2023.12.13

2023年長岡京・名古屋YOSHIO with Radical Andes Connectionツアー報告(写真まだです・徐々に増強します)

皆様ブログではご無沙汰しています。

さて2023年もっとも成長(というと語弊があるでしょうが)したバンドであるYOSHIO with Radical Andes Connectionは2023年12月9日に長岡京・神足ふれあい町家、10日には名古屋市大須スタジオeにて主催(共同主催)コンサート+αを行いました。

 

内容はこちらを。

 

Yracnagaokakyo202312094 Yrac202312104

 

12/9(土)は企画・運営としてtri-coのお三方にご尽力いただき(そもそも場所を取れたのがかばちゃんさんのゴッドハンドのおかげ)、受付などで出店いただいたニャンデスさんにサポートいただきました。

出演としては、私をバンドシーンに誘導くださった恩人・ショルヘーノ様率いるチーム・マルゲリータ with 橋本仁という豪華メンバーに競演いただきました。皆様とはコロコリートで共演させていただきました。

12/10(日)はスタジオeを運営されている矢田様に共同主催いただき、さまざまお手配いただきました。

出演としては、名古屋市では10年ぶりぐらいになるTAKUYA&YOSHIOとの2マンとなりました。

曲目はこちら(以下YOSHIO with Radical Andes ConnectionはYRACと記載)

●12/9 YRAC

1,Cueca Destrozada

2,Zuriki

3,Tobas de Color Naranja

4,Bricks

5,El Borrachito

6,Estoy Aqui

※ハーディーガーディー紹介タイム(ソロ演奏も少し)

7,Hesitation

8,Getting Dark at Dusk

9,アイランド

10、Quena Suburbia

 

●12/10 TAKUYA&YOSHIO

1,Danza de Maiz Maduro
2,Maggot Brain
3,Tata Inti
4,Tu...Solo tu
5,平和に生きる権利
6,山から来た男(with YOSHIO with Radical Andes Connection)

 

●12/10YRAC

1,Charla de Jilakatas

2,Zuriki

3,Tobas de Color Naranja

4,Bricks

5,Cancion de Lejos 

6,Estoy Aqui

※ハーディーガーディー紹介タイム(ソロ演奏も少し)

7,Hesitation

8,Getting Dark at Dusk

9,アイランド

10、Quena Suburbia

 

…正直私共の力不足や日程の問題(12月はみんな多忙)もあり予約が伸びず、共同主催の皆様にご心配をおかけしましたが、当日は想定以上のお客様にお越しいただき、非常に楽しんでくださったので安堵いたしました。とともにとても嬉しかったです。

9日は関西名物?フリーに演奏いただく懇親会でケルトを中心とした笛の名手hataoさんはじめ豪華なベテランメンバーから若手まで楽しく演奏する懇親会(締めは関西名物?のリャキルナ)でなごやかに大団円、その後駅前居酒屋なのにくつろげる「こうた里」さんで二次会をいたしました。ふれあい町家は居住性が高くてありがたい空間です。

また自分の恩人ショルヘーノさんと共同でイベント演奏し、ケーナの巨匠・橋本さんともセッションするなどという楽しい経験をいたしました。橋本さんはセッションでもさまざまな楽器で自在にされていて、そのたたずまいに多くを学びました。また自分主催のイベントにショルヘーノさんを呼ぶのは恩返しになるのか微妙ですが、このようにパフォーマーかつ企画者としてかかわるまで成長できてよかった、と自分たちのことを思っております。

皆様有難うございました!

 

10日はワークショップ、という生意気な企画もいたしました。名古屋フォルクシーンの精鋭が多く集まったため正直ヤバいと思いましたが、「部室で気軽に音楽の技術を見せ合う」「チームを越えて投手たちがボールの握りを見せ合う」雰囲気になり非常に楽しく仕上がりました!

またベーシストのRyo様にお手製のオレンジチャフチャスとタンバリンを頂戴しました。何から何まで申し訳ございません、ビシビシ使います!

 

皆様有難うございました!

 

遠征はなかなか頻繁に出られるものではないですが、今後もこのような機会を作るように努力します。

取り急ぎの御礼で申し訳ございません!

(年末年始にかけて写真や追記などいたします)

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2023.01.04

2022年年末旅行の記録

どうでもいい記録ですが、年末の旅行記録です。

以前は海外に行っていた時期もありますが、近年は時局がら地味に県内旅行しています。

どなたかの参考になれば幸いです。

 

  • 12/29(木)

 

船橋959快速千葉10:14

千葉駅で万葉軒の弁当を購入。ボリュームはともかく価格を抑えつつ駅弁感を出す方針がこの年齢になるとありがたい限り。

ここの適度にジャンク風かつ爽やかなトンカツ弁当はかなりフェイバリット。

 

千葉10:40しおさい3号銚子11:57着 指定席。ほぼ埋まっていてコロナ自粛ムーブの減衰を痛感。

 

到着後観光案内所に行き情報収集。

残念だが例年行っていた「島彦本店」は閉店したので、その跡を訪ねつつ「ルノワ1号店」(銚子セレクト市場と旧島彦本店の間)でケーキを食べられれば食べようとするが、コロナ下でテイクアウト専門になっておりセレクト市場に行く。海の生物のミニ人形がもらえるクレーンをやるが当たり前のようにスカる。

 銚子の老舗そば屋閉店、毎日11時間の仕込みに体力の限界:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

店舗概要 | 銚子市洋菓子 ル.ノワ (runowa.com)

 

銚子13:12銚子電鉄観音13:16着。年末だけに相当の乗客がいるのはめでたいが車掌のワンオペがかなり厳しい感じ。

そば「甚作」で蕎麦。以前より200円ほど上がっていたし地魚天ざるはイカゲソかき揚げが混ざる若干外れモード?だが、手打ちそばとしてありえないコスパおよび地魚天の旨さがすばらしい。店内も以前よりきれい。

甚作 甚作 (じんさく) - 観音/そば | 食べログ (tabelog.com)

 

その後飯岡観音などを観光しようかと思うが荷物があるので陣屋町バス停へ移動、かつての銚子の中心街の様子の残骸を眺める。

 

14:38発のちばこうバスに乗って犬吠まで。鉄道マニア上がりとしては銚子電鉄に乗るべきだが、JR乗り継ぎなどを想定しない市内の移動ではバスのほうが安くて便利という現実。しかも地元の方々も乗っている率が圧倒的に高いので旅情も深め。なおちばこうバスの運転手は2人あったが2人とも親切といっていい接客だった。

 

犬吠バス停に到着後いったん宿にチェックイン、部屋に荷物を置いてからワンちゃんの散歩がやたらと多い犬吠埼灯台周辺を回って犬吠埼テラステラスに寄ってカフェモカを飲む。観光地価格ではなく安めのチェーンの水準は維持されているので使いやすい店。

宿に戻って夕食、風呂。夕食の水準が価格比で高いとともに接客水準が抜群。そこで買ったコーヒー(ティーバッグみたいに部屋で湯を入れる方式)とデザートを持ち帰って食べてから温泉につかったところ左膝がじんわりしみてその後楽になる。自分の身体的弱点を波音を聞きつつ再認識。

細かい点も含め宿のサービスは満足すぎるのだが和室だったため布団があわず若干腰が気になり途中で起床、ベッドでないと寝にくい自分の贅沢さを認識。

 

  • 12/30(金)

ホテルで7:50ごろから朝食。バイキングで豪勢に食べる。いか刺しが美味しすぎた。

朝食前に会計自体は済ませたうえで、9:15すぎにチェックアウト、9:29発のちばこうバスで外川車庫まで。

 

外川の町並み・長崎鼻周辺の観光をもくろむが、荷物が港町の道にはきついため、長崎集落にいく途中の「こもうら荘」というバス停から銚子駅行きが出ていることを見つけ、9:51発の千葉交通バスに乗る。

銚子外川の町並み|日本遺産 北総四都市江戸紀行~江戸を感じる北総の町並み~ 千葉県 佐倉・成田・佐原・銚子 (hokuso-4cities.com)

