威厳のなさ(口調は長井秀和系)にいらいらするが自分より若そうであることに気づきある種の自己への呵責に囚われる。帰宅後は執筆に勤しもうとするが進まない。76.4キログラム。

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2004.08.23

04年8月の日記

8月の思い出:「友人の実家にお邪魔して関西の夏を満喫したことがある。神崎川のペンキ臭さに圧倒されながら高校野球のテレビ中継をスクリーンセーバーのように眺めていた。」
8月の総括:(終了時記入)

●8/1(日)
出勤して懇親会だかにも参加。終了後OBと水道橋「和民」にて会話をする。体重は78.2キログラム。

●8/2(月)
休み。昼はコンビニで講習していた梅ご飯+おしんこを茶漬けにして食す。夜はすきっぷまーとに行き、ビビンバ焼肉弁当に野菜掻き揚げ、コロッケを購入する。糸三つ葉も購入し、お浸しにしてそれらとともに食す。

●8/3(火)
昼はキッチンジローでメンチ+スタミナ焼定食。夕方に業務の合間にタリーズのサンドイッチを食べる。立ち話を同僚と1時間半ほどしてから帰宅、夜食に納豆巻きを1本食べる。

●8/4(水)
記録がない。この日も同僚と立ち話をした後でなんかばてていた記憶しかない。原稿も進まず苦労するが、猛暑による睡眠の浅さもカバーできていない。

●8/5(木)
昼というか夕方に「大戸屋」で同僚と定食を食べたが、小松菜のおひたしがかなり美味。同僚と1時間ほど立ち話をして帰宅。

●8/6(金)
昼は神保町の新しめのラーメン屋に行くがあまりうまくなかった。最近のえせサーファー系ラーメン屋の味覚への執着のなさは常軌を逸している。

●8/7(土)
この日を勤め上げれば8日間休み。昼は社員が1人しかいないのでAMPMの弁当やら惣菜を食べる。結局20:00過ぎまで勤務した後、D2Tステーキにて225グラムステーキ+にんにくスライスで1180円ぐらい。さらに御茶ノ水「江戸湯」(03-3258-2611)へ赴き銭湯に入る。基本は400円だがタオル、シャンプーなどのセットを合わせると900円。館内は狭いが、ロッカーは旅行者でもなんとか荷物が入るぐらいの大きさ。ただ都心ビジネス街の湯なので銭湯マナーに通暁していない者が多く、湯をいつまでも他人にかけて平気なやからがいたのでにらみつけたところ「そんなにらむことないじゃないですか」と弱気な反撃を仕掛けてくるのでさらににらんで追い払う。
湯上り後はアジア杯決勝を観戦し、終了時間ごろにちょうど閉館時間となったので退出。総合的にはよい施設であるかと思う。

御茶ノ水から新宿へ向かい、かなり離れたホームまで行き「ムーンライト信州81号」に乗車。23:59新宿発。1週間前にチケットを購入できたが当日は満員。客は単なる旅行者は少なく、山登り系の率高い。183系なので快適ではある。後ろに座った高校生だかのオタクなのに社交的であろうとする、隣の客に無理やり話しかける痛いトークに耳をふさぎながら熟睡する。

●8/8(日)
4:32松本着。途中で隣の客が降りて足を伸ばせたのでもう少し乗っていたかった。
下車後荷物を持ったままとりあえず城のほうを目指して歩くが若干駅出口から見て左に寄り過ぎる感じとなる。方向を修正するために地方都市としての落ち着きを持つ住宅地の小道(外国人向け旅館などがある)や長屋のような飲み屋街(戦争後、といった雰囲気)を通過して大通りに戻り城まで歩き20分弱松本城に面したベンチで休憩。犬の散歩以外歩いている人士は城の中にはほとんどおらず、隣で徹夜明けのカップルがじゃれている程度。城を出て大手3丁目を通過して(朝日新聞支局のあるこのエリアには、鉱泉やら自由に飲める自噴の井戸水があり面白い)駅へ戻る。妙に浴衣姿などの若者が徘徊しているので何故かと思ったら、「松本ぼんぼん」なる祭りの翌朝であった。松屋しか駅周辺では開いていないが、どうしてもコーヒーを飲みたかったので「99ショップ」でペットの茶を買った後6:00の開店を待ってマクドナルドに入りフィレオフィッシュセット。コーヒーは最近のマックの水準から見ると激しくまずかった。全般に松本は東京から案外遠くないので、18きっぷ日帰り気分転換ツアーとしては目的地として面白かろうと思われる。

駅へ戻り6:38松本発普通で中津川8:45着。良い景色だったが爆睡。到着後駅構内天ぷらそば400円、つゆがまだ濃い口で総合的に許容範囲なレベル。駅そばにきれいな観光案内所兼土産物屋があり、土産として栗きんとんを狙うがまだないので「栗麩」300円ほどを購入。

中津川で乗車整理券310円を購入して「セントラルライナー2号」9:16発。無駄遣いかと思ったが体力回復には案外有効。金山10:17着で、10:24発新快速で大垣11:00着、たまたま座れた乗り継ぎで11:06大垣発で11:42米原着。トイレ使用後米原で駅弁を買うこととし、迷うが「メディアに紹介されてます」という粗雑なセールストークに乗って買った「湖北のおはなし」(井筒屋、1000円)がヒット。メインの鴨ローストはさほどでもないが葱と油揚げのぬたが激ウマ、漬物もヤマゴボウなどが入るなど品目も多く白おこわも上品であった。11:56発の新快速の車中では大阪までは江原啓之のスピリチュアル系の話を繰り広げる女2人と同席、神戸から加古川ぐらいまではどこぞの高校の男子バスケ部軍団に囲まれ、出来の悪い清原みたいな顔の先輩だかの女連れ込みトークなどを浴びる。こういうときに限ってつい景色を見ていると寝そびれる。