(長崎鼻)

https://www.choshi-geopark.jp/geosite/16/index.html

4travelのコメントより)砂岩と泥岩が繰り返す一億年前の地層、2000万年前に溶岩が固まってできた岩石(宝満)、500万年前にできたレキ岩層の三つの時代の岩を同時に見る事ができます。看板の解説を読まなければ分かりませんが、悠久の時に思いを馳せてみるのも楽しい

 

このバスのルートは港町の海沿い~丘陵地の細い道を通過するルートで車窓はかなり面白い。

10:11に銚子駅につき、「あてんぼう」で土産を買った後ぬれ煎餅イシガミの店舗に付設してあるカフェへ。正直何の期待もしていなかったが、プリンがナチュラル感満載で激美味、コーヒーにも合う。お勧め。

 

銚子11:10―JR成田線佐原11:53着。

駅から歩く観光客がほぼおらずゴーストタウン感を味わうが、重要伝統的建造物群保存地区に着いたら観光客はいたので車で来る人がほとんどと推量。なお観光案内所(駅前)や相当の店が年末年始は閉まっている。

 

いくつもりだった「うなぎ割烹山田」https://tabelog.com/chiba/A1204/A120404/12000489/ 

も閉まっていたため、そのまま観光する。やや索漠としているがかつて裕福だったことを偲ばせる風情がある街並み。

 

昔横笛を見せていただいたことがある「植田屋荒物店」で親切に声かけいただきつつ見学&ポチ袋購入した後、三菱館を見学、併設の「佐原町並み交流館」でボランティアの方にお伺いしたところうなぎ店として「麻生屋本橋元店」を勧められうな重を食べる。店構えはちょっと昔の観光地食堂風だがうなぎは焼きがしっかりしていて味がくどくなくかなり美味。

 

佐原14:52成田15:25着、15:35発のシャトルバスに乗りホテルへ。シャトルバスが「飛行機に乗るために乗るやつ」レベルで期せずして空港気分を味わう。

 

チェックイン後またシャトルバス(このターンは外国人客がほとんどでめちゃくちゃ車内がハイテンション&ハイエントロピー)に乗って駅前に戻り、夕食は成田駅徒歩4分のブラジル料理店「テコテコ」

ブラジルレストランテコテコ、成田 (teco-teco.jp)

で。予約なしで入れたが自分たちの後連続で客が来て満席になっていた。非常にカジュアルで異国情緒を無理に出す感じもなく(ただポルトガル語を話す客がいるなどの本式感はあり)、単品メインでなく定食メニューがちゃんとあるのでリーズナブルな夕食として食べやすい。シュラスコ定食がかなり美味(えびのバイーア風シチューもおいしそうであった)。あとカイピリーニャが美味すぎ。成田に来る折があったら再訪したい店。

またシャトルバスに乗って(途中イオンで土産物を大量に買った外国人客がめちゃくちゃ乗り込んでくる)宿に戻り寝る。部屋が快適なのはさすが。宿には航空会社の関係者が多く、分かっただけでもカタール航空、ターキッシュエアラインズなどがいた。搭乗したことがある中でも好印象の航空会社のクルーを眺めながら海外に行けるのはいつのことやら、とか一瞬思うがどうしても行きたいときに万難を排して行けばよいと考え直す。

 

  • 12/31(土)

7:30ぐらいから朝食を取る。豪勢なバイキングがウリのチェーンだがちょっとグレードダウンした感じを受ける。

チェックアウト後成田空港へ。第2ターミナルで降りて京成経由で船橋へ。空港は人が相当いて、前年のように「人がいなさすぎてエレベーターに乗ったら空港で働いている人と誤認される」みたいなことにはならなかった。

京成船橋到着後、途中のスーパーで年始の買い物をして帰宅。年始の準備&若干の休憩後演奏者モードに切り替えて新松戸へ。

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2021.11.15

演奏+レコーディングに参加記録:20211114ピヨピヨクラブ@山梨、ライブはBrown Sugar@吉田町+録音ミュージシャンとしての自分について戯言

標記の件ですが、11/14(日)に山梨で活動されている、

多様な音楽性と虫を取り上げた独自の歌曲と、首都圏を中心とした

ミュージシャンと積極的にかかわることで有名なピヨピヨクラブさんに

招待され、レコーディングへの参加およびライブを行いました。

 

9:08甲府着の特急で入り(行きのあずさはかなりトイレが込んでました。さすがに車窓の富士山が奇麗)、

拾っていただいた後ファミレスで朝食(をYOSHIOのみ食べる)。

その後10時から1時間余にわたって3曲のレコーディングに参加しました。

音源でどの程度使われるかなどは不明ですが、1曲は確実にメタルテイクに重ねました。

おそらくケーナ業界でも稀有。

素晴らしいスタジオでした!

 

終了後昼食(甲府名物鳥もつ食べました。上品でおいしかったです)、

その後吉田町・Brown Sugarに行きピヨピヨクラブさん企画ライブ

(YOSHIOとピヨピヨクラブの2マン)に出演。

 

YOSHIOの曲は以下。

1,サクサイワマン Sacsaywaman (ペルー民謡)

2,国境線 Frontera(YOSHIO)

3,星 Qoullur (17世紀のアイマラ民謡)

4,むなしい愛 Love in Vain (Robert Johnson)

5,Yove Male Mome (ブルガリア民謡)

6,インカ皇帝~We will Rock You

7,太陽と水(インティ・ヤク) Inti Yacu (Daniel Navarro)

8,ドン・パブロ Don Pablo (Uña Ramos)

…調子に乗ってMC長く申し訳ございませんでしたが、楽しく演奏させていただきました。

こちらで演奏するのは2019年以来だったのでしたが、「当時に比べてもパワフル」というお店のご評価が

加齢が重なる現状において特にうれしかったです。

明確に手応えがあったのが2(意外なほど好評)・7(やはりフィニッシュホールド)、

力みが出てしまったものの一つ面白くできたのが4というところでしょうか。

 

ピヨピヨクラブさんのステージが続き、独自な曲たち(中でも「マイマイマスカレード」の変拍子が強烈)の演奏の後、

3曲セッションしました。

1,髪切りカミキリムシ

2,ザザムシは飛んで行く

3,モドキドキドキ

2は特にファンキーなベースとのシンクロを、1はダークなケーナ音という小生の特徴のひとつを、3はさわやかなフォークテイストと歌詞との連動による変化のさせ方を、それぞれ気をつけて演奏しました。

おかげさまで「メンバーとして長年いるみたい」と言っていただける演奏となり、楽しく演奏することができました。

本当に有難うございました!

 

自分は録音ミュージシャンとして全く優秀ではないのですが、音楽や音楽への姿勢で共感できるミュージシャンとの

セッションならば、サポートとしての自己規定に基づく安定の品質保証型演奏ではなく、

メンバー的な心構えでそれなりの有機的な演奏ができることがあることを改めて自己認識いたしました。

(なのでもし収録参加などのお声かけいただく場合は、「南米音楽のフレーバーを入れて」とか

「こういうフレーズを正確に欲しいから」という種類の話はだいぶアレですが、

「この曲を解釈してYOSHIOさんなりにやってみてください」という感じだと、

自分で言うのもこっぱずかしいですが誠実さと無鉄砲さのブレンドでどこにもない演奏はいたしますので宜しくお願い申し上げます!

なお他ジャンルとのセッション経験数自体は、ここ数年ではおそらく世界レベルでも上位に来るかと思います←また叩かれますかね)

 

日曜1日アテンド・企画などいただきましたピヨピヨクラブのあきとさまはじめ、ご来場・お店の皆様に篤く御礼申し上げます!

ぜひまた山梨でも新松戸でもセッション&対バンできればと思います。ぜひとも引き続きお目にかかりましょう!

 

この日はその後立川まで特急に乗り(かなり混雑)、立川・三鷹乗り換えで

高円寺へ赴き某ユニットの練習後の食事に参加して帰宅しました。

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2019.09.02

2019Sep銚子旅行に行きました

唐突にすみませんが、諸般の事情により、英気を養うなどの目的で銚子旅行をしてきました。

(写真はTwitterに貼ります)

 

●9/1(日)

普通列車で成東回りで銚子へ。

やや遅めの昼時なので「島彦本店」にて天そば。海老天が特大でこれだけで元が取れた気分。

なお追加で頼んだ揚げ餅(1個150円)がしょっぱめのそばつゆと合わせると甘くなりベストマッチ。

 

終了後3月に演奏したGARE(立ち寄れず申し訳ありません)の前など歩きながら利根川ほとりまで行き、銚子大橋を眺める。

その後駅へ戻る。

途中で寄った「銚子セレクト市場」の無人案内所みたいなところで銚子のドローン画像を眺めていたところ、

歯の抜けたおじさんに声をかけられ立ち寄るべき場所などのアドバイスを受ける。

なお駅待合室は大混雑。席を譲ってもらってなんとか座る。

銚子電鉄に乗ろうとしたところ大量の鉄道マニア系の方とすれ違う。乗った電車はチーバくんが飾ってある。

銚子電鉄はほぼ満席で、以前よりもお客さんが増えているとの印象。

 

犬吠まで行き犬吠埼灯台。なかなか自分のペースで登れない状態のなか99段上ったところ熱中症寸前となる。

見学後おじさんお勧めの「犬吠テラステラス」内カフェにてピーチティーを飲みながら休憩。周りで子供が大量にかき氷を食べている。

この施設は既存の食堂系と違い無料~通常価格でこぎれいに滞在できるので家族連れに人気。案内のボランティアの初老男性も丁寧であった。

 

その後「犬吠埼ホテル」にチェックイン。温泉ホテルに泊まるのは久しぶり。

温泉の質もまあまあだが、何より眺望が豪快でリフレッシュになる。

食事は見かけより質量ともに十分でうっかり満腹になる。刺身もそうだが肉の陶板焼きがこの手としてはかなりまとも。

料理は全般に味付けがしつこくなく美味であった。

その後特に何もせず就寝。

 

●9/2(月)

朝バイキングで魚を食べまくる。

10時にチェックアウトし、地球の円く見える丘展望館(おじさん一押し)まで車で送っていただく。

このホテルはホスピタリティーのレベルが高く、温泉旅館的べたつきが苦手な当方にとって素晴らしいホテルであった。

 

同館で眺望を楽しんだのち外川まで歩き、ミニ郷土資料館へ。

館長の女性から銚子・外川の歴史をたっぷり拝聴し、魚の加工工場の見学までする。非常に提案型のフレンドリーさで来るが、押し付けがましさは意外とない。

その後漁師町を散策するが腹が減らないので寿司を諦め、11:35発のバスで銚子に戻る。

小学生が大量に乗りこんでくる。

 

駅そばの土産物店で土産を購入して佐原経由で帰宅。

 

※銚子は古びた建物が多い、町も寂れている、など「ここ大丈夫かな」という要素が多々あるのは事実ですが、

観光という面で見ていくと、それを上回るホスピタリティーと「この街をなんとかしたい」という意欲を強く感じ、元気をもらいました。

この町出身の尊敬するアーティストが持っている気合の根本を感じたような思いもしています。

また近いうちにぜひ行きたいと思えるところでした。

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2019.01.06

20181227-20190101の日記(台湾旅行)※随時書き足します

年末にぬくいところで海外(日本語がメイン言語でないところ)を志向し、台湾に行きました。
以下まずは簡単に忘備録。

12/27(木)
【台湾へ移動】
7:15京成船橋発~京成~空港第2ターミナル8:00着~カートを使って徒歩、8:15ごろ第3ターミナル着、チェックイン(30分程度並ぶ)

チェックインの行列はオンラインチェックインのないLCCなのでやむなし。
フードコートで買った寿司(サーモン系につられて)の4貫500円がガチうま。

10:00成田空港発~バニラエアJW101~台北桃園空港第1ターミナル13:25着
10分程度の遅延なので優秀。乗り心地はイベリア航空以上、アルゼンチン航空の国内線なみ。
4時間ぐらいが限界な感じ(ただ想定よりは広い)。

機内で買ったクリームパン+コーヒーセット500円が想定を上回る美味。クリームパンは季節限定のいちごがガチうまだが、普通のもプリンっぽくてよい。

入国カードはオンライン登録済なので記入不要、パスポートと航空券を審査時持参ですんだが1時間ぐらい並んだ。ヒースローよりましだがかなり込んでいる。周辺の日本人の多くが『地球の歩き方』を熟読し、スタンプラリーのように料理店めぐりのプランを立てていた。

空港で2万3千円両替。およびガイドマップなど入手。
なお桃園空港第1ターミナルはバスに乗る、などは便利だが到着スペースのロビー機能がしょぼく、高雄市のマップなどは古くて使い物にならなかった。

【桃園空港から「板橋(バンキョ=台北市の隣の近郊都市)」へ移動】
空港―板橋移動は2つ手段あり。リムジンバスと鉄道だが往路はリムジンバス。
悠遊カードでも乗れそうだったがまだ入手できていないのでチケット販売所で英語にて購入。

*(TIPS)
リムジンバス=大有バス1962路線 板橋行き(釣りが出ないので市内から行くときは小銭を用意すること)運行間隔:20-30(分)、到着しだいバスカウンターでチケットを買う 
乗車料金:大人135元/子供65元
 運行時間:<桃園国際空港→板橋>5:50~翌日1:00/<板橋->桃園国際空港>4:40~23:00
所要時間:70~80分
桃園空港から板橋へのバス停留所:
桃園空港第1→第2ターミナル MRT永寧駅(捷運永寧站) 土城農会(土城農會)→(途中5バス停)→板橋バスターミナル(板橋客運站)
板橋から桃園空港へのバス停留所: 
板橋バスターミナル 後站商圏→(途中5バス停)→ MRT永寧駅 エアポートホテル(機場旅館) 桃園空港第1→第2ターミナル*

1時間20分ぐらいで板橋のバスターミナル着。ホテルのような建物が大量に立っていて方向感覚が分からず、20分ぐらい歩いてやっと着く。

【宿にチェックイン・板橋周辺散策・食事】
宿にチェックイン後、板橋駅で台鉄(在来線)のチケットを発券する。これは自販機でOK(パスポート番号と予約番号が必要)。

時刻表やバス案内の書籍などを入手しようとしたができず、高鐵(新幹線)インフォメーションセンターで12/29の移動について相談したところ、自由席しかないとのこと。ここは「事前にホテルにあった筆談カードに中国語文作成(『指差し会話帳』駆使)→英語、ないし向こうがスマホで変換した日本文で意思疎通。

*(TIPS)「台湾は日本語が通じる」はどこの出典か不明だが、スマホで翻訳してくれる人はいた。おそらく日本人が多いところ、日本と関連が深いところならかなり通じる。(ホテルではフロントに日本語ができる人がいるケースが多いが、どうも英語ができる人のほうが強めの立場に見えた。日本語ができるスタッフの人は自分がかち合った限りでは全員アニメ好きに見える感じの風貌だった)

基本のやり取りは中国語ができない場合は英語ベースが基本。(英語なら地方都市でも30代以下で公的立場の人ならできる人がいるケース多し)
30年前は「オジサンおばさん以上に日本語」というチャレンジもありえたが現在はその世代は現役引退していて難しい。*

新北市の狂乱のイルミネーション(後日写真貼ります)を眺めながら夕食を取りにMEGA CITY(台湾で勢いがある感じのデパートチェーン「大遠百」系)にある「鼎泰豐(ディンタイホン)」へ。35分待ち(なお年末では110分待ちがあった)、デパートの地下を眺めながら待機。自分の番だけ日本語で呼ばれるがあとは全部中国語、恐らく本店などより地元の人メイン。

ヘチマの入った小龍包、小龍包、キャベツの炒め物(ふわふわしていて美味)、チャーハン(普通。日本人には麺を推奨)、紅油水餃子(異色で美味しい)で2人4000円弱。ただ周りはもっと食べていて(家族連れ多し)活力を痛感。

食事後出張販売っぽく出ていた「呉寶春」というパン店でパン。宿で食べたがマンゴーパンはいますぐ日本出店してほしいレベル(焼きこんでも酸味がフレッシュ)、紫いもパイは普通に美味、竜眼パンは酒が利いていてレベル高い。
日本語ブログの紹介はこちら

イルミネーションと人並みを見学しつつチェーンのお茶販売所「茶湯会」。250円程度で鉄観音ラテや檸檬紅茶が買える台湾の文化最高。(ただこの文化のせいで糖尿病多いというニュースも見たが)