姫路に14:12着、若干時間があるので駅外へ出ると若者が多い印象を受ける。一当り回るがあまりに暑いので駅構内のサーティーワンでレモンシャーベット210円、こんなときこそダイキュリーアイスでも食べたいものである。14:45ごろ戻るとたまたま15:01発の列車が入線してきたので座れたが車中はその後ラッシュとなった。岡山には16:29着。

岡山到着後まず「三井ガーデンホテル岡山」(086-234-1131)にチェックインし、大風呂に入りひげを剃る。これでかなり疲れが取れる。HOTELANDのネット予約なので込みこみで4800円。18:00ごろまで休憩を兼ねて大学からの友人に返事をしたりした後、奉還町商店街へ向かう。岡山在住時通っていた「倅」にてJrランチ大盛750円。ミックスフライ定食なのだが、まぐろのかま2つ、ほたて2つなどと相変わらず質量申し分なし。「お盆休みですか」と声をかけられながらスポーツ新聞を読みこむというパターンでリラックスする。

食事後19:00過ぎから岡山での三線サークルの仲間と会うべく田町の沖縄料理店「あすか亭」(086-221-8855)へ。@3500円。岡山の沖縄料理店はサーファー、クラブ系文化に浸食されがちだがここはまっとうな沖縄料理店。ソーミンチャンプルーもきっちりソーメンが油にまぶしてある。4人で沖縄やら人生やらの話をする。22:30ぐらいにお開きにして宿に戻る前に駅そばの「山富士」にてねぎラーメン650円。どうということはないラーメンであるが、ねぎが草原のように広がっているさまは一見に値する。

●8/9(月)
9:00前に起床し、シャワーを浴びてから10:00までのスケジュールで朝食バイキング700円。CP無茶苦茶よい。10:20にチェックアウトし駅前商店街のネットカフェに行くが潰れていて、上のフロアがレンタルオフィスになっていた(「ランダムゲート」、086-227-9429)。時間貸しがあったので事務所で交渉した結果入会金こみ1500円で3時間ネット使い放題のブースが使えることとなったので会員登録をして使用する。使用者は他にだれもおらず、靴を脱ぐなど妙にアットホームな雰囲気。最初の1時間はメールチェックやネットサーフィンに勤しむが、残り2時間で原稿を1本仕上げる。

12:40ごろブースを出て、奉還町1丁目「ビストロZizi」(086-254-0745)。以前はかなりストイックな洋食屋だったのだが、和食もありの店に変化していた。ランチパスタ大盛(イカとトマト)800円は相変わらず温順な味であった。店の奥様に「結婚した?」と尋ねられる。その後これも常連であった「ザ・マーケット」(086-255-1100)でエスプレッソ350円+おかわり250円。以前からパンを焼いていたNさんが店の運営者になっていて世間話をする。エスプレッソのおかわりをする客はもういないらしい。お互い様子も身の上も変わらないよね、という話をしていたところ犬連れのマスターが店に来たのでまったり話をする。もう少し大きなカフェをオープンさせたとのこと。「今度会社辞める時には連絡して。戻ってこれるようにするから」といわれ苦笑する。15:20ごろ店を出際に翌日の移動時の食料としてフルーツシリアル1/2本450円を購入する。

西口のホテル「第一イン岡山」(086-253-5311)にチェックインする(旅の窓口予約、3990円)。第一ホテル系列で若干古いがこの値段としては良質のサービス。ただし10月末で西口再開発に伴い閉館。荷物を置いてすぐに岡山駅へ移動し、16:04のマリンライナーで高松17:02着。瀬戸内海を4年近くぶりに越える。高松築港から琴電で瓦町、いったん外へ出てまた乗り木太東口にて前職で執筆者としてお世話になったY氏と待ち合わせ。18:15ごろにやはり4年ぶりに会う。近くのレストランでハンバーグ定食+コーヒーをゴチになってからご自宅へ伺い、社会情勢の話をさせていただいたり天皇制存続に関する研究の成果を拝聴したり、アクセスを使った蔵書・年表管理システムを拝見したりする。22:00過ぎの電車で高松築港へ戻りうどん屋でもと探すが、駅周辺が再開発が進んでいてかつて見かけた店が見当たらずどうにもならない。やむをえず駅のコンビニで土産として「一六タルト」と「生鰹節」2本を購入、ついでにじゃこ天160円を購入。じゃこ天はやはり旨い。23:15発の最終マリンライナーで岡山0:20着、車掌に起こされ疲労を実感する。今回も高松に行ってうどんを食べ損ねるがうどんを食べに行ったわけではないのでやむを得ない。

駅東口を出て左側の「丸天そば」にてラーメン500円(メニューはこれしかない)。岡山ラーメンというのは麺に腰がないという弱点がありここもその例外ではないが、昔風のチャーシューが何枚か載っていたりして非常にCPよく安定したラーメンとなっている。「おやすみなさい」と挨拶してから店を出て宿に戻り、疲労状況を勘案して当初予定より出発を遅くすることとして2:00前には就寝する。

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