【板橋駅周辺案内】
(Resortboy’s blog http://resort.boy.jp/wordpress/taipei/banqiao-city/にいい地図が載っています。補足は下記)
①ヒルトン ②誠品(おしゃれ系デパート) ③ファミリーマート
④FE21(勢いあるデパート) ⑤鉄道駅 ⑥麗寶(映画館のあるデパート) 
⑦Mega City(ディンタイフォン(鼎泰豐)が入っているデパート)

●12/28(金)
遅めの朝食。朝食は和洋中カレーと揃っていてヤバい。特にドラゴンフルーツ美味。

【台北(タイペイ)観光】
MRT窓口で悠遊カード購入。前日コンビニで買おうとしたがあまりにもキャラクター臭が強く持つのがはばかられるので一番官僚的なデザインをここで手に入れる。

MRT(地下鉄)で「西門」へ行き3番出口を出て、徒歩で「総統府」(台湾総統が統治業務をしている建物・11:30までに入る。パスポート必要・予約不要)へ行く。見学無料。

11時過ぎに到着し普通に荷物検査を受け入り、日本人組8人ぐらいでガイドを受け案内、という手順だが、日本人向けガイドの王さんが「戦後エーザイに入って社内結婚した」話を立ち上げでしてくる、「日本との近さをアピールして日本語や日本で知っていることをとにかく話す」タイプの方で、細かいガイドは面白いが台湾の現代についてのアート展示などを「これは手前味噌」でぶったぎる豪快なガイドワークを炸裂させ、結果同行者の中に離脱者が出るスリリングな展開であった。思わずガイドのフォローをしている自分に失笑。

まあ「九段の母」をワンフレーズ歌われてその分総統府の解説が抜けるので怒る気持ちもわかるのだが、個人的には日本国民としてかつて植民地統治などしてしまったのだから、日本に親近感を持つ無料ガイド(ボランティア)の方が妥当なガイドをしなくても旧宗主国民の責任として受け止めるべきとは思います。あと「妻が亡くなってから鬱だったがここで働いている家族の紹介でガイドをしてから元気になった」という話を聞いて素直に良かったと思いつつ、なんとなく「台湾に来たな」という気分が強くなる。(自分は30年前「教員団体の交流イベントの荷物持ち」という立場で来て以来の台湾。同旅行時には日本語を話す年配のキャラクターの濃い台湾の方に大量に対応し、ついでにケーナも吹いた記憶が)

面白かったがなんとなく疲労を覚え「228記念公園・記念館」(228事件の記念施設・記念館はもともとラジオ局)、「中正紀念堂」(蒋介石を追悼する政治性の高い観光地)の見学はパスし、MRTを使って「故宮博物館」行きの304バスが出るバス停に行く。
途中まで座れず台湾の荒い運転や、大稲埕の衣料品街の古い街並みをそれなりに満喫しつつ1時間弱かけて「故宮博物館」(「遷都」地に歴代中国の財宝・美術品を運んで来て展示した、世界四大博物館のひとつ)へ(台北市北部に)。

3時間程度いるが、とにかく大量、人も中国人団体中心に大量。ただ企画展の「ミニ書籍特集」は日本の文庫本も展示してあって面白かった。以前観たときよりも企画力が際立つ感じにはなっていて、なんだかんだ飽きはしなかった。

故宮博物館から「士林」へ出る(バス)。途中でネパール系の旅行者に話しかけられるが、漢字文化圏でない人にとって台湾旅行はハードル高いことを知らされる。

士林駅そばの古本屋を眺めた後、「DOUBLE H」という喫茶店でコーヒー&サンドイッチ。
エスプレッソはillyで安定の味、サンドイッチもかなりボリュームあって美味。

*(TIPS)台湾は意外と喫茶店のレベルが高い。サンドイッチもそこそこ美味なので、中華めぐりに疲れた際はお勧め。なお多くの喫茶店系の店で「最低消費額」の規定があるもよう。*

士林からMRTで市内中心部へ戻る。MRTは両数が少なめなこともあり全般にいつも込んでいるイメージ。

「中山」下車。かなりの銀座感というか日本感を感じながら、うなぎ屋「肥前屋」へ。5分ほど並ぶ。
店構え、オペレーションレベルは昔入った高松のセルフうどん店レベルだが、うな重大(1900円ぐらい)は渋谷松川の3000円オーバー(それでも現在の状況ではだいぶ良心的なほうだと思われるが)とうなぎ自体の質量とも同レベルというお得な店。うなぎの新鮮な感じがヤバい。ただ味噌汁は甘い。
周りの客はうな重大に加えてカキフライなどを頼んでいた。客筋は地元客メイン、韓国人もいて日本人を見かけず。

ライブハウス(THE WALL〔公館駅〕かREVOLVER〔中正記念堂駅〕)に行くつもりだったが疲労が抜けず宿へ戻る。途中「龍山寺」参詣。想定よりガチ参拝者大目。

板橋へ帰り「茶湯会」で同じ茶を買う。

*(TIPS)スタンドのお茶は安価で美味しいが「微糖」推奨。

【宿泊】12/27と同じ

●12/29(土)
朝6時に目が覚め、散歩がてら駅で自由席券を購入。後で観たら込んでいたので正解。

【高雄(カオシュン)へ移動】
8:39板橋発の予定だったが朝食を食べている際に1時間遅らせる決定をし、9:39発~高鐵(日本の新幹線相当、予約取れず自由席・立席)~11:05新左営着
台中までゲロ込(というか新幹線の狭いデッキに10人以上詰め込まれた状態)でラッシュよりも不快だったが、台中で奇跡的に座れたためなんとか体調を崩さずに済む。

*(TIPS)台湾の正月は旧暦ベースだが、年末の週末も危険なので早めの手配推奨。*

【高雄観光】
左営からMRTで南岡山方面(繁華街の反対側)へ7駅、「橋頭糖廠」へ、五分車之旅(元さとうきび運搬用鉄道・新幹線の半分の幅の線路ナローゲージ)の予定だったが、省略。

MRTで「美麗島」(駅構内が美麗で観光名所)で乗り換えてまず「鹽埕埔」駅2番出口から向かい、かつての繁華街であることが偲ばれるさびれた温泉街みたいな街角の横丁にある「小堤珈琲」(歴史博物館向かい←こう書いてあったが少し離れている。住所を覚えて駅の案内図などで行くほうが妥当。なお高雄有数の老舗純喫茶)でコーヒー。もともと音楽喫茶らしい。

お店の案内はこちらなど。自分の行った時間では珈琲ホット400円ぐらい。サイフォン珈琲で丁寧に入れてあってめちゃくちゃ美味しい。
自分たちは地元客の占めていた席に座らせてもらうが、客層は台湾の若年旅行者多し。カウンターのカップルは「うえの」とか言っていて出るとき目礼された。お店のマスターの女性に日本語話者と思われる自然すぎる発音で「また来てね」と帰りがけ言われてなぜだか心に来るものがあった。
懐かしさとか昭和っぽさとかで処理していいとは到底思われない、歴史の重み的なものを痛感した。

その後またMRTに乗り「西子溝」下車、街路表示を元に「一二三亭」見学・紅茶とホットケーキ。(戦前の日本料亭がカフェになっている)

店の紹介などでは写真おさまりがいい感じで、客筋もオシャレな旅行客や文化人ベースのようだが、建物自体は「半分倉庫になりかかった元料亭」で、言葉は悪いが船橋の赤線地帯にあった建物みたいな妖気を感じる(特に裏手などに)。そこを消さないリノベをしている関係者に逆に敬意を表します。
なお紅茶はボチボチだがホットケーキはかなり旨い。

*トイレは「風呂とトイレが並ぶ戦前の建物」的水回りなのであまり期待しないほうが・風情はあります*

このあたりは潮の香りもして港町感がいい気分。

その後LRT(現代的な路面電車・この起点の旧高雄港駅周辺は観光客で込んでいる。台湾では鉄道にノスタルジーを感じる層が一定いるもよう)に「哈瑪星」から乗り「高雄展覧館」下車、「高雄85(高雄で最高層ビル)」をっ見る予定だったがパスして「市立図書館(台湾でもっとも綺麗な図書館)」見学。ありえないぐらい立派かつ企画力も出している図書館で国の方針の違いに思いを馳せる。

ただしこの周辺は、それまでと一転して光化学スモッグハードバージョンみたいで歩くのが辛い。空気悪すぎ。

見学後徒歩で「三多商圏」駅へ移動。軽食ないし喫茶(候補1:デパート「大遠百」地下フードコードに古都・台南の名物海老スナック店「周氏蝦捲」あり←地球の歩き方情報だがそんなものなし、候補2:LONELY PLANET推薦のアート系コーヒー店・「路人珈琲」←さすがに喫茶店に飽きる)する予定をやめ、高雄駅へ移動。
高雄駅で駅弁購入。

*TIPS 駅弁は「分量自体は微妙に少な目」だがご飯が温かく美味しいしとにかく安い。割とすぐ売り切れるので見かけたら購入推奨。精進料理になっている「素食」(320円ぐらい)は肉に飽きがちな台湾旅行でお勧め。

【台東(タイドォン)へ移動】
高雄17:11~莒光(急行相当)705~台東20:42着。高雄駅で駅弁購入し車内で食べる。絶景の線区だが、かつて乗った夜行の紀勢線のように「海のオーラは感じるが見えない」状態。隣にいた日本人カップルは手際よく動画鑑賞システムを構築していた。
車両は古いグリーン車みたいでまあまあ快適。

宿のシャトルサービスで宿へ。
到着後名店マップを見ながら唐揚げ店へ(名店の隣の普通の店)。20分ほど並んで320円で鶏1枚・イモとさつま揚げを揚げたものを路上で食べる。
お茶スタンドでレモンティーを買ったら間違いで「タブレットを溶かした檸檬ジュース」レベルの物をゲットしてしまい途中でギブアップ。

●12/30(日)
朝食の野菜が美味。麺に野菜を入れられるサービスが素敵すぎて朝から2杯キメる。

【台東観光】
宿に頼んで手配してもらうタクシーで10:30すぎに「国立台湾史前文化博物館」へ。タクシー代1000円弱。

(バスの「康楽」(カンルkangle)行は11:30台東バスターミナル発、「史前館」バス停あり、だが博物館は2時間かかるのでタクシーで行くことを決断)

沖縄県立博物館をグレードアップさせた感じで非常に面白い博物館。
特に「明確になりきっていない歴史を明確にしようとする」方向の展示が個人的に好み。
先住民族の展示もあり、ブヌン族の「PASIBUTBUT」をサラウンドで聞けるコーナー、「首笛」の写真や「口琴」の動画などが興味深かった。2時間では足りない博物館。
土産コーナーで「歌開始的地方」というパイワン族の小学生の歌唱集2枚組CDを購入。これもかなりの水準の作品。コーラス部分が凄絶。

見学後徒歩7分程度の「康楽」駅へ向かう。
康楽13:14~普快車(普通列車、台湾唯一の旧型客車)~13:21台東着。
相当数のマニア、日本人も結構乗っている。車両自体は自動ドア両開きだが、やはり旧型客車の魅力は感じる。

駅から徒歩10分ぐらいの卑南遺址博物館見学に行くつもりだったが疲労により回避。

駅からバスで中心街に戻る。
「鐡花村」(民芸文化展示などの施設とのことだったが実際は店ばかりでよくわからず)や故事文化館(ほとんど書店・地元の子供たちと教師による陶芸展があった)などを眺めてから、遅めの昼食として「榕樹下米苔目」に20分以上並ぶ。席を確保していなかったことが注文時発覚し(本来は注文時に席を確保し番号を伝達すると麺が配達される)、注文後中学生風のお手伝いの人が(英語を若干解する)席確保に着いてきてくれる。麺大+卵で1人240円程度。付け合せは1皿無料(これはシステムかどうか不明)。麺は豚ベースの出汁に鰹節も効いていてコクのあるきしめんっぽい味で非常に美味しい。つけあわせのきのことキクラゲも生姜が利いていておいしい。

食事後「寶桑豆花」で豆花2種トッピング、120円程度。ほのかな甘みでホットでも美味しい。甘々な台湾甘味を想定していたので想定外。

その後チェーンのダンテコーヒーと読める店に入ったところ異常にきれいな店内でくつろぐ。
台東はかなり食べ物がおいしく落ち着いた地方都市なので観光するにはいい感じであった。

【台北・板橋へ戻る】
ホテルに戻り17:10に台東空港へ行くシャトルサービス。
台湾の国内線は水が持ちこめた。
台東空港18:15発~立栄航空8728~台北松山空港19:15着。珈琲が出た。

「松山機場」駅からMRT、「忠孝復興」乗換で板橋へ。

宿チェックイン後夜市見学の予定だったが疲れていたためMEGA CITYで購入した寿司折(ガチで醤油なしでもいける)・パンとお茶スタンド購入のお茶で夜食。

【宿泊】12/27・28と同じ

●12/31(月)
【板橋観光の予定はありましたが…】
「林家花園」(新北市・清朝末期の邸宅。板橋から1駅台北と反対方面で隣のMRT「府中」駅出口2を出て府中路をまっすぐ。五叉路を宮の前を通って府中路へ進み、文昌街へ。西門街で左折するとエントランスが見える。徒歩約10分。なおバスルートも探す)←こちらは諦める。

朝食を食べてから11時すぎにチェックアウト。

【淡水(タンシュェイ)観光】
台北駅からMRTで1時間程度だが、板橋から1時間弱で路線バスにて着く。路線バスは自動車道や川沿いを通り景色もよい。

*(TIPS)板橋はバスターミナルがかなり構築されており、周辺へのルートが便利。交通が整備されているわりに台北市中心部よりは「人が多すぎ」現象は薄いので、旅行の拠点としてはあり*

バスに乗る際に韓国人女性旅行者2人組にスマホに「淡水」とハングルで書いてある画面をつきつけられバスの乗り場を聞かれる。

老街でバスを乗換え、「滬尾(こび)砲台」(1866年当時の清によって作られた砲台がそのまま残っている)に紅26バスで行く。バス車内で韓国語を話す老女の隣に座り韓国語であいさつしたところ喜ばれる。

バス停から砲台までは上り数分だが、小雨なのであまり歩きたくないコンディション。
砲台は歴史を感じさせるものであった。(なぜか「地球の歩き方」不掲載)

見学後Lonely Planet推奨の珈琲店あり行く。韓国ドラマに出てきそうな店で別荘的な内装は快適、食べ物は美味しそうだが、珈琲は力が入り過ぎてローストの酸味がきつくおいしくない。

砲台の前から出る836バスに乗って「紅毛城」(ここは観光客たくさん)、「真理街」散策したのち「文化阿給」で「阿給」と「魚丸湯」を食べる。後者は味薄いが、前者は体が温まり美味。同店は名店にしては込んでいないのでお勧め。
同店周辺は旧市街として散歩の価値は高いが小雨で残念。

淡水は手軽な観光地らしく人が多い。特に韓国人が多いのが特異。

【日本へ帰る】
淡水からバスで戻った後(今度は1時間20分かかる。途中まで座れずだが乗換なしなのは楽。さらに板橋の庶民的な街並みも見られる)、「誠品デパート」内にある「春水堂」で豆乳タピオカミルクティー、ウーロン茶と東坡肉定食を食べる。上品だがコクあり。
その後周辺のデパートで家族向けの土産を買う。

21時ごろには宿で荷物をピックアップ・荷造りしてから板橋駅で高鐵に乗り、桃園で乗換え桃園空港第1ターミナルへ到着。

*(TIPS)高鐵は悠遊カードでは乗れない。改札口でクレジットカードで購入することはできる。*

原則2時間前チェックイン開始だがフードコードで22時から待機。店が全部閉まってしまったので宿でもらった菓子や購入したパンを食べる。黒糖で作ったルートビア的なものを飲んだがまずかった。

*(TIPS)第1ターミナルのフードコートは22時であらかた閉まる。買えるところで何か買っておくのが対策としては好適。なお両替は23時まで、新東陽(土産物店)は22時半までは開いていたが、MRT桃園駅のコンビニや売店で各種仕込むのも良策。*

23時までぎりぎり空いてた両替所で1000元を両替。30年前の札を持っていったところ見られまくるが受け取ってもらえる。
チェックインに40分以上かかったためプレミアムラウンジへ行きそびれ空港内で待機。

●1/1(火)
【帰国】
2:10桃園空港発~JW100~6:10成田空港第3ターミナル着
機内は寝るのみ。
到着時あまりに空腹なのでフードコートでまた出発時と同じ寿司を食べて帰る。
第2ターミナルまでカートを借りて移動し鉄道駅から船橋へ、京成特急に乗って帰宅。

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2018.08.10

【どうでもいい報告】20180811-15関東を離れます

標記の件でございますが、ほぼプライベートで生意気ですが旅行します。

(昨年は骨折により自宅に蟄居していましたが、それ以外は毎年の恒例行事です)

かつてお盆時期は交通費はともかく宿代が安くなるので、以前クーラーのない月2万円台の
西船橋のアパートに住んでいたときは、冷房が効いているまともな宿で寝ることで
熱射病と睡眠不足を治す効果がありました。

本来の目的は主に西の方に住んでいるお世話になった方々にお目にかかる、というものです。
数年前から有難いことに、演奏も大阪でさせていただいています。

スケジュールは以下のような感じですので、名古屋・大阪・岡山・福岡周辺ご在住の方で「YOSHIOとやらに会ってみようか」と思う酔狂な方、YOSHIO宛に8/13のライブ予約をされたい方はこちらに連絡ください。
極力前向きに日程調整します。

●8/11(土)
昼前の新幹線で博多へ。夕方博多着後夜お世話になっている方と定例の食事会予定。
そのあとは中洲周辺でラーメンでも食べようと構想中です。
福岡泊。

●8/12(日)
朝食後特別未定ですが現在の予定では早めに岡山へ。
岡山で昼アポイント調整中、不成立の場合は宿で休むか奉還町~番町周辺で原点回帰します。

夜は岡山在住時代の三線クラブからの友人たちと飲み会予定。
その後状況が許せば「山冨士」のラーメンでも食べようか思案中です。
岡山泊。

●8/13(月)
比較的早めに岡山を出て、今まで行く機会がなかったBIZEN中南米美術館を訪問するつもりです。
その後大阪入りし、心斎橋Barキネマトスで演奏です。ぜひ会いましょう。
大阪泊。

●8/14(火)
久々に宝塚大劇場で宝塚歌劇を見ます(11時の回)。
終了後は久々に阪急宝塚線沿線で途中下車してから大阪に戻ろうかと思っています。
夜は久々の方と飲み会予定。
大阪泊。

●8/15(水)
夜はTAKUYA&YOSHIOミーティングを名駅周辺で行います。

その前の昼~夕方ぐらいにコスキン・エン・ハポンに参加しそうな方々と名駅周辺などで
お目にかかれれば、とはもくろんでいますが
現段階で明確に約束があるわけでもないので、
どこからも声がかからなければ久々に京都にでも立ち寄ろうかと思っています。

TAKUYA&YOSHIOミーティング後最終の新幹線で帰宅します。

(8/16(木)は新松戸でライブです。詳細はこちら

……皆様宜しくお願い申し上げます!

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2018.01.03

2017-18年末年始沖縄旅行日記その3(2017/12/31-2018/1/2)

※今回の旅行中に撮影したブログに挙げられない容量の写真を不定期にインスタグラム(@mizoyoshio)に挙げますので気長に待っていてください。

●12/31(日)21757歩

美ら海水族館にはなるべく早めに行くこと、とのミッションのもと7:30過ぎから朝食。
おおむね水準レベルだが、葉野菜のしゃぶしゃぶは相当美味。

9:00ごろにホテルを出て名護バスターミナルへ。9:15名護バスターミナル発66番バス―記念公園前10:06。

美ら海水族館は予想より小さくそこそこ込んでいたが、午前中であることもありまあまあ見られる。1枚アクリルの水槽はやはり名物=写真=だが、細かい各種水生動物の展示がむしろ面白い。
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☆TIPS:記念公園中央入口そばにコインロッカーが100円で使える。早めに行けば空いているのでお勧め。

1時間半ぐらいで水族館を出て、虚飾であっても美しいエメラルドビーチ=写真=を経由して、備瀬集落へ。

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備瀬集落はふくぎ並木や海岸の風景が美しいが、住宅地を観光客が大量に歩いているような状況である意味申し訳ない感じ=写真3枚=。

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…ここを1時間以上歩き回るが休憩のタイミングを逸し、結局歩いて記念公園へ戻る。
途中のローソンは観光客で込んでいた。

☆TIPS:沖縄のコンビニは長年ファミマ優位だったが、ローソンが猛追している。セブンは見かけない。なおATMは地方銀行経由となるので、首都圏と同等のサービスを受けられない可能性は考慮すべき。ファミマには福島が誇る酪王スムージーが販売されていた。

「美ら海水族館と同じ海洋博公園の敷地内にある、熱帯ドリームセンターというところで、イギリス人の方が戦前の沖縄の自然を撮影した、写真展が行われています。今はもう失われた風景がほとんどで、なかなか見ごたえがあったので、もしご興味があれば行ってみて下さい」との案内を地元の方からいただいていたので、歴史村(昭和の戦後に茅葺だけでなく壁も茅の家が建っていたことにびっくり)を経由して熱帯ドリームセンターへ。

ここの規模と壮麗さはほとんど王室の植物園レベルなので絶対に見るべき。また勧められた展示会も、沖縄の戦前の姿の想像に有益だったのでぜひ。

歩き疲れたので施設内1回100円のバスにのり中央入口を出、すぐそばの中央スナックなる売店でポテチとコーヒー。

☆TIPS:中央スナックではカップ麺を250円で売っている。運転手に人気。

16:00発のやんばる急行バスで那覇へ戻る。古島まで1時間50分程度。バスは2階建て3列で快適、路線バスより安い=写真=。アジア系の外国人の利用が多いが、自分が乗り込んだところ「どこかで会ったようね、写真の」と運転士にフレンドリーな応対をされる。誰に似ていたのか不明。

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☆TIPS:やんばる急行バスは原則ネットで5日前までの予約だが、空席がある場合当日電話予約でも乗れる。ただしキャンセルは当然不可、必ず乗ってくださいと言われる特別対応。

古島からゆいレールで旭橋に行き荷物をピックアップ、その後県庁前に戻りホテルへ。

晩御飯はジャッキーステーキハウスへ。安定の65分待ちだが周辺でだらだらと待つ。観光客、地元民入り乱れて繁盛している。観光客はほとんどテンダーロインステーキだが、こちらはニューヨークステーキを。安い割に美味だが、それよりもサイドメニューのタコスがハードシェル系として有数の水準の激美味。

紅白は冒頭とエレカシのみ見る。宮本氏のさすがの歌唱に酔うが寝落ちする。

●1/1(月)15280歩

ホテルは朝食バイキングが名物なのでつい食べ過ぎる。

気分転換におもろまちへ、駅の35コーヒーを飲んだ後公園周辺や立派な歩道橋を散策=写真2枚=。

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県立博物館に向かうが閉まっており、メインプレイスのスタバで休憩、マンゴーフラペチーノ。

サンエーで土産を購入してから首里までモノレールで。そこから7番バスで首里城公園入口まで行き首里城へ。

☆TIPS:サンエーは比較的高級品もあるスーパー。かねひで、ユニオンあたりは激安品がある。お土産で標準レベル(例:新垣のちんすこう、などの代表的品目)を欲しければサンエー、掘り出し物狙いは後者で。「県産品コーナー」などにあるケースが多いが、通常の菓子コーナーに県産品の掘り出し物が眠っていることもあり。

サンエーではお笑いや舞踊ショーもやっていた。自分の時間帯はフラメンコ&アルゼンチンタンゴショー、レベルはまあ発表会+α。

☆TIPS:正月は首里城混雑のため、7番バスでも首里城入口まで行かないケースがある。バスの運転手に確認しよう。また他の系統だと同じ「首里城入口」でも遠くにしか行かないケースがある。ちなみに首里駅から首里城まで20分弱だがアップダウンがあり結構きつい。

首里城では琉球舞踊をやっており2演目程度みる。ともに地方含めレベル高い。「かしかぎ」が綺麗であった。

☆TIPS:観光客まみれの正月首里城だが、舞踊は案外地元の方が見に来ている。

首里城は2度目だが、規模に圧倒されるというよりは「中華風と日本風、2つの顔を立てることの大変さ」になんとなく思いを馳せる。天井の低さなどに特に思いを致す。

首里城を出てから芸術大学などを経由して、バス停から7番バスに乗って首里からホテルに戻る。

夕食はホテル地下のやざえもん。30分程度待ち、アジア系多し。いわゆるグルメ系の回転寿司だが、まぐろなどよりサーモンといなり寿司が◎、他の安めのメニューもそこそこ美味しい、ネタも大きいため2000円台でかなり腹いっぱいになるCPよい店。

食事後ふたたびあまんかいへ行き(元日に特別に開けてくださっていた)、久々の団体客の方など前にEl Antigal、あとAmベースのLa Bolivianaをリンダさんと2重奏などする。エンパナーダを持ち帰りにさせていただく。
この日はシルビオさんの体調いま一つだったが、リンダさんとの二重唱のときは完璧な演奏で、プロ魂を感じた。

☆TIPS:あまんかいは日本で一番アルゼンチン音楽をカジュアルに聞ける場所なので、ぜひ行ってください。特にこの手の音楽が好きな人には夢のような場所です。(なおYOSHIO主催コンサートのチラシも設置させていただきました。有難うございます!)

写真はあまんかいの店の棚。シルビオさんのチャランゴCDはダニエル・ナバーロ氏も収録に参加していて、Inti Yacuも収録されています。

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22:50ごろ店を出てモノレールで宿に戻る。
ウィルキンソンレモンソーダとともにエンパナーダを食べて寝る。

●1/2(火)6915歩

いつもバイキングの朝食を食べまくって昼をあまり食べていないが、どれくらい食べているかは写真参照。

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朝食後9:00までに宿を出る。空港の手荷物預けが込んでいてバタバタするが、なんとかJAL売店で「大東寿司」「大東まつり寿司」を買う。(この2点は「喜作」が製作)

JAL902便 沖縄(那覇) 10:05発 → 東京(羽田) 12:15着

到着後は京急→品川乗換→総武快速→船橋で14時ごろ帰宅。

※今回の旅行で情報収集などに参考にさせていただいたサイトの案内です。

沖縄の風景=内地から移住され農連市場で働かれている方のサイトです。非常に濃い情報満載ですが、観光に使える情報もしっかり網羅されています。大人のビジネスマンの視点での分析が素晴らしいです。

たびらい沖縄=旅行系サイトではもっともよく見ました。そこそこバランスよく基本情報が網羅されています。

☆TIPS:沖縄コンベンションビューローでもらった「沖縄バス路線図」は、バス旅行では必須です。また昭文社の県地図(800円程度のもの)は、移動中に見ると地勢などの確認に役立ちます。

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2017-18年末年始沖縄旅行日記その2(2017/12/30)

※今回の旅行中に撮影したブログに挙げられない容量の写真を不定期にインスタグラム(@mizoyoshio)に挙げますので気長に待っていてください。

●12/30(土)10164歩

9時過ぎから朝食、アジア系の人中心に結構込む。
10:30すぎにチェックアウト、その時に荷物を預けることに成功する。

11時前に旭橋からおもろまちへ、那覇メインプレイスのサンエー内にある店で同行者用の品を購入。
12:01発の90番バスで「沖縄市農民研修センター前」)下車、大戸屋が対面にある三叉路あたりでタクシーを待っていたところ8分程度で捕まえる。タクシーで5分、660円程度で「東南植物楽園」に到着。

TIPS:沖縄の路線バスには12月にもサンダル履きの人(上着は結構着込んでいる)が乗るケースがある。文字通り住民の足だが車内放送では「自治体より補助金を貰っています」というアナウンスが流れる。

ビュッフェランチの評判がいい(入場料1500円、ランチセットつきで2500円)が、ガイドツアー付きの入園券1800円を購入し、13:15ぐらいから40分かけて回る。同植物園はヤシを中心とした南方植物が豪快に生えており、川原泉先生「愚者の楽園」の世界を満喫する。特にヤシ並木は美しい。ただそのそばにある東屋は微妙に「戦場のメリークリスマス」を連想させる。(写真はインスタに上げます)

14時過ぎに植物園受付でもらったリストを基に電話でタクシーを呼んで、77番バスの乗り場に行こうと「いずみ病院の入り口」と言ったところバスの通っていないバイパスチックな道の入口に案内され(1200円弱)、10分程度直射で暑い中バイパスを歩くが何もないので引き返し、いずみ病院の外来受付で事情を話し案内を求めると以下の事態が発覚する。

・場所が移転したか何かで、バス停は近くない。
・降ろされた道は新しい道でバスは走っていない。バスが走っている旧道まで20分はかかる。
・タクシーは呼べばすぐ来る。

ご自身のスマホを使って案内くださった受付の方に感謝しつつ、ロビーのベンチがすべて籐椅子という南国風な病院を出てタクシーを待つ。(後で聞いたら精神科メインの病院だった)

タクシーで「いずみ病院入口」のバス停=写真=まで1メーターで到達。ベンチもない最低ランクのバス停で40分程度潰れた中華料理店を眺めながらバスを待つ。寒くないので人生の一経験として楽しむ。

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☆TIPS:沖縄ではバス停において「~前」より「~入口」のほうが目的地から離れているケースが多い。
☆TIPS:タクシーには正確に伝えること。なおカードOKとあるタクシーでも実際にカードで払えるのは1/3だった。

16:08予定のところ16:22ごろ到着した77番バスに乗る。名護バスターミナルまで相当飛ばして1時間半程度。

途中金武で米兵の団体が普通に歩くさまなどを眺める。この路線は東海岸を走り車窓も美しい=写真=。

Img_20171230_165000

名護市で西海岸路線と合流する。=写真=
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名護パスターミナル(旅行者への案内看板などがちゃんとした形ではない最低レベルのバスターミナル。バス会社社員ばかりが偉そうに各種施設を使っている)から読みにくい街マップを読解して、5分程度海岸方面へ歩き宿へ。日本ハムファイターズのキャンプ中の定宿=写真=。

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宿は料金の割にかなりきれい(「ことりっぷ」読者が喜びそうな内装)、従業員も親切でよいのだがベッドだけは普通の古いビジホレベルでリッチモンドなどに劣る。

食事は宿からの利便性を優先して「ゆきの」へ。みかけショボいファミリー居酒屋だが40分待ち、どうかと思うがフォーマットを裏切る味レベル。食べたアグー豚ステーキ定食1300円=写真=は、塩コショウで食べたら完璧なレベルの豚肉で(この店はドミグラ風ソースで出すがこれもまあまあ)、価格を上回る満足度。

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なおこの後朝食しか食べていないこともあり追加注文したキムチやきうどんが神レベル。並んでもOKレベルの素晴らしい店であった。(アイスティーなどは飲み放題)

終了後宿に戻り就寝。

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2017-18年末年始沖縄旅行日記その1(2017/12/29)

●12/29(金)14614歩

3時間程度仮眠して4:35ごろ出発。

4:55船橋駅発―空港バス―羽田空港第1ターミナル5:57

羽田空港は大混雑、出発30分前到着で初めて繰り上げ手荷物預けなどする。

☆TIPS:年末年始は預け荷物無しが理想。あるなら国内線でも1時間前空港到着だと余裕ができる。
☆TIPS:体にボルトが入っていてもセキュリティチェックはひっかからない。杖は機械を通せばOK。

追い立てられるような感じで買い物や食事なしで搭乗。

JAL901 東京(羽田) [ 06:25 ] →沖縄(那覇) [ 09:20 ]

数十分遅れて到着した那覇空港の到着ロビーでポークたまごおにぎり各種=写真=。持ち帰り中心で行列ができていたが店内座れたので店内で食べる。SPAM以外の塩気は抑えてあるので「ライスバーガー」の一種としておいしい。

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旭橋までモノレールで行き、宿に荷物を置いてからさっそく徒歩で移動。

福州園(街中にあるのに中華ミニ庭園として完成度高く写真撮りまくれるので強く推奨。観光客も中華系がぼちぼち程度で込んでいない)・クニンダテラス(覗いた程度)・対馬丸記念館(対馬丸の話は沖縄の人からはかなり聴くので一見の価値はあるが、その意味以外でのCPは微妙)と観光した後、高良食堂に13時過ぎに入り食事。結構流行っている。

メニューが多様だが食券販売機が対応しきれておらず、おすすめのそば三食丼セット=写真=を食べる。650円。

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この時期だと沖縄のマグロはメバチマグロが多いと聞いたが、確かにさっぱりしていて美味しい。

歩いて宿に戻ってチェックイン、3時間程度仮眠したのち、モノレールで美栄橋まで行き、安くて24時間やっているスーパーユニオン(レジは最新鋭)で歯磨き粉を買ったのち、当日予約した喜作に。居酒屋より若干高いが、御造りやグルクンの唐揚げ、ドゥルワカシー、まつり寿司(大東島の巻寿司)など変わらず美味。前回と違い地元常連客はあまり見かけないがカジュアルな雰囲気は維持されている。

さらにあまんかい=写真は店の入り口を横から撮ったもの=へ。
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エンパナーダやvino con sodaなどを楽しみながら、アルゼンチン出身の方を中心とした家族や女性2人組(日本語学校の先生)と話す。そのついでに、La TelecitaとEl Antigalをシルビオさん・リンダさんと一緒に演奏する。
この日はシルビオさんのコンディションもよく、客層もあってごりごりのアルゼンチン曲ばかりで満喫する。
共演曲は前者の方が演奏として合ってはいたが、シルビオさんには後者を絶賛いただく。本当に有難うございます。
☆TIPS:あまんかいではエンパナーダ=写真=必食。現地等で食べた中で一番おいしい。

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3時間ほどいてモノレールで旭橋へ戻る。旭橋は再開発が進み虚飾に満ちた飾り=写真=。
ただエレベーターなど完備で有難い。

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ホテルに戻りわりとすぐ就寝。


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2017.09.07

【記憶の森】1998年の沖縄に関する私の細かすぎて役に立たない記憶

唐突に新企画記事です。

9/5に「私の最高の×××」というタイトルでMCをする縛りが入ったことをきっかけに、ふと思い出すことが多かったので、標記の事項についてどうでもいいことをメモ的に書いてみます。

この年は、諸般の事情で1年で20000マイル貯めるぐらい東京沖縄を往復していました。
現地では人の車に乗せてもらう以外はバスで移動していました。(モノレールはまだない)

もちろん私の記憶が消滅する前に、という残念な事情もあります。
ではばらばらと。事実誤認が判明しだい訂正します。

・人生初沖縄であった1998年2月に名護に宿泊。ホテルゆがふいんおきなわが日本ハムファイターズのキャンプに使われていたので名護キャッスルホテル(たぶん、古めかしいがアメリカーな感じのホテル)に宿泊。マスコミが同宿していて木佐アナウンサーが朝食の際に「上田監督の散歩が」とかいう話をスタッフとしていた。

・同出張は本部町の海洋博公園がらみの仕事。1泊は取引先の紹介の民宿だったが、急須がブリキ的な素材、机は折り畳みというヤバい感じで、シャワー付きの特別室だったがカビまみれ。浴槽的なものは各フロアの外階段に置いてあったが使われていなかった。朝食のポーク炒めが死ぬほど薬物臭がキツく半分残す事態。

・同宿を脱走しベルビューというホテル。きれいでよかったがバスルームと寝室の仕切りが透明ガラスといういかにもラブホ転用な作り。

・業務終了後本部から名護までタクシーに乗り、タクシーで「今日中に那覇に戻りたいです」と運転手に相談したところバスターミナルの入り口のところで出発しかかっていたバスを止め乗るように手配してくれる。有難かったがバスに乗る前に食べ物を買おうという構想が崩れ、すでに高速バスもなくなった時間のため2時間以上ホールズをなめて空腹をしのぎながら路線バスで移動するハメに。バス運転手には「帰省かい、大変だね」と話しかけられたが腹の足しにはならずあいまいな回答しかできなかった。

・当時CoccoやKiroroが大ブレイクしていたが、前者は基地外扱い、後者はまんべんなく愛されている感じだった。どこかでインディーズ時代の音源を必ず聞かされた。キーボードがベロベロ。

・自販機ではレモンティーの人気が他の紅茶を圧していた。安めの食堂で、粉末を溶かしたようなレモンティーを無料で飲ませる店があった。

・Aサイン系のちょっと高そうなステーキハウスにノンアルコールカクテルがあり、店の重たい昭和的ゴージャス感を追求した雰囲気のわりにおしゃれ感ありで印象に残っている。

・タクシー運転手の人間力がすごいが、不味い方向に行くと「風俗店(ちなみに通常24時までの経営だが、裏営業とかでなく「地域特性による管区の警察トップによる判断」(店員談)で28時までの営業がおおっぴらになされていた)などへタクシーで行くとマージンを抜かれ高くなる(それを避けて店が迎えにくる)、観光客と見ると容赦なく回り道」などの、(ススキノまわりでもあるが)雲助系になる。あとホテルが呼んでいるわけではないのにホテル前待機している車もやばいので、なるべく道で流しを拾うようにアドバイスされる。

・県立博物館が首里にあった。県外から来客が来ると県立博物館に行く習慣があるっぽかった。

・「琉球酥本舗」という菓子店がパレットリウボウにあり、これが県内での手土産菓子としては最高級と言われた。

・沖縄市泡瀬地域に大ラブホテル街があり、車でしか入れない。免許を取るとここをドライブする高校生が多いとの話。「たぬき」というホテルが伝説的に古めかしく笑いの対象となっていた。

・親戚が獲ってきたマグロ、というものを人の家で食べた。

・那覇市小禄地区が、新興住宅地でちょっとおしゃれと言われていた。

・佐敷町のあたりは顔の濃い美女が多いと言われていた。

・すぐ隣で雨と晴れが分かれる気候が多く58号線で宜野湾手前でスコールに遭うと「大謝名あたりは晴れている」とか言われ狐につままれた気分となった。

・模合という頼母子講みたいなのがあり、これにいくつか入るのが「正しい市民」としての信頼がある証明のようであった。若者だと同窓会的なものを兼ねる感じ。文具店で模合用の集金袋を販売していた。

・冬には国際通りを暴走族が疾走し夜中うるさかった。

・沖縄第一ホテルという那覇市安里にあったホテル(2017年現在では牧志に引っ越しているそうです)で、沖縄の食材を使った豪華かつ健康によい朝食というのを売りにしていて、2500円以上したが、観光客だけでなく地元の金持ちそうで意識高そう、つまり上流階級な感じな婦人たちが愛用していた。

・A&Wというハンバーガーショップの牧港店で「駐車場で注文し運んでもらって車内で食べる」という形態の店があった。地元のやや「意識高い」若者にはモスバーガーの人気が高かった。

・知り合いの知り合いぐらいで幸福の科学にはまって書籍を大量に配っている人がいた。

・「失業率●%」というステッカーが主要通りの道筋にたくさん貼ってあり怖かった。たしか選挙がらみのキャンペーン。

・那覇空港が小さくて妙に薄暗く、東南アジアの地方空港っぽかった。水槽が置いてあった。

・「ちんだみ工芸」とかいう三線の店が国際通り沿いにあり、三線の無料体験をしていた。2回行ったが那覇市出身の大学生(首都圏に通学)と一緒になったときは、明らかにそちら優先だったがこちらにも炒め物をふるまってくれた。ここで買ったCDは工工四つきだったが、声変わり前の男子に歌わせたなぞの代物だった。(2017/9/17追記)

・伊計島だったかと思うが、ドライブの名所で一番奥のところにリゾートホテルがあった。通常の観光客は駐車料金を取っていたが、沖縄在住者だと無料だった。(2017/9/17追記)

……この時期は「ちゅらさん」などで沖縄ブームが爆発する前で、年間の観光客が400万人台(2016年は860万人以上)。観光客でまともな飯屋はすべて激込みという現状よりは、観光客の行動体系が「平和学習」「リゾート」「社員旅行」「それ以外」というシンプルな区分けがなりたつ状況だったような気がするが、全体の雰囲気の認識は後付けの知識でいくらでもすりかわるので、まあ何かのネタ帳になればということで認識している事実に限りメモしておきます。

